インドには何と200余りの言語があると言うが、その内、人口の90%以上を占めるのはインド・アーリア系と... インドには何と200余りの言語があると言うが、その内、人口の90%以上を占めるのはインド・アーリア系とドラヴィダ系の言語の話者なのであるが、少数とは言えチベット・ビルマ語系の言語や南アジア語系の言語の話者がいる。 その内、南アジア語系は今でこそ、人口の1.3%ほどで山岳部に追いやられているのであるが、彼らこそがインドの地に「一番古く住みつき地域的にもある程度のひろがりをもっていた」(*1)らしいが、もとより「一番古く」というのは、現在話者が残っている民族の中でと言う意味で、おそらく南アジア語系がインドに定住する前に先住していたのは、オーストラロイド系の住民であろう。 南アジア語系民族の「インド文化に対する貢献は決して過小評価してはならず、たとえばヘビの信仰など、今日のヒンドゥー文化にとって極めて重要な幾つかの文化要素をもたらしたのは彼らであると考えられている」(*2)という。実際、ヘビはヒ
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