Bloodborne
ぶらっどぼーん
獣狩りの夜がはじまる。
古都ヤーナム
遥か東、人里離れた山間にある忘れられたこの街は、
呪われた街として知られ
古くから、奇妙な風土病「獣の病」が蔓延っている
「獣の病」の罹患者は、その名の通り獣憑きとなり、
人としての理性を失い夜な夜な「狩人」たちが、そうした、
もはや人でない獣を狩っているのだと言う
だが、呪われた街はまた、古い医療の街でもある
数多くの、救われぬ病み人たちが、この怪しげな医療行為を求め、
長旅の末ヤーナムを訪れる
主人公もまた、
そうした病み人の一人であった…
| 正式名称 | Bloodborne |
|---|---|
| 発売日 | 2015年3月26日(PS4) |
| 価格 | 6900円(税別) |
| 対応機種 | PlayStation4 |
| ジャンル | アクションRPG |
| プレイヤー人数 | 1人(オンライン時2~5人) |
| CERO | 「D」(17歳以上対象) |
| 発売元/開発 | FromSoftware/SCE JAPANスタジオ |
| ディレクター | 宮崎英高 |
| プロデューサー | 山際眞晃(SCEジャパンスタジオ) |
19世紀ビクトリア時代の寂れた辺境都市ヤーナムを舞台に、主人公を操作して探索する三人称視点のアクションRPG。
ディレクターの宮崎英高氏曰く、「未知の探索」「バトルの死闘感」「ユニークなオンラインのコンセプト」がポイント。
2014年5月に『Project Beast』と銘打たれた動画がインターネット上に流出し、動画の雰囲気やアクションから、ファンの間では「これはデモンズソウルの続編ではないか?」との議論が持ち上がっていた。
同年6月にタイトルが正式発表され、フォーマットこそ「デモンズソウル」に近いものの、世界観が異なる完全新作である。
同じフロムソフトウェアから発売され、従来作と見做されるデモンズソウルやダークソウル・シリーズとは、高難度のゲーム性とダークな世界観という点では類似している。しかしゲーム性やストーリー展開は大きく異なっている。
スピード感を重視したアクション
開発者がコンセプトの一つに「死闘感」を挙げており、ソウルシリーズと比べて積極的な戦法をとるよう設計されている。
ソウルシリーズにあった盾が廃止(厳密には存在するが性能が著しく低い)され、防具の性能自体もそこまで高くない。ただし優秀な回避アクションと、ダメージを受けてから一定時間内に敵に攻撃を当てることでHPを回復する「リゲイン」が用意された。
加えて、攻撃直前の敵を銃で撃つことで体勢を崩させる「銃パリィ」、体勢を崩した敵に致命の一撃を食らわせる「内臓攻撃」といった攻撃的な防御手段が追加された。
装備重量の概念も廃止され、どんな装備でも(一部武器の攻撃モーション以外は)軽快な動作、回避が可能になったほか、装束(防具)に関しても各攻撃属性に対する耐性だけで差別化されており、スピードを犠牲に防御力を高めた重装鎧などは存在しない。
よって、防御よりも攻撃と回避が大きな比重を占める、スピード感のあるアクションを重視したゲーム設計となっている。
ちなみに、「リゲイン」のシステムの一部は、後続作品にも受け継がれている。
武器の種類
今作でも従来作同様に装備は片手に二つずつ装備できるが、右手に装備できるものと左手に装備できるもので内容が大きく異なる。
全ての右手武器は変形機構が組み込まれている「仕掛け武器」となっており、変形させることで二種類の使い分けができる。例えばノコギリから長柄の鉈に変形する『ノコギリ鉈』、蛇腹剣のようなムチに変形する『仕込み杖』など。
左手武器は大半が銃器であるが、盾や松明なども存在している。銃弾は消費アイテムである「水銀弾」を使用する。水銀弾は20発までしか持ち歩けないが、その場で自らのHPの一部を弾に変換する緊急補充が可能。ただし、主な銃の射程は短く威力も抑えられているため、基本は近接戦闘が中心に展開される。そのため上述の銃パリィなどで隙を作る、敵をおびき出すなどといった使い方が主となる。
また水銀弾は「秘儀」と呼ばれる、いわゆる『魔法』を行使する時にも消費される。
難易度
いわゆる死にゲーなので難易度はもちろん高いが、特に序盤の高難易度が有名である。発売から10年以上経っているにもかかわらず、最初の1、2体目のボス(片方は戦わずに進むこともできる)を倒せたプレイヤーは5割未満(2025年4月現在)となっている。
