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F1 (えふわん)とは【ピクシブ百科事典】
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F1

15

えふわん

正式名称Formula One World Championship(フォーミュラワン・ワールドチャンピオンシップ)。自動車レースの一種。転じて、あるジャンルの「世界最高峰のレース」を指すこともある。

概要

F1とはフォーミュラ1(FIA Formula One World Championship)の略称。

国際自動車連盟 (FIA) が主催する自動車レースの最高峰で、四輪の一人乗りフォーミュラカーで行われる。

初開催は1950年。

日本でも人気は高く、他のモータースポーツとは一線を画す独自の文化性を誇る。

俗にレースの最高峰のことを「××のF1」と表現するのが一般的であったり、お笑いの『M-1グランプリ』や「R-1グランプリ」、格闘技の『K1グランプリ』の由来となっていることからも分かる通り、自動車レースとしては別格の知名度がある。そのため『自動車レース=F1』『レーシングカー=F1マシン』だと思い込み、GTカーを見て「F1マシンだ」と言ってしまう人も珍しくないほどである。

競技進行

レースが行われる週は、金曜はフリープラクティス(一部を除き土曜日にも実施)、土曜は決勝のグリッド順を決める予選タイムアタック、日曜は決勝、という日程が組まれる。一時期は出走できる台数の上限を超えたエントリーがあったため、予選の前に「予備予選」を行って決勝に参加できるマシンとドライバーをふるいにかけていたこともあった。

また、イベントのさらなる盛り上がり図るため、予選そのものをおおむね合計100km前後の短距離レースとする「スプリント予選」が2021年から導入され、3レースで実施された。その後、スプリント予選をさらに独立したレースとして行う「スプリント」とすることが決定され、2022年以降は毎年数レースで実施されている。

スプリントが行われるからといって日程が延長されることはなく、フリープラクティスやセッティングにかける時間が短くなるため、ドライバーとチームは如何にしてセッティングを(短時間で)決めるかの腕前や、決勝に向けてタイヤをどの程度温存していくかの戦略が問われる。

スプリントが行われる場合の日程は、2024年現在では下記のようになる。

・金曜日:フリープラクティスと、スプリントのグリッド順を決めるための予選「スプリント・シュートアウト」を行う

・土曜日:スプリント本戦を行った後、日曜のグリッド順を決める予選

・日曜日:通常のレースの決勝

F1マシン

"Formula"とは「決まり」「規定」を意味し、この業界ではタイヤとコックピットがむき出しのマシンのことを指す(→フォーミュラカー)。

F1以外にもF2/F3/F4という育成カテゴリーや電気自動車のフォーミュラE、北米ではインディカー、日本でもスーパーフォーミュラといったフォーミュラカーレースが存在するが、F1はこの中で唯一エンジンを除く車体を各チームが独自に開発することが義務付けられているという点が決定的に異なる。この高度なマシンの開発競争が、F1の醍醐味である。

軽量さと空力が徹底的に追求されたマシンの速さは(文字通り)異次元で、直線の最高速度は380km/hにも達し、コーナリングでは最大6G(=自分の体重の6倍)もの重力を首に受けるほど。

当然、注ぎこまれるお金や技術は他のフォーミュラとは比べ物にならないほどに全くの別物であるため、ワンメイクレースのF2やF3で全然振るわなかったドライバーが大活躍するケース、逆にF2でチャンピオンに輝いたドライバーがF1ではたった1年で失格の烙印を押されて姿を消すケースは珍しくない。

黎明期は開発の自由度が非常に高く、4WDタイヤが6個のF1マシンもあったほどである。しかし、80年代以降からのF1がスポーツ性を強めたことや90年代に発生した大事故の連続で安全性を徹底する方針が取られるようになったことをきっかけに規制が強められていき、黎明期と比べれば開発の自由度はかなり少なくなった。ただし、それでもブロウンディフューザーやFダクト、DASのような規則の穴をついたびっくりデバイスが開発されることがあるため、これもF1の見どころの一つとなっている。

エンジンの規定に関しても、80年代までは直列4気筒から水平対向12気筒エンジンが存在するなど、様々な形式が用いられてきた。しかし、1989年にターボチャージャーの使用禁止=NA(自然吸気)エンジンのみに限定されたことをきっかけに少なくなっていき、2000年代からエンジン形式(気筒数と配列)は1つのみに指定されるようになった。この頃のV10・V8自然吸気エンジンの甲高い「キーーーン!」というエキゾーストノートと共に駆けるマシンは、まさに地上の「戦闘機」と形容できるものであった。

マシンの進歩によってコース上での追い抜きが難しくなったことへの対策として、「DRS(ドラッグリダクションシステム)」という機構の搭載が2011年から義務化された。これは、各コースにあるDRSを使用可能なエリア「DRSゾーン」にて、前方車両との差が1秒を切っている時に使用が可能なシステムで、リアウイングのフラップを開いて空気抵抗を減らすことでマシンのスピードを上げる物である。これにより、ドライバーは自分のタイヤを労りつつも、後方を1秒以上引き離す走りが要求されたため、レースの盛り上がりを増すポイントの1つになっている。

