千葉県野田市で小学4年生の栗原心愛(みあ)さんが、父親による虐待の果てに殺された事件は、我が家の子... 千葉県野田市で小学4年生の栗原心愛(みあ)さんが、父親による虐待の果てに殺された事件は、我が家の子供たちの一大関心事になった。息子と娘は小学6年生と3年生。心愛さんと年齢が近い。2人とも、テレビのニュースや新聞の記事を見ては、「つらかったろうなぁ」「なんであの父親はそこまで殴るんだろう」と悲痛な顔をしている。 しかし私は、彼らのこの姿を正視することがどうしてもできない。 子供たちはいま私に信頼を寄せてくれている(ように見える)。いまだに一緒に遊ぶことをせがんだりもする。傍から見れば「仲の良い親子」ではあろう。だが、私はかつて、心愛さんの父親と同じように、底知れない加虐衝動をもっていたのだ。その衝動はあらゆる対人関係で爆発し、過去、私の人生において、さまざまな問題を生んできた。まだ子供たちが幼かったころ、その衝動を彼らに向けて爆発させたことさえある。一歩間違えれば、私が心愛さんの父親のように
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