しかし決して理不尽なバランスではなく「集団の敵には突っ込まず、銃撃や投石で一体ずつ釣り出して倒すか、地形を覚えて戦わずに走り抜ける」「無闇に距離を取るのではなく、敢えて敵側にステップして攻撃を掻い潜る」「銃パリィのタイミングを掴む」などの基本ができるようになれば十分に突破可能となっている。そのため序盤を突破できればクリアまで戦い抜くためのプレイヤースキルはある程度身につくとされ、過激なチュートリアルとも言えるだろう。
荒廃した都市を舞台に冒険を繰り広げるという点では、従来のダークソウルシリーズやデモンズソウルの系譜をうかがわせる。
だが、その最大の相違点は時代設定。
ダークソウルやデモンズソウルなどの古代から中世を思わせる時代から一転して、19世期のビクトリア時代と言う『近代』を舞台とした事で、神や魔法が存在し、神秘を神秘として受け入れていた世界観から、仕掛け武器や銃器、医療の知識など、科学技術が進歩し、学問や知識がより直接的に人間社会に『力』をもたらし始め、神や魔法が『オカルト』として研究の対象になり始めた世界観となっている。
また、本作では、血液を始めとして、宇宙・母と赤子・湖(海)と言った複数のテーマが盛り込まれており、コズミックホラーとダークファンタジーが融合した独特なストーリーとなっている。
CVはDLC「The Old Hunters」で追加された日本語音声のものを記載。
- 主人公(プレイヤー)
性別選択可能。
台詞はない。何らかの目的をもってヤーナムを訪れたはずなのだが、謎の男によりヤーナムの血の治療を受けて、今は記憶が曖昧になっている。記憶を無くす前の自分が残した手記にある「青ざめた血」という言葉を頼りに、ヤーナムの謎を求めて探索を始める。公式サイトでは主人公もまた「病人の一人」とされている。
過去(出自)を選ぶことができ、選んだ内容によって初期ステータスが変化する。
「やあ、君が新しい狩人かね」
拠点である『狩人の夢』に現れる老人。
プレイヤーを新人の狩人と認め、狩りの助言を与えてくれる。
非常に老齢で片足が義足の事もあり、普段は車椅子に乗っている。
「お帰りなさい。狩人様」
『狩人の夢』に存在する等身大の人形。プレイヤーのレベルアップを行う。シリーズファンならご存知のかぼたんにあたるキャラクターである。指の関節などから人形であることがわかるのだが、自我を持ち、プレイヤーを狩人様と呼んで慕ってくれる。
プレイヤーのジェスチャーに応える振る舞いをしたり、“人形”としての独特の哀愁のある話をしてくれたりと、ダークファンタジーにおいて、貴重な愛嬌のある行動が数多くの狩人の心の癒しとなっている。
「狩りの成就を、祈っています」
主人公がヤーナムの血の治療を受けた、ヨセフカ診療所の所長らしい女医。
しかし冒頭のムービーで主人公を治療したのは車椅子の男であり、彼女もドアの向こうから姿を見せず、謎が多い。
「無事でよかったわ。あなたに、お願いがあるの」
ヤーナム市街から聖堂街に抜けると、その時点で女医のヨセフカは別人にすり替わっている。
獣の病に罹っていない生き残りに、ヨセフカの診療所を避難所として紹介してほしいと依頼してくる。
「この街で何を得ようとも、私には、それが人に良いものとは思えません…」
今作の青ニート枠。英語版の声は残念ながら青ニート2代を演じたマット・モルガンさんではない模様。
主人公と同じく異邦人であり、血の医療を求めてこの街にやってきが、病に伏しており末期状態である。ヤーナムの裏事情にもある程度通じており、窓越しに情報を提供してくれる。
ストーリーが進むにつれ更に病状が悪化していく。その苦しみはせめて獣にならずに死ねると喜ぶほどで、とても痛々しい。
- 孤独な老婆(CV:よのひかり)
「あたしゃあ知ってるんだよ!」
ヤーナム市街で扉越しに会う一般人。嫌味な口ぶりで余所者と狩人を嫌っている。
安全な避難場所を求めており、プレイヤーの選択次第でオドン教会とヨセフカの診療所のどちらかへ連れていける。
ストーリーが進むと狂ってしまい、プレイヤーを自分の息子だと誤認するようになってしまうが、多量の鎮静剤をくれるようになる。
「狩人狩りなど、あたしに任せておけばいいのさ…」
血に酔った狩人を始末する『狩人狩り』専門の狩人。「慈悲の刃」という二刀に分割できる小剣を所持している。既に妙齢の域も過ぎている様に窺える女性であるが、鍛え抜かれた剣技と回避性能は相当なもの。
