はてなキーワード: 砂丘とは
それが誘い文句だった。砂丘には雪ないからスノボなんてできないでしょ、なんていちいち言ったりせず、黙ってYahooを開いてGoogle検索をかけた。『砂丘でスノボ』は、正確にはサンドボードというらしい。鳥取砂丘の砂は粒子が細かく雪のように滑れる、らしい。
「私スキー場で滑れなくてボード担いでお尻で滑って降りたことあるぐらい苦手だけど、それでもいい?」
即レスだった。私に運動神経が存在していないことを知っていても誘ってくれる心が広い友人に感謝しながら、私も「じゃあ行く」と即レスした。
それから4日後、私たちは鳥取に向かう電車に乗っていた。スーパーはくとという名前のそれはなんの配慮か電車の真正面の景色がモニターで見えるようになっていた。短いトンネルに入っては抜けて、暗い画面が白く眩くなっては暗くなる。そんな画面を見ながら、友人はわたし達ワープしてるみたいだ、と言った。私はローソンで買った昆布おにぎりを食べながら乗り物酔いしそうになっていた。
鳥取駅はなんだかこじんまりしていた。清潔で、スタバもコンビニもお土産屋もあって、けれど人は少なかった。曇り空の下にはシャッターが閉まった店が沢山あって、何故だか占いのお店が幅を利かせていた。とりあえずお昼を食べようと鳥取名物を調べたら、カレーと、海鮮と、ラッキョウと、砂丘関連の名物(プリンやら砂で蒸した卵やら)、あと梨だった。じゃあカレーでいいか、とカレーの有名な店を調べて向かった。メインの計画以外はその場で決めよう、何事にも縁ってものがあるからさ。というのが彼女の考えだった。だから、2泊3日の旅の内2日目のサンドボード以外は全くの無計画だったのだ。
カレーのお店は鳥取名物を謳っているから、という理由だけで決めたが、建物も新しくリーズナブルで美味しかった。彼女はブラックカレー、私はスープカレーを頼んだ。美味しかった。
店員さんにどうしてカレーは鳥取名物なんですかって言ったら、鳥取はカレーの消費量が全国一位なんです、という答えが返ってきた。答えになってないような気がした。沢山食べたら自分たちの物にできるんですか。チェンソーマンみたいですね。そう思ったけど言わなかった。彼女はチェンソーマンを知らない人だから。
カレー食べた後は彼女の希望で、海沿いを歩いて白兎神社に行った。縁結びが出来るんだって。でも因幡の白兎が元ネタらしくて、あれサメを騙して海を渡ろうとした兎がサメを怒らせて全身の毛をむしられた話だよね、どっから恋結びのご利益出てきたんだろうね?そう言ったら彼女はまぁねー、でも兎かわいいよ、と兎モチーフの石像をニコニコ眺めていた。答えになっていなかったけれど、彼女はそもそも神なんか信じていないのかもしれない。それとも彼女はもう結婚しているから、ご利益があってもなくてもどっちでもいいのかもしれない。私は、転職の成功と、ついでにいい感じの恋人ができますようにとお願いした。嘘ついて騙して、結局身ぐるみ剥がされた間抜けで最悪な兎じゃなくて、ウサギを助けた優しい神様の方に祈った。私の次の職場は完全未経験の、クラスに一人はいるなんでもできる陽キャだけ集めたような、そんな職場です。目一杯見栄を張って、使命感のある溌剌とした人間のフリをして面接に受かりました。本当の私はクラスに一人はいる、真面目でも不良でもない、何を考えているか分からない女です。なんとか、どうにか、上手くやっていきたいです。ついでに誰か、今好きな人とは別の他の誰かを好きになれるようにしてください。優しい神様、どうか助けてください。
2日目は本命のサンドボードだった。鳥取砂丘まではバスに揺られて一時間ほどだった。昨日の天気が嘘に思えるほどの晴天で、私は雨女だからあなたが晴れ女なんだね、あなたって運がいいもんね、と言ったら、わたし運はいいけど、天気なんて人一人の運でどうにかできるものじゃないでしょ、と穏やかに笑いながら言った。やっぱり彼女は、ほんとうは神様とか信じていないんだろうな、と思った。
