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化石ポケモン (かせきぽけもん)とは【ピクシブ百科事典】
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化石ポケモン

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かせきぽけもん

化石ポケモンとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場する化石から復元されたポケモンの総称。

概要

元々は古代に生息していたが、様々な理由により絶滅してしまい現代でカセキとなって発見されたポケモンたち。

カセキは初めは道具として入手し、その後復元することによってポケモンの姿に戻すことが出来る。殆どは1つの化石から復元されるが、中には4種類の化石を組み合わせて復元するポケモンもいる。

いずれも現実世界の古代に生息していた生物をモチーフとしている。基本的に進化前も進化後も同じ生物がモデルだが、進化すると元ネタが変化する種が一部存在する。

ゲームでの特徴

『SV』時点では1進化までで、2進化まで到達したものはいない。

復元後に自動でモンスターボールに入るため、復元個体のボール厳選は不可能である(後述)。

カセキメラ以外はタマゴグループが設定されており、タマゴを手に入れることも可能。

個体値に関しては、伝説ポケモンと同様、復元した時点で最低3Vが保証されている

そのため、高個体値のメタモンが手元にいない時などには、個体厳選のとっかかりとして利用されることもある(特に連鎖が難しく高個体値のメタモンを狙いにくいBDSP等では割と重要)。

ただし、♀の出現率も御三家並に低く設定されており、厳選要員として有用な5V~6Vの個体を用意したい時や、タマゴ技を覚えさせたい時には少々苦労することになる(第8世代以降は横並び遺伝の方法が新たに導入されたので、タマゴ技の継承に関してはある程度緩和された)。

無進化のプテラを除き、進化後の合計種族値はいずれも495で1つ目のタイプがいわタイプという縛りがあった。が、第5世代からは例外が少しずつ出始め、特に種族値の縛りは第8世代時点で撤廃された。

野生個体

野生での登場は『ポケモンレンジャー』などの派生作品に限られていたが、『剣盾』以降の本編や『GO』を含む派生作品では、いくつかの種類が野生で出現するようになった。

復元を経てないためかどうかは定かでないものの、野生個体に3V保証はないため注意。

ソード・シールド

DLC『冠の雪原』ではウルトラホールが開いた影響で、多くの化石ポケモンが生きた姿でフィールドを闊歩するようになった。さらにマックスレイドバトルを含めれば剣盾初出のウオノラゴン達も出現する。これにより今まで出来なかったボール厳選も可能となった。

ウルトラホールは最近開いたのか、「久しぶりに帰ってきたら岩っぽいポケモンが増えている」と発言するNPCがいる。それとは別にオムナイトの図鑑説明には、逃げ出したり逃がされたりなどの理由で人間の管理から離れた個体が野生化していると記述されており、化石ポケモンの野生化は社会問題にもなっている模様。

Pokémon LEGENDS アルセウス

過去や未来のポケモンや道具が出現する時空の歪みの影響により、歪んだ時空内限定でズガイドスラムパルドタテトプストリデプスの野生個体が出現する。

この時代には復元技術がないため、入手方法はこの時空の歪みのみ。

また、天冠の山麓内の「太古の洞穴」にはラムパルドとトリデプスの化石が埋もれている。

スカーレット・バイオレット

DLC『ゼロの秘宝 後編・藍の円盤』で行けるようになるテラリウムドームにズガイドス・タテトプスが野生で生息している。が、化石の入手手段・復元方法は存在しない。

人工的に管理された環境に化石ポケモンが生息しているという描写は、地味にシリーズ初である。

ポケモンGO

出現率は高くないが、普通に野生出現するバリヤード他のように特定の地域・場所でしか出ないなんてこともなく、ただのレアポケモンである。また、年に一度開催される「アドベンチャーウィーク」では化石ポケモンがピックアップの対象となるので、その時に厳選やアメ集めをするのがおススメ。また、GOロケット団の実装後は、彼らが手持ちに加えていることもあり、戦闘後のゲットチャレンジで捕獲して入手することも可能になった。