ペストマスクのような仮面に、鴉の羽をイメージしたような衣装を着ている。PVにも登場するが、あまりのカッコよさにファンが後を絶たなかった。
- 少女(CV:黒沢ともよ)
ヤーナム市街に住む少女。プレイヤーが話しかけると窓越しに会話してくれる。
プレイヤーに両親の思い出の品であるオルゴールを渡し、探してくれるよう依頼する。市街からの避難を促す事も出来るのだが……
「獣狩りの夜が終わったら、その、あんたと友達になれるかな…?」
赤いローブをまとい、床にうずくまっている小男。聖堂街のオドン教会で獣除けの香を焚いて安全地帯を作り、獣の病に罹っていない生き残りを教会へ避難させて欲しいと依頼する。
「…あんまり近づくと、穢れちゃうわよ?」
ヤーナム聖堂街に住む娼婦。プレイヤーの選択肢次第でオドン教会に避難する。その際に、お礼として自身の血を分け与えてくれる。
縁故は不明だが、カインハーストの穢れた血族に連なる貴族のものに似たドレスを着ており、彼女の血質はビルゲンワースから持ち出された禁断の血に近いという。
物語が進むと体調が悪くなり…?
- 偏屈な男(CV:荻野晴朗)
「学なんてなくても、俺は、俺には…
特別な知恵があるんだ…」
娼婦アリアンナの向かい側に住む中年。プレイヤーの選択肢次第でオドン教会に避難する。よそ者である主人公どころか同じ避難民に対しても疑り深く、穿った目で見ては難癖をつけている。
- 血族狩りアルフレート(CV:小西克幸)
「お互い、この街を清潔にいたしましょう…」
元は狩人だったが、現在は「処刑隊」の一員として、亡き師ローゲリウスの無念を晴らすべく廃城カインハーストへ乗り込む手段を探している。礼儀正しい青年で主人公には好意的に接し、様々な情報を提供してくれる。
英語版のCVはダークソウルでお馴染みの太陽の騎士ソラールを演じたダニエル・フリン氏が担当している。とある場所で言い放たれる狂気と情熱に満ちた圧倒的な演技がプレイヤーを魅了した。
「だからこそ、私は貴公を狩らねばならん!」
かつてはその技量により名を馳せた狩人。工房の異端「火薬庫」製の仕掛け武器「パイルハンマー」を愛用している。
獣の病を封じるために焼き尽くされた旧市街を痛ましく思っており、せめてもう他の狩人が近づかぬよう、時計塔の上にガトリング砲を据え付けて旧市街を死守している。旧市街に突入した直後は敵対状態だが、ある条件を満たすことで和解することが可能。
「ウフフフフッ…私の狩人様…。貴方の血は汚れてしまいました」
隠し街ヤハグルにメンシス学派によってさらわれていた尼僧。プレイヤーの選択肢次第でオドン教会に逃げて来る。プレイヤーに助けられたことへの感謝の印として医療教会が美徳として説く献身的行為”血の施し”をしたいと申し出る。
尚、ゲーム中の描写を見るに、惚れっぽい割には嫉妬深く独占欲が強い性格の様で、狩人の行動によってはとんでもない行動に出る。
「かねて血を恐れたまえ」
禁断の血を研究するビルゲンワースの最高責任者。かつては高次元思考力という”思考の瞳”=上位者たちを見る知識=啓蒙を得ることに執着していた。
- 初代教区長ローレンス(CV:青山穣)
「…変わらず、頑なですね
でも、警句は忘れません」
医療教会の設立者。元はビルゲンワースの学徒だったようだ。
学長ウィレームのもとを去り、医療教会を設立した。
当初、ゲールマンの台詞で名前のみ触れられ、また聖堂に祀られた彼の頭蓋骨などは登場していたが、DLCにてとある形で邂逅することとなる。
「たとえ私が君に生贄を望んだとしても、それは心の中のこと
誰も与り知らぬ、ノーカウントな事象というものだよ
ウヒッヒッヒッ…ウヒッヒッヒッヒッヒッ…」
シリーズお馴染みのパッチが巨大な人面蜘蛛として登場。今作もお約束の落下イベント込みで出演。日本語版の声優もアーマード・コアでパッチの声を担当した楠見尚己さんが声を当てる事となった。
ある程度のストーリー進行度になると一度だけ窓や扉越しでのNPCとの会話が彼との会話になり、神秘に見えることが出来るという『扁桃石』をくれる。
その後は『教室棟』などに登場し、プレイヤーを友と嘯き接するようになる。
- 血の女王、アンナリーゼ(CV:榊原良子)
故なくばそのまま去り
あるいは、我が前に跪くがよい
廃城カインハーストの主であり、穢れた血族の長、その最後の生き残りにして本物の不死。
医療教会の狩人たちを殺し、彼らから血の穢れを集めている。そのため自身も穢れている事を自覚しており、顔を鉄仮面で隠している。
