東日本大震災の大津波によって、児童・教職員84人という世界でも例のない犠牲者が出た石巻市立大川小学... 東日本大震災の大津波によって、児童・教職員84人という世界でも例のない犠牲者が出た石巻市立大川小学校。震災から1年5ヵ月が経過したが、なぜこれほどの児童・教職員が犠牲にならなければならなかったのか、今もまだ真実は明らかになっていない。 石巻市教育委員会が公表した報告書によると、児童たちは津波が来る5~10分前には、三角地帯に向けて避難を始めていたことになっていた。しかし私たちは、大津波が来る直前に大川小の校庭で何人かの人影を目撃したという地域の数少ない生還者たちに出会い、証言を得た。 大川小学校の周囲には、県道を中心に140軒近い釜谷地区の集落があった。しかし、いまは大地に校舎の廃墟がポツンと佇むだけで、集落は夢の跡のように消えてしまった。 その津波が来る直前まで集落にいた数少ない生還者の中に、学校の様子を目撃した地域の人たちもいる。 間一髪で大川小児童の甥と姪を救出! 津波襲来直前の学校
2012/09/14 リンク