▼ジル・ド・レの人生の頂点 ジル・ド・レは、1404年にフランス王国・ブルターニュ地方のナント近郊で生... ▼ジル・ド・レの人生の頂点 ジル・ド・レは、1404年にフランス王国・ブルターニュ地方のナント近郊で生まれた。この時、時代は、フランスとイギリス(イングランド)が戦った百年戦争(1338 - 1453)の真っ最中であった。 父も母も貴族の出身であり、一家はフランス西部一帯に広大な領土を所有し、財産も莫大(ばくだい)なものだった。 ジルが11歳の時、両親が立て続けに死亡(父親は戦死)し、一人残されたジルは、両親の残した莫大な遺産を引き継ぐこととなった。 この後は、母方の祖父に引き取られ、ここからは祖父に育てられることになる。しかしこの祖父は、少年愛の愛好者であり、後(のち)にジルが男色(ホモ)に走ったのも、この祖父の影響が大きいと言われている。 ジルは成人して間もなくして結婚したが、この結婚は、祖父が無理矢理決めた結婚であった。祖父は自分の領土を拡大するために、ジルを、近隣の領土を持つ領主の
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