サンドボードの参加者は私たち以外いなかった。早い時間の参加者は少ないんです、だそうだ。荷物を持って砂丘へ足を踏み入れると、泥の上でもないのに深く足が沈んで歩きにくかった。私は足にどうやって力を入れていいか分からなかったのだけれど、友達はスタスタ歩いていく。彼女は運もいいけれど運動神経も抜群にいいのだ。私はそれを追いかけるのに必死だった。その後どんどん丘陵地になっていき、荷物を抱えながら砂を蹴って丘を登った。ジグザグに歩きながら、息を切らしながら、ようやくてっぺんに辿り着き、インストラクターの説明を聞いた。ボードに足を固定して、滑る。そしてボードを抱えて登る。要約するとこれだけだった。また登る、と聞いた時、小さく最悪、と行ってしまったのだけど、彼女はそれを耳聡く聞きつけて、顔を顰めながらそういうこと言わないで、と私を軽く叱った。ごめん、と謝ったら、うん、と言って、まるで数秒前の記憶ごと消し去ったかのように表情を元通りにした。大人の嗜みとして不機嫌を表に出さないようにしている訳じゃない。彼女は昔から、心が広いのだ。
サンドボードで滑るのは楽しかった。とにかくバランスを取ることに必死になっているうちに丘の下に辿り着いていたが、それでもすぐに丘の上から砂を滑る爽快感が追いついて、楽しい、となる。体力が続く限り登って滑ってくださって結構ですよ、とインストラクターに言われたけど、滑る時より丘を登るのに体力を削られ、結局もう一度滑って体力が尽きてしまった。友達は体力が無地蔵なので滑っては登るを繰り返し、3回目からは丘をジグザグに登らず直線距離で駆け上ってきた。しんどくないの、疲れないの、と聞いたら、
「疲れるけど、その方が近いからさ」
って言って、そのまま4回目を滑り始めた。インストラクターが、すげーっすよあの子、歴代一位の体力ですよ、いくつぐらいですか?と、私に聞いてきたので、すごいですよね、すごいんですよ、とだけ相槌を打った。遠くの丘からパラシュートが飛んで行くのが見えた。パラシュートは風に乗って飛んでいき、私の友達を通り越して遠くに着地したのが見えた。こっちの方がワープみたいだな、と思った。友達とパラシュートの人の姿が、豆粒まではいかないけどずっと遠くに見えた。なんでかスピッツのロビンソンを思い出した。いいな。私もそっちにワープしたい。私とそこ代わってよ。お願い。
その後砂丘前のお土産屋に行った。私は転職予定で現職を有休消化中の一人暮らしだったので、自分用のお土産に砂漠プリンを一つと、近々会う予定の友達用に梨ジュースを買った。私の買い物はそれでおしまいだったけれど、彼女は実家に、職場に、とじっくりとお土産を吟味して、結局バスの時間ギリギリまで迷っていた。一番時間をかけて選んだのは彼女の旦那さんのお土産だった。何あげても喜んでくれるけど、やっぱり一番喜んでくれるものをあげたかったから、3つぐらい買ったんだって。お土産あげた時の旦那さん、本当に可愛くて好きなんだって。彼女は心が広いから、きっと家事分担やら稼ぎやら、結婚生活で起こり得る何かしらに少しも不満を抱いたりしないだろうな。長く続くんだろうな。きっと死ぬまで。
3日目も当然予定を立ててなかったんだけど、2日目のメイン目的を達成したからもう帰っても別にいいよね、みたいな雰囲気があった。でももう少し引き伸ばしたくて、牛骨ラーメン食べに行こって言った。鳥取に牛肉のイメージなかったけど有名らしかったから。それで、Google マップで適当に検索して評価高いところに行った。チャーシュー多くてスープも上品な甘さがあって美味しかった。食べ終わった後、友達がわたしラーメン好きじゃないんだけどこれは美味しかったな、と言った。びっくりして、なんで言わなかったの、って言ったけど、いやでも美味しかったからよかったよー、としか言わなかった。ねぇ答えになってないんだけど。長い付き合いなのにそんなことすら全然知らなかったよ、心が広いの知ってるけど、でも、ちゃんと言ってくれたらいいのにさ。
ラーメンを食べた後、私たちはスーパーはくとに乗った。はくとのモニターには相変わらずトンネルと田園風景が交互に映っていた。友達は今度はワープみたいだとは言わなかったけれど、そういえばこの電車って白兎から文字ってるんだね〜、と言った。そうだね、と言って寝たふりをした。また、最悪、と言いそうになった。しばらくして目を覚ましたら、前を走行している電車で急病人が出たとかで何処かの駅で停車していた。
