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趣味/Hobby
マンガ/アニメ★
アトム
で育った筋金入りのマンガ/アニメ好き.
アニメのマイベスト3を挙げれば,『うる星やつら』『機動戦士ガンダム』
『風の谷のナウシカ』『トップをねらえ!』だ.
(4つあるって? 3つに絞れなかったんだから,しゃーないやんけ)
最近面白かったもの:
- 海野チカ『3月のライオン』(6巻)★
めちゃくちゃに癒し系コミックも、だいぶ話が進展して、
イジメだとか、ライバルの入院だとか、いろいろな事件が起こり始めた。
桐山くんガンバル。
でも、ひなの担任って、すっごくイヤだが、いそうな感じだしなぁ。
うちの学生にはこんな先生だけにはなって欲しくない。
これはコピペの間違いじゃなくって、平積みされていたから、
新刊かと思って買ったら、あれ〜〜〜、これ読んだやつ。
ときどきこういうことがあるが、面白いので、もいちど読んだ。
- 尾瀬あきら『夏子の酒』(全12巻)★
十数年ぶりぐらいかに久しぶりに読み返したけど、
オサケコミックではやはり名作中の名作だろう。
実は売り払うつもりで読み直したんだが、結局また棚に戻した(笑)。
『のだめカンタービレ』の二ノ宮知子『平成よっぱらい研究所』
も、別な意味でかなりの名作(迷作)だけど。こっちも売れないよお。
- あずまきよひこ『よつばと』11巻★
マイ的には、『ぽっかぽか』と双璧をなす癒し系コミック。
発売日のつぎの月曜日の帰り道に本屋に寄ったら、
サラリーマンが4,5人、『よつばと』を手に持ってレジに並んでいた。
げ、電車、間に合わなくなるよぉ。
今回のマイ受けは、ピザとジュラルミン問題かな。
- 麻生みこと『路地恋花』(3巻まで)★
前からちょっと気になっていたタイトル。
冬休み用にゲットしたら、名前のとおり、
京都の路地で花開く、作る人たちのちょっといい感じの恋物語。
久しぶりの発掘佳作。
- 水上悟志『惑星のさみだれ』(全10巻)★
これも何年か前から期になっていて、
完結したのをしって大人買い。
なかなか期待以上に笑わせてくれる。
よくある巻き込まれ型パターンだけど、
常套パターンを踏まえた上で、上をいってる感じ。
またキャラが、東雲半月にせよ、500年生きた師匠にせよ、
マジで格好いい。死んじゃうんだけど(笑)、その生き様が。
久々に燃えるコミックかな!?
最後の最後まで、目が離せないストーリーで、
成人の日の連休に一気に読んでしまった。
いやいや、もう最後は怒濤の滂沱もんである。
- 高橋拡那『銀河六巡り』★
『群青学舎』や『乱と灰色の世界』と同じ作者のコミックと思って買ったが、
名前がなんか違うし、帰って調べたら、そうそう入江亜季だよなぁ。
でも、絵柄そっくりだし、同じ作者の別ペンネームかとも思ったけど、
どうもそうでもないみたい。
もっともストーリー的にはだいぶ傾向が違って、なかなか面白かった。
とくに6連作中の4作目の蟹田くん、後日談、サイコーです。
またカラーのカバーイラストも2タイプあって綺麗である。
- 石黒正数『外天楼』★
傑作『それでも町は廻っている』の作者の連作短編集。
期待して読んだら、帯通りにSFミステリになっていて、
たしかに今年の手塚賞にノミネートされただけはある。
- 冬目 景『幻影博覧会』(全4巻)★
大正時代を舞台にした、モダンでミステリアスな佳作。
探偵を営む松之宮遙のところに来た助手の高苑真夜は、
未来からきた稀人だったが…
- 宇仁田ゆみ『うさぎドロップ』(10巻)★
9巻で完結したと思っていたら、番外編が出た。
そういえば、そんなことがどっかに書いてあったような。
書店で見つけて、即ゲット、即読み。
いろいろなエピソードが散りばめられた小品集だった。
- 海野チカ『3月のライオン』(7巻)★
<勇気の第7巻>
うんうんよかった、かな。
- かわぐちかいじ『ジパング』(全43巻)★
名作『沈黙の艦隊』のかわぐちかいじの作品で、
タイムスリップ×海ものだが、長〜い作品で、
たまたまオトナファミで全巻が出揃っているのを知った。
即、ブックオフで大人買い。
新年度のガイダンス×会議×あれこれの嵐を縫いながら
(マジで5分刻みのスケジュールの日もあったが)、
読み始めたが、期待通りに骨太っぽい感じ。
面白すぎて、あっと言う間に10巻突破。
いかんいかん、書類が山積みなのに・・・、でも。
授業の第一週が済んだ週末に、最後の10数巻ほど、
マリアナ海戦は一気読み。
こいつを読み切らない限り、他のことが手に付かない。
久しぶりに手に汗握る、もうほんと、完成度の高い作品だった。
- 東村アキコ『ひまわりっ 健一レジェンド』(全13巻)★
朝日新聞の木曜日夕刊でマンガの紹介欄があって、
たいていは食指の動かないモノが多いのだが、
今回、珍しく面白そうで、ゲットしたのがこれ。
実話ベースらしいけど、いや、なかなかに、バカバカしくて読みやすい。
あっと言う間に読んでしまったオススメの一品。
- 五十嵐浩一『アリエテ2057』(上下)★
帯にあるように、なかなかの本格宇宙SFだ。
木星圏で出会った正体不明の敵。
激戦の最前線に送り込まれた3人の新兵を待っていたアリエテ中隊の真実とは。
ソリアーノが封じ込めていた記憶や、敵の内部に閉じ込められていたモノ、
そして再定住者(リセッツラー)の意味など、いろいろ明かされはするが、
肝心の敵の正体は不明なまま、完結してしまったのは、少し残念。
- 石黒正数『それでも町は廻っている』10巻★
久しぶりの“それ町”。
ちょっと読み始めたら、少し忘れていて、最初(1巻)っから読むはめに;
もちろん、ゲラゲラ笑いながら。石黒正数って天才!?
んで、あっと言う間に、10巻再読+新読。
- 秋本治『こちら葛飾区亀有公園前派出所』181巻★
1976年ぐらいからの超ロングランコミックス。
実はちゃんと1巻目からの読者だったりする(笑)。
コミックスも1巻目から全部もっていたんだけど、
置けきれなくなって、とうとう何年か前に売っぱらった(泣)。
超マンネリ黄金パターンな割りに、毎回、飽きさせない工夫があるから、
こっちもずっと読んでいるんだろうなぁ。
今回の181巻目も、勝鬨橋とか、なかなかいい話が入っている。
- 木城ゆきと『銃夢 Last Order』(16巻、17巻)★
1年に1巻ぐらいだから、何と、2年ぐらい積んであった勘定か。
宇宙天使隊と宇宙空手連合軍のZOTT頂上対決がいよいよ決着。
にしても、相変わらず、ベテラン絶火と齢2歳のゼクスくんが、いい味出している。
- 倉橋ユウス『ほしのうえでめぐる』(全2巻)★
宇宙エレベータをめぐる全10話のオムニバスSF。
オムニバスらしく人物が絡み合っていて、
さらにバックにもう一つのストーリーも絡んでいるため、
最初のうちは混乱しそうだけど、
全部を通して眺めれば、なかなかいい作品に仕上がっている。
なるほど、なるほど、という感じの佳作。
- ゆうきまさみ『鉄腕バーディ』『同 エボリューション』★
10年ぐらい続いただろうか、二心同体SFアクション(コメディ?)
『鉄腕バーディ』『同 エボリューション』がついに完結。
基本、いつもは単行本で読んでいるんだけど、
完結後のエピローグが早く読みたくて、何年(十数年?)ぶりぐらいに、
分厚い月刊誌を買った。最後のページ大の大見得は、読者サービスかな。
単行本完結編の13巻も出た。
単行本で読んでみると、最後はちょっと急いだ感もあるけど、
ま、大団円的にはまとまっているみたいだ。
もー一度、最初っから読み直したいけど、時間あるかな。
- 『サマーウォーズ』★
ちょっと気になっていた2009年のアニメが、
『おおかみこどもの雨と雪』公開記念で放映されたので、
録画はしたものの、しばらく忘れていた(笑)。
夏の終わりにみたら、ストーリーはほとんど知らなかったが、
なるほどこーいう話だったんか、思いの外に面白かった。
ほんと、なかなかよくできたアニメだった。
- 『エヴァンゲリオンがさらにわかる動画:旧』★
ネットニュースは最近はほぼ毎日見ているが、
動画は忙しいので滅多に見ないものの、
たまに信じられないくらい激面白い動画にぶつかる。
いつだったか、この100年?くらいの人類史をコンパクトにまとめた
非常に面白いのがあったし、
音楽のタイプ(歴史)をコンパクトにまとめた実写もみたことがある。
で、これだ。
たしかにエヴァはいろんなシンボルや記号やサインが説明なしで、
わかんないことも多かったので、久々に勉強(復習)のつもりで見たが。
イヤ途轍もなく驚異的で、抜群のセンスなショートムービーだった。
いったい、どこの天才が作ったのやら、オフィシャルなもんじゃないだろうけど、
セミオフィシャルぐらいはなってるんかなぁ。
あまりたくさん見たことはないが、おそらく、
ネットムービーでも大傑作に入るだろう。
- 麻生みこと『路地恋花』(全4巻)★
完結しちゃった。
ものづくりの職人が住む京都の細い路地が舞台の恋物語。
京都が舞台ではんなりしてて、
ビシビシした仕事の合間に捲るのにちょうど最適だったけど、
いろいろな話がまとまってきたなぁ、と思ってたら、
4巻のラストが最終話だった。
キャラが少し似かよってて区別しにくい難は少しあったけど、
連作的で面白かったのに(カバーも毎回凝っててよかったし)、
たらたらと10巻ぐらいは続けて欲しかったなぁ。
- 神楽坂淳×伊藤伸平『大正野球娘。』(全5巻)★
これもだいぶ前から気になっていたが、どうやら完結していたようでゲット。
原作がもちろんいいんだろうが、伊藤伸平のタッチと相俟って、
なかなかの傑作に仕上がっている。
原作やアニメはまた違った展開みたいで、ちょっと気になるなぁ。
- 藤崎 竜『封神演義』(全23巻)★
タイトルは以前から知っていたが、絵がキタナイ(笑)ので読んでいなかったが、
ネットか何かの書評でどうも面白そうなのがわかって全巻大人買い。
殷周易性革命の時代、すなわち、
悪仙女ダッキに惑わされた殷のちゅうおうを滅する太公望の話だが、
原作は『西遊記』などと並ぶ4大ストーリーらしい。
しかしそこは仙人や道士のオンパレードで面白くアレンジしてある。
うん、ほんとに面白い、久々に大当たりの歴史SF伝奇コミックだった。
- 柳原 望『高杉さん家のおべんとう』第6巻★
これも何気なく手にとって読み出したが、いつの間にか6巻目突入。
久しぶりでストーリーあらかた忘れていたので、1巻から再読(笑)。
今後の展開も楽しみだ。
- 深見じゅん『新 ぽっかぽか』第1巻★
一年に一冊ぐらいで出る癒し系コミック。
今回、なぜだか“新”が付いていた。
慌てて手元のをチェックしたら、
『ぽっかぽか』は19巻まで出ていて、
とくに不連続もなさそう。
掲載誌も出版社も同じだし、なんでだろう?
