9月19日に発売された「iPhone 17」シリーズと「iPhone Air」は、物理SIMが利用できず、eSIMしか対応していない。そこで気になるのが、自分が利用している通信サービスでeSIMを利用できるのかという点だ。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの4キャリアはサブブランドも含めて既にeSIMを提供している。 しかし、MVNOが提供している通信サービスは、一部でeSIMを提供していない場合がある。また、eSIMを利用できる場合でも、物理SIMからの切り替えや、eSIM再発行にかかる手数料はサービスによって異なる。この記事では、MVNOサービスのeSIM対応状況や手数料について整理したい。 キャリアとMVNOで異なる「eSIM対応状況」と「できること」 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの4キャリアは既にeSIMを導入しており、メインブランドはもちろん
au回線で解禁された「iPhoneのRCS」を試す SMSより断然快適、メリットと課題は?(1/3 ページ) KDDIは4月1日、AndroidとiOS間で大容量の画像やデータをやりとりできる「RCS(Rich Communication Services)」を開始した。 当初は大々的に告知せず、β版のiOS 18.4を搭載したiPhone向けに提供したが、4月1日にau、UQ mobile、povo1.0のiPhoneユーザーへの提供開始を発表した。iPhoneでpovo2.0、MVNO(au回線)を利用しているユーザーは対象外となっている。 なお、Androidでpovo2.0、MVNO(au回線)を利用している人はサービスの対象となるが、iPhoneでpovo2.0、MVNO(au回線)を利用しているユーザーは対象外。KDDIは公式ページで「提供準備中」としており、提供時期については
(本ページはプロモーションを含みます) 久しぶりにMVNO大手の「IIJ mio」を契約した。別記事でも触れるがSHARPの最新スマホ「AQUOS R9 pro」16万9,800円に惹かれて思い切ってしまった。 eSIMを選んだら即日開通できるらしく、手元の「iPhone15 Pro」に入れて開通してみることにした。 さて、困ったのがここから。すでに開通しているのにアプリには「契約中のプランが存在しません」と表示された。 すでにアンテナピクトも立っているし電話もできるのにおかしい。仕方なく構成プロファイルを直接iPhoneにダウンロード&インストールして無事に開通。 結局、時間差を置いたらアプリにも反映されたのだが、初期設定のハードルの高さを久しぶりに実感させられた。 これでは自宅でトラブルが起きた時、初心者では解決できないかもしれない。今回はiPhoneがMVNOに向かない理由を解説した
「格安スマホ」の10年と今後 政府の圧力でハシゴを外されたが、2024年は追い風が吹く 石川温氏が語る(1/2 ページ) テレコムサービス協会MVNO委員会は3月22日、「ユーザが望むこれからのMVNOとは」というテーマで「モバイルフォーラム2024」を開催した。MVNOが「格安スマホ」として市場に認知され始めて10年、ユーザーはどのように感じ、市場はどのように変わったのか。また、今後、ユーザーはMVNOに何を望み、MVNOが担うべき役割は何なのかを議論した。 今回はスマートフォン/ケータイジャーナリストの石川温氏による基調講演「格安スマホと呼ばれて早10年 MVNOはMNOとどう棲み分けるべきか」の内容を紹介しよう。 総務省の施策に振り回された10年 石川氏はまず、「バブルに沸く『格安スマホ』、流行語で終わらせないためには」というタイトルで自身が10年前に執筆し、2014年11月21日に
話題になる1円販売されるスマートフォン。公正取引委員会が不当廉売について指摘する中、年度末もあってiPhone 14 Pro やGalaxy S22 Ultraといった20万円近い高価な端末がが一括1円で買えると言った報告もあるようだ。 今回は、iPhone 14 Proが一括1円で買える。そんなウソのようなカラクリを紹介したい。 大手キャリアの踏み台やブースターにされるMVNO各社 MVNOの踏み台問題なども浮き彫りに。そろそろ法を見直した方が良いのでは。 iPhone 14 Proが一括1円で買える背景は「格安スマホ」を複数契約しての「合算値引き」だった。 20万円近いiPhone 14 Proを一括1円で販売するとなれば、電気通信事業法の値引き規制にも抵触してくる。これについては、生き残りをかけた一部ショップが身を切って端末価格を10万円以上値引くという例もあるが、これについてはかな
では、この検討会の真の狙いはどこにあり、モバイル市場の「あるべき姿」をどう考えているのか。検討会の開催を提起した総務大臣政務官の小林史明氏と、検討会での議論を有識者としてリードした野村総合研究所のコンサルティング事業本部パートナー 北俊一氏へのインタビューから、その答えを探っていきたい。 サブブランドつぶしの意図は全くない ―― まず、検討会の狙いや趣旨をどう捉えているのかをお聞かせください。 小林氏 私はもともと通信会社に勤めていて、法人営業をやりながら、代理店とも関わってきました。モバイル業界は元いた分野ですから、意見交換する機会も多くありました。2017年8月からは政府に入りましたが、(政務官に)なる前から、MNOとMVNO、MVNO同士それぞれに不満がたまっている状況があり、一度、全てをテーブルの上に出して整理した方がいいのではないかと思っていました。その場を作り、あとは有識者に議
