北陸新幹線をテーマに意見交換した福井商工会議所の八木会頭(左から2人目)と大阪商工会議所の鳥井会頭(同3人目)=5月21日、大阪市の大阪商工会議所 福井商工会議所と大阪商工会議所の正副会頭交流会が5月21日、大阪市の大阪商工会議所で開かれた。北陸新幹線をテーマに意見交換し、小浜・京都ルートによる早期全線開業を目指すことで一致した。福井会議所は今後、大阪会議所の協力を得て、京都商工会議所に同様の交流会開催を働きかける。 北陸新幹線の全線開業に向け、一層の連携強化を目的に初めて実施。福井会議所から八木誠一郎会頭ら13人、大阪会議所は鳥井信吾会頭ら5人が出席した。 八木会頭はあいさつで「災害の多い日本で、日本海側にも移動ルートを造っていくのは、必要な国家プロジェクト」と小浜・京都ルートの意義を強調。「福井からスピード感を持って推し進める一方で、大阪からも線路を引っ張っていただき、早期全線開業をし