ハン総裁は、ユン・ソンニョル前大統領のキム・ゴニ(金建希)夫人が教団の元幹部から知人を通じて高級ブランドのバッグを受け取ったとされる事件や、同じ元幹部がユン政権の当時の与党で院内代表を務めた大物議員に日本円で1000万円余りを違法に渡したとされる事件などに関与した疑いが持たれています。 この元幹部についてはすでに裁判が始まっていて、韓国メディアは起訴内容として、ハン総裁の意向に沿って国家が運営されるべきだという「政教一致」の理念を実現するために、教団がユン前大統領夫妻に近づいて便宜を図るよう求める意思があったと伝えています。 ハン総裁は逮捕前に「韓国の政治に関心はない」などと述べ、容疑をおおむね否認したということですが、特別検察官は教団の影響力を拡大する目的があったとみて捜査を加速させる方針です。 24日からは、ユン前大統領のキム夫人の裁判も始まる予定で、教団と政界との関係がさらに明らかに