2014年からは、(時代の趨勢に合わせて)V型6気筒エンジンとターボチャージャーのエンジンにエネルギー回生システムとモーターを組み合わせた『パワーユニット』が新規定として制定された。つまり、今のF1は事実上のハイブリッドカーとなっているのである。

  • PU導入直後は自然吸気エンジンの独特な甲高い音がなくなり、エンジンから発せられる音としてもかなり静かになってしまったため、音の迫力が減ったことに対する不満の声も噴出したが、年を追うごとに改善され、音の不満は少なくなっている。それでも、高速のマシンが爆音を響かせてレースするというものがモータースポーツのイメージ像として考えている面々からすれば、変遷の経緯をわかっていても受け入れきれないという事も事実である。しかし、V10・V8自然吸気エンジンの排気量や気筒数と比べれば小さくなっているものの、デシベル(dB)単位で見た場合、依然として高い数値を記録しており、エンジンとしての迫力はともかく、音量では大幅に減っていない側面もある。また、当初はPUの信頼性が低かったために(導入前と比べると)ラップタイムが大幅に落ち込んだものの、PUの開発・熟成の進行やモーターのアシストという存在があるおかげで従来以上に速くなったこともあり、最速マシンとしての地位を再度認識させる結果となった。

また2014年にジュール・ビアンキが日本GPの決勝でのクラッシュで致命傷を負ってからは安全面への議論が巻き起こり、2018年以降はHALO(ハロ、ヘイロー)という頭部保護デバイスを装着している。そのビアンキだが、治療の甲斐も虚しく、日本GPでの事故の翌年に他界している。

↑HALO付きのF1マシン

  • これもマシンが格好悪くなるという感情論やドライバーからの視界を悪くさせるのではという懸念に加え、また「クラッシュした時のドライバーの脱出が困難になる」「空力学的にマシンのバランスが悪くなりかえって事故を誘発する」「そもそもつけたところで意味はあるのか」などの批判もあったが、その後に起きた(HALOの安全性を証明するような)大事故が連発してからはかなり沈静化している。また、HALOの装着が義務付けられたのがかなり突然だったこともあり、当初こそ見た目がかなり不格好だったものの、HALOの装着を前提で開発されるようになった翌年以降のマシンは一目で見ても違和感がないものに仕上がっている。また、懸念された視界性や空力の問題も年を追うごとに改善されており、今では欠かせないアイテムとなった。

各マシンにはそれぞれの年ごとにマシンの名前が振られる(チーム創設から○代目の数字だったり、西暦を入れたりするのがメジャーだが、例外も存在する。またマイナーチェンジに留めた場合、前年車の名前にBやD等を入れることも)が、当然のようにシーズン中も開発が進められる。開発に二重三重の規制が科せられている現在でも、初戦と最終戦でマシンが別物になっているのがおかしくない…どころか当たり前である。

  • また、2021年のハースF1チームのように、翌年のマシンにリソースを注力した結果、「マシン開発を一切行わない=シーズンを通してマシンが一切変わらない」というレアケースもある。
    • 2003年のマクラーレンは、シーズン開幕戦を02年の改良型で迎えたが、シーズンを通じた開発を行ったことによってほぼ別物と化してしまい、最終的にはチャンピオン争いにまで食い込んだ(※この年のF1はフェラーリがダブルタイトルを獲得した)。

2022年以降のF1事情

2022年からは新しい車両規定が導入され、2021年まで度々問題視されていた「前方車両の発生させる後方乱気流でダウンフォースを失いやすく、フロントタイヤにダメージを蓄積させやすい」という点を解決するため、車体の下を流れる空気の力で地面に吸い付きダウンフォースを得る「グラウンドエフェクトカーに近い設計を行うことが規定された。これは1970年代後半のF1を席巻した思想だったが、(当時の技術の未熟さも相まって)事故時の危険性も高かったが、今回の改正で実に40年ぶりの復活となった。

また、マシンのホイールサイズは1970年のスリックタイヤ導入以降からどんどん径が小さくなり、最終的には13インチとなっていたが、この改正で(市販スポーツカーでは一般的な)18インチへと大径化された。これに伴い、タイヤそのものも若干大型化された。

この他、90年台半ばより長く用いられてきた吊り下げ式ノーズが廃止されてフロントウイングにも厳しい規定が設けられたことも相まって、80~90年台前半のマシンに近いスッキリしたノーズまわりとなった。

↑2022年のフェラーリF1マシン「F1-75」

さて、数十年ぶりと言えるレベルでマシンの設計思想が大きく変わった2022年シーズンはかなり勢力図が変化している。それまで近年のF1を支配し続けてきたメルセデスAMGが不振に陥り、代わりにレッドブルとフェラーリの間で、激しいコンストラクターズ・タイトル争いが繰り広げられた。

