注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
同国は2010年から2022年の10年間で、婚姻数を2倍に増加させ、出生率を1.23から1.61へと3割向上させた。2... 同国は2010年から2022年の10年間で、婚姻数を2倍に増加させ、出生率を1.23から1.61へと3割向上させた。2023年はウクライナ戦争、エネルギー危機や経済危機の影響で1.55まで低下したものの(少子化を克服したとされるフランスやスウェーデンなどEU各国も出生率低下)、同国は依然としてEU平均1.38を大幅に上回っている(*Eurostat調べ。EU加盟国の統計を収集・調整し、比較可能なヨーロッパ全域の公式統計データを提供する欧州連合の統計局。同調査では2024年以降の出生率はまだ発表されていないが、ハンガリーを含むEU全体の出生率は低下していると推測される)。 とはいえ、なぜハンガリーは短期間で少子化を改善したのか。 筆者は現地で何度も専門家に取材している。その経験から、成功の要因は日本政府がお得意とするような「バラマキ」ではなく「所得税無償化」を実践したことにあったと言える。
2025/07/18 リンク