やっぱわたし運いい。と言って、彼女は窓から写真を撮っていた。私は寝たふりをしながら、このまま電車止まっててくれたらいいのにな、と思った。
昨日は本当に疲れた。
朝4時に起きて車で万博会場行って、
9時前に会場内に入って、
当日予約は事前にXやYouTubeや関連サイトで勉強してたので上手く取れたけど、事前に調べてない人にはかなり難しいことだったよ
予約画面で「検索」をすると、ロード時間が長すぎて他の人に予約取られちゃう(だから検索はしちゃいけない)とか、そんなこと公式ページには書いてないもんな
公式ページのマニュアル通りにやってたら絶対に予約できないようになってるんよ
完全に情報戦なので、ネットでの情報収集と、自身の経験が物を言う万博になってた。
自分は2回目の万博で経験は少ないが、何十時間も万博について調べてたから、当日予約が取れた
本当はパビリオンに行きたいだろうに、並ぶこともできないから、仕方なく休んでるんだろうと思う
幸い大屋根リングがあったから万博行った感は味わえただろうけど。
あと花火とドローンショーは誰でも見えるし、突発的なショーがあったから、パビリオン行かなくてもなんとか楽しめるようになってたのは良かった
90分待ちだった
内容は、基本的に映像を見るだけで、最後にロケットになるような演出があったが、90分待ちにしてはイマイチだったな
一応月の石も見た。意外と黒い色だった
あと電力館にも行った
ゲーム要素が強く、これは良かったな
これも良かった
映像もプロジェクトマッピングみたいなのもあり、出来が良かった
関西パビリオンは、福井県が化石を懐中電灯で探したり、恐竜時代のVR的な体験ができて良かった
鳥取県は砂丘の砂があり、そこを液晶テレビ付き虫眼鏡でご当地名産品を探し、その後プロジェクトマッピングがあった。これも良かった
滋賀県はピン球みたいな球が何百個と細い糸で吊り下げられてて、それが上下して色んな演出をしていた。世界初らしい。
あとは適当にお土産を買って帰った。土産買うのも数十分並んだけど。
帰ってきたのが22時。疲れた。
万博は運営費は黒字だけど、大屋根リングなどの建築費は入ってないらしい。大屋根リング、半年のために作ったのはやっぱりお金かけすぎだと思う。迫力はあったし評判がいいの分かるけど、コスパは悪いと思う。
全体として、パビリオンに行ける人は情強だけっていう運営はクソだと思った。
パビリオン自体は面白いのも多かったし、それについては評価できる。
頑張れば楽しめる物ではあったと思う
島根での猫族との出会いから数ヶ月。タケルとシズカは、日本各地を旅し、様々な生き物や人々との縁を結んでいった。彼らは、人間と自然、都市と田舎、そして異なる文化を持つ者たちを繋ぎ、その結び目から生まれる新しい調和を、この世界に広めていた。
タケルは、シズカといることで、真の「愛」の力を実感していた。ノゾミが教えた人間的な愛、犬族が教えた普遍的な愛、そしてシズカが彼に与えてくれる、すべてを包み込むような、慈愛に満ちた愛。彼の心は満たされていた。
しかし、その平和な旅は、突然の訪問者によって終わりを告げる。
その日、二人は、鳥取砂丘の広大な砂漠を歩いていた。そこに、一陣の熱風と共に、一人の女性が現れた。銀色の瞳と鱗を持つ、レプティリアンの指揮官、リィラだった。彼女の顔には、かつて見せたことのない、激しい怒りと嫉妬の炎が燃え上がっていた。
「タケル! シズカとの戯言をやめろ!」
リィラは、叫んだ。彼女の声は、砂丘の砂を震わせるほど強烈だった。
タケルは驚いて、シズカを庇うように一歩前に出た。「リィラ、なぜここに?」
「なぜだと? お前は私を裏切った! 私は、お前を信じ、人間との共存の道を探ることを約束した。だが、お前は……お前は、この雌犬と戯れてばかりではないか!」
リィラの言葉は、まるで鋭い氷の刃のように、タケルの心を突き刺した。タケルは、レプティリアンとの和解のために、千葉を明け渡す覚悟をした。その時、彼の心を動かしたのは、リィラが持つ、この星を守ろうとする純粋な使命感だった。タケルは、リィラとの間に、人間とレプティリアンを結びつける、特別な「縁」を感じていたのだ。