前年に悲願のタイトルを獲得し、この年は連覇がかかるマックス・フェルスタッペンはシーズン序盤こそマシントラブルに見舞われたが、第4戦エミリア・ロマーニャGP以降は好調をキープ。その結果、日本GP時点で 18戦中14勝・勝率77%という圧倒的な力を見せつけ、今戦から復活したHONDAロゴと共にHONDAの膝元、鈴鹿で2年連続のワールドチャンピオンを達成した。なお、レッドブルが搭載しているPUのバッジはRBPTだが、実質的には(正真正銘の)ホンダPUであり、実質的なホンダ2連覇となる。さらに、ホンダエンジンによる鈴鹿サーキットでのF1勝利は、1991年の日本GPでゲルハルト・ベルガーが勝利を挙げて以来、実に31年ぶりとなった。

さらに、その次のアメリカGPでコンストラクターズチャンピオンも獲得し、レッドブルが新レギュレーションにおける最初の王者となった。

シーズンを通じての速さはあったフェラーリだが、レース中の戦略ミスやトップ走行中のリタイアによる失点(ファンの間では、レースでフェラーリ陣営のミスが多発した際、俺たちのフェラーリと称することがある。解釈としては肝心な時にミスやトラブルで勝利を失ったレースを指していることが多い)でレッドブルと差を詰めるもしくは差が広がることを抑えることに失敗。それどころか、シーズン後半はレースでのタイヤのデグラデーション(劣化)が大きくなったが故にレッドブルと差が開く一方になった(メディア側はマシン開発の方向性を間違えたという説を挙げている)。

メルセデスは新レギュレーションによって生じるマシンの問題点の対応に対する許容範囲を見誤ってしまい、苦戦を強いられた。何とか奮闘するも、シーズン早々でタイトル争いからは脱落。後半はジョージ・ラッセルがブラジルで勝利して復調をアピールするも、これまでのキャリアで最低でも1勝はしていたルイス・ハミルトンが未勝利でシーズンを終える結果となった。

2023年も引き続きレッドブルが圧倒的な強さを見せ、第14戦イタリアGPまでチームとして14連勝、さらにフェルスタッペンは前人未到の10連勝を達成し、第17戦日本GPでコンストラクターズタイトルを獲得。ドライバーズタイトルも第18戦のカタールGPのスプリントの時点で獲得し、新世代の王者としての地位を盤石なものとした。シーズン終了時は、フェルスタッペンは22戦中19勝、レッドブルとしては22戦中21勝と、1988年にマクラーレン・ホンダがマークした、シーズンにおけるF1史上最高勝率を更新。さらにこの年もコンストラクターズチャンピオンとドライバーズチャンピオンのダブルタイトルを獲得、ドライバーズランキングでもセルジオ・ペレスがランキング2位に入りワンツーフィニッシュを果たすなど、レッドブルにとっては完璧な1年となった。

この年の他のチームの状況だが、レッドブルの直接のライバルと扱われていたフェラーリとメルセデスに関しては、マシンの戦闘力ではフェラーリのほうに若干分があり、シンガポールでカルロス・サインツJrが(レッドブル以外では唯一となる)優勝を果たしたものの、メルセデスがチーム力である程度カバーしてランキング2位でフィニッシュした。また、この年の注目株はアストンマーティンとマクラーレン。アストンマーティンはこの年は大幅に戦闘力を向上させ、さらにアルピーヌから移籍したフェルナンド・アロンソの活躍、さらに前年は入賞を争っていたチームの出遅れも手伝い、エンジン供給元であるメルセデスを超える速さをしばしば見せたが、マシン開発の方針やセカンドドライバーでチームオーナーのローレンス・ストロールの息子であるランスの不振が影響し、前半戦と後半戦の成績に大きな差がついてしまった。それでも、混戦時にしぶとく生き残って入賞するチームから(表彰台も含む)通常時でも入賞圏内で順位を争うチームへと変貌を遂げた。前半戦のマクラーレンはマシン開発の出遅れが響いて苦戦する事が多かったものの、シーズン中盤戦からは(コース次第では)表彰台を狙える地位にまで回復。それどころか、後半戦ではレッドブルのライバルとしてのポジションを確立した。

それ以外のチームに関しては、アルピーヌが自力で入賞を争えるか争えないかのチームにとってのボーダーラインとなっており、ハースやアルファロメオ(ザウバー)アルファタウリ、それにウィリアムズ(下位チームに分類されるチーム)に関しては、前述のチームが入賞をほぼ独占する状況となってしまったため、入賞のチャンスがあるレースでは、そのチャンスをかけた争いが激化する構図となった。

レッドブルのセカンドチームであり、日本人ドライバー・角田裕毅選手を擁するアルファタウリだが、2022年に引き続いてマシン開発に苦戦。シーズン開幕から数戦の間は他チームのマシン開発の進捗状況のまずさにも助けられ、角田選手が粘りの走りを見せ、予選ではQ1突破どころかQ3進出まで果たし、決勝も入賞圏内としてはギリギリとなる10位入賞を2度もマークした。角田選手の結果に対しては、「マシンを限界まで使いこなした上での結果だ」「不幸なトラブルがなければ間違いなく入賞していた」と評価された。だが、これは「全チームで1番目か2番目に戦闘力がない」とまで酷評されている状況の裏返しでもあり、他チームの改善幅が大きくなるにつれて、次第に苦戦する場面が増えていった。実際、シーズン前半戦と称されるレースまでの角田の成績は10位入賞を計3回のみという結果であった。それでも角田選手の走りに関しては高く評価され、2024年も引き続きアルファタウリと契約を結んだことが2023年9月の日本GP前に発表された。

