プロオーケストラがSNSに投稿した「お願い」が、ネット上で大きな注目を集めています。発信したのは「神奈川フィルハーモニー管弦楽団」(神奈川県横浜市)。演奏会中に「ブラボー」の掛け声や拍手のタイミングを間違える観客がいるというもの。同楽団では「必ず指揮者のタクトがおりるまで、ほんの少しだけお待ちいただけますようお願いいたします」と呼びかけています。 「再三問題に」対応に苦慮 同楽団が投稿した「いつもあたたかいご声援をいただきありがとうございます」から始まる文章を紹介します。 「曲が終わったあとの余韻は指揮者をはじめ、楽団員やソリストとお客様が音楽の余韻をわかちあう大切な時間です。『ブラボー』や拍手は必ず指揮者のタクトがおりるまで、ほんの少しだけお待ちいただけますようお願いいたします。作曲家によっては曲の最後に全休符を書いている楽曲もあります。作曲家が生涯をかけて作曲した繊細な音楽をどうか最後