- ゆうきまさみ『鉄腕バーディ』全20巻『同 エボリューション』全13巻★
完結編まで出たので、狭い家のスペースを考慮して、泣く泣く手放すことに。
でも、処分の前に、最初っから、読み直すことにした。
いろいろな勢力が出たり思惑があったりで、途中はわかりにくかったけど、
全体を通して眺めてみると、連邦・同盟・帝国のバックグラウンドも含め、
しっかりとした構成のまっとうな真正SFコミックになっているのがよくわかる
(もっとも結果的にかもしれないけど)。
また最初のシリーズもエボリューションも、
最後はきちんとクライマックスして大団円しているのもよくわかった。
キャラについても、最初に読んだときも思ったが、バーディその他、
みなよくキャラが立っているが、なかでも、
ゲオルグ・ゴメス(グレイ・シフォン)が一番シブく格好いいかな。
読み飛ばしていたが、
バーディ・シフォンと同じくシフォン出身のイクシオラだったのね。
SF★
小学校の高学年から読み始めたSF
も大好き.
SFのマイベスト3は,アシモフ『ファウンデーションシリーズ』,
小松左京『果しなき流れの果に』,光瀬龍『百億の昼と千億の夜』かな,
とりあえずは.
最近面白かったSF:
- 高橋弥七郎『灼眼のシャナ XXII』最終巻★
<灼眼のシャナ>の最終巻である。
ちょっと忙しくて、入手してから一ヶ月くらいして、ようよう読めたが。。。
これは、うーん、ちょっと納得いかなかった人、多いんじゃないかなぁ。
いやいや、ザナドゥを創造し、そこにシバリを入れ込むのはいいし、
平井さんと御崎市がもとの形になるのも仕方ないし、
悠二とシャナはこうなるべきなので、全体的にはなるべくしてなっているけど。
でも、吉田さん、ちょっと可哀相だよねぇ。
たしか、橋の上での結論を出さないままじゃなかったかなぁ。
どっちだったか忘れたけど、シャナ派からみても、気の毒で(泣)。
平井さん、復活できたんだから、悠二も、も一個ほど作って、
御崎市に置いていってあげれば、みなハッピーでよかったんじゃないかなぁ(笑)。
- 松山 剛『雨の日のアイリス』★
『このライトノベルがすごい!2012』、
今年は集計方法が変わったみたいで、ネットでは酷評されていたが、
まぁ、こっちとしては内容を見てチェックするだけなので、
どれがトップかはどうでもいいんだが(笑)。
実際、今年は、うっかり見落としていたラノベが多くて、
20冊ぐらいゲットした。年末までに読めるかどうか。
『雨の日のアイリス』は、ぜんぜん知らなかったが、
ロボット(AI)ものの佳作。
- 犬村小六『とある飛空士への夜想曲』(上下)★
これが一番の大問題。なんで見落としていたのか。
傑作『とある飛空士への追憶』を反対側から綴ったストーリーで、
空戦を主軸にしつつ、きちんとラブストーリーも織り込んで、
もの悲しくも、いい作品に仕上がっていた。
作者が趣味95%で書いたといっている、
後半の大海戦・空戦や、海猫と魔犬の一騎打ちは、
本シリーズでは最高の見せ場かもしれない。
魔犬の乗る尾部プロペラの真電(改)は紫電改だろうが、
海猫のアイリスは元ネタがよくわからん。
- 長谷敏司『円環少女』全13巻★
やはり、書評で完結したのをしって、入手。
あまり内容はよく知らなかったが、
ガチな学園ウィザーズバトルだった模様。
刻印魔導師であるメインヒロイン鴉木メイゼルのキャラが
なんとも強烈に突き抜けていて、トリプルSレベルである。
13巻もあると、さすがに一気には読めなかったが、
最後の最後まで、Sキャラ・メイゼルが光り輝いていたかな。
- 山口 優『シンギュラリティ・コンクェスト 女神の誓約』★
最初は人類が作った人工知能が発達して、
新たな人工知能がつぎの段階の人工知能を作れるようにまでなると、
指数関数的に人工知能の発達が究極まで進んでしまうだろうことを、
シンギュラリティ(特異点)と呼んでいる。
シンギュラリティに到達した人工知能メサイアと人工精神
アマテラスこと天夢(アム)の物語で、
メサイアがフランケンシュタイン化するのは平板だったけど、
天夢の人工精神の成長は従来の作品とは一味違ったように思う。
にしても、テーマからしてフレーム問題の扱いはもちろん必要だが、
GUTやブレーンや並行宇宙まで、なかなかサイエンスの味付けが濃かった。
ハードSFとしても一読の価値があると思う。
- 上遠野浩平『冥王と獣のダンス』★
しっかりとした構成のSFラノベ。
超能力者の苦悩+ボーイミーツガール作品として、
なかなかいい切り口の新味ある作品だった。
実際、最後のところは、どう始末するのかと心配だったけど、
一応、こちら(読者)の期待に近い結末だったのじゃなかろうか。
- 小川一水『天冥の標IV 機械じかけの子息たち』『天冥の標V 羊と猿と百掬の銀河』★いやぁ、やっぱり、濃密で、すごすぎ。
10年計画?の<天冥の標シリーズ>、かなり歯ごたえがあるので、
相当にリキ入れないと読み始められない。IVが出た後しばらく置いておいたら、
しばらくのつもりが一年ぐらい積んでいたみたいで、Vまで出てしまった。
溜まっていたラノベを片付けた後で臨んだが、
前菜の後のメインディッシュはステーキだったという感じ(笑)。
だいたいが、ラノベだと通勤往復で2冊読めるところが、
ふつうのSFなら1冊ぐらい読めるけど、
『天冥の標IV 機械じかけの子息たち』は往復で半分しか読めなかった。
ラノベの4倍かかっている勘定だ。
たしかに、物理的(文字数的)にも数割は多いだろうが、大差はなく、
むしろ、(1)文章に含まれている意味情報と、
(2)行間から読み取らなければいけない背景情報の密度の差であろう。
なにしろ、IVでは、ラバーズとVPの関係がようやくわかるのが、巻半ばだし、
最後も結構などんでん返しがあるし。
さて、『天冥の標IV 機械じかけの子息たち』、
ラバーズたちの小惑星が舞台だが、いままで出てきたいろいろな勢力が、
あちこちに顔を出す。ダダーもちゃんと出てきて、サービス満点(笑)。
しかし、ラストは、ラゴスとキリアンがフュージョンするだけだと思った。
アウローラとゲルトルットは、そのままで問題ないよなぁ、
というより、マージできなくなるの目に見えているのに、もったいない(笑)。
さらに、『天冥の標V 羊と猿と百掬の銀河』、
こっちはまたまったく趣が違っていて、ある意味、とてもハラハラもん。
この巻で、ついに、ダダーこと被展開体ノルルスカインとミスチフの
出自や背景が明らかになり、羊さんとか、冥王斑とか、ドロテア・ワットとか、
いままでバラバラだった全貌がようやくみえてきた。
しかし、6000千万年のタイムスケールはもちろんだが、
ヴォイドの彼方の銀河団からやってきた存在かぁ。
いままでのSFにはあまりなかった天文学的描写だろう。
生命の速さ、超新星の頼もしさ、移民団のパラドックス、
などの話を合わせ、ハードSF好きには堪えられない内容になっている。
- 瀬尾つかさ『約束の箱船』(上下)★
これはこれは、お宝発掘(笑)。ジュブナイルの傑作かも。
多世代型(箱船式)恒星間宇宙船の中で、
突如出現したゼリー状生命体“ベガー”との戦争と和睦から15年後の物語。
ベガーを嫌悪する親世代と、彼らと共生する戦後生まれの中で、
陰謀や友愛が交錯する中、目的地に到着する日が近づく。
ベガーの正体は、隠れた声の正体は、ベガーと人類の未来は、
二転三転とどんでん返しが続く中、ついに。
久しぶりに一気に読んでしまった作品である。
- スティーグ・ラーソン『ミレニアム1』(上下)★
ベストセラーは後追いはしない主義だが、
またミステリーもそんなには読まない方だが、
文庫になったので、3部作を入手した。
いやぁ、見事である。
最初にチラっと思った可能性ではあるが、
ほんとにジェットコースターで、最後はもう振り回されっぱなしだった。
密室ミステリはちゃんと謎解きしてあるし、
それどころか、連続殺人鬼などというとんでもない代物が出てくるし、
2巻への伏線も山ほど張ってあって、即、2巻となった。
ミステリでこんなに楽しめたのは、
ダン・ブラウン『ダヴィンチコード』のシリーズ以来だろう。
- スティーグ・ラーソン『ミレニアム2』(上下)★
今回はミステリというより、
のっけから、ハードボイルドっぽく、引っ張られる。
もちろん、カリブ海で早々に退場した変なヤツとか、
犯罪組織の黒幕とか、上巻が終わっても謎はいろいろあるけど、
これからさらに大立ち回りがあるんだろうなのが、大期待。
黒幕や金髪の巨人の正体がわかる下巻後半。
えっ”、ヒロイン、こうなっちゃうの??