しかし、タケルがシズカと旅を続ける間、リィラは、タケルが自分を裏切ったと信じ込んでいた。彼女は、タケルが人間とレプティリアンの架け橋になるのではなく、ただ一匹の犬族の雌と恋に落ちたのだと誤解したのだ。
シズカは、静かに答えた。彼女の瞳には、一切の動揺がなかった。
「黙れ! お前がこの男を誑かした! 人間を滅ぼすことがこの星を救う道だと理解したはずだ。だが、お前は、彼を弱くした!」
リィラの怒りは、やがて、彼女の体から放たれる、強力なエネルギーに変わっていった。砂丘の砂が舞い上がり、空が暗雲に覆われる。リィラは、タケルを、そしてシズカを、この世から消し去ろうとしていた。
タケルは、リィラの嫉妬が、愛の裏返しであることを知っていた。リィラは、タケルが持つ「愛」の力を、人間や犬族が持つ愛とは違う、レプティリアンとしての冷酷な使命感と結びつけたかったのだ。
タケルは、リィラの前に立ち、自らの心を彼女に見せた。ノゾミの温もり、犬族の普遍的な愛、そしてシズカとの慈愛。それらすべてを、彼はリィラに伝えた。
「リィラ、君も同じだ。君がこの星を愛する心は、僕がノゾミやシズカから教わった愛と同じなんだ。僕たちは、敵ではない」
タケルの言葉は、リィラの心の奥に届いた。彼女の怒りの炎は、少しずつ収まっていった。しかし、彼女の銀色の瞳には、まだ、タケルへの複雑な想いが渦巻いていた。
リィラの嫉妬が、タケル、シズカ、そしてリィラの間に、新たな「縁」を結ぼうとしていた。それは、人間とレプティリアン、そして犬族が、初めて心を通わせる、愛の始まりだった。
(第十三幕・了)
時は令和、空前の「ご当地スイーツ」ブームが最高潮!京都の抹茶パフェとか、沖縄の紅芋タルトとか、みんなが「地元の味」と「新しい美味しさ」を求めてた20XX年。そんな中、鳥取の砂丘に、マジで浮世離れしたイケメン武将が現れたんだって!ちょっと古めかしい着物っぽいのに、なんかこう、憂いを帯びた瞳と、力強いオーラをまとったお方。「え?時代劇の撮影?イケメン俳優?」ってみんなが遠巻きにしながらも、その圧倒的な存在感に目を奪われてたらしい。
え?マジで?あの「尼子再興」を誓って、三日月に向かって祈った悲運の武将、山中鹿介様!?ゲキヤバ!って歴史好きのギャルたちがスマホで速攻ググり始めた瞬間、その超絶クールなお方、もとい鹿介様は、あたりをキョロキョロしながら呟いた。「ここは…月山富田城ではない、か…?ずいぶんと賑やかで、しかし砂ばかりの場所になったものよのう。」って、マジで戦国時代からタイムスリップしてきたみたい!「マジありえん!」ってみんな心の中でツッコミつつも、その深い眼差しに、何か悲しい過去を感じてたらしい。
そんな鹿介様に、恐る恐る話しかけたのは、鳥取で観光案内所のバイトしてる、地元愛が強めのギャル、ミカ。「あの…もしよかったら、何かお困りですか?」「…うむ、少々。見慣れぬものばかりで、いささか戸惑っておる。」って、意外と丁寧な言葉遣い!ミカ、その影のある雰囲気にちょっとキュンとしつつ、「アタシ、ミカ!鳥取のことなら、何でも聞いて!鹿介様、マジで渋いから、アタシが案内してあげてもいいよ!」って、キラキラ笑顔で声をかけたんだって。
次の日、ミカに連れられて、鹿介様は初めて現代の鳥取を体験!鳥取砂丘とか、白兎神社とか、マジで全てが新鮮!でもね、鹿介様が一番興味を示したのは、お土産物屋さんで売られてた、ちょっと青みがかった果物。「…この、青くて美しき果物は、何というものでございますか?ずいぶんと瑞々しいな。」って、マジ真剣な眼差し。ミカ、まさかの王道チョイスに驚きつつ、「あ~、これ、二十世紀なしですよ!鳥取の名産品!シャリシャリしててめっちゃ美味しいんです!」って教えてあげたんだって。
鹿介様、一口食べてみたら…「な、なんなのだ、この奥深き味わいは!?口の中に広がる甘みと、さわやかな酸味…まるで、尼子再興の悲願、そして一瞬の勝利のようである!これこそ、余が求める、真の糧よ!」って、マジで悲運の武将っぽい表現で感動してたらしいよ。
そこから、鹿介様の二十世紀なし愛がマジで爆発!毎日色んな梨農家さんを巡って、二十世紀なしを使った料理やスイーツを食べ比べまくってたんだって。「梨の種類、糖度、食感…研究しがいがありすぎる!」って、もはや梨マイスターレベル!