また、シーズン後半戦のシンガポールGP以降はマシンに大幅なアップデートが行われ、角田が予選Q1でトップタイムを記録、さらに骨折したダニエル・リカルドに代わってオランダGPから参戦した新人のリアム・ローソンが決勝9位で完走、アメリカGPでは角田が8位入賞+ファステストラップ記録で合計5ポイントを獲得。その後もハース・アルファロメオが入賞を逃す中で着実にポイントを獲得し、コンストラクターズランキング8位となり、何とか最下位になることは免れた。

2024年は、シーズン開幕時からマクラーレンがレッドブルのライバルとしてのポジションを確保したことで、その差はわずかというところまでに迫っていた。そして、シーズン中盤からはついにその差は逆転し、最終的にはマクラーレンがコンストラクターズタイトルを獲得した(1998年以来)。それに対してレッドブルはマクラーレンどころかフェラーリに負けて3位になるなど、昨年までの勢いがすっかり失われてしまっていた。これについては下記のような理由がある。

  • そもそも、後述の理由以外にもフェラーリやメルセデスなどの有力チームも現行レギュレーションに対する理解を確立し、レッドブルとの差が相対的に縮まったため、単純にレッドブルの優位性が低下していたという背景を把握する必要がある。
  • マクラーレンが2023年中盤の大型アップデートの計画が成功し、2024年のアップデートの計画も成功をおさめ、シーズンを通じてマシンの戦闘力を高い水準で維持できた点。そのおかげもあり、若手ドライバー2人(ランド・ノリス、オスカー・ピアストリ)が(優勝を含めて)安定してポイントを獲得する事が出来た点。
  • レッドブルは、シーズン前半はマシンの戦闘力は上位にいたが、これまでのレッドブルを支えてきたエイドリアン・ニューウェイがこの年をもって離脱するなどの影響もあるが、この年のレッドブルはマシンのアップデート計画が失敗し、開発計画の迷走が起きてしまった点。
    • この影響はドライバーの走りにも影響を与え、フェルスタッペンが何とか持ちこたえたのに対し、ペレスはこれに対応しきれず迷走。特にシーズン後半は入賞圏外に終わることが多く、セカンドドライバーとしての最低限の仕事もできず、チームに貢献する事ができなかった点。

フェルスタッペンはシーズン序盤の連勝で稼いでいたドライバーズポイントが功を奏して、何とかドライバーズランキング4連覇を成し遂げることができたが、上述の理由から2025年は難しいだろうという見方が強い。

角田選手が所属するアルファタウリは、2024年に「VISA CASH APP RB(略称:VCARB)」と改め、チームの目標をコンストラクターズランキング6位に定めてシーズンをスタートさせた。シーズン序盤から中盤までは角田選手がほとんどのレースでポイントを持ち帰り、ドライバーズランキングで10位に名を連ね、目標通りコンストラクターズ6位を守っていた。

ところが、シーズン中盤にサマーブレイクまでに行う大型アップデート計画が大失敗に終わり、その計画を行ったレース以降は一部で「ダウングレードした」とまで酷評されるほどにマシンの戦闘力が大きく低下。DRSを使用しても他のマシンより最高速で劣るなど、序盤の勢いが嘘のように失われ、コンストラクターズランキングも8位に落ちてしまった。シーズン終盤では再びのアップデートでいくらか持ち直したものの、他チームとの差を覆すには至らなかった。

2026年以降のF1

マシン関連としては、マシンやエンジンに関する大幅な変更が2026年に施行予定となっている。

エンジンに関しては、2014年規定のPUから大きく変わり、電動化比率が50%まで引き上げられる。

この規定変更と近年においてのF1人気の高まりを受け、アウディ(ザウバーを買収してファクトリーチームとして参戦)、フォード(レッドブルとのジョイント)、ホンダ(復帰/新規参戦と呼べるのかは不明、アストンマーティンとのジョイント)、GM(キャデラック名義で参戦)の新規参戦、復帰が発表されている。

マシン面では、22年規定のグラウンドエフェクトを受け継ぎつつ、コース上でのオーバーテイクを増やす為に全体的な小型化を行う見込みとされている。また、後方車両への乱気流が減少するよう、前輪のすぐ後ろ側に整流板を設けて気流を車両内側に導くことが義務化される。

システム面については、DRSを廃止すると共ににドライバーが任意の場所で一時的にマシンのパワーを上げられるようにし、オーバーテイクのチャンスを増やすことが計画されている。

F1チーム

自動車メーカーのみならず、工業系企業グループを母体とするチーム、投資家グループが買収したチーム、ベンチャー企業が名前を売るために立ち上げたチーム、中には飲料メーカーまで存在する。中でもフェラーリマクラーレンはF1において伝統的な歴史を持つ代表的な2チームで、これらは一般人には高級メーカーとしても知られるが、特にフェラーリF1に参戦するためにスポーツカーを売っているチームであり、他社とは一線を画す(現在のマクラーレンはコングロマリット化しており、F1はいくつかあるうちの一事業という扱いに近い)。