入れるボールも選べるが、4種類だけ(モンスターボールスーパーボールハイパーボールプレミアボールガチゴラスのみGOサファリボールにも入れることができる)なのであまり意味はない。

NEWポケモンスナップ

本作の舞台・レンティル地方ではユレイドルが珊瑚礁に、ラムパルドが洞窟に、ガチゴラス・アーケオス・プテラが火山帯に生息する姿が確認されている。

元ネタが生きていた恐竜時代は今よりも気温が高かったそうなので、彼らとしてはそうした熱い地域の方が住みやすいのかもしれない。

オシャボ厳選

第4世代まではモンスターボールにしか入れることはできなかったが、第五世代ではゲームシンクでモンスターボール以外のボールでも捕まるようになった(ただし隠れ特性限定)。

さらにXYでは、親から捕まえたボールを遺伝するようになったことから卵厳選でも違うボールでの厳選が可能となった。

第7世代の時点でもモンスターボール以外に入った化石ポケモンはGTSでの交換で重宝された。それこそ禁止級伝説との交換が容易に成立したぐらいなものであり、準伝説でも誇張抜きにランドロスとまで交換が成立するほどであった。

第8世代以降は、レアボールの入手が以前と比べて緩和されたことや、野生個体の実装もあり、オシャボ厳選の難易度は下がった。ただ、世代により登場する化石ポケモンが限られているのが難点である。

化石ポケモン一覧

※初登場したソフト順に記載。

第1世代(『RGBP』)

No.名前モチーフカセキ名
138オムナイトアンモナイト/オウムガイかいのカセキ
139オムスター同上-
140カブトカブトガニこうらのカセキ
141カブトプスカブトガニ/三葉虫-
142プテラプテラノドンひみつのコハク

第3世代(『RSE』)

No.名前モチーフカセキ名
345リリーラウミユリねっこのカセキ
346ユレイドル同上-
347アノプスアノマロカリスツメのカセキ
348アーマルド同上-

第4世代(『DPt』)

No.名前モチーフカセキ名
408ズガイドスパキケファロサウルスずがいのカセキ
409ラムパルド同上-
410タテトプスプロトケラトプスたてのカセキ
411トリデプストリケラトプス-

第5世代(『BW』)

No.名前モチーフカセキ名
564プロトーガプロトステガふたのカセキ
565アバゴーラアーケロン-
566アーケン始祖鳥はねのカセキ
567アーケオス同上-

第6世代(『XY』)

No.名前モチーフカセキ名
696チゴラスティラノサウルスアゴのカセキ
697ガチゴラス同上-
698アマルスアマルガサウルスヒレのカセキ
699アマルルガ同上-

第8世代(『剣盾』)

No.名前モチーフカセキ名
880パッチラゴン羽毛恐竜+剣竜カセキのトリ+カセキのリュウ
881パッチルドン羽毛恐竜+首長竜カセキのトリ+カセキのクビナガ
882ウオノラゴンダンクルオステウス+剣竜カセキのサカナ+カセキのリュウ
883ウオチルドンダンクルオステウス+首長竜カセキのサカナ+カセキのクビナガ

化石ポケモン予備軍

今も生息している生きた化石や、先祖返りの要素を持つポケモン達。

かつては既に絶滅したと考えられていたポケモンだが、南米ギアナ高地で生きた個体が正式発見された。

なお、劇場版および実写映画ミュウツーはミュウの化石を元に作られたという設定である。

テッポウオの進化系でありオムナイト系統の子孫であるポケモン。

進化により先祖返りをする。

1億年の間、姿が変わっていないため「生きている化石」とも呼ばれる。カセキが見つかっていない、かつ現代でも絶滅せずに生き残っているため、化石ポケモンにはカウントされない。ただし♀の出現率は化石ポケモンと同等で、非常に低い。