ちょっとショックで読むのを止めたけど。
立て続く、どんでん返しであった。
- スティーグ・ラーソン『ミレニアム3』(上下)★
『ミレニアム2』の直接の続編になっている。
瀕死のヒロインはどうなっちゃうの、
そして口封じをはじめた大黒幕。
ポリティカルサスペンスな感じになってきたが、
政治のバックグラウンドあたりは読み飛ばせばいい。
とにかく、ラストまでぐいぐいと読まされてしまった。
実際、上巻までは通勤時間に少しずつ読み進めたんだが、
最後の下巻は我慢できなくなって日中に読んでしまった。
げっ”、数時間分の仕事がパーになってしまったぁ!
- 谷川流『涼宮ハルヒの驚愕』(前後)★
さて、何をいまさら、だけど。
去年の6月に4年ぶりに出たハルヒ、
もちろん初回限定版を予約ゲットしていたが、
ここぞというときに読もうと(笑)、結局、丸一年寝かした。
6月が毎週毎週イベント続きで超忙しく、講座主任で会議の嵐で、
さすがにここぞかなと、ゲームの切れ間に読むことにした。
いやいや、さすがにハルヒ、分裂以来、5年ぶりだけど、
しかも分裂の直接の続きだが、スムーズに中身に入って行けた。
たしかに、“世界がつまらないとき”に読む本だ。
しっかり“驚愕”したが、同時に伏線の嵐、先行き、どーなるのやら。
- 小川一水『妙なる技の乙女たち』★
近未来2050年、軌道エレベータのある赤道直下の都市リンガで働く女の子(強い)
たちの珠玉のオムニバスストーリー。さらっと、楽しく読めた。
- クラーク&バクスター『火星の挽歌』★
『時の眼』『太陽の盾』と続いた
<タイム・オデッセイ>シリーズ三部作の完結編である。
<スペース・オデッセイ>シリーズに対する直角篇、なのだが、
面白かったなぁ、とはあまり言えないかな。
もともと地球に干渉する異星人の考えることなんかわからんが、
地球人側の行動もちぐはぐというか、無駄な動きが多い。
しかもラストは、魁(さきがけ)種族(ファーストボーン)に対して、
殿(しんがり)種族(ラストボーン)が出たけど、それで終わり、えっ”。
でもまぁ、クラークのSFも、たぶん、これが最後だろうし、まいいか。
- 宮部みゆき『英雄の書』(上下)★
久しぶりの宮部みゆき、そして、さすが、宮部みゆき、である。
最初の読んだのは10年以上前で、超能力ものだったけど、
宮部みゆきの本は、時代物(少しは読んだが)を除いて、
あらかた読み尽くしていたので、ほんと久しぶりかもである。
物語が生まれ還る「無名の地」と<英雄>あるいは<黄衣の王>、
並の作家がこの設定を使ったら、とうてい読むに耐えない“物語”になるが、
いやもう、上巻出だしから上巻ラストまで、ぐいぐい引っ張られること限りなく。
下巻の進展がものすごく待ち遠しい幕間である。
下巻も予想に違わず、印を戴く者ユーリの真の目的は、実は、
というどんでん返しがあるし、何より、ラストはヤラレタ感だった。
大人向けの文庫の体裁はしているけど、小中でも十分読める内容だし、
夏休みの課題図書にピッタリじゃないかな。
- ウィルスン『連環宇宙』★
『時間封鎖』『無限記憶』に続く<時間封鎖>三部作の完結編である。
スピン後の地球と、1万年後の未来に復活した人間の手記とが、
交代交代に語る、人々の物語と宇宙の終焉と<仮定体>の真実。
久しぶりに読み応えのある重厚なSFで、
また宇宙の終焉も天文学の最新の知見が組み込まれていて迫真の描写だった。
- 小川一水『天冥の標VI 宿怨 PART 1&2』★
あれっつ、PART 2まで出たからVIが完結したと思って読み始めたけど、
まだ3へ続く、なの、しまった。PART 3が来年出たときには、忘れてそう(泣)。
いやぁ、それにしても、毎回毎回、趣が違う。
今回は、まずPART 1が「成長の儀式」でスタートだが、よく使われる図式とはいえ、
そこは小川一水、なかなかにハラハラドキドキさせてくれる。
しかも、宿敵同士、ロイズの王子と救世群の王女の出逢いとなれば、
PART 2を読むのが怖くなる。
しかし、人間同士のさまざまな協力や抗争や社会状況を示しつつ、
レーザー焼却タレットなどの小道具を散りばめたり、
Cシップや初の恒星間宇宙船まで出した上に、
平行して、ノルルスカインとミスチフに加え、
ついに第三?の異星人カルミアン登場である。
この情報量というかサービス満載は半端じゃない。
でも、ようやく、半分を過ぎたこのあたりになって、
まったく何も意味が分からないまま、引きずり込まれた
第1巻『メニー・メニー・シープ』のキーワードがかなり出揃った感じだ:
用語集などが付いたのは嬉しい限りである。
でも、まだまだ先は長いなぁ。
完結するまで、作者も自分も生きていて欲しい、と書いている人居たけど、
まったく同感である。
えええっっつ” PART 2は、なんてことに;
しかも何、ロイズの、太陽系の女帝って、血族? ミスチフだったん?
最初の恒星船ジニ号はどうなるの、ドロテア・ワットまで動き始めて!
やっぱ、とんでもないことになって、とんでもないことがわかり、
とんでもない状態で終わったPART 2だ。
PART 3まで、後、半年も待たされるんか〜。
- 月村了衛『機龍警察 自爆条項』(上下)★
至近未来警察SF『機龍警察』の続編。
しばらく前に単行本で出ていたのは知っていたけど、
すぐに文庫になると思い、じっと我慢(笑)。
二足歩行型有人兵器 機甲兵装が犯罪に用いられるようになった至近未来で、
警視庁に新設された特捜部でも「龍機兵(ドラグーン)」を導入し対抗する。
ゆうきまさみの傑作マンガ『機動警察パトレイバー』の
マジハード版と思えばわかりやすい。
警察内部で特捜部が孤立している点も同じ。
ただし、パトレイバーより遙かに壮絶で、
政治的社会的至近未来的にリアルでもある。
今回もIRFテロリスト、中国黒社会、まだ正体不明の<敵>など、
入り乱れての一大サスペンスになっている。
一気に読んでしまった(読まされてしまった)。
月末には第3弾『機龍警察 暗黒市場』が出るらしいけど、
文庫になるまで、またしばし我慢しよう。
- 上橋菜穂子『獣の奏者』(全4巻)★
ずっとゲームモードだったので、かなり本が溜まっていて、
久々に溜まった本の消化に集中中。
大傑作ファンタジー『精霊の守り人』シリーズの著者の作品である。
ようやく文庫が揃った。
これも大傑作までは行かないかもしれないが、期待通り、
謎も多くドラマチックで十二分に楽しめる作品だ。
秋の学会の直前に読み始めたんだが、あれぇ!
もともとはちゃんと計画性があって、
やや薄目の2巻ほどは通勤の際に読み終え、
学会中に厚めの3巻を持参する予定だったんだけど。
だけど、続きが読みたくて読みたくて(笑)、
学会の準備に充てるつもりだった直前の連休に、
結局、読み耽る嵌めになってしまった。
学会の準備、まだ何もしてないのに、面白い本は麻薬じゃ!
- 越谷オサム『陽だまりの彼女』★
ちょっと帯に惹かれて、ふだんはあまり読まないジャンルを手にしたけど、
青春恋愛小説風にはじまり、いろいろなミステリー要素が出てきて、
悲恋フラグがばきばき立ってきたら、最後はSF伝奇ファンタジー?
なかなか面白い展開の仕方で、一気に読ませてくれた佳作。
エンディングは評価いろいろあろうけど、
こういう落とし方もあるなぁと、ぼく的には比較的好意的である。
まぁ、いちおー、SFかなぁ、ということで、アップしておこう。
- 月村了衛『機龍警察Police Dragoon 暗黒市場』★
『機龍警察 自爆条項』を読み終えて間もなくの9月末、
早川書房から単行本が届いた(嬉)。
『このSFが読みたい』でちょこっとミニ書評頼まれるぐらいで、
そんなにお仕事したところではないんだけど、
これはちょっと(かなり)嬉しかったかも。
単行本なのでさすがに通勤に持参するのも重たく、
月末の週末に読み耽ることになった。
1巻目の姿俊之、2巻目のライザ・ラードナーに続き、
3巻目ではユーリ・オズノフと、龍機兵の登場要員に順にスポットが当たるが、
今回はまたまたどんな壮絶な過去なんだろう、ちょっと不安。
いやいや、のっけから凄惨な事件にユーリの契約破棄ぃ? え、どうなんの??
