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適切な親子の距離感とはどのようなものか。思想家の内田樹さんは「今は親と子の関係が近すぎるのではな... 適切な親子の距離感とはどのようなものか。思想家の内田樹さんは「今は親と子の関係が近すぎるのではないか。親が子どもの人生に過剰に干渉しているように見える」という。『謎ルール』(時事通信出版局)より、内田さんと教育思想家の高部大問さんとの対談の一部を紹介する――。 反抗期が減り、「素直ないい子」が増えている 【内田】ハッカーが生まれたのは、「なんでこんなルールがあるんですか?」という子どもたちのまっすぐな問いに、教師も親も世間の大人たちも、答えようとしなかったからだと思います。 【高部】自分の「取り分」を最大化させようということに心血を注いでいるような感じがしますね。 【内田】そうですね。大人たちは子どもたちに向かって「競争しろ」と言っています。競争というのは要するに他の子たちの足を引っ張ってでも押し退けてでも、前へ進んで、自分の取り分を増やせということですよね。それが人としての正しい生き方だ
2025/10/24 リンク