ウクライナ南部の地域ではバッタが大量発生し、ヒマワリなどの作物に甚大な被害をもたらしている。生産者らによれば、ロシアによる侵攻の影響で従来の害虫駆除ができなくなっていることが主な要因であるという。 ウクライナ南部ではバッタが大量発生し、作物が食い荒らされている。バッタはわずか数日で、農作物を壊滅させる恐れがある。だが当局によると、ロシアとの戦争によって従来の害虫駆除ができなくなっているという。 ザポロジエ州ではバッタの大群が道路や畑、草むらを覆いつくしている。生産者らは、ヒマワリの収穫の最大3分の1がすでに失われたと訴えている。 小規模農家の男性は、かつてない深刻さだと語る。「ある日バッタの大軍を目撃し、その翌日には『歩兵』が襲来した。小さなバッタが低いところにあるものを食べ尽くした。1つ残さずだ。大きいのはどこかへ飛び去ったが、小さいのは今もまだ跳ね回っている。まるで毛布のようにすべてを