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新内閣発足
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日本民族の形成(2) 日本民族の構成要素 2018年1月14日 本ページ掲載 前回の文章(『日本民族の形成(1)筆者の問題意識』)において、「日本民族」と言いながら、結局、大和民族にしか言及せず、残るアイヌ族、琉球族について言及しなかった。もっとも、後二者については「違い」は明白であり、歴史上に現れたのも比較的はっきりしている。その点、昔から単一民族として存在しているように思われている大和民族の形成過程こそ、むしろ問題だとも思うのだが、やはりこの問題について言及しておく必要があるだろう。 日本民族=大和族ではない! まず、日本が多民族国家であると言うことは当然の前提であり、将来的に日本籍取得の韓国朝鮮人、中国人などのことも考えていかねばならないのだが、特に前者の場合、「各種の歴史的経緯」の一言では済まされない重い問題を抱えており、ここでは触れないで置く。日本社会が本当に過去の経緯を反省して
一 日本語の数の数え方は中国語の数え方を採用したものである 余り知られていないことだが、日本語の数の数え方は、中国語の数え方を採用したものである。「五十七」とか、「三千八百九十三」というのは、中国語でも同じように書く。せいぜい、「二千」などを現代中国語では、「両千」と書くなど、随所で「二」の代わりに「両《リャン》」を用いるぐらいで、基本的に同じである。(ちなみに「二」「二十」は日中共通、「二百」など三桁以上の場合は、中国語では「両百」「両千」となる) もちろん、発音は違うが、現代日本語の「一《イチ》・二《ニイ》・三《サン》・四《シイ》・五《ゴー》・六《ロク》・七《シチ》・八《ハチ》・九《キュウ》・十《ジュウ》」との発音は、古代中国語の発音(いわゆる「漢音」、隋・唐時代の長安(現在の西安)周辺の発音に基づく音)に基づいている。また、いわゆる「漢文」(古代中国語)では「両」は用いず、日本語と同
中国文化が日本文化を誕生させた 1 日本の伝統や文化の大部分は中国に起源している そもそも、近代以前の日本の伝統や文化と言えるもので、日本独自と言えるものがどれだけあるだろうか。ほとんど無いと言っていい。「これぞ日本の伝統・文化だ」と欧米に紹介されたりするようなものの源流を探れば、その大部分が中国に起源している。 こういうことを考えると、「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する」などと、日本の「伝統と文化」が狭い「我が国と郷土」だけではぐくまれてきたような書き方をしている、今度の「改正」教育基本法のいわゆる「愛国心」条項は、思い上がりも甚だしいものと言う他はない。 もし、「我が国」の「伝統と文化を尊重」するというのならば、文化の起源地たる中国、そしてその中国文化の「我が国」への伝播に多大な役割を果たした朝鮮・韓国などのアジア隣国をまず愛さなければならず、そうしてこそ
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