「非軍備で戦争の意思がないことを示すことが抑止力になっている」と日本の参議院憲法調査団に語ったラ... 「非軍備で戦争の意思がないことを示すことが抑止力になっている」と日本の参議院憲法調査団に語ったラウラ・チンチージャ元大統領 いよいよ憲法改正が政治的スケジュールに乗るか乗らないかという話題が世間を賑わすようになってきた。特に憲法第9条や「平和憲法」であること、もしくはそれを変えることにこだわりがある人たちの間で、コスタリカの憲法を引き合いに出して論争が繰り広げられることがある。 「コスタリカは日本と同じ平和憲法がある vs 実は徴兵制がある」といった類のものだ。 ところが、コスタリカを長年ウォッチし、研究してきた筆者から見ると、どちらにも一定の論拠があることは理解しつつも細部が不正確で、そのために神学論争に陥っている観がある。 上記の論争は、そもそも対立点がかみ合っていない。というのは、コスタリカの憲法は常備軍を禁止している点において「平和憲法」と言ってもよいかもしれないし、一方で兵の募集
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