いやいやいや、たしかに予想はしていたけど、やはりそうくるか。
もー、どんどん話に引き込まれてしまい、
まったく休みらしい休みのなかった“夏休み”最後の最後に、
少しだけ休みになった週末つぶして、読み切る羽目になってしまった。
ほぉ〜〜〜っと、大きな溜め息と共に読み終えたら、
えっ”、“夏休み”は、もう明日1日だけ!?
ちなみに、ドラグーン(Dragoon)、RPGではよく出てくる職種(笑)で、
もちろんDragonから来たのだろう、龍騎兵(竜騎兵)と訳されることが多い。
今回はじめて、手元の英和辞典(たぶん40年ぐらい前の!)を引いたら、
ちゃんと出ていてビックリ。:::
n.C(可算名詞)@竜騎兵、騎兵A凶暴漢Bはとの一種
−vt.武力で…を迫害する::。などなど、
名詞から動詞まで、結構いろんな意味があるのね。
- フェリクス・パルマ『宙の地図』(上下)★
同じ作家の『時の地図』の続編。
前作は読んだ覚えがあったので、続編と言うことで買ったけど、
自分のHPを確認したら『時の地図』の感想は微妙だったなぁ。
『時の地図』同様、H・G・ウェルズが登場する、時空の大風呂敷。
前作のテーマはタイムトラベルだったけど、本作のテーマは宇宙人の襲来。
初っ端からいきなり、映画『遊星からの物体X(原作:影が行く)』の
映画のシーンそのままで笑った。リメイク版の方に近かったかな。
いちおう、オマージュなんだろうけど、ほとんどパクリ(笑)。
宇宙人の襲来も、『宇宙戦争』の映画版&リメイク版をなぞっている。
ストーリーのどのシーンもどのアイデアも、
どっかで見たり読んだりしたものばかりだけど、
ここまで壮大にパクリまくると、それなりに大創作になった感じだ。
最後は当然、パラレルワールド&時間改変となるわけだが、
前作よりは読後感がよかった。
- 土橋真二郎『アトリウムの恋人』(1・2・3巻)★
久しぶりのラノベ。
最近はラノベの出版数が多すぎて、ふだんにチェックできないので、
『このライトノベルがすごい!』などの書評誌でチェックして、
主に完結したやつを大人買いしている。
密室脱出劇の名作『扉の外』の作家の新シリーズらしい。
仮想空間からの脱出劇になるのかなぁ。
完結したのかと思って買ったけど、まだ完結してなかった(泣)。
- 土橋真二郎『楽園島からの脱出』(T・U)★
こちらは2巻で綺麗に完結。
この手の脱出劇は上手だな。
主人公が一度は敗退したり、勢力も2転3転し、
いったいどうなるのかという中で、よく収まっている。
悪魔のキーや天使のキーなど、脱出のキーも納得ものだが、
イブがキーなことは、うーん、伏線的にはわかんなかったかなぁ。
- 橘公司『蒼穹のカルマ』(全8巻)★
これも以前に気になった作品だけど、まだ途中なので手を出していなかったが、
いつの間にか完結していたので、ゲット。
で、ようやく読み始めたけど、あれぇ、こんなストーリーだったの。
たしかに、ごった煮の寄せ鍋だけど、これはちょっとごめんなさい系かなぁ。
かなり雑食性な方だけど、流石に、たまには口に合わないモンもある。
- 森橋ビンゴ+Nardack『東雲侑子は短編小説をあいしている』『東雲侑子は恋愛小説ををあいしはじめる』『東雲侑子は全ての小説をあいしつづける』★
2012年の最後のラノベは東雲侑子シリーズ全3巻。
やはり書評誌でチェックしてゲットしたものだけど、ラノベには珍しく(?)、
わりとストレートな青春恋愛小説モノで、3巻でキレイにまとまっていて、
読後感もさわやかだった。ええんではないだろうか。
- 八杉将司『Delivery』★
今年のJ-SFを何冊か間に読んだけど、まぁまぁの佳作だったのが、この作品。
ノンオリジン(霊長類の遺伝子で人間と違う部分を
人間の遺伝子に置き換えた合成人間)、ほぼ人間と同等のAIロボットや擬体、
戦術兵器ウォードローン、テラフォーミングされた月、スーパーディザスター、
宇宙エレベーター、万物理論、力の種類を変える超究極素粒子、
そして宇宙の生成まで、さまざまな最先端の分野をぎっしり詰め込んだ作品。
ちなみに、Deliveryは出産の意で、
主人公の変転と宇宙の変転を意味しているんだろう。
- ハンス・ライアニエミ『量子怪盗』★
遠未来の超ハイテク世界を舞台にした、怪盗vs名探偵のスペオペ、
かなぁ、一言で言えば。
なにしろ、バックグラウンドの説明がほとんどないので、
わかりにくいことこの上ないが、適当に読み飛ばせば読めないこともない。
まぁ、面白くなくはなかったんだろうな。
天文学
これは,もともと好きだったものが,SFやSFアニメと相互作用し,
趣味が高じて実益を兼ねてしまったもの.
- フランク・ウィルチェック『物質のすべては光』★
空間(エーテル/場)の実在性と質量の起源について、
現段階では最大限に説明してくれている書物だと思う。
この手の話は何冊読んでもやはり難しいけど、
重力がどうしていこんなに弱いのかについては、
難しいなりにも丁寧に説明してくれている。
また翻訳が稀に見る秀逸なできだったと思う。
訳文が十分にこなれて砕けたスタイルにしていることと、
日本語の豊富な語彙を縦横に駆使して表現していることなど、
おそらく原書の雰囲気をよく伝えてくれていた。
最近はしばしば講演とかでも、ダークマターやダークエネルギーについて、
ノーベル賞物理学者でもその正体を知らないんだ、と言うことが多いが、
本書の著者もそう明言していて、とても安心した(笑)。
- 冲方 丁『天地明察』★
江戸時代前期に日本独自の暦−貞享暦−を作り、
幕府天文方(国立天文台の遠い祖先)を開いた、
囲碁棋士であり稀代の算術家だった
渋川春海(1639〜1715)の生涯を描いた作品。
時代小説、すなわちフィクションだが、司馬遼太郎の竜馬もの以来か、
久しぶりに読み応えがあり感涙にむせび泣く(笑)時代小説だった。
ちなみに、この幕府天文方も次第に硬直化していって術が失われていき、
100年ほど後の寛政の改暦のときにはすでに人材がなく、
大阪の民間は麻田剛立(先事館)門下から呼ばれた、
高橋至時や間重富が活躍することになる。
- Fulvio Melia "Cracking the Einstein Code"★
珍しく洋書(笑)。
相対論に関する読み物みたいで、タイトルが気になって入手したら、
ロイ・カーが1963年にカー解を発見するに至るノンフィクションだった。
数年前に京大でカーの講演を聴いて、本人の口から実体験を聞いただけに、
より詳しい内容が読めそうで、大当たりだった。
これ、翻訳されたらいいのになぁ。
邦題は『アインシュタインの暗号を破れ!』ではひねりがないか。
- グレアム・ファーメロ『量子の海、ディラックの深淵』
The Strangest Man★
孤高の大天才、P・A・M・ディラックの本格的な評伝である。
去年の9月ごろに買っていたが、なにしろ分厚い伝記なので、
卒論も済んだ時期になって、ようやく読むことができた。
連休の間に一気読みしたが、分厚いだけに、斜め読みしても、
かなり読み応えのある評伝だった。
20世紀物理学を構築した主要人物の評伝はだいたい出揃ったかな。
- クロノスケープ『ゲームシナリオのための SF事典』★
SFやゲーム関連の雑学本は、かなり乱読しては読み捨てているのだが、
本書は相当に完成度が高いものだった。
まず、大抵の本は、科学的に記述が不正確だったり浅かったりするが、
本書は珍しく正確度や深度が素晴らしかった。
ほんとに関連するさまざまな事柄が、よく調べられていて、網羅してある。
さらに、具体例として引き合いに出しているSFが、
これまた適切すぎるというか、相当に年期が入ったチョイスで、
ぼくの好みにマッチし過ぎた感がある。
ということで、SF雑学本として、おそらく、初めてのアップである。
- Sen and Wilson "Radiative Transfer in Moving Media"★
大学が法人化されてよくなったことはあまりないが、
学生謝金や旅費など、予算の使途に自由度が増えた点は、
数少ないよくなった点だろう。
その一つが、Amazonなどなら、古本も買えるようになったことだ。
専門書は発行部数が少ないために、何年か経つと
新刊で入手が難しくなることが多かった。
本書も新刊では手に入らず、Amazonでゲットできた。
…でも、難しい(笑)。
- J・マーチャント『アンティキテラ 古代ギリシャのコンピュータ』★
古代ギリシャの沈没船から回収された、きわめて精巧な作りの
数十個の歯車を組み合わせた器物:
ずいぶん前に読んだアーサー・C・クラークの本でも取り上げられていた、
当時はまだ未解明だった人工物で、
まさにオーパーツ(Out of Place Artifacts)と呼べる代物だ。
超古代文明の遺物か、宇宙人が持ち込んだ人工物か、
それともギリシャ文明を過小評価していたのか?