4月6日、総務省の電波監理審議会で、楽天(楽天モバイルネットワーク)にLTEの1.7GHz帯を割り当てることが決定。これにより、楽天が通信キャリア(MNO)として、携帯電話事業に参入することが確定した。楽天が「2019年10月」を予定しているというサービス開始までに、エリアやサービスの構築を進めていくことになる。ここでは、楽天のMNO参入に関して押さえておきたいポイントをまとめる。 →楽天の「携帯キャリア」参入決定 「1.7GHz」帯で“追加条件”あり そもそもMNO事業に参入する狙いは 楽天は2014年からMVNOとして「楽天モバイル」を提供しており、契約数は既に140万を突破。総務省の統計ではSIMカード型のMVNOサービスでシェア1位を獲得するなど順調に成長している。楽天スーパーポイントで回線料を支払えるようにする、楽天スーパーセールで端末を格安で販売するなど、楽天グループのシナジー
ソフトバンクSIMを提供する日本通信の勝算は? 福田社長に聞く:MVNOに聞く(1/3 ページ) いち早く参入し、時には総務省とタッグを組んでMVNO市場を切り開いてきた日本通信。さまざまなサービスを他社に先駆け提供してきたが、「格安スマホ」や「格安SIM」という言葉が普及するにつれ、競争も激化し、MVNOとしての存在感は徐々に小さくなってきていた。誤解を恐れずいえば、販売力やブランド力という点では、後発のMVNOに見劣りするのも事実だ。 こうした市場での立ち位置を踏まえ、同社は一般ユーザーに直接サービスを提供するMVNOから、MVNOを支援するMVNEに戦略の軸を移している。同時にコンシューマー事業のb-mobileはU-NEXTとタッグを組み、技術面での支援を行う枠組みに移行。一方で、MVNEとして市場を広げるため、ドコモだけでなく、ソフトバンクからもネットワークを借りることになった。
本記事は2017年9月時点の情報です。最新の情報をまとめ直していますので、以下の記事をご参照ください。 「格安スマホ」MVNOと緊急速報・災害時伝言板 (2018年度版まとめ) 本記事執筆時はほとんどのSIMフリースマートフォンで地震・津波以外の警報に対応していませんでしたが、2018年9月時点では多くのSIMフリースマートフォンがその他の警報にも対応するようになりました。 2017年8月30日~9月5日は「防災週間」として、様々な防災に関する行事や取り組みが行われます。このブログでも過去に防災週間に合わせて何度かスマートフォン向けの「緊急速報」について取り上げてきましたが、毎回新たに判明した情報を記事にしていたため、情報が分散していました。今回の記事では、過去に確認した情報を含め、2017年9月時点で分かっていることを改めてまとめ直してみました。前半は主に「格安スマホ」の利用者向けの説明
こうしたサービスの狙いはどこにあるのか。IIJのネットワーク本部技術企画室 担当課長 佐々木太志氏と、広報部 技術広報担当課長エンジニア 堂前清隆氏にそれぞれのサービスを提供した背景や、今後に向けた取り組みを聞いた。記事内の価格は税別。 タイプAがVoLTE SIMのみ対応となった理由 ――(聞き手:石野純也) 最初に伺いたいのが、auのネットワークを使った「タイプA」のことです。このサービスを始めた理由を教えてください。 →IIJ、au回線を使った個人向けサービスを10月に開始――ドコモ回線と通信のシェアも可能 佐々木氏 (深いため息) ―― 苦労があったようですね(笑)。 佐々木氏 基本的には、お客さまのニーズがあったからです。昨年(2015年)4月に法人向けということでKDDIさんのSIMカードの取り扱いを始めましたが、始めた直後からIIJmioでも提供していただきたいという強い要望
7月30日と31日に開催された「mineoファンのイベント」は、ゲストとして登場したIIJのエンジニア、佐々木太志氏と堂前清隆氏とのトークセッションも見どころの1つだった。「両社の関係」「MVNO市場の展望」「端末・ネットワーク」という3パートに分けて話が進み、各パートの後半では参加者(一般ユーザー)からの質問も受け付けた。31日の東京会場(渋谷)で開催された様子をお届けしたい。mineo側は、ケイ・オプティコム 事業戦略グループ グループマネージャーの上田晃穂氏、モバイル事業戦略グループ モバイル事業戦略チーム チームマネージャーの森隆規氏、経営本部モバイル事業戦略G モバイル事業戦略T マネージャーの杉野浩司氏が加わった。 まずはお互いの印象から。mineo(ケイ・オプティコム)から見たIIJ、またIIJから見たmineoは、どのようなものなのだろうか。 上田氏 IIJさんに対しては「