でね、ある日、鹿介様、マジで天下取りの野望を語り出したの。「我は、この二十世紀なしをもって、再び天下を…とは言わぬが、この甘味の世界において、人々に希望を与え、真の『再興』をもたらすパフェを創造してみせようぞ!これこそ、余が目指す、『再興パフェ』よ!」って!
え?二十世紀なしパフェで天下統一?しかも「再興」とか!マジで壮大すぎる!でも、鹿介様の「七難八苦」を乗り越える魂があれば、きっと何か成し遂げるに違いない!ってミカも思ったらしいんだけど、鹿介様の目はマジだったんだって。尼子再興の夢が、令和の二十世紀なしパフェに新たな戦場を見出したのかもね!
そっから、鹿介様の二十世紀なしパフェ天下統一計画がスタート!まずは、SNSで「#山中鹿介の再興パフェ道」ってハッシュタグ作って、毎日自作の超絶ヘルシーだけど美しいパフェの画像をアップし始めたんだって。その斬新すぎる見た目と、鹿介様の哲学的なコメントが、一部の健康志向ギャルや、グルメな人たちの中でじわじわバズり始めた!
SNSは鹿介様の二十世紀なし愛でじわじわ盛り上がり!しかも、鹿介様、ただ作るだけじゃなくて、全国各地の珍しい梨や、梨に合う最高の和の食材、そして日本の伝統的な甘味料を探し求めたり、甘さと酸味、そして食感の「調和」を追求したり、マジでストイック!「天下の二十世紀なしパフェ」を目指して、日々試行錯誤を繰り返してたんだって!
で、ついに!鹿介様は、鳥取のど真ん中に、自分のプロデュースする二十世紀なしパフェ専門店「SHIKANOSUKE PARFAIT - 尼子再興 - 」をオープンさせちゃったの!お店の内装も、月山富田城をイメージした、質素ながらも洗練されたデザインで、鹿介様の哲学と悲願を表現。店員さんも、武士風のモダンなユニフォーム着てて、マジでクール!
オープン初日から、健康志向のギャルや、グルメインフルエンサー、そして日本の伝統文化に興味を持つ人々まで、行列を作って押し寄せた!「SNSで話題の二十世紀なしパフェ、マジで挑戦してみたい!」「鹿介様って、なんかカリスマ!」って、新しいファンが続々!でね、一口食べたら、みんなその奥深い味わいにハマっちゃうらしい。「うわっ、最初はビビったけど、甘い梨とゼリーの組み合わせが最高!」「食べた後、なんか心が洗われる気がする!」「鹿介様、マジで神!」って、賛否両論ありつつも、リピーターが続出!口コミが広まりまくって、SHIKANOSUKE PARFAIT - 尼子再興 - はあっという間に人気店になっちゃったの!
しかもね、鹿介様、ただお店やってるだけじゃないんだよ!定期的に店内で、自らパフェの「哲学」について熱弁したり、二十世紀なしの歴史を語る「再興パフェ会」を開催したり、マジで独自のスタイルでエンタメ業界を盛り上げようと奮闘してるんだって!
テレビや雑誌の取材も殺到!「令和の山中鹿介」「二十世紀なしパフェの伝道師」とか呼ばれて、マジで時の人!鹿介様の研ぎ澄まされた感性と、二十世紀なしパフェの斬新な組み合わせが、新たなブームを巻き起こしたんだね!
