昨日(6月8日)付で、『特定給付金等の迅速かつ確実な給付のための給付名簿等の作成等に関する法律案』が... 昨日(6月8日)付で、『特定給付金等の迅速かつ確実な給付のための給付名簿等の作成等に関する法律案』が衆議院に提出された。私(安岡孝一)なりにざっと読んでみたのだが、やる気の無さがアチコチに見える。たとえば、法律案の第六条第四項。 次の各号に掲げる者は、当該各号に定める手続が行われる際に当該手続を行う者から次条各号に掲げる事項に係る情報を取得するときは、当該手続を行う者の同意を得て、当該情報を内閣総理大臣に提供することができる。この場合において、当該同意をした者は、第一項の申出をしたものとみなす。 4月23日の日記にも書いたが、そもそも個人番号利用事務(マイナンバー事務)に本人同意が不要というのは、制度設計当初からの方針だし、現在も変わらず堅持されている。にもかかわらず、この法律案では、特定個人情報(個人番号を含む情報)の取得に「当該手続を行う者の同意を得て」と書かれており、成立させる気が無
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