アメリカ・ニューメキシコ州のサンタフェから40kmほど北にある、チマヨという町に、一つの古びた教会が... アメリカ・ニューメキシコ州のサンタフェから40kmほど北にある、チマヨという町に、一つの古びた教会がある。この教会には松葉づえや歩行器がたくさん置き去りされている。 なぜこういったものが多く残されているのかというと、この教会にしかない「癒しの土」が、不治の病を直したり、歩けなかった人が歩けるようになったりという奇跡を起こすため、訪れて歩けるようになった人たちが、そうした松葉づえなど置き去りにしていくからである。 見た目は何の変哲もない教会であるが、骨折や歯痛、関節痛、エイズなどの悩みを持った人々が連日訪れ、この「癒しの土」の恩恵にあずかっている。 この「癒しの土」は、「エル・サンチュアリオ」と呼ばれ、教会にある穴から採取される。この土を水に混ぜて飲んだり、直接食べたり、患部に塗ったりすると奇跡的に怪我や病気が治るのである。 この土を求めて訪れる人は年間30万人にものぼる。これだけ多くの人々
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