化石ポケモンに共通するいわタイプを有する。

遥か古代から存在したと伝えられる伝説のポケモンカイオーガグラードンは自然エネルギーによってメガシンカとは似て非なるゲンシカイキという現象で本来の姿を取り戻す。

どれほどの過去から棲息しているかは不明だが、レックウザは図鑑に何億年もオゾン層の中で生き続けている旨の言及がある。

げんしのちからを覚えて進化するポケモン達。

メガネウラマンモスをモチーフとしている点から、先祖返りなのではないかと思われる。

実際にマンムーは1万年前の氷河期のポケモンで氷漬けの状態で発見され、そのまま目覚めた個体も存在する。

化石から復元されたポケモンと明言されている、3億年前のポケモン。ただし人間の手で改造されたためかいわタイプを持たず、代わりにはがねタイプを持っている。

ゲーム中でカセキから復活させるわけではないからか、化石ポケモンとはあまり呼ばれない。

生まれてから数億年の間地底で眠っていたポケモン。

太古の昔、ガラル近海に落下した隕石による急激な環境の変化の影響で絶滅してしまったサニーゴ。

現代に生息している種とほぼ同じ姿のため、逆説的に繁栄していた当時は、既に原種に近い姿であった可能性が高い。

太古の海に生息していたが、絶滅し幽霊として甦ったドラゴンポケモン。

タイムマシンで呼び出された古代のポケモン達。

一見すると現代のポケモンの先祖のように見えるが、パラドックス(矛盾)ポケモンという分類名が示す通り、その関係性は謎と矛盾に満ちており、元のポケモンとは関係なく鱗や尻尾、牙など恐竜の要素を兼ね備えているポケモンが多い。

およそ200万年前に発生した地殻変動に巻き込まれ絶滅したと考えられていたポケモン。

復元された姿について

化石ポケモンは基本的に化石から復元される形で現代に復活するが、一部復元が完全ではない可能性が指摘されている種が存在する。

  • プテラ

琥珀から遺伝子を抽出する形で復元していることから、完璧な復元は今の科学でも不可能とされている。メガプテラの図鑑説明では失われた遺伝子が復活したとの記載があるため、琥珀内部の遺伝子に不足があるのは確かなようである。

下半身と上半身を4種類の化石の組み合わせで復元される。復元に使われた化石がどんな姿だったのかは謎。

  • チゴラス、ガチゴラス

完全な復元はできておらず、実は全身に羽毛のような毛があるのではという説があるという(現実世界のティラノサウルスにも羽毛の有無について議論が存在することを踏まえた設定か)。

ただプテラと異なり説のレベルに留まっており、復元した姿が古代の姿である可能性もある。

こうした設定から、一部ファンからは「化石ポケモンの本来の姿は復元された個体と大きく異なるのではないか」という考察が語られることがある。

ただ、復元が完全でないことが確実視されているのは上述の通り「復元方法が一般の化石ポケモンと異なる」種のみであり、現時点で他の化石ポケモンにそのような設定は見受けられない。

カブトは一部地域では3億年前から生き残っていることが確認されており、アマルスやアマルルガは図鑑に「氷漬けで発見された個体もいる」という記述があるが、化石から復元する個体と姿形の相違があるといった記述は現在のところ存在していない(今後リージョンフォーム特殊個体の様な形で登場する可能性はなくはないが)。

野生出現する個体のうち、ウルトラホールや時空の歪みによって「時間を超えて出現した」ことが明確なカンムリ雪原の化石ポケモンや天冠の山麓のズガイドスやタテトプスなどは、復元された個体と全く同じ姿である。

特に天冠の山麓内の〝太古の洞穴〟にはラムパルドとトリデプスの化石が存在しており、それと関連付けるようにラムパルドやトリデプスといった化石ポケモンが出現する時空の歪みは天冠の山麓限定であることから、演出意図としては「化石となる前の個体が過去から転移してきた」ことを示唆しているように思われる。

なおテラリウムドームにも野生個体が出現するが、こちらには絶滅個体が時間転移したことを示唆する演出は特に存在しない。テラリウムドームで用いられている高濃度のテラスタルエネルギーには短時間だがタイムスリップ・並行世界の移動を生じさせる効果があるため、絶滅した時代から出現・捕獲された個体という可能性もなくはないが、普通に復元個体が生活しているだけとも考えられる。