ちなみに求婚が可能。
「…あんたも分かってるんだろう?」
禁域の森に隠れていた半裸の男。プレイヤーの選択肢次第でオドン教会に逃げてくる。
その後は礼として彼から『匂いたつ血の酒』を入手できるようになる。
- 連盟の長、ヴァルトール(CV:藤原啓治)
「素晴らしいじゃあないか。存分に狩り、殺したまえよ」
禁断の森にいる狩人。近代の軍服に近い衣装を着ており、ソラールさんの様なバケツ頭を被っている。獣狩りの夜に蠢く汚物である"虫"を根絶やしにするための協約、『連盟』の長を務める。
とある場所で協力NPCとして召喚することが可能。協力NPCの中で随一の強さを誇る。
- 少女の姉(CV:花澤香菜)
ヤーナム市街に住む少女の姉。プレイヤーが話しかけると窓越しに会話してくれる。
プレイヤーに妹の行方を問う。
- やつしのシモン(CV:田村健亮)
「悪夢の内に秘密を感じ、それを知らずにいわれない…
あんたもう、ビルゲンワースの立派な末裔というわけだ」
医療教会、最初期の狩人として知られており、弓に変形する曲刀を得物としている。
経緯は不明だが、彼もまた狩人の悪夢に紛れ込んでおり、主人公に助言を与える。医療教会の狩人でありながら、凄惨な内情を知っている為にその存在を嫌悪している。
- 流浪の狩人、ヤマムラ(CV:不明)
「獣は呪い、呪いは軛
そして君たちは、教会の剣とならん」
正気を失っている異邦の狩人。殺害することで協力NPCとして召喚が可能。
- 教会の暗殺者ブラドー(CV:広瀬彰勇)
「お主、今、鐘の音は聞こえているかね?」
医療教会の刺客。医療協会が悪夢に封じた秘密を守るべく、音の鳴らない死の鐘を鳴らし続けている。
- 血の聖女アデライン(CV:花澤香菜)
「脳液が欲しいの。暗く蕩けた脳液が…」
DLCの実験棟にいる患者の一人。椅子に括り付けられ、スライムのように蠢く頭部を持つ異形の姿をしている。彼女も血の聖女であり、アイテム『脳液』との交換で血を与えてくれる。
- 蹂躙された漁村の住人(CV:魚建)
「ビルゲンワース…ビルゲンワース…
冒涜的殺戮者…貪欲な血狂い共め…」
ビルゲンワースに蹂躙された漁村に住む老人。呪いの言葉を吐き続けている。
野生動物を狩ると言う意味での狩人ではなく、イントロダクションにある様に『獣の病』に罹患した人間を狩る者。
ヤーナムを訪れたプレイヤーもこの狩人となり、『獣狩りの夜』において『獣の病』に罹患した人間を狩って行く事になる。
獣狩りの生まれた経緯や狩りの持つ意味は複雑であり、ある意味においては狩人は殺戮者であるが、ある意味においては治療者であり、ある意味においては葬送者であり、ある意味においては探究者である。
主人公が求める最終目標。その正確なところは不明であり、謎に包まれている。
- 血の遺志
狩人は夢の中で血の遺志を力とし、狩人は自らの身体を作り変える。
従来のソウルシリーズにおけるソウルに相当する。それはレベルアップに必要な経験値であり、またアイテムを購入する資金にも相当する。敵を倒したり様々な手段で集めることが出来る。
ただし他のゲームと違い死ぬと全てを失い、死んだ場所に再び辿り着いて回収するしかない。このためデスルーラによって持ち帰ることは出来ない。また、回収せずに再び死亡すると完全に消滅する。よって生きて帰れなければアイテムも買えないしレベルアップも全くできない。最初は数百単位失うだけでも悔しい思いをするが、ゲームにハマるうちに数十万単位で失っても平然としていられるようになるだろう…。
他のソウルシリーズと違い、死亡した地点に落とす遺血をモンスターなどが拾ってしまうことがあり、死亡場所付近にいるその敵を倒さないと回収できないというシステムになっている。
「暗きもの(蒙)が啓かれる」、つまり「知識」を得て、「真実」を知ることを指す。
従来のソウルシリーズにおける人間性に相当する。ただし、人間性の様に死亡によって喪失することはなく、特殊な攻撃を行うエネミーとの戦闘以外では、啓蒙の使用によってのみ減少する。
啓蒙の使用によって、啓蒙取引によるアイテムの購入と、戦闘で協力してくれるNPC・プレイヤーの召喚を行うことができる。使用以外で啓蒙を失う場合として、脳を吸う攻撃を行うエネミーからの攻撃を受けることでも啓蒙は減少するが、それ以外では増加することはあっても減少することはない。