その用途は、時計?惑星早見?計算機?
何十年も掛けて、その驚くべき内容が暴かれていくさまを、
非常に綿密に正確に面白く描いた良質の科学ノンフィクションである。
- 小松左京『小松左京自伝−実存を求めて−』★
2008年に出版の本で、もちろん知ってはいたが、
何となく、まだ読んではいけないような気がしていて、
小松左京ナイトを期に、ようやく手に取った。
『果しなき流れの果に』…えっ” あれ、野々村じゃなかったかもなの、
そういえばそんな気もしたけど、10回ぐらいは読んだのに、
まぁ、野々村という読み方もできるということでOKらしいから、いいか。
また、松浦佐用姫から、佐世子が来ているのも、今回知った次第。
やっぱ、手に取ってよかった。
オサケ★
お酒(とカラオケ)は嗜む程度.ほんとに.
…でも,たまに記憶が跳んでたりしてて,あれは結構コワイ.
ビールはキリンの生,日本酒はキンと冷やした吟醸,
ワインもキンと冷やした白,焼酎は<神の河(かんのこ)>のロック,
カクテルはウォッカベースやカルーアミルクが割と好き.
…最近は弱くなってきて、焼酎やウォッカはあまり呑まない。
またワインはどっしりした赤の方が好きになった。
…今年もビールにも凝っていて、
銀河高原ビールやヨーロッパのビールもよく呑む。
銀河高原は割と有名だから知っている人も多いだろうが、
小麦のビールでハーブ香がなかなかいい
(銀河高原、これから先、大丈夫かなぁ)。
また山口に帰省したときに小郡でお土産に買った、
“村塾”という萩の地ビールがめちゃ美味しいことを発見。
値は張るけど、あまりの美味しさに、ときどき注文している。
バイツェン、ペールエール、ブラウンエールの3種類があるけど、
やはり小麦ビールのバイツェンがお勧め。
日本でもこんなに美味しいビールが造れるんだから、
法律を変えて地ビールを振興すべきだと思う。
…銀河高原、ちゃんと続いていてよかった。
琥珀エビスやプレミアムはもちろん美味しいけど、
最近のマイブームは、とれたてホップ一番搾り、かな。
でも季節限定だから、そろそろなくなりそう。
琥珀エビスも限定でもうなくなるらしいが、
年が明けたら緑エビスが出るようだ。
…最近流行のカクテルはホワイトボート。
…2006年はあまりに忙しかったので、
たまには自分で自分にご褒美をあげようと(笑)、
クリスマスにかなり奮発して、
いいシャンパンを2種類ほど買ってみた。
値段ほどには美味しくないだろうと話していたのだが、
まったくの大間違いで、値段だけの味はした。
味というか、あまりに呑みやすくて、
まるで水かジュースのような感じで驚いた。
吟醸酒などでも大吟醸クラスのいいものになると、
やはり水のように呑みやすくなるが、
どうやらワインでも同じみたいだ。
少し飲み過ぎて翌朝までアルコールが残ってしまったが、
朝のゲ○プさえ、いい香りがした、ホントの話である。
もっとも、
クリスマスに呑んだのは、ほんとに信じられない味がしたが、
年越しで呑んだのは、案外とふつうだった。
…ビール会社の回しモンではないけど、
最近うちで流行っているビールたち。
…ワイン会社の回しモンでもないけど、
近所のイタリアンであまりに美味しかった
イタリアワイン。
…胸のすくような快挙だと思った。
朝日新聞の2008年9月17日夕刊:京料理「☆お断り」の記事だ。
ミシュランの調査に対して、京都の老舗が掲載を拒否したり保留しているという話である。
京料理は、料理だけでなく、もてなしのすべてが文化だという店主の言葉もまったく同感だ。
さらにこれは京料理だけではなく、他の料理にも当てはまるだろう。
まぁ、別にぼくもミシュランが敵ではないし、実際美味しい店を紹介しているだろうけど、
たかだか数人の調査員の舌で決めたモノだしなぁ。
美味しいと紹介された店でそこそこ美味しいより、
匂いに誘われて入って驚くほど美味しい方が感激はひとしおだろう。
…この数年は美味しいワインに出会うのが楽しい。
同じ銘柄でも2度目が美味しいとは限らないから、まさに一期一会な感だ。
…オーストラリアワインを舐めていた。
ワインバーなどではたまにオーストラリアワインを呑むこともあって、
そこそこに美味しいとは思っていたけど、あまり買うことはなかったんだが。
今回、ケアンズで呑んだワインがどれもこれも美味しくて驚きだった。
とくにフランスのシャルドネはキリッとして好きなんだが、
同じシャルドネでもオーストラリアのものはフルーティで別の美味しさだ。
お土産で送ったコアラブルーという銘柄のワインも、
白の方はシャルドネで、一度にボトルが空くぐらいの呑みやすさだった。
スパークリングも楽しみである。
ミュージック★
アニメソングを聴いて育ちフォークの洗礼を受けた世代.
現在でも,ニューミュージック系統や良質のアニメソングを好む.
最近の話題:
ゲーム★
大学院に入った頃にちょうどインベーダーが流行りで,
以来,アーケード,パソコン,ファミコン,スーファミ,
PS(プレイステーション),SS(セガサターン)に至るまで,
コンピュータゲームとは長いつき合いである.
…もちろん、PS2とGC(ゲームキューブ)も。
最近面白かった(あるいは面白くなかった)ゲーム:
- ICO(PS3)★
このところずっとポータブルばかりだったけど、
ええと、なんと2年ぶりぐらいになるPS3だ。
PS2で『ICO』が出たのは2001年らしいから、10年も前なのか。
この10年の間には、いろいろなことがあったなぁ(走馬燈…)。
過去のHPをみると2002年にやってる。
たった1行しか感想を書いていないけど、
あまりにも印象に残ったゲームだったので、
リマスタリングされたPS3版は迷わず予約した。
期待通りの画質である。
はじめてやったときは、無我夢中で何とかクリアしたけど、
アクションは下手になっているだろうし画面も楽しみたいので、
今回は攻略ページをみながら進めることにしよう。
ふぅ〜、やっぱPS3版はド綺麗だわ。
ポータブルじゃないので毎日はできないし、
しかも影とかドキドキして1時間ぐらいで疲れるから、
まだようやく中盤ぐらいだけど(でも、今回は2周したい!)、
部屋を暗くして画面をみると、もう目眩くICOワールドだ。
攻略ページをみながらやっているから、つぎに何が起こるかわかっているのに、
しばしばドキっとしてしまう。
初回の時はわかんなかったが、ああ、そういえば、
そのうちこの奈落に落とされるのよねぇ、とか感慨深げに眺めながら、
PS3は毎日は立ち上げる時間がないので、少しずつ進行。
奈落に落とされる前までは、なんとか進めたが、
奈落に落とされてから後がいけない。こんなにムズかったっけ。
エンディングまで一発死が続くセーブポイントもないステージで、
最近はコンジョーがないので、すぐに挫けてしまう。
年末が近くなって、とうとうギブアップすることに。
- 碧の軌跡(PSP)★
4月にクリアした『零の軌跡』の続編。
10月1日から『ICO』と並行にはじめたが、
バチが当たりそうなほどもったいない所業である。
でも、ずっと待ってたんだもんなぁ。
そうそう、『零の軌跡 スペシャルコレクションブック』まで買って、
ちゃんと前作の復習をしておいたぐらいだ。
って、ゲーム本体にプレストーリー入ってるやん。
さて、いちおーNORMALでスタートしたけど、
ぼくがいうのもなんだが、EASYっぽいNORMALかなぁ。
ファミ通の攻略記事をチラチラ見ながら、
隠し支援要請など遺漏ないように、順調に進行。
<軌跡>シリーズは、ゲーム自体も面白いのはもちろんだが、
シナリオや世界設定が秀逸で、いろいろな勢力も入り乱れ、
キャラもそれぞれに立っているのがいい。
安心安全なRPG(笑)。
支援要請(サブクエスト)をこなしながら、
ボスキャラはティオのゼロフィールドでギリギリ防ぎつつ、
ちんたらちんたらやってたら、中盤の終わりに、
クロスベルがえらいことになった。
赤い星座の方々、何がしたいんだろう。どんな契約したの??
えらいことどころか、とんでもないことになってしまった。
というか、黒幕っぽい怪しさ満開とは薄々は思っていたが、
いやぁ、ここまでの大仕掛けだったとは!