ソフトバンクの「iPhone 6s」をSIMロック解除して、格安SIMを使ってみた(1/2 ページ) 現在、多くのサービスが登場している「格安SIM」は、NTTドコモのネットワークを使ったものが大半で、au系の格安SIMは「mineo」と「UQ mobile」の2つが主流だ。ドコモ系の格安SIMはドコモ端末、au系の格安SIMはau端末にSIMカードを挿せば、SIMロックを解除せずに利用できる(auのVoLTE端末を除く)が、ソフトバンク端末はそうはいかない。 現在、コンシューマー向けのソフトバンク系MVNOサービスは存在しない。特に利用者が多い「iPhone」については、「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」のSIMロック解除が可能になるまでは他キャリアのSIMを利用できず、格安SIMを利用するには、新たに端末を購入する必要があった。 しかし、2016年3月からiPhon
「iPhone 5s」で若年層を取り込んだY!mobile――SIMフリー戦略や「Y」との連携はどうなる?(1/3 ページ) Y!mobile(ワイモバイル)が好調だ。ソフトバンクグループの代表取締役社長兼CEO、孫正義氏が「稼ぎ頭」と呼ぶほどで、その勢いは、家電量販店などの店頭からも伝わってくる。もともとラインアップしていたミドルレンジのAndroidスマートフォンに加え、春商戦にはiPhone 5sを導入。学生を中心に、販売数を伸ばしている。 →Y!mobile、3月4日に「iPhone 5s」発売――SIMロック解除は非対応 SIMカードのみの販売にも力を入れ始めている。ヨドバシカメラなどの大手家電量販店には、SIMロックフリースマートフォンを並べたコーナーができ、MNPには“キャッシュバック”も付ける。こうしたSIMカードの単体販売はMVNOの十八番だっただけに、その勢いを警戒する
ソフトバンクが、月額2900円で1GBのデータ通信を利用できる「データ定額パック・小容量(1)(以下、1GBプラン)」を、2016年4月から提供する。「スマ放題」と合わせると月額5900円、「スマ放題ライト」と合わせると月額4900円で利用できる。※本稿の価格はいずれも税別。 →ソフトバンク、1GBのデータ定額プランを4月に提供――トータル月額4900円~に 今回の新プランは、総務省がタスクフォースで提言した「低容量(1GB以下)のデータ定額プランを作ること」に応える形で新設されたものだが、タスクフォースの発端は、安倍晋三首相が「家計への負担が大きい携帯料金の引き下げ」を指示したこと。この1GBプランは本当に「安い」といえるのだろうか。 2GBプランとの差は「600円」 ソフトバンクのパケット定額サービスでは、1GBの次は月2GBの通信ができる「データ定額パック・小容量(2)(以下、2GB
The best gaming keyboards of 2025Here are the best gaming keyboards you can buy, as chosen by Engadget editors. Microsoft and OpenAI announce the 'next phase' of their partnershipMicrosoft and OpenAI have issued a joint statement to say that they have signed a non-binding memorandum of understanding for the "next phase" of their partnership.
iPhone・iPadの「設定」の仕組み このblogの特集コンテンツ「IIJmio高速モバイル/D iOS別 iPhone・iPad動作状況」でもご紹介しているとおり、IIJmio高速モバイル/DのSIMカードは、iPhoneやiPadなどのiOSデバイスでも利用できます。ところが、注意書きにあるとおり「設定画面からAPNを設定できないので、APN構成プロファイルをインストールしてください」という制限があります。いったい何故こんなことになっているのでしょうか? iOSの設定 iOSでは通信の設定を行うための仕組みがいくつかあり、実際にiOSデバイスが動作するときは、これらの設定がすべて参照されます。 「キャリア設定」のバージョン表記 一つは、iOS内部に格納されている「キャリア設定」です。これは世界中のキャリア(通信事業者)の情報をAppleがとりまとめて配信しているもので、利用者やMV
数あるMVNOの中でも、満足度の高さで定評のあるIIJ(インターネットイニシアティブ)。個人向けの「IIJmio高速モバイル/D」は、3月時点で43万契約に達しており、契約数も順調に伸ばしている。 4月1日には、3つのプランで毎月のデータ通信容量をアップさせたほか、「みおふぉん」の通話料金を半額にする「みおふぉんダイアル」と、同一名義の回線同士の通話料を20%割り引く「ファミリー通話割引」を開始した。 →「IIJmio」、4月1日から全プランでデータ通信容量増加――月900円で3Gバイト~に →IIJ、通話料を10円/30秒にする「みおふぉんダイアル」+「ファミリー通話割引」開始 このように、さらなるサービス拡充を図るIIJの戦略を、ネットワークサービス部 モバイルサービス課 担当課長の佐々木太志氏に聞いた。 この春のテーマは「家族」 ―― 4月1日から全プランで通信容量を増量しましたが、
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