各チームが年間数十億から数百億円という小規模国家の予算レベルで金を注ぎ込む開発競争はまさしく圧巻ではあるが、それゆえにドライバーの技術よりチーム力・マシンの戦闘力で勝敗が決してしまう事にも繋がっており、必ずしも『世界一速い男を決める決定戦』とは言い切れない状態が半世紀以上続いている。これに不満を呈するファンも一定数いるものの、それを受け入れて(開発競争や政治的な駆け引きを)楽しむのが伝統的なF1という文化である。

また資金力の乏しい下位チームでは、ドライバーとしての実力よりもチームに持ち込むスポンサーマネーの額、すなわちチームにいくら資金を提供できるかでレギュラードライバーが決まってしまうことも常態化している。

これには流石のFIAもこの現状を延々と見てみぬふりはしかねたようで、2021年度からは(史上初めて)年間予算上限の規定が定められた(上限は1億4500万ドル=約149億8000万円、2022年度からは段階的に引き下げられている)。

2025年第7戦(エミリア・ロマーニャGP)時点でのドライバー、チーム(コンストラクター)は次の通り。

並び順はチームがアルファベット順、ドライバーがカーナンバー順としている。

チーム名PUメーカードライバー
アルピーヌルノー10:ピエール・ガスリー(GAS)43:フランコ・コラピント(COL)
アストンマーティンメルセデス14:フェルナンド・アロンソ(ALO)18:ランス・ストロール(STR)
フェラーリフェラーリ16:シャルル・ルクレール(LEC)44:ルイス・ハミルトン(HAM)
ハースフェラーリ31:エステバン・オコン(OCO)87:オリバー・ベアマン(BEA)
マクラーレンメルセデス4:ランド・ノリス(NOR)81:オスカー・ピアストリ(PIA)
メルセデスメルセデス12:アンドレア・キミ・アントネッリ(ANT)63:ジョージ・ラッセル(RUS)
レーシングブルズホンダRBPT6:アイサック・ハジャー(HAD)30:リアム・ローソン(LAW)
レッドブルホンダRBPT1:マックス・フェルスタッペン(VER)22:角田裕毅(TSU)
ウイリアムズメルセデス23:アレクサンダー・アルボン(ALB)55:カルロス・サインツJr(SAI)
キック・ザウバーフェラーリ5:ガブリエル・ボルトレート(BOR)27:ニコ・ヒュルケンベルグ(HUR)

※1 シーズン開始時は角田がレーシングブルズ、ローソンがレッドブルの所属だったが、第3戦日本GP前の3月27日にそれぞれのシート交換が発表された。

※2 シーズン開始時はジャック・ドゥーハンがアルピーヌのシードに座っていたが、第7戦エミリア・ロマーニャGP前の5月7日にリザーブドライバーのフランコ・コラピントとの交代が発表された。

カーナンバー

F1のカーナンバーは2013年までは前年のポイントランキングに応じた連番制だったが、2014年からは「固定カーナンバー制度」が導入されており、ドライバーは2~99の範囲で好きな番号を選んで使うことができる。ただし「17」は、2014年の事故で命を落としたジュール・ビアンキを顕彰するため永久欠番と定められており、使うことはできない。

「1」は前年度チャンピオンだけが使うことを許されるが、使う権利があるだけで使わなくてもよい。

例えばマックス・フェルスタッペンはチャンピオンの座について以降、それまで使っていた「33」に代えて「1」を使っている一方、ルイス・ハミルトンは長らくチャンピオンの座にあったが一貫して「44」を使い続けた。

一度希望を出して使われた番号は、そのドライバーが最後に走ったレースから2年間はそのドライバーのものと扱われ、他のドライバーが使うことはできない。逆に言えばその期間が明ければ再使用が可能となる。

例として、「22」は2014年から2017年までジェンソン・バトンが付けていたが、2019年いっぱいで保有期間が終わっており、2021年から角田裕毅が使用している。

