ルチャブル

地方・地域図鑑

各言語版での名称と由来

メガシンカ

メガシンカby転々星/ころころ

ルチャブル → メガルチャブル

ポケットモンスター『X・Y』（第6世代）で登場したポケモン。

まさしく「鳥人」のような姿で、頭部は上半分が鳥の嘴じみたマスクをかぶったようなデザインであるなど、ルチャ・リブレに由来するものと思われる名前と風貌を持つ。

腕と翼は一体化しており、大きく広げると翼がマントのようなシルエットを描く。飛び方も羽ばたきはせずオオスバメのような滑空タイプだが、コスチュームのような飾りの翼ではなく歴とした鳥ポケモンであるため、グライオンと違ってそらをとぶも問題なく覚えられる。

体格はワンリキー並と小柄だが、戦いではカイリキーやハリテヤマなどの大きなファイターとも互角に渡り合うテクニシャン。

身軽な動きで相手を翻弄する戦法を得意とし、軽やかなジャンプで相手の死角に回ったり、空中の姿勢制御力を生かして防ぎにくい頭上から攻撃を仕掛ける。

時には小慣れた関節技も織り交ぜ、相手の体力を奪ってから、華麗な大技で勝負を決める。

そうした身のこなしは、生まれ育った森を日々跳び回る事で磨くというストイックなポケモンで、群れを作らず静かに暮らす。それ故オコリザルなどの喧しいポケモンは天敵であり、住処で騒がれては争いになるらしい。

一方、ルチャブル自身も鍛え上げた華麗な動きで技を決めることに強くこだわり、トドメの必殺技を放つ前に大仰なポーズでアピールしたがる目立ちたがりな習性を持つ。時にはモーションが長すぎて、その隙に反撃されピンチに陥ることも多い。

シリーズやイラストでは、同じプロレスラーモチーフのカイリキーやガオガエン、更には他の格闘ポケモンとの絡みが目立ち、実際のプロレスも総合格闘技や相撲等との他流試合や選手の相互参加がある。

名前の由来もルチャ・リブレにvulture(英語でハゲタカもしくはハゲワシ)を掛けたものと思われる。同じvultureを語源とするバルジーナに比べてハゲ要素は薄めでコンドルの要素が強い。(主にトキイロコンドルなどに近い。)

ただし羽の色はグアテマラの国鳥であるケツァールに酷似している。

フライングプレス！by炎龍 (Enryu)

紫と赤を基調としたどぎつい色彩で、アニメでは「ダークルチャブル」などと称された悪役レスラーじみた配色。

かなり派手で差異が分かり易いので、SVなどフィールドのシンボルで通常色か色違いかが分かる作品では、狙っていない偶然の遭遇でも見逃しにくい。

かくとうタイプとひこうタイプを併せ持つ新しい複合タイプのポケモン。以降の作品では同タイプかつ鳥ポケモンのガラルサンダーやカラミンゴが登場した。

タマゴグループは当初「ひとがた」のみだったが、ポケモン剣盾で「ひこう」が追加された。

実際に対戦でも、格闘技半減かつ岩も等倍な飛行タイプなので格闘相手には強く出られ（ただし「れいとうパンチ」、「かみなりパンチ」には注意）「いわくだき」や「そらをとぶ」といった秘伝技も多く覚える為、ストーリーでは結構役に立てる。

こうした優秀さからRTAにおいても採用されることが多く、RTA走者御用達のポケモンとなっている。

初登場-第7世代

• X・Y

10ばんどうろとクリア後にフレンドサファリ（ひこう）に出現する。RTAではルカリオ入手までの繋ぎとして採用されているポケモン。

VSコルニbyグリーンt

ストーリーにおいては、シャラジムのジムリーダーのコルニの切り札で登場する。

また、カロス地方のチャンピオンであるカルネの手持ちとしても登場し、先発として立ち塞がる。

なお待機モーションで空を飛んでいないためか、ひこうタイプでありながらスカイバトルには参加できない。

• オメガルビー・アルファサファイア

使用は出来るが入手手段はない。XYから連れてこよう。

• サン・ムーン / ウルトラサン・ウルトラムーン

『USUM』にてアローラ図鑑入りを果たす。

メレメレ島の3ばんどうろとウラウラ島到着後のポケリゾートでたまに出現する。

…が、オニスズメを捕獲していれば2ばんどうろでNPCのヒラヒラから｢オーガー｣を交換で入手する事ができる。

序盤に手に入る個体はイリマの試練挑戦前という加入時期を考えれば異例で終盤まで通用する種族値、技範囲、自力技やマシン技の優秀さ、他人産でありレベルアップが早い事などから、多くのプレイヤー達から多分な畏怖を込めて「オーガー様」(NNに由来する)と敬称されている。