主な入手方法は、偉大な知識に触れて発狂した人々の頭蓋骨”狂人の智慧”や”上位者の智慧”、上位者の赤子だけが持つ”三本目のへその緒”などを使用するか、ヤーナムの各地を訪れること、ボスと出くわすことなど。つまり異常な体験をするか、それらを経験した人々の遺志を取り込むことで啓蒙を高めることができる。
なお、取得する事にデメリットのない血の遺志に対して、啓蒙の場合、高める事にステータス異常の一つである発狂を引き起こしやすくなる、出現する敵が強くなる、一部アイテムの効果時間が短くなるなどのデメリットとリスクが存在する。なお、発狂すると全身から血を噴き出して大ダメージを受ける。
さらに攻撃力が上がる獣性のゲージの最大値が下がるというデメリットもある。(ただし獣性は攻撃力の上昇に加えて防御力が低下するが…)。
このゲームにおいては、啓蒙はどちらかと言うとゲーム性よりもストーリーに関係のあるパラメーターとなる。
- ヤーナム
かつて繁栄し、谷を跨いだ陸橋などで居住区が立体的に交差し、背の高い塔がひしめきながらも今や疫病によって汚染され、住民たちは家に閉じこもったままの陰気な街。大きく分けて市街、旧市街、聖堂街、聖堂街上層に分かれている。
ヤーナムの住民はよそ者を嫌い排他的である。そしてもれなく血の医療の常習者である。
主人公が訪れた時のヤーナムは獣狩りの夜であり、本来は獣狩りに出たはずの男たちが逆に病に罹って徘徊している。
- 獣の病
根本的な治療手段は確立されておらず、ヤーナムに蔓延している感染性の風土病。詳しいメカニズムは解明されていないが、症状が進行すると理性を失い、凶暴性が顕著となり、瞳孔が蕩けて崩れ、やがては全身の体毛や体格が獣そのものになる。
獣の病の防止を図っている医療教会の人間も例外ではなく、逆に高位の徳を積んだ聖職者であれば、より力を持った恐ろしい獣と化す。
- 血の医療
ヤーナム独自の医療方法で特殊な血液を輸血する治療法。しかしながら獣の病にまで効果があるかはゲーム中で一切語られていない。一旦この医療措置を受けた者は、輸血により生きる力と生への感覚を得る。そして力と輸血時に感じる感覚を求めて輸血の常用者になっていく。
その起源は、ヤーナムの地下に広がる神の墓からビルゲンワースが持ち帰った聖体。
発狂しかけた神秘の探求者が、人間の血を精製し、濃厚にしたものを鎮静剤としてその症状を抑えるために用いることもある。
いわゆる右手武器、メインウェポンのこと。左手武器は銃、盾、松明などである。
狩人たちの美学が込められている。ある武器は単純に目的のために、あるいは獣をより残虐に狩る達成感のために、また別の武器は自分が人間であることを実感するために、複雑な機構が仕込まれている。
本作は、この変形機構により1つの武器で2種類のアクションを取ることが出来る。
武器によっては変形させると両手持ちまたは二刀流になる為、左手武器が使えなくなる物もある。
ゲーム中に登場する人ならざる存在たち。超常的な能力と悍ましい外見をもっている。
クトゥルフ神話でいう旧支配者のような存在。
- 聖杯
地下遺跡の封印を解く鍵。一部のボスが隠し持つこれらの聖杯を入手し、狩人の夢の祭壇で儀式を行うことによって聖杯ダンジョンへの道が拓ける。
聖杯ダンジョンはランダム生成も可能で、貴重なアイテムが手に入るダンジョンをオンラインで共有することも可能。
- カレル文字
ビルゲンワースの学徒、筆記者カレルが人ならざる上位者の音を秘文字として書き残したもの。脳裏に焼き付けることで血に頼らずに神秘の力を得ることができる。
様々な種類があり、狩人の夢にある記憶の祭壇でセットすることで効果を得られる。
夢
眠るときに起こる現象……ではなく、死と目覚めによって行き来できる現実世界とは隔離された異空間のようなもの。悪夢とも呼ばれる。
現実の風景と重なる部分もあるが、過去の出来事や既に失われた場所を再現しており、上位者の隠れ場所となっている事も多い。
主人公以外の狩人たちも「死ねばまた夢を見る」、「もう夢を見ないから死ぬだけだ」、「目覚めたらすべて忘れてしまう」、「早く夢から覚めたい」等の言葉を口にしている為、死と目覚めを繰り返す夢を見ている狩人は、主人公だけに限らないようだ。
- 狩人の夢
主人公(プレイヤー)たちが拠点とする『狩人の夢』には、かつて大勢の狩人たちが集まっていたらしいが、今は彼らの墓石が並んでいる。
また『捨てられた古工房』というマップと酷似している。この夢はゲールマンの記憶が元となっているらしく、そこはかつての彼の工房だったのだろうか?