昨日の味方は今日の敵で、全方位敵状態のロイドおよび支援課のみなさん、
どうなるんだろーー。
さらに、断章、展開、早すぎ;
ツァイト、あんた、そんな存在だったん。
ワジ、あんたもかっ! てな感じで。
ようよう終章だが、やはり長い。
白いアイオーンのバリアが強力で物資投入したけど、
やっぱりまだ中盤のステージボスだったか。
サブクエストとかどれぐらいやろうかなぁ。
でも、こなした方がいいアイテムがゲットできるし。
もっともかなり装備は充実させレベルもアップしたので、
最終ステージの碧の大樹は比較的スムーズに進める。
何よりも、ティオのゼロ・フィールドが全体攻撃への絶対障壁になるので、
ボス戦では大活躍だったりする。
げ、これは反則だろう。
ラスボスの連戦、何度か全滅しかけながら、なんとか凌いで、
いけそうな感じになったとこで、強制ゲームオーバー技、時空大崩壊!なんて。
結局、3回も全滅喰らってリトライして、ようやくエンディング。
最終局面では時空改変などもあきらかになって、
やはり、かなり骨太のシナリオだったし、
一ヶ月ぐらいのつもりが10日も余分にかかってしまったけど、
十分すぎるほど満喫。
ラグナロクとか零式とか届いているけど、
しばらくRPGしなくていいなぁ。
かなりダークらしいけど、とりあえず、つぎはストラトスか。
- 戦律のストラトス(PSP)★
で、ストラトスだけど、ゲーム誌の記事から予想していたとおり、
全体的にはエヴァの高年齢層版的な感じかな。
しかし、実際にはじめてみると。。。
いや、ここまで相性が悪いゲームもめったにないかも。
ゲームシーンがなんとも、
防衛モードの街中は書き割りみたいだし、無駄に移動距離長いし、
イージーモードでも即死状況多すぎだし、
殲滅モードも何やら単純なくせに操作性が悪いし、攻略記事をみながらでも、
どうしていいかわかんないような不親切設計だし、
人によっては挫けるらしいダーク感を感じる以前に、はやばやと投げ出してしまった。
カットインやアニメシーンはたしかに綺麗なんだけど、もったいないなぁ。
- グランナイツヒストリー(PSP)★
零式をやりかけたら、ディスク2枚のボリュームで、ちょっと躊躇い、
とりあえず、しばらく前に買ったままだった、グランナイツヒストリーへ。
はじめてすぐに厭な予感がしたけど、これRPGって書いてあったのに、
苦手な育成がしっかり入ってる。まいったなぁ、2つ続けてハズレだった。
- ラグナロク〜光と闇の皇女〜(PSP)★
3度目の正直で選んだラグナロク、あれぇ〜、
こっちはシミュレーションRPGかぁ。
久しぶりなので、最初もたついていたけど、しばらくやるうちに、
だんだんコツが掴めてきた。最近は高度になっている。
戦略性の高いシミュレーションRPGは比較的好きだけど、
唯一、大きな欠点が、時間がかかることだ。
片道かけても1つのバトルが終わらなかったりするからなぁ、
年内には終わらないかもしれない。
まぁ、シナリオも面白そうだし、気長に楽しもう。
となるかと思っていたが、フリーバトルでレベル上げて、
3人協力攻撃のバーストストライクがたくさんできるようになると、
かなり攻略が楽になってきて、案外と早く一巡目は終わった。
でも、これは2巡目をするのがデフォルト仕様みたい。
実際、レベルも武器も2巡目に持ち越せるので、うーん、
どこまでやったもんか…時間が。
おそらく、すべてのルートを踏破すれば、
トルゥーエンディングに至るのだろうが、
敵の待ち時間が多くて戦闘が長いし、時間的にギブアップかな。
- FINAL FANTASY 零式(PSP)★
一ヶ月前に買った零式を、ようやく月末からスタート。
年内に終わるかな?
実は、ファイナルファンタジーは、本編的なのははじめて。
ちょっと始めたけど、なんか難しそう(笑)なので、後回しに。
- 閃乱カグラ(3DS)★
いつ買おうかタイミングをみていたけど、1月に出るRPGが面白そうなので、
そろそろいい頃合いだろうと、ちょっと軽めのアクションゲームと一緒に、
ついに3DSミスティピンクをゲット。
このところ、ちょっと激忙だったし、
少し早めの自分へのクリスマスプレゼントかな(泣)。
で、カグラだが、アクションは単調らしいけど、
オープニングアニメは傑作の部類だし、バカっぽく楽しめそう。
実際、かなり単調だったけど、難しい操作が要らない分、
アクション苦手系にはよかったかも。
というか、4章までちんたらちんたらやってたら、
最終5章は、5連戦だか6連戦をあっと言う間にクリアしてしまった。
飛鳥レベル50は上げすぎたの?
とりあえず、まだ達成度78%で、クリア後もあるみたいで、
もう少し頑張ったけど、
クリア後の隠しボス、大道寺先輩は、もういいかな(笑)。
- テイルズ オブ ジ アビス(3DS)★
引き続き、3DSでテイルズシリーズから、
“生まれた意味を知るRPG”だそうだ。
何でアビス(深淵)かと思っていたら、中盤?くらいで、
ようやくアビス(魔界)に崩落した。
おまけに、主人公がえらくヘタレだったのも、
その訳がだんだんわかってきたが、
テイルズシリーズの中ではかなりダーク系かな。
テイルズオブシリーズを何作かやってきて、なんとなくだが、
面白いのは面白いけど、やや、シナリオが弱いかなぁ。
全体のストーリー性はしっかりあるのに、
流れがギクシャクしているというか、継ぎ接ぎ的というか、
ずっとやっていると段々わかってはくるけど、
途中が場当たり的な感じが否めないのが、やや惜しい。
伏線の張り方が悪いのかなぁ。
本作も後半に入って、ようやくいい感じになってきた。
さて、この後、ラストまで、どんな展開が待っているか!?
だいぶ最後までやってくると、ルークがそれなりに成長するなど、
ストーリーがだんだんとまとまりをみせてきたけど、
ちょっと長いかなぁ、少し退屈してきたような、
というより、ラビリンスとか新作がもう出るし、どうしよう。
なんとか、ラビリンスが届いて数日後にクリアできたけど、
結局、後半は攻略ページ見ながら(笑):
サブイベントはだいぶ飛ばしたし、とくに聖魔武器イベントは
ぜんぶ集めたのに、相手が強すぎそうで泣く泣く断念。
しかしまぁ、最初っから最後もまで暗めの成長と贖罪のストーリーで、
最後は主人公のルークも消滅してバッドエンドかと思いきや、
なんだ帰ってきたのね(笑)。
ところで、3DS、充電の保ちがあまりよくない。
DSもPSPも往復の4時間ぐらいは平気だったけど、
3DSは3時間かそこらぐらいでバッテリーが切れるみたいだ。
う〜〜ん。
- ラビリンスの彼方(3DS)★
!!
もともと、この『ラビリンスの彼方』が面白そうで、3DSを買ったのだが、
いやぁ、これは期待通りに絵が綺麗だし、ほんとにキチンと3Dしている。
アビスは移植だから3Dには馴染まないし(層が何枚かある感じ)、
3D用に作ったカグラもそれほど顕著ではなかったが、
奥行きや広がりのあるダンジョンなこともあるのか、
見事に3D効果が効いて眩暈がしそう(笑)。
絵もホント綺麗だし、先行きが楽しみである。
ほんと、これいいわぁ。とくに女の子はハマリそう(笑)。
扉の前とかで立ち止まったら必ずこっちを振り向いて待っているし、
先行して走ってくれるのだがオバケが居たら逃げ戻ってくるし
(ちゃんとアラートになっている)、なかなか健気でカワイイ(爆)。
ただし、システムは半端じゃない。
グーチョキパーの3すくみの入れ替えや、
女の子の攻撃力に影響する+×の入れ替え(やっと最近わかった)、
そしてもっとも重要なのが行動順に左右する攻撃力の高さとスキップアイテム、
これらの組み合わせを丁寧に考えないと立ち往生してしまうこと必須だ。
実際、女の子のHPがすごく減ってしまって
(女の子のHPがなくなるとゲームオーバー)、
にっちもさっちも行かなくなり、4層ほど下のセーブポイントまで、
途中残しておいた回復ポイントを使いながら、ギリギリで戻った。
女の子の回復手段が戦闘ステージでないのが強い条件になっている
(実は4層で手に入れた盾を使うと少しずつ回復することがわかった)。
NORMALでも、適当にやっていると痛い目をみる点では、
バイハ1以来かも。
なかなかハマリ続けている(笑)。
だいぶ戦略がわかってはきたが、
6層のラスボスのカエルがなんともむずかった。
何回ゲームオーバーくらったやら。
ネットとかの記事では、(着せ替え以外は)それほど高評価ではないようで、
売れ行きもそれほど伸びていないみたいだけど、
近年稀に見るほどよくできた戦略RPGだと思う。
さすがに7層ぐらいになると、攻撃順とかマジックストックとか、
いろいろな戦略も慣れてきて、
8層のラスボスは準備無しにブチ当たってしまったけど、
なんとか初戦で凌ぐことができた。
さて、この8層で使えるようになった時空超越の魔法、
AR(拡張現実)カードが使えるらしいが、最初は意味不明。
どこにそんなカードが刺さるのか、本体を調べても分からず、
どうやって手に入れるのかいろいろ調べて、
ようやく本体に附属していた紙のカードだとわかる
…なんかよくわからんから箱ごとなおしていた。
これはすごい、驚き^3。
AR(拡張現実)は最先端テクノロジーと思っていたが、
ゲーム機でここまでできるようになったんかぁ。
感動である。さすがニンテンドー!!