特に素早さはぬしポケモンの中でも鈍足の種族がオーラで少し素早さを挙げたぐらいではぐらつかないラインである。それでも素早さが足りなければ「なげつける」+「かるわざ」で増強するという手がある。

『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン 公式ガイドブック 完全ストーリー攻略+アローラ図鑑』でも「即戦力」と断言されており、RTAでも鉄板の攻略チャートとなっている（『テリーのワンダーランド』で例えると、格闘場Eランククリア後のテトのひょうがまじんとのお見合いで作成できるホークブリザードでそのまま無双できるようなものである。あちらのソフトはホークブリザードのままでは若干厳しいが）。

ストーリーにおいては、USUMで四天王・カヒリの手持ちとして立ち塞がる。

8世代から

タイトル	登場
Let's Go!ピカチュウ・Let's Go!イーブイ	-
ソード・シールド	◎
ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール	-
LEGENDSアルセウス	-
スカーレット・バイオレット	◎
LEGENDSZ-A	◎

• ソード・シールド

6ばんどうろ、ワイルドエリアのナックルきゅうりょうに出現する。DLC『冠の雪原』ではダイマックスアドベンチャーにも出現。

ストーリーにおいては、『ソード』版でのみラテラルタウンのジムリーダー・サイトウとのシュートスタジアムでの再戦において彼女の手持ちとして登場する。

• スカーレット・バイオレット

南4番エリア、北1番エリア・北2番エリア・北3番エリア・オージャの湖・パルデアの大穴(エリアゼロ)の岩場・山に生息。南6番エリアにはむしタイプにテラスタルする個体が出現する。

本作のRTAにおいても団ラッシュやライム戦の数合わせとしてカラミンゴチャートに組み込まれている。

ドロップできる『ルチャブルのうもう』は、わざマシンマシンで『かわらわり』、『ボディプレス』、『アンコール』のわざマシンを作る為の素材となる。

クリア後ストーリーにおいては、学校最強大会において、キハダ先生の手持ちとして登場する。

• LEGENDSZ-A

メガルチャブルby転々星/ころころ

なんとメガシンカを獲得。カロス出身のポケモンとしてはディアンシーに続き2種目となる。

→メガルチャブル

野生では建物の上に生息しており、ジョーヌ7番地、ブルー3・6番地、ベール1・6番地などで確認できる。

　　

種族値

素早さが一際高く、こだわりスカーフバンギラスをピッタリ上回れる118。

一般戦使用可能格闘ポケモンの最速値を10も更新し、禁止級やメガシンカを除けば第6世代では格闘最速だった。

特性「かるわざ」を利用すれば、スカーフ持ち130族を超える速さを得ることも可能。無論、物理型ひこうタイプの得意技かつ、相性抜群なアクロバットも存在する。

しかし他の能力は決して高いとは言えず、唯一まともに高い攻撃も92と、かくとうタイプとして高威力の物理技を使いこなすにはやや不安が残る数値。

防御面も平均的なので耐久や素早さの高いでんきタイプやエスパータイプなどには弱い。

「かるわざ」との相性は悪いが、遅い相手には「とんぼがえり」で退散しておきたい所。

闘/飛の複合なのでわざの範囲はかなり広く、「ゴッドバード」や「とびひざげり」といった高威力わざの他、

新わざでかくとう+ひこうタイプの複合技で「ちいさくなる」を使った相手に必中+威力2倍となる独自性を持つ「フライングプレス」や、言わずと知れた必中わざ「つばめがえし」、貴重な回復わざ「はねやすめを自力で覚えることもできる。

数値上の耐久は決して高いとは言えず弱点も多めだが、初のタイプ複合のおかげでいわタイプのわざを等倍、かくとうタイプの技を半減で受けることもできるという、未進化ポケモンの中ではかなり優秀な類に入るポケモン。

