日本のエネルギー市場は規制がなくなり自由化されました。昨年4月に電力が、今年4月には都市ガスが市場... 日本のエネルギー市場は規制がなくなり自由化されました。昨年4月に電力が、今年4月には都市ガスが市場競争に移行し、エネルギー間の壁がなくなりました。電力小売市場には多くの300社以上の「新電力」が参入し、新たなサービス競争が始まっています。そこで安さ以外にも魅力の「地域新電力」に注目してみます。 ■静岡市の仮想発電所(バーチャルパワープラント) 電力自由化の効果が現れている2つのプロジェクトを紹介しましょう。まず静岡市です。市内の小中学校80校に蓄電池を設置して一元的に管理し、「蓄電池を発電所のように運用」する「仮想発電所(バーチャルパワープラント)」を全国で初めて実用化するそうです。電気料金を削減できるだけでなく「災害時の非常用電源」としても使えるのです。東南海地震の地元ですからね。 電気料金は、需要が大きい昼間は高く、需要が小さい夜間は安いのです。仮想発電所は昼夜の価格差を利用した電力シ
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