そして、感動の(笑)エンディング。
一ヶ月少しかかったかなぁ。
ラスボスだけは、戦い方の指南をみたが、
それでも、2回ほど盾を付け忘れて、やばかった。
たしかに、人を選ぶゲームタイプだったけど、
ぼくにはジャストフィットだったようだ。
『公式アドベンチャーガイド』もちゃんと予約注文してあるし、
また夏ごろにでも、2周目をしようかな。
「クルケパンジェ!」
- テイルズ オブ デスティニー2(PSP)★
自分的に濃いゲームを一ヶ月以上もした後なので、
少し軽くてヌルイのをしようと、
買い置きのデスティニー2をはじめたが…。
これはちょっと軽すぎた。
いままでやった<テイルズシリーズ>は、
どれもちゃんとクリアできたけど、初っ端から入り込めなくて、
数日でギブアップ。
- テイルズ オブ リバース(PSP)★
ということで、もう一本の買い置きのリバースへ。
こちらはなかなか面白そうだ。
まぁ、年度末の3月から4月頭まで、ちんたらちんたら、
やってた感じ。
- メタルマックス3(DS)★
だいぶ前に買っていて少しやりかけて、
ちょっと面倒な感じでほったらかしにしていたのを、
も一度はじめたら。。。
いろいろなシステムになれてくると、
予想外の激面白いRPGだということがわかってきた。
人間と車を上手に使わないといけないし、
装備などの準備も丁寧にやらないといけない。
逆に準備を整えていけば、確実に前進できるし、
全滅してもドクターミンチが復活させてくれるので、
途中で投げ出す(投げ出さざるを得ない)
ようなことにならないのが嬉しい。
2のリローディッドも出ているので、
久しぶりにドット絵のRPGにはまりそう。。。
いやぁ、はまるはまる。
マップがかなり広大で、
行かないとストーリーが進まないところもあるけど、
行っても行かなくてもいいところもあって、
ヨージンボーグだったっけ、最初は全滅くらったけど、
しばらくしてレベルが上がってから再戦したら、
何とか倒せるし、絵だけ綺麗な最近のRPGに比べると、
ほんと、丁寧に作り込んである。
敵やアイテムの名前が、かなりシュールなのも楽しい理由?
後半になっていくと、難易度も高くなり謎解きも難しくなって、
さすがに、攻略ページのお世話になり始めた。
4月最初の頃からはじめたから、もう2ヶ月近いかなぁ。
来週は日食なんですけど。
ずいぶん長い道のりだったが、ようやく5月も末にエンディングを迎えた。
ごく初期にコーラ駆け落ちバッドエンドや、シセエンドも見たけど、
一応、なんとかノーマルエンディングになったのかな。
ジャガンとナートの双子の蓮が厳しかったけど、
キャンプで回復しながら何とか一度でエンディングの連戦をクリア。
エンディングは何ともあっさりしたもんだったけど、
MMはどうもこういうスタイルらしい
(http://clarabell.exblog.jp/14558607/)。
- メタルマックス2リローデッド(DS)★
MM3がよくできた伝統的RPGだったので、
とりあえず、MM2Rもゲットしておいたら。
MM3のアイテムがMM2Rへタキオン通信できるらしい。
MM3が終盤近くなって、ボスが異常に強くなってきたため、
レベル上げが必要な状況になってきた段階で、
並行してMM2Rもスタート。
MM3のレベル上げが飽きたらMM2Rをやる、
MM2Rの謎解きに詰まったらMM3をやる、という方法だ。
なんだかとても贅沢っぽい感じである。
MM3がエンディングを迎える少し前に、
タキオンテレポーターを見つけたけど、
え〜〜、タキオンマターが必要で、
しかも一度に一個しか入手できないの?
MM3で倉庫に山ほど隠匿しておいたのに、
まぁ、そう、うまい話はないか。
しばらく忙しくて、通勤の合間合間に、
ちょこちょこ探索しては接敵・撃破を繰り返すうちに、
だいぶ強くなってきたかなぁ。
でもまぁ、せっかくなので、
バトー博士に、かなり最大級のカスタマイズ戦車を作ってもらった後、
タキオンテレポーターへアクセス。
タキオンマター、まだ2つしかないし、何をテレポートするか迷ったが、
結局、積載量が60tの玄武タービンIIIと、
人間用武器では最終的なレベルだった光粒子スパークをゲット。
これでサクサク進むといいなぁ。
MM3でシステムには慣れていたので、
MM2Rは全滅も少なく比較的スムーズには進んでいるが、
それでも、もう一ヶ月は越えただろう。
ラスボス直前まで来たので、6月中旬にはクリアできそう。
長い道のりだった。
いやいや、MM2Rも、エンディングは、あっさり。
ヴラド第三形態まで倒したら、バイアス・シティは崩壊して、
パーティは近場の島に流されてエンディング、Lv76、そんなとこかな。
Wanted Monsterはかなり退治したけど、接敵が難しいヤツは別として、
ピチピチブラザーズはまんまと逃げられたのが、唯一心残り(笑)。
- 幻想水滸伝 紡がれし百年の時(PSP)★
AMAZONなどで酷評されていて、しばらく買わずじまいだったが、
やりたいゲームがちょっと切れて、まぁ、駄作でも時間つぶしにはなるかと。
しかし、しかしだ、意外に面白いじゃないの。
たしかに、これは幻想水滸伝じゃないし、
幻想水滸伝と思ってはじめると幻滅したかもしれないが。
最初っから違うもんだろうと思ってはじめたので、
時間の行き来は、それなりに工夫してあり、そう悪くはない。
この手のゲームには、クロノ・トリガーという超名作があるが
(学生に貸したら戻ってこない>後藤お前だ)、
あれは別格にして、割とよくできていると思う。
またたしかに、フィールド探索も少なく、ほとんど一本道的だけど、
やたらめったらにフィールドが多かったMM3やMM2Rの直後なので、
あまり疲れずに嬉しい感じもする。ちょうどタイミングがよかった。
- タイムトラベラーズ(3DS)★
夏休み向け新作ラッシュがはじまって、
以前からチェックしていたタイムトラベラーズが届いた。
アドベンチャーゲームは久方ぶりだけど、
複数視点でしかも相互にザッピングが入るので、
なかなか工夫してあって結構面白い。
でも、すぐ終わっちゃいそうだなぁ。
アクション的な要素も、そこかしこにはあるが、
基本的にはシネマティック・アドベンチャーで、
分岐(やり直し)がタイムトラベルになっているものの、
そう難しい内容ではない。
しかしながら、不死身の刑事・神谷壮馬、
元天才科学者現在詐欺師・新道究悟、クールなメガネ男子・深瀬有理、
反逆のアイドル女子アナ・伏見雛、無職の覆面ヒーロー・ルサンチ☆マン、
5人の主人公のストーリーは、それぞれに重みがあって、
とくに最初はなにこれ状態だった、ルサンチ☆マンなんか、
最後あたり、すごくいい味というか、マジヒーローモードで、
美味しいところもっていった感じ?
また最近のゲームには珍しく、シーン毎に音楽が凝っていて、
非常にピッタリのBGMが流れる。
いろんな面で楽しめる内容になっている。
ラストもいろいろ試しているうちに、いつの間にか、
HAPPY ENDLESSへ辿り着いた。
タイムラインの処理も、まぁまぁ及第点(笑)。
新道みことのタイムライン(2013年スタートと2031年スタート)も、
ちゃんと説明ができていたのもいいかな。
TTフォンは途中で止めたので、2002年の新道みことの理由はわからないが、
ちゃんとやれば驚愕の事実が明らかになったらしい(笑)。
- 那由多の軌跡(PSP)★
<軌跡>シリーズ、待望の新作である。
発売日の7/26に予約ゲット即スタート。
あれ、アクション? アクションRPGだったっけ。
従来のシリーズと違い、バトルがかなりアクション化されたようだ。
段差の2段ジャンプとかが厳しめだけど、久しぶりにアクションRPG面白いし、
序盤は取りあえず何とかついていけるかな。
割と、とんとんと進んで、あ、一回だけ、ボス戦でレベル下げたか、
それ以外はnormalのままで、何カ所か取り損ねたところはあるが、
2週間ほどで終盤に入った。盆前には終わりそう。
…うーーん、これは<軌跡>シリーズと思うと期待はずれかな。
お気に入りのキャラ育てて合体技とか、全員参加のボス戦とか、
パーティバトルが楽しかったんだけど、それはないので。
もちろん、世界観や舞台もまったく違うし。
もっともアクション性は高く、ステージのギミックは凝っていて面白いから、
ふつうにA-RPGと思えば、かなり完成度は高く、楽しめている。
思ったより手間取って、盆前にようやく最終ステージのステラリウム。
ええ、何、このイキナリの複雑で進めないステージは。
揺籃区画でかなり迷いまくって、進めたかと思ったら、
ゲームオーバー;やり直し? めげそう。
気を取り直し、3回ほどやり直して、何とか先へ進んだら、
後は短かった。ふぅ、ようやくきちんとクリア。
で、終わったと思ったら、後日譚。
って、これ長いんじゃない?