役目を果たすまで何度でも生き返り、拘束されるという点では、デモンズソウルの『楔の神殿』に似ている。
- 教室棟
おそらくビルゲンワースのかつての校舎。蕩けてドロドロになった学徒が徘徊している。
- 悪夢の辺境
ヤーナムとは似ても似つかない、何処かも分からない場所。アメンドーズの寝所がある。
- メンシスの悪夢
悪夢の主、ミコラーシュが住む悪夢。巨大な脳みそや人面蜘蛛が存在し、おどろおどろしい雰囲気が広がっている。
- 狩人の悪夢
DLCマップ。
そこに広がる歪んだヤーナムの市街では、血と狩りに魅入られた狩人たちが永遠に獣を狩り続けている。
また、漁村の蹂躙、人体実験などの医療教会の秘密が隠されている。
組織
- ビルゲンワース
ヤーナム郊外、禁域の森にある学び舎。
かつては学長ウィレームに率いられた学術機関であったが、今や学徒たちは離れ、既に退廃してしまった。はるか昔に栄えた古代文明の痕跡を発掘し、血の医療やカレル文字の発見につながっていったという。
因みに、登場人物らが話す英語台詞中での発音は、アルファベット表記が Byrgenwerth とされていることもあってか、カタカナに直すと「バーゲンワース」と表す方が近い(後述するカインハースト=Cainhurst→劇中の英語発音はケインハースト、過去作ではダークソウルにてイザリス= Izalith → アイザリス、等の例も)。
言うまでもなくフロム・ソフトウェア社は日本の企業のため日本語表記「ビルゲン-」を基準にした発音やスペリングの英語地名を創作できたであろうが、寧ろ敢えてこうしている所もまた同社流のディテールづくりの拘りかもしれない。
- 狩人の工房
最初の狩人であるゲールマンを起源とする仕掛け武器の工房。
- 医療教会
獣の病を予防する為の組織。彼らの言う予防とは、感染を防ぐことでは無く獣の病にかかった患者を生きたまま虐殺し、被害が広がらない様に努めることである。そのためヤーナムの旧市街は、患者たちを残したまま閉鎖され火が放たれた。
学術の隆盛を極めたビルゲンワースの人間が、ウィレームを見限って新たに創設した組織でもある。表向きは人々に救いの手を差し伸べている様にも見えるが、彼らにとっては医療とはあくまでも探究の為の手段であり、裏では非道な人体実験や拉致を繰り返していた。
内部に『メンシス学派』と『聖歌隊』に二分された上位会派が存在している。
- 医療教会の工房
医療教会の最初の狩人ルドウイークを起源とする工房。ゲールマンとは異なる流れを汲み、狩人の武器では大きな二派の一方として知られる。重い一撃と軽妙な連撃という両極端な性格を併せ持つ仕込み武器や限定的な状況を想定した武器が多く、汎用的とは言えない。
これはルドウイークが、より恐ろしい獣、あるいは怪異を狩るために考案したものである。
- 火薬庫
火薬を使用する狩人の武器を作成した変人集団。複雑な機構構造と爆発的な威力にこそ魅力を見た彼らは、それまでの工房とは一線を画す、奇妙な武器を生み出した。
曰く「つまらない武器は、それだけでよい武器ではありえない」。
- 連盟
連盟の長、ヴァルトールが統率する組織。
連盟のカレル”淀み”を刻むものは、その誓いにより殺した相手の淀みの中に”虫”を見出す。そして、連盟の最終目標は全ての”虫”を踏み潰し、もう”虫”がいなくなったと分かるまで”虫”を潰し続け、人の淀みを根絶する事にある。
オンライン環境における協力プレイであり、ホストと共にボスを倒し、マップをクリアすることを目的とする。
- 穢れた血族
カインハースト城に住まう貴族たちであったが、ビルゲンワースの学徒が禁断の血を渡した事により、人ならぬ穢れた一族が生まれたと言われている。しかしながら、医療教会のローゲリウスが率いる『処刑隊』により、一族と配下の騎士は一掃され、現在は女王アンナリーゼ一人を除いてカインハーストはほぼ無人の廃墟と化している。