ジョウト地方アルフの遺跡に遺されているパズルにはカブト・オムナイト・プテラの姿が復元された姿とほぼ変わらず描かれ、生態に関する簡単な解説まで添えられている。

1500年以上前に遺跡を築いた古代人は、少なくともこの3種のポケモンを現代と同様の姿と認識していた様子であり、遺跡内で化石が見つかることを考えると建造当時は生きた個体が何らか(死者を蘇生させるポケモンの力で復活したか、上述したウルトラホールや時空の歪み、超常的な力を持つ存在の力等によって他の時代から飛ばされた等)の要因によって生息していた可能性が考えられる。

こうした設定についてはアニポケでも同様で、BW第76話でも古代のアバゴーラが現代の想像図と同じ姿をしている様子が描かれている。

また、劇場版「水の都の護神」ではこころのしずくの超常的な力によって化石ポケモンが復活するが、その際に現れたプテラカブトプスの姿は復元された姿とほぼ同じ(瞳孔が存在しないという相違点はある)であった。

余談

殆どの化石ポケモンはいわタイプを持つが、これは生前からそうなのかカセキになったため後天的に付与されたものかは不明。

カブトのように太古から生き残っているとされる(カセキ化していない個体も存在する)化石ポケモンも例外なくいわタイプを持つこと、「げんしのちから」がいわタイプであることを踏まえると、原始時代に生息していたという性質が影響している可能性も高い。

ちなみに数億年以上前に生息していたことが明確にされている一般ポケモンには、化石ポケモンに限らず全ていわタイプが含まれている。

現状、化石から復元できるのは進化前のポケモンに限られているが、アーケオスの図鑑では「羽毛が細かいので、熟練の職人でなければ復元に失敗する」旨の記載があり、然るべき化石であれば進化後を直接復元することも可能であることが示唆されている。

ゲーム中に入手できる化石がいずれも進化前のものであるため、進化前の姿でしか復元できないというべきか。

第2世代・第7世代・第9世代では新規の化石ポケモンが登場していない。

2世代は前世代で1進化であるオムナイト系統とカブト系統に加え、プテラがいた所為、第7世代はアローラのモデルが火山島であるハワイだった事に起因しているとも取れるが。

第9世代では「太古のポケモン達が時を超えやって来る」という事態が起こっており、メタ的な事をいえば新規である彼らとの差別化が困難なので登場しないと解釈できる。

第8世代に登場した新規の化石ポケモンが特殊な形であるのは第7世代で新規の化石ポケモンが不在、ガラルのモデルのイギリスは化石の発掘地の「ジュラシック・コースト」が有名である他、リチャード・オーウェン等の古生物学者の出身地、あるいは深い関連性があり恐竜が最初に発掘された場所でもあるのが理由と思われる。

新登場の化石ポケモン(特にウオノラゴン)が対戦で大暴れしているほか、「冠の雪原」からは化石復元を経ずに好きなボールで化石ポケモンをゲットすることが可能となり、最終的に化石ポケモンがだいぶ優遇された世代になったと言えよう。

2021年に、化石ポケモンとそのモデルとなった古代生物にスポットを当てた、ポケモン化石博物館なる企画が発表された。同年7月4日に北海道の三笠市立博物館での展示を皮切りに、全国各地の博物館を巡回していくとしている。

なお、メインビジュアルにはそれぞれのモチーフとなった生物と対応する形で配置されている。

メインビジュアルに描かれているのは以下の9体。

パラドックスポケモンには特定ポケモンの祖先種らしい種が見られるが、化石ポケモンにも現代のポケモンの祖先と考えられている種が複数存在する。

具体的にはアーケン・アーケオスは鳥ポケモンの祖先、アノプス・アーマルドは一部虫ポケモンの祖先、プロトーガ・アバゴーラは亀ポケモンの祖先、オムナイト・オムスターはオクタンの遠い祖先である。

ポケモンカードでは化石自体がたねポケモンとして設定されており、ゲームでの1進化が2進化扱いになっている。

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ポケモン一覧

いわタイプ…第6世代までは全てがこのタイプだった。

カセキメラ

超古代ポケモン

化石 古代 恐竜 古生物

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