宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月22日11時より、小惑星探査機「はやぶさ2」の第1回目タッチダウンの結果に関する記者会見を開催した。タッチダウンを無事に成功させ、会見に出席した津田雄一プロジェクトマネージャは、「本日、人類の手が、新しい小さな星に届いた」と宣言。はやぶさ2の快挙を祝った。 はやぶさ2の高度グラフで、高度0mになった地点を示す津田雄一プロジェクトマネージャ 既報の通り、はやぶさ2は当初の予定より30分以上も早い順調なペースでタッチダウンを実施。津田プロマネは、「想定の中ではベストの状態で、思った通りの着陸ができた」と、前日より続いた降下運用を総括した。 津田プロマネは、初号機のときは若手メンバーとして関わっていた。初号機では、残念ながら想定した通りのタッチダウンを行うことはできなかったが、その悔しさをバネに、「初号機を越える成果を出そうとやってきた」とのこと。タッチダウ