メガメガニウム
めがめがにうむ
『Pokémon LEGENDS Z-A』で、ハーブポケモン・メガニウムがメガシンカした姿。
元々頭に「メガ」が付くポケモンだった為、メガシンカが発表された当時から二次創作などで良くネタにされていたが、この度12年越しに実現と相成った。
メガフシギバナ同様、メガシンカエネルギーによって身体の花が成長するのだが、こちらは長い首に沿って新しい花が3輪増え、計4段の花で首が覆い隠されたボリューム豊かな姿となった。
また、頭の触感は何故かくるんと巻いており、花は上から赤、マゼンタ、薄ピンク、白の順で広がり、元の花の色合いを再現している。
一見戦いには向かなそうな見た目だが、これら多重の花びらでエネルギーを生成・増幅して放つソーラービームは絶大な威力で、別名「メガソーラー砲」とも呼ばれているらしい。
| HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 通常 | 80 | 82 | 100 | 83 | 100 | 80 | 525 |
| メガ | 80 | 92 | 115 | 143 | 115 | 80 | 625 |
| 上昇値 | ±0 | +10 | +15 | +60 | +15 | ±0 | +100 |
耐久寄りだったステータスから一変、特攻が+60アップし、設定通りの高火力特殊アタッカーへと変化。その耐久力もそれぞれ+15、残りは攻撃に+10分配され、元からメガがついているポケモンに相応しい強化を遂げた。
素早さは据え置きだが、意外にもメガシンカ後では、ミアレ御三家で最重量でありながら最速だったりする。
タイプには新たにフェアリータイプが追加される。『Z-A』時点で覚えられるのはチャームボイスとマジカルシャインのみだが、先述した特攻のおかげで十分に活かせる。
新たにだいちのちからも習得した為、鬼門である炎・鋼・毒相手にもこの高い特攻で反撃可能となった点は大きい。
ただしそれ以外のタイプの特殊技ははかいこうせんしか覚えないためひこうタイプを併せ持つファイアローやエアームドが出たら引き下がるべし。
欠点としては追加されるフェアリータイプが、元々の劣悪な耐性を殆どカバーしてくれない所かむしろ悪化させている点。
虫は等倍になったが、鋼には防御面でも弱くなり、元々攻防ともに弱かった毒は4倍になる等、通常メガニウムに対する抜群狙いがそのまま通ってしまう弱点の多さには引き続き注意が必要。
と言っても、格闘・悪・ドラゴンへの抵抗力というアドバンテージも手に入れており、耐性の数も十分多い。まとめると、弱点6、耐性6、無効1なので、ハマる相手にはトコトン強く、状況次第では十分な活躍をしてくれるだろう。
メガシンカ前後あわせて安定感に定評のあるフシギバナとは対照的に、極端から極端に走ったよく言えば爆発力重視のスタイルに成長したギャンブラー好みな仕上がりで、その味付けは進化前のベイリーフよろしくスパイシーに仕上がっているのが面白い。
余談だが本作に於ける仕様により、メガメガニウムが放つソーラービームは選択後から発射までの時間外大幅カットされているという特徴を持っている。(しかも威力は据え置き)
『ZA』ではシステム上特性なしとなっているが、「メガソーラー砲」という異名とこの仕様から「にほんばれ」や道具の「パワフルハーブ」と同じ効果の特性ではないか?という予想もある。
※最初に選んだチコリータを進化させる
※最初に選んだチコリータを進化させる
※主人公ワニノコ選択時
※性別:♀️
※主人公ワニノコ選択時
※性別:♂️