なお、他の工房とは異なる独自の武器を作成している。それらは、血の穢れを集めるため、血をより多く常用する狩人を狩るための武器である。
なお、「ビルゲンワース」の項目でも述べた通り、劇中のキャラの台詞に聞く英語発音は「ケインハースト」の方が近い。
- 穢れ
カインハーストの騎士、血の穢れを集め、血族の長アンナリーゼに献上するため狩人を狩る狩人たち。”穢れ”のカレル文字を刻む。
オンライン環境における敵対プレイであり、侵入先のホストを倒して帰還することを目的とする。この誓約を結んでいると、いかなる状態でも『処刑隊』のプレイヤーと強制的に敵対関係になってしまう。
- 処刑隊
かつてローゲリウスが率いた医療教会の狩人たち。汚れた血に連なるものを根絶し、街を清潔にすることを掲げている。”輝き”のカレル文字を刻む。
この誓約を結んでいると、いかなる状態でも『穢れ』のプレイヤーと強制的に敵対関係になってしまう。
本編
ルドウイークを端とする医療教会の狩人は、また聖職者であることが多かった
そして、聖職者こそがもっとも恐ろしい獣になる
人によっては最初に戦うことになるボス。聖職者の成れの果て。
「…どこもかしこも、獣ばかりだ…
…貴様も、どうせそうなるのだろう?」
人によっては最初に戦うことになるボス。かつては優秀な獣狩りの狩人だったが狂ってしまっている。ヤーナムの凄惨な現状をもっとも端的に体現したキャラクター。
ヤーナムに住む少女からオルゴールを受け取っていると、使用することで混乱し攻撃チャンスが生まれる。しかし体力を減らすかオルゴールを使いすぎると、巨大な獣に変貌してさらに狂暴になる。
今は袂を分かったがかつては医療教会に属していたようで、その前は異邦の聖職者だったため『神父』と呼ばれている(ヤーナムの医療教会には神父という役職は存在しない)。
略してかわけも、もしくはちいかわ。
ヤーナムの旧市街、聖杯教会にて戦うボス。剥がれた自身の皮膚が外套のように被さっている見た目をしている。素早い攻撃と毒が厄介な敵。
また、獣の形状をしたボスの中では珍しく、赤ではなく灰色の血を流す。
聖杯ダンジョンにも登場する。
青い雷光を纏う異形の獣。
獣の中でもかなり異質な形状で、人骨をごくわずかに獣の体毛が覆っているような姿をしている。
聖杯ダンジョンでは『ローランの黒獣』という名前で登場する。
ヘムウィックの墓地街のボス。ザコ敵『狂気者』を召喚し、自身は逃げ隠れる。
狂気者をいなしながら、ワープと透明化で姿をくらます彼女をやっとの思いで倒しても、しばらくした後にHPバーがもう一本表示され、二人目のヘムウィックの魔女が登場する。さらにほぼ同時に倒さないと互いに蘇生し合う厄介な敵。
雑魚エネミーとしてほぼ同じ外見の「アイコレクター」が存在している。
聖堂街の最深部、大聖堂にて教区長の証である金のペンダントを握りしめながら祭壇へ祈りを捧げていた女性。
すでに獣の病に侵された目を布で隠しており、主人公の前で完全な獣へと変貌を遂げるが、獣化してもペンダントだけは手放さなかった。
上位者と呼ばれる存在の中で、プレイヤーが最初に接触することになる個体。
アーモンドのような頭部と沢山の腕が特徴。
聖堂街の広場に最初から存在しているが、啓蒙ステータスの低い初期状態ではそれを視認できず、初見のプレイヤーは何も知らない状態でこの上位者に握りつぶされることになる。
ボスとしては『悪夢の辺境』で登場。体力が減るにつれ形態が変化し、第3形態では自分の腕を千切って手に持ちリーチを伸ばす。
聖杯ダンジョンにも登場する。特に『呪われたトゥメルの冒涜』が有名で、こちらではプレイヤーの最大HPが常に半減している状態という、全ての攻撃が一撃死になりかねない状態で戦わねばならず、難易度がとても高くなっている。