以下ではドライバー自身が希望を出して使用している/いたナンバーについて述べる。

2025年シーズン現在の各ドライバーのカーナンバーとその由来は次の通り。

ナンバードライバー名由来
1マックス・フェルスタッペンチャンピオンナンバー。チャンピオンになる前に使用していた「33」は「3の数字の形がかっこいいから」とのこと。第1希望は「3」だったが、ダニエル・リカルドがすでに使っていた。
4ランド・ノリス本人は「深い由来はない」としている。一説にはファンであるMotoGPライダー、バレンティーノ・ロッシの「46」から取ったとされる。
5ガブリエル・ボルトレート2023年のFIA F3選手権でチャンピオンになった際のナンバー。2022年まではセバスチャン・ベッテルが使っていた。
6アイザック・ハジャーカート時代のナンバー。2016年まではニコ・ロズベルグが、2022年まではニコラス・ラティフィが使っていた。
10ピエール・ガスリー2013年のフォーミュラ・ルノー2.0ユーロカップでチャンピオンになった際のナンバー。また本人がサッカー少年だったころの憧れだったジネディーヌ・ジダンへのオマージュも込められているという。2014年は小林可夢偉が使っていた。
12キミ・アントネッリF4時代のカーナンバーを引き継いだ。またアイルトン・セナが1985~1988年まで付けていたナンバーにあやかったものでもある。2016年までフェリペ・ナッセが使っていた。
14フェルナンド・アロンソカート時代のナンバー。
16シャルル・ルクレール自分の誕生日10月16日から。第1希望は「7」だったが既にキミ・ライコネンが使っており、第2希望の「10」もピエール・ガスリーが使っていたため、第3希望の「16」とした。1+6で7になるのも決め手だったらしい。
18ランス・ストロール2014年にイタリアF4選手権のチャンピオンになった際付けていたナンバー。また18歳になってすぐF1デビューを果たしたことにもちなむという。
22角田裕毅カート時代のナンバー「11」を使おうとしたが、すでにセルジオ・ペレスが11番をつけていたため、それを2倍して22とした。後述の通り、2017年までジェンソン・バトンが使っていた。
23アレクサンダー・アルボン大ファンであるMotoGPライダー、バレンティーノ・ロッシの「46」を半分にして23。本人は「ロッシのファンだけど、自分が『ザ・ドクター』(ロッシの愛称)にはなれないからせめて半分もらおうと思った」と語っている。選択理由ではないが、アルボンは3月23日生まれ。
27ニコ・ヒュルケンベルグ自分の誕生日8月19日から、8+19で27。27はジル・ヴィルヌーヴやジャン・アレジなど「フェラーリのエースナンバー」として有名だが、特に関係はないとのこと。
30リアム・ローソンジュニア時代から長く使ってきたナンバー。また2021年のドイツツーリングカー選手権(DTM)でアルボンらと組んで戦った際もこのナンバーだった。
31エステバン・オコン2007年にフランスのカート選手権でチャンピオンになった際付けていたナンバー。また2014年にロータスからF1テストデビューした際も31番を付けている。
43フランコ・コラピントジュニア時代によく使用していたという。
44ルイス・ハミルトンカート時代のナンバー。大元はカーナンバーを決めかねていた際、父親のクルマのナンバープレートから取ったらどうかと父親に提案されたことからだという。前述の通り、チャンピオンの座にある際も「1」を辞退してこの番号を付け続けていた。
55カルロス・サインツ数字の「5」が自分のイニシャル「S」に似ているから。第1希望の「5」はセバスチャン・ベッテルが使っていたため、重ねて55とした。
63ジョージ・ラッセル兄がカートで使っていたナンバーをもらった。また自身のイニシャル「GR」のLeet表記とも読めるという。
81オスカー・ピアストリカート時代のカーナンバー。元々は「11」だったが、ライバルがすでに使っていたので十の位を変えたという。
87オリバー・ベアマンカートで初めて使い、F4・F3時代にも使っていたナンバー。本人曰く「父親が使っていたナンバー」だそうで、自身の誕生日(5月8日)と、同じくレーサーの弟の誕生日(8月7日)から1文字ずつとったものらしい。

その他、使われたことがあるナンバーは以下のようなものがある。

ナンバードライバー名由来
3ダニエル・リカルド(2014~2024)カート時代のカーナンバー。自身がファンであるNASCARの名ドライバー、デイル・アーンハート・シニアのカーナンバーという理由もある。
5セバスチャン・ベッテル(2014~2022)カート時代のカーナンバー。自身ならびに同郷の先輩のミハエル・シューマッハが初チャンピオンを獲得した時のカーナンバーでもある。ただし2014年はチャンピオンナンバーの「1」を付けた。
6ニコ・ロズベルグ(2014~2016)父ケケ・ロズベルグが1982年にウイリアムズでチャンピオンを獲得した際のナンバー。恩恵にあやかれたようで、ニコ自身も2016年にチャンピオンを獲得した。
ニコラス・ラティフィ(2020~2022)出身地、カナダ・トロント市にちなむ数字。トロントは6つの地域からなり、市外局番にも6が含まれる(416か617)。本人曰く考えるのに行き詰まってしまった結果とのこと。
7キミ・ライコネン(2014~2021)2013年につけていた番号を使い回しただけで、本人曰く「特に変える理由が無かったから」とのこと。ドゥーハンが知ったらどう思うだろうか...。
ジャック・ドゥーハン(2025)憧れの選手であるキミ・ライコネンが2022年まで使用していたナンバー。自身も2019年のF3アジア選手権で付けていたことがある。本来は12を希望していたが、アントネッリが先に予約していた。
8ロマン・グロージャン(2014~2020)妻の誕生日の12月8日、交際を開始したのが2008年であることにちなむ。選択理由ではないが、2013年もカーナンバー8を使用していた。
10小林可夢偉(2014)2009年にトヨタからF1デビューした際に付けていた番号。もともとは「4」を希望していたとのこと。
11セルジオ・ペレス(2014~2024)チリのサッカー選手、「バンバン」ことイバン・サモラーノが、2001年シーズンにメキシコのクラブ・アメリカでプレーした際の背番号から。サモラーノの背番号で有名なのは「9」と「1+8」だが、ペレスがわざわざこちらをチョイスしたのには訳があるのだろうか?
20ケビン・マグヌッセン(2014~2024)2013年にフォーミュラルノー3.5シリーズのタイトルを獲得したときの番号。
22ジェンソン・バトン(2014~2017)自身が2009年にブラウンGPでチャンピオンになった際のナンバー。
24周冠宇(2022~2024)大ファンのバスケットボール選手、コービー・ブライアントの背番号から取られたもの
25ジャン・エリック・ベルニュ(2014)自身が4月25日生まれであるため。フォーミュラEでもこのナンバーを使用している。
47ミック・シューマッハ父ミハエル・シューマッハのチャンピオン獲得数(7回)、および家族の誕生日の数字を足し合わせたもの。
77バルテリ・ボッタス(2014~2024)自身の名前のLeet表記(「Vartteri Bottas」の「tt」を7に見立てた)。
94パスカル・ウェーレイン(2016~2017)カート時代から使っていたナンバー。自らの生年(1994年生まれ)からも関係している。フォーミュラEでもこのナンバーを使用している。
99エイドリアン・スーティル(2014)選べるカーナンバーの中では最も最大の数字で、本人も「僕はいつも最大を求めている」とのこと。