フェザーダンス+はねやすめを駆使することで物理ポケモンを流すこともできる。

隠れ特性は「かたやぶり」。ここまでの高速アタッカーでは初となる。

「がんじょう」などの特性を持つ相手を一撃で倒すのはもちろんのこと、「アロマベール」や「マジックミラー」を貫通して「ちょうはつ」を撃つこともできる。

じしんは覚えないが「ふゆう」相手に「Zあなをほる」を当てることもできる。

• 第8世代

「インファイト」、「ブレイブバード」を習得し、攻撃性能が大幅に強化・安定した。地味にタマゴ技にも「くろいまなざし」が追加されており、元々覚える「アンコール」と合わせてちょっとした芸ができる。

ポケモンホーム解禁前の初期ダブルでは「サイコシード」を持ってイエッサンとコンビを組む形で「かるわざ」エースとして一定数使われた。使用率もシーズン1からシーズン3に掛けて40位台から50位台を推移。

• 第9世代

各種「てんねん」持ちが追加され、「マルチスケイル」を盾に「りゅうのまい」を積むカイリューも初期から環境に進出。それらを「かたやぶり」+「つるぎのまい」で突破するポテンシャルこそ持つが、素の攻撃もせいぜい92止まりなうえ、耐久も心許ないため特性が環境に刺さっても尚これといった活躍はない。

しかしレギュレーションGシーズン18終盤になると、上位帯で「ミライドン」の「ハドロンエンジン」で「エレキシード」を消費して「かるわざ」を発動する型が流行。「かるわざ」型としては総合力でオオニューラには劣るが、じめんタイプの一貫を切れること、テラスタルを使わなくてもタイプ一致で「アクロバット」を使えること、相手の上から「アンコール」で行動を縛れるのがオオニューラにはない利点。

準伝説・パラドックスポケモン以上が使用不可能なレギュレーションHシーズン22には最終10位構築に「かたやぶり」「こだわりハチマキ」型がエントリーされていた。ミミッキュやカイリュー、ブリジュラスといった耐久特性持ちに対するメタ要員としての意味合いが強かった。

ゲーム版

• コルニ：ジムリーダー(カロス)

　　※性別:♀️・特性:かるわざ

• カルネ：カロスリーグチャンピオン

　　※性別:♀️・特性:じゅうなん

• ティエルノ：XYライバル

　　※バトルハウス・性別:♂️・ようきな性格

• カヒリ：四天王(アローラ)

　　※USUM

　　※性別:♂️・特性:かたやぶり

• サイトウ：ジムリーダー(ガラル)

　　※ソード版・シュートスタジアム戦

　　※性別:♂️・特性:じゅうなん・いじっぱりな性格

• デネボラ：ジムチャレンジャー

　　※性別:♀️・特性:かたやぶり・ようきな性格

• ケント：からておう/マックスレイドバトルNPC

　　※性別:♂️・特性:じゅうなん・ようきな性格

• キハダ先生：パルデア教員

　　※性別:♂️・特性:じゅうなん

• シロー：ジャスティスの会

　　※性別:♂️

アニメ版

• サトシ（アニポケ・XY-）
• サイトウ（アニポケ・新無印）

漫画版

• エスプリ（ポケットモンスターSPECIAL）

• ポケットモンスターSPECIAL

12章でエスプリのポケモンで複数体で登場し、ヒャッコクシティでプラターヌ博士とエックス達に襲いかかった。

• ポケモンローカルActs

岩手県滝沢市に地域応援ポケモンであるイシツブテとドロバンコと、

茨城県常陸太田市ではボーマンダと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。

滝沢市には みちのくプロレス本社がある為、常陸太田市は竜神峡名物バンジージャンプからだろうか。

（岩手県滝沢市のポケふた）

（茨城県常陸太田市のポケふた）

その容姿からジュウシマツ住職に見える人もいるとか。

ルチャブルbyいろは

この発想しかなかった

ポケモンしりとりにおいては最強の存在として君臨する。

その理由としては、ポケモンしりとりにて最も強いとされる「ル」攻めを受けることができ、同時にやり返すことができるため。

そのため、ポケモンしりとりでは先にルチャブルを言った方が勝つとすら言われる。

ポケットモンスター　ポケモン

ポケットモンスター(架空の生物)　ポケモン一覧

図鑑番号順

0700.ニンフィア→0701.ルチャブル（メガルチャブル）→0702.デデンネ

同複合タイプ

関連ポケモン等・グループタグ

その他