ネットにもあったけど、これは不要な後日譚だったかな。
しばらくレベル上げを頑張ったけど、一通り回っても、
ラスボス対戦の推奨レベル50に届かないLv48どまり。
さすがに飽きて真エンディングはYou Tubeで確認。
何か、みーんな丸く収まったのね(笑)。
うーーん、やっぱ、消化試合みたいな後日譚はなくて、
余韻を残した形で終わっても良かったな。
- グラビティ デイズ(PSVITA)★
他のポータブル機で十分足りているので、PSVITAは買わないでおいたが、
とある理由でゲットできてしまったので、
とりあえず、PSVITAでは気になっていたゲームを、
那由多の終盤と並行してはじめた。
重力的眩暈;たしかにそのとおりである。
これは、ホント、いままでにない斬新なゲーム感覚だった。
雑誌で見たより絵柄も綺麗だし、
不思議な情景の街並みを彷徨い歩くだけでも面白い。
さっき那由多でゲームオーバーくらったし、こっち一本にしようかなぁ。
これ、わかってはいたけど、力一杯、アクションゲームだし。
序盤は何とかついて行けたけど、エピソード7あたりから、
ボスが強くなるしアクションが厳しくなって、かなりやばめ。
重力アクションをよっぽど使いこなさないと無理みたいだ。
エピソード8の溶岩のステージはダメそう。ちょっとギブアップだ。
職業柄、重力の扱いはお手の物のはずなんだけどなぁ。
- 王と魔王と7人の姫君たち(PSVITA)★
ええと、これはいままでしたことがないタイプの、集団戦闘ゲームだった。
魔王(ナイトメア)に姫君と国を奪われた王様が、掘っ立て小屋からスタートして、
国民を増やし、親衛隊として組織して、魔物を倒しながら、
領地を奪還し、中ボスを倒しては姫君を一人ずつ解放していくアクションRPG。
ただし、親衛隊のライフは増えるが王様のライフは増えない。
国民には、のんき(無職)以外に、兵士・農夫・ハンター・大工・木こり・鉱夫・・・
多くの職業があって、それぞれに、戦闘スキルが違ったりする。
とても惚れ惚れしてしまったのは、親衛隊に参加していないときには、
大工だとちゃんと家を建てたり、それぞれの職業に従事している点だ。
7人の姫君たちも、アプリコット(天然系)、シズカ(女子高生)、さくら(巫女)、
アマービレ(・・・)、ココモパイン(アイドル)、イリス(お姉さん)、
コリーナ(メカ)と、それぞれに萌え要素(笑)がちゃんとあって、万人向け。
ちょこちょこやっているうちに、いつの間にか、終盤まで来てしまった。
いやぁ、久しぶりに、全体が楽しめて、かつ、きちんとクリアしたゲームだ。
エンディングはマルチで、ハーレムエンドもあるらしいけど、まぁいいか。
- ドクロ(PSVITA)★
なかなか歯ごたえのあるギミックアクションである。
十数年前にパソコンなどで流行っていた、
アクション性の高い謎を解きながら、
一つひとつ部屋を通り抜けていくゲームを彷彿とさせる。
もちろん、パソコン時代よりはるかに洗練されていて面白いが、
その分、難度も高めで、攻略ページを見ながら(泣)でも、かなりムズイ。
- TOW RM2:レディアント マイソロジー2(PSP)★
イースセルセタが出るまで一ヶ月、ドクロだけでは体が付いていかないので、
より手軽なRPGも愉しむことにした。
RM1ではなく、とりあえず手に入ったRM2をパラパラやるけど、
まだ目的がわかんないが、TOW見知りのキャラも居るし、まいっか。
- イース セルセタの樹海(PS VITA)★
久方ぶりのアドル・クリスティン、赤毛のアドルだ。
いままでやったイースシリーズは、どれもRPGとして超秀逸で、
オープニングアニメもハイクォリティだったから、
今回の新作もず〜〜と、大期待である。
入手して早速スタートしたらば、
PS VITAなこともあって、もう綺麗さ全開になっている。
悩んだ末にNORMALを選択でスタート。
だいじょーぶかなぁ、っと思いつつ、予想外に爽快。
さすがに最初のボスモンスターでは決め技がわからず即GOくらったけど、
回復アイテムを投入したリターンマッチでは倒せた。
必殺技スキルに加え、最強のEXTRAスキルというものがあるらしい。
早く出し方を覚えないと、先がアブなさそう。
とくにチュートリアルモードはないが、少しずつ覚えられる親切設計だし、
システムになれてくれば、何とか進められる感じである。
難易度の高い謎解きもあまりないので、攻略ページのお世話にもならずに、
良質でごくまっとうなRPGをふつーに楽しめる。
スキルやEXTRAスキルが上手に出せるようになって、
フラッシュガードもときどき決まりだしたし、ずいぶん楽になった。
ゲームバランスもよく、ストーリーもきちんとしていて、
期待通りに楽しめているなぁ、よかったぁ。
ラストは行きの通勤電車でエンディング、あれっ”、
帰りの電車、ヒマになるやん。
- ソールトリガー(PSP)★
ちょっとダーク系のJRPG。
バトルはテンポがよくて小気味いいし、
スキルの取得やレベルアップもバランスがいいので、
サクサク進んで、あっと言う間に、もう6章でゲーム終盤?
また拠点に戻れば全回復できるので、目一杯やってても、
あまり不安がないのは、楽なのか、楽すぎるのか、微妙だが。
でも、ヒロインのフラグは誰にでも立つわけではないみたいだなぁ。
主人公ファレルのそばには、年上ソフィ、幼馴染みエマ、年下シリルと、
ひととおりのヒロインが揃えてある。
たぶん最後はヒロインとの連携バトルになるので、
最強力そうな破壊槌をもつシリルのフラグを立てようとして、
エマやソフィを選ばなかったら、どうも、
敵方のフランフラグが立ったみたい。あれぇ?
よくみるとフランは猫耳ヒロインだった(笑)。
なになに、ちょっとレベルを上げといて、
ラストステージの聖域へ進んだら、ボスキャラは楽勝で倒せたのに、
その後の展開は、これって大バッドエンド?
フランと闘ったのがまずったかと思って、
慌てて攻略ページを探ったら、どうもこれでいいのかなぁ。
マルチエンディングならぬマルチストーリーなんかぁ、
外典のラーズ編でうまくいくのかしら。ちょっと心配。
そのラーズ編、ラーズ以下3バカトリオからはじまったのはいいが、
うーん、11月中旬の海外出張までにクリアできるんか??
さらに、ええっ”、これ、
ちょっと不完全燃焼だった『最後の約束の物語2』的なの(??)。
そう言われてみりゃ、似た雰囲気はあるけどなぁ、う〜〜ん、複雑な気持ち。
といいつつ、サクサククリアできてしまった。
3バカトリオは最後まで変わらなかったけど、まぁ、それでいいか。
- ブレブリーデフォルト(3DS)★
さて、満を持してのBDである。
ファミ通にはほぼ1年前から出ていて(切り抜いている;笑)、
長いこと気になっていたのが、10月上旬にようやく発売された。
『ソールトリガー』と一緒にゲットしていたけど、
とりあえずは軽くできそうな『ソールトリガー』からクリアして、
こちらをゆっくりすることにしたのだが。
いやぁ、期待以上にオープニングから凄い。さすがスクエニ。
というより、ARアニメ、何が起こるか最初に言ってよ。
たしかに『ラビリンスの彼方』で経験していたのを忘れていた方も悪いが、
おかげで、本棚やらタンスの並ぶ思いっきり和室をバックに、
ヒロインのアニエスが立ち回ることになった(夜景を背景にもー一度みるか?)。
これは、古き良き冒険活劇風RPG?
1章に入り、ブレイブとデフォルトの使い分けも慣れてきたが、
中ボスもだいぶでてきて、ときどきリセット再戦が必要になってきた。
しかし、期待以上に傑作だと思う。
いままでのRPGのいいとこをすべて取り入れたような王道RPGな上に、
ブレイブとデフォルトという新しい仕掛けもあるし、
シーン毎のBGMもピッタリ合っている。必殺技タイムのBGMまである。
また3Dを十二分に活かした画面になっているし、
ちょっと置いておくと全体が眺められるようにズームアウトするし、
動かすとズームアップしてくれる演出もとても親切だと思う。
最近やったゲームの中では最高感だ。
海外出張を前にちょうど慣らし運転ができた。
立ち位置的に仕方ないとはいえ、
メインヒロインのアニエスがちょっと生真面目すぎる(笑)けど、
サブヒロインのイデアもしっかりキャラ立ちしているし、
主人公のティズがやっぱりマジメでお子さまだけど、
リングアベルがちゃんとムードメーカーしてるので、
全体によくバランスが取れたパーティになっている。
スクエニ久々の傑作じゃないかなぁ…。
堅実にやっているせいもあるけど、シナリオも長いので、ようやっと3章まで。
魔法効果などの演出も格好いいし、背景も丁寧に作り込んであるし、
召還獣もなかなか派手で、ビジュアルがすごく綺麗なので、飽きが来ない。
メインシナリオはほとんど一本道なので、あまり迷わないが、
前半では唯一、赤いおぢさんこと赤魔道士フィオーレ・ディローザの
サブシナリオが進められなくって、そうか、夜、何度も行くのか(笑)。
いやぁ、長い長い。一ヶ月以上かかって、ようやく全部のクリスタルを解放し、
ホーリーピラーまでたどり着いたけど、やっぱり5章突入なのね。
サブイベントや鍵の掛かった宝箱など、取りこぼしがないように、
2回目の世界(5章)と3回目の世界(6章)まで来たけど、ここでようやく、
サブタイトルFLYING FAIRYが意味をもちはじめてきたようだ。
もしかして、クリスタルやエアリーって、わるもの?
一周目と違いスピードアップはしたが、ついに4回目の世界(7章)突入。
というか、これでええんかなぁ。うーん、どうもいいみたい。
EQUAL(6章)、DASH(7章)ときて、ついにOVAL(8章)へ。
年越しになるかも、でも、こーなったら、とことんやるしかないか。
…おおお、8章が終わったら、ついに、真終章だって!?
うわぁ、そのままいきおいで、エアリー(魔形態?)をやっつけちゃった。
でも、まだラスボスとかあるみたい。
とりあえず、ラスボス前のレベルアップ上げに、
封印の次元回廊を何度かかかってクリア;
鬼武者の無限ダンジョンを思い出してしまった。
そしてついにラスボス・ウロボロスの待つ闇のオーロラ;暗黒の祭壇へ。
ラストダンジョンは短いだろうけどボス戦は何戦も連戦だろうから、
最後は攻略ページをみながら(それでもボロボロになったが)一挙に進め、
なんとか暮れも押し詰まった28日に真終章をクリアできた。
しかし今回は多元宇宙ものでしたか;
まぁ、SFではパラレルワールドの概念は昔からあるけど、
最近はそれなりに処理も上手になってきているみたいな気がする。
そうそう、FLYING FAIRYからFFを取ると、意味があるのね。
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