日本勢の活躍

F1jpの項目を参照。

テーマ曲

  • 国際:Formula 1 Theme(Brian Tyler・F1公式テーマ)

イントロのメロディーから、日本のファンの間では「デンデンデン」の通称で親しまれている。

その他のF1と呼ばれるもの

  • マクラーレン・F1…1990年代に老舗のF1チーム・マクラーレンが初めて開発・発売したスーパーカー。中でもGTレーサー仕様の「GTR」は、1995年に上野クリニックが出資してマクラーレンに用意させた本車で関谷正徳が日本人で初めてル・マン24時間を制覇したほか、JGTCでも1996年に国産車勢を寄せ付けない強さでチャンピオンとなるなど、日本に縁の深い一台となっている。

そのほかはF-1を参照

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  • ベッテルよ!―2014 F1 Style―

    F1-2013シーズンはレッドブルレーシングとセバスチャン・ベッテルのダブルタイトル4連覇という形で幕を閉じました。ベッテルは最終戦ブラジルGPにも優勝。ベルギーGPからの連勝記録を9に伸ばし、シーズン連勝の世界記録を樹立。さらにアルベルト・アスカリの年またぎの9連勝や、皇帝ミハエル・シューマッハの持つシーズン13勝に並ぶ歴代最多タイという大記録を打ち立てました。まるでF1界のマー君のようです。思えば、グランツーリスモ5のレッドブルX1チャレンジで彼に惚れて以来、ベッテルのいるF1に目覚め、鈴鹿初体験やミニカー初購入、そしてここPixivへの小説初投降と、ベッテルは少なからずB'zとともに私に大きな変化をもたらしてくれた存在です。大好きです。ベッテル、愛してます。そしてレッドブルレーシングのクルーの皆さん、チームメイトのマーク・ウェーバー、本当にお疲れ様でした。貴方達の最高の仕事に最大級の賛辞と感謝を送らせて頂きます。そして、来シーズンもすばらしいシーズンとなるように、ここに一発ベッテル応援歌を投降させていただきます。元楽曲はやっぱりB'zで、「スイマーよ!」。「ウルトラソウル」と並んで世界水泳のテーマソングとして使われた2曲ですが、私はスイマーよ!の方が好きですね。あと、9連勝の「9」は私のようなフロム脳患者にとって最強の証です。
  • 99フェラーリ

    last

    F1・1999年シーズン シューマッハとアーバイン 鈴鹿決勝前。前戦マレーシアGPで見事な復帰劇&完璧なサポートレースをしたミハエル。アーバインのチャンピオンも、夢ではないと思われたが…
  • 西住家の隠し子

    佐藤家養子に出された まひろ まひろの波乱万丈の人生の軌跡がいま始まる!!
  • えふわん☆ぐらんぷり!

    えふわん☆ぐらんぷり!2017 キャラクター紹介

    -えふわん☆ぐらんぷり!はじまりますっ!!- 2017年のF1のレースやニュースを、萌えキャラがお届けします! 萌えキャラといっても、モチーフは実在のF1ドライバーたちです。 つまり「女体化」ですので苦手な方はご注意ください。 今回はキャラクター紹介です。(4/9 なつみ(ザンバー)を追加) サーキットを彩る美少女たちのプロフィールをご覧ください。 順番は、去年のチームランキング順になっております。
  • AREN'T BEA-TEN

