英、EU離脱の影響相殺できず TPP「日本の偉大な成果」―英誌エコノミスト元編集長に聞く 2023年07月17日07時03分配信 英誌エコノミスト元編集長のビル・エモット氏=11日、ロンドン 【ロンドン時事】環太平洋連携協定(TPP)加入が決まった英国の狙いやTPPの将来などについて、英誌エコノミスト元編集長のビル・エモット氏に話を聞いた。 TPP「威圧国は対象外」 中国念頭に―後藤再生相 ―英国にとってTPPに入る意義は。 急成長しているインド太平洋地域の貿易と投資のルールに関する協議に継続的に参加できることだ。英国から地理的に遠いが、世界経済において極めて重要な地域に関わるチャンスを得られる。 ―欧州連合(EU)離脱の負の影響を相殺できるか。 それは無理だ。EUとの貿易障壁は多大な経済的コストを生んだ。また、英国は既に日本やオーストラリアなど主なTPP締約国と個別に自由貿易協定を結んで
米国抜きのTPP発効も=11カ国で条項見直し-メキシコ経済相 【ワシントン時事】メキシコのグアハルド経済相は10日、ロイター通信に対し、米議会が環太平洋連携協定(TPP)を承認しなければ、米国を除外して11カ国で協定を発効する道が検討されると語った。次期大統領にトランプ氏が決まり、内向き志向を強める米国に速やかな承認を要望した。 日米など12カ国が署名したTPPは、域内全体の国内総生産(GDP)の6割を占める米国の批准が発効条件の一つになっている。オバマ大統領は来年1月までの任期中に議会承認を得て、批准したい考えだが、トランプ氏は選挙戦で「TPP離脱」を宣言。議会多数派の共和党上院トップは9日、年内の審議を見送る意向を表明した。 グアハルド氏は、米議会の承認が遅れれば、「他国と(発効条件に関する)制約条項の見直しを協議すべきだ」と語り、米国の批准を待つ必要はないとの考えを示した。(20
トランプ氏、TPP離脱表明=米国に「致命的打撃」 【ワシントン時事】米大統領選で共和党の候補指名を確実にした実業家ドナルド・トランプ氏(70)は28日、ペンシルベニア州で演説し、「米国を環太平洋連携協定(TPP)から撤退させる」と述べ、就任すれば、日本を含む現在12カ国の枠組みから離脱すると宣言した。同氏はTPP再交渉を訴えてきたが、完全に拒否する姿勢に転じた。 トランプ氏はTPPで輸入が増え、「米国の製造業が致命的打撃を受ける」と強調。TPPのように米国を束縛する多国間協定ではなく、「2国間協定が必要だ」と語り、同日表明した通商政策の最優先事項にTPP離脱を据えた。 また、中国の輸出拡大などを非難し、不公正貿易や通貨安誘導に強力な対抗措置を講じる方針を示した。 TPPをめぐり、民主党候補になるヒラリー・クリントン前国務長官(68)も「ノーを突き付ける」と表明。両氏のTPP批判が勢い
環太平洋連携協定(TPP)とオリンパス。これは一見、無関係のようだが、実は奥深いところで話がつながってくる。ともに日本経済に対して、じわじわと毒が回ってくるような打撃を与える可能性が高いのだ。 誤解しないでほしいが「TPPの締結が日本経済にマイナスになる」と言っているのではない。そうではなく、日本がTPP交渉に参加を表明したとしても、実は参加できないかもしれず、そうなると一層、日本経済に打撃になる。そこを指摘したいのである。 そう実感したのは、次のニュースが報じられたからだ。 アメリカは「日本のTPP参加は迷惑」 〈 米下院歳入委員会と上院財政委員会の幹部を務める超党派議員4人は8日、オバマ政権に対し、日本が今週環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に参加する意向を表明した場合、議会との事前協議なく早急に決断することがないよう要請した。 議員グループが米通商代表部(USTR)のロン・カーク代
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