処刑隊の長であり、カインハーストの秘術を封じるためにその身を捧げた男。
「殉教者」とある通りすでに死んでいるが、未だにカインハースト城に留まり、女王の間へ至る道の封印を守り続けている。
「知ってるかい?人は皆、獣なんだぜ…」
雷を纏う獣。とあるNPCイベントにて戦うがボス特有の体力バー表示やBGMはなく、ボスとしては聖杯ダンジョンに登場する。
ストーリー内において獣化しても自我を保っているように見える稀有な存在である。
3体で登場するボス。全員が黒いローブに身をまとっているが、得物や攻撃方法がそれぞれ異なる。
ストーリー終盤で雑魚敵としても登場する。
ビルゲンワースの蜘蛛が、あらゆる儀式を隠している
湖の底にある謎の空間で出会う上位者。蜘蛛というが形状は芋虫が近い。岩のような硬度の頭部に蓮コラのような顔面を持つ。
隕石を降らせたり、大量の子蜘蛛をけしかけてくる。
倒すと儀式の封印が解かれ、現実世界では赤い月が昇る。
ブヨブヨしたキノコのような姿をした上位者。雑魚敵としても登場するが、ボスとしては巨大化した個体と戦うことになる。
禁域の森や聖堂街上層、聖杯ダンジョン、そしてヨセフカの診療所にも出現する。診療所内を徘徊している個体は攻撃を加えない限り敵対せず、その個体数は不思議にも避難民の数と一致する。
美しい娘よ、泣いているのだろうか?
大聖堂の深部、嘆きの祭壇にて遭遇することになる上位者。
縦に割れたような顔と、大量の触手を持つ異形の竜のような外見をしているが、これを可愛いと感じる啓蒙の高い狩人もいるとかいないとか…
複数の人の死体を固めたような異質な形状をしたボス。身体の前後に違いがなく、死体を落下させて攻撃したり、衝撃波を使う。
戦闘エリア内では複数の『鐘を鳴らす女』が攻撃をしてくるので、そちらを先に倒すと攻略が楽になる。
- 悪夢の主、ミコラーシュ(CV:青山穣)
「おお、素晴らしい!夢の中でも狩人とは!」
『メンシスの悪夢』に潜む男。『ゴースあるいはゴスム』という上位者と交信を試みている。
後半で登場するのだが、狂気に満ちたセリフと、ゲーム史に残る見事な断末魔で本作のイメージを見事に体現した。
日本語版の声優を勤めた青山氏も再現には相当苦労したと思われるが、前述した断末魔に関してはほぼ完璧に再現しており、多くの人が聞いただけで噴き出した。頭部の装備が「且」の文字に似ており、ネット掲示板やSNSではこれで表す事もある。
鴉の翼を持ち、黒いフードとドレスを着こんだ六本腕の上位者。
赤子の上位者であるメルゴーを護る者。プレイヤーがメルゴーの居る乳母車に近づくことで現れ戦闘となる。
「…ゲールマンの狩りを知るがいい」
「青ざめた血」を求めよ。狩りを全うするために
聖杯ダンジョン
死体を繋ぎ合わせた姿のボス。
個体によって両手鎌や鉄球、大砲を装備している。
白い肌の大男。長と守り人2人の3人組で登場する。
守り人の長はランプと棍棒、残酷な守り人はそれぞれ銃と鉈を持つ。
狼のような怪物。
赤熱化した巨体から繰り出す物理攻撃と、溶岩、炎による広範囲攻撃で攻めてくる。
上位者たちの番人。
刀と炎による連続攻撃を振るう。
老婆のような顔をしたボス。
司祭と思しき衣装を纏い、手にしたショーテルで激しい連続攻撃を仕掛けてくる。
トゥメルの末裔と姿形は同じだが、こちらは先端に炎を灯した長杖を扱う。
この炎を鎌やクロスボウの形状に変形させ、多彩な攻撃を繰り出す。
長い腕を持つ巨大な獣。
抉れた背部から血が噴き出している。背景情報がなく謎が多い獣なのだが個体によっては…
女王の滅びた今、そのおぞましい意識は眠っている
だが、それはただ眠っているだけにすぎない…
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