    ヘレスである噂が広まった。苦戦の日々が続いた。しかし私は願う。そして私は叫びたい。レッドブルは打ちのめされていない!。序盤はおろかテストから大きく躓いたレッドブル。レッドブルの新車には暗号が隠されていると言われ、RB10を英語読みするとRedbull are bea-ten.となり、レッドブルは打ちのめされたというのだ。開幕戦でダニエルは2位から失格となり、我等がベッテルは予選Q2敗退の決勝は2週リタイヤという散々な結果に。しかし、こんなときこそ我々ファンが応援しないでなにをするか!!!!!!!!ヘレスの段階で曲も歌詞も決まっていたが、まさかこんなに早く投下することになるとは思わなかった。いつもの替え歌です。レッドブルといっていますが、間違いなくベッテルのための応援歌です。元楽曲はB'zの名曲中の名曲である「LOVE PHANTOM」古今東西これ以上カッコイイ曲をうp主はしらない。
  • 凸凹の絆 Love4-B「だから言ったろう?クソ虫め」

    Love4「武士に二言はないクソ虫」最後の選択肢にて、「そのままでいこう」を選択した読者様用。さてさて・・・?
  • MONSTER'S BOOK 第3戦「フランスGP・前編」

    ハリウッド版金色のガッシュと銘打った二次創作です。 MONSTER'S BOOK 第3戦「フランスGP・前編」~黒い本の奴ら~ 舞台はいよいよフランスへ。金色のガッシュでフランスとくれば、皆さんご存知、彼らの出番です。今回は全く出てきませんが、後編でバッチリ出します。休みが終わってしまったので、短めで内容のあまりない話になってしまいました。週末の4連休にはもうちょっと更新ペースを上げたいです。2012/5/27タグが盛大に間違ってたので修正しましたごめんなさい
  • 伝説のF1チャンピョン 1

    架空の世界が舞台のF1にて、日本人初のワールドチャンピョンに挑む主人公とその彼女のお話です。 注意:なんせ処女作ですので、いろいろなものから影響を受けています。 ちょっと考えればネタがばれそうな箇所や、あれ?実名?といった箇所があるかもしれませんが、なんら関係が有りません。
  • 車娘トレーナーとウマ娘の日々

    衝撃の開幕戦

    タイトルで察した方もいらっしゃると思います。あまりにもショックすぎて衝動的に書きました。クオリティーがやっぱり下がってますがご容赦いただけると幸いです・・・  時系列的には本編よりも前になります。
  • 灼熱の轍・轟音の搏動 Burning Ruts, Roaring Pulsation

    1022のえふわんパロの小説です。 22には世間には隠している、彼氏(しゃべるモブ・オリキャラ・イタリア人・サッカー選手)がいたが、6から猛烈アタックされとまどう。 しかも親友だと思っていた10にまで告白されてーー。 10はずっと彼女がいたはずで、完全にノンケだったよね?! からの、戸惑い→22が10を意識し始め→1022がくっつくまでのハッピーエンド小説です。 10には彼女(モブ・オリキャラ)ありの設定。 22がちょーっとおバカ発言が多いです。 ※ほんの少しキス程度の1022のラブイチャ描写があります yukierreの作品増えろー! This is a 10/22 F1 AU story. 22 has a boyfriend in secret (an original character — an Italian soccer player), but suddenly finds himself flustered when 6 comes on strong. And to make things even more confusing, 10—whom 22 thought of as just a best friend—confesses to him too. Wait, wasn’t 10 supposed to have a girlfriend all this time? And wasn’t he completely straight?! From confusion → 22 starting to become aware of 10 → to the two of them finally getting together, this story ends with a happy ending. In this setting, 10 does have a girlfriend (OC). 22 tends to make some rather silly comments. ※There are just a few light, kiss-level sweet moments between 10 and 22. Let’s have more Yukierre fics!
    11,111文字pixiv小説作品
  • 車娘トレーナーとウマ娘の日々 登場人物と世界観

    新キャラが出てきたので今後出てくる分も含めて整理しときました。参考にしていただけるとより作品を楽しんでいただけると思います。
  • 酔っ払ってやっちゃったと思ってたけど、やったと匂わせてただけで実はやっていなかった話 I thought I messed up while drunk

    1022の小説です。 「一夜の過ち」だと思い込んだ10。けれど22の嘘に惑わされ、嫉妬とすれ違いに苦しむ。オリキャラの22の友人ノアの影に揺れながらも、やがて彼は気づく――本当に欲しいのは、誰でもなく22だけだと。偽りから始まった関係が、やがて真実の愛へ変わっていく。 ※事後表現やキス程度の描写があります A one-night mistake, a lie, and growing jealousy. What started as deception slowly turns into 10’s one true love—22.
    11,338文字pixiv小説作品
  • 先へ、その先へ。

    さらに上を目指して

    わあああああやっと更新できたああああ 最終更新日1/1ってま・・・?
  • 伝説のF1チャンピョン 8

    本格的にキャリアをスタートさせた双竜と、彼にかかわった人々のはなしです。 注)うp主は基本的にF1は大好きですが、知識は毛ほどもありません。 なんでこうなるねん、というようなところは、大目に見てください。 なにぶん、架空の世界の話なので。
  • もしもF1で各レーサーにオペレーターが付いたら

    F1ワールドチャンピョンシップ第14戦シンガポールGPをみていたら、ふと こんなことを考えていた。 双竜、ロイド、ルーザーの3人に、A○FAを代表する3人と組ませてみました。 伏字が役に立つのか、立たないのか・・。

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