でさ、最終的にどうなったかって?もちろん!鹿介様の二十世紀なしパフェは、全国のスイーツ好きに愛される定番メニューになったんだって!お取り寄せスイーツとしても人気が出て、全国のコンビニやスーパーでも「鹿介印の再興パフェ」が発売されるほどに!まさに、二十世紀なしパフェでスイーツ界に新たな旋風を巻き起こし、天下を獲った!マジですごすぎ!
あの時、鳥取の街に静かに佇んでいた悲運の武将が、令和の時代に二十世紀なしパフェで新たな道を切り開くなんて、マジで誰も想像してなかったよね!まさに、悲運の武将が梨の甘みに宿り、新たな伝説を創り出した瞬間!
ミカも、「まさか鹿介様が本当に二十世紀なしパフェでこんなに有名になるなんて!アタシ、マジで感動して泣いた!」って、号泣してたらしいよ。
鹿介様は今も、さらなる二十世紀なしパフェの可能性を追求して、日本全国を旅しているらしい。「わが再興の道に、終わりはない!」って、マジでストイック!
こうして、山中鹿介は、令和の日本で、二十世紀なしパフェという新たな武器を手に入れ、見事、スイーツ界で唯一無二の地位を築いた!天下統一…ではないかもしれないけど、その強烈な個性と哲学は、多くの人々の心に深く刻まれたはず!めでたしめでたし…ってことで、マジでゾクゾクする衝撃的な物語、完全燃焼したわ!二十世紀なしパフェ、マジ卍!
日本海側に大寒波が襲って大変になった直後の土曜朝、鳥取砂丘のライブカメラで雪景色になってることを確認してすぐ
新幹線と特急乗り継いで鳥取に行って見渡す限り雪ばかりの鳥取砂丘見た。普通の鳥取砂丘見たことなかったんで
俺の初鳥取砂丘は雪景色だった。ちゃんとした砂丘もいずれ見たい。
なんでも自分の都合だけで旅程を組んで、自分の都合で予定を変更して、自分の都合で飲み食いして、自分の都合で宿を決められる。
アホみたいに高いホテルに泊まってラウンジで軽食にがっついてもいいし、
激安ホテルで宿代抑えて、その土地の名物にクッソ高い金払って豪遊してもいい。
北海道の冬を体験したかったらすぐ行けるし、兼六園が見たかったらすぐ行ける。
ただ、古くからの温泉宿とかは結構2人以上じゃないと泊まれないところとかあるんでそこだけ注意がいるかな。
近鉄の特急ひのとりのプレミアムシートに乗ってみるためだけに大阪から名古屋に移動したり、
グランクラス乗ってみたくて北陸新幹線や東北新幹線乗ってみたりな。
由布院にはチェシャ猫と戯れたり、フクロウを触れたりするところがあっていいぞ。
ふと思いついた時も、長い時間かけて計画したときも、旅はいいもんだ。
黒い雨が降り始めたのは、ちょうど正午を回った頃だった。最初はただの異常気象かと思われたが、やがて空が不気味な紫色に染まり、東京の高層ビルが軋みを上げながら崩壊し始めた。震度を計測不能な大地震、原因不明の津波、次々と破壊される街――それはまるで「終焉」の序章だった。
総理大臣・石破茂は、首相官邸の危機管理センターにいた。政府の要人たちは皆、顔を青ざめ、混乱に陥っていた。
「現状を報告してください」
石破は冷静な声で言った。防衛大臣が血の気の引いた顔で答える。
「首都圏は壊滅的被害を受け、通信網の大半がダウン。政府機能は麻痺寸前です……。しかも、全国各地で同時多発的に大災害が起きています。北海道では大規模噴火が発生し、九州の一部はすでに海に沈んでいます!」
「……なるほど」
石破は唇を引き結び、静かに考え込んだ。これは自然災害ではない。明らかに、何か異常な力が働いている。
「総理、もはや自衛隊だけでは対応できません! これは――これは日本そのものが終わるレベルの災害です!」
「……それでも、最後まで足掻かねばならない」
石破の目に、決意の炎が宿る。
「総理、科学者チームの解析によると、この異常事態は未知の力場によるものらしいです。我々の物理法則とは異なる『何か』が、日本列島を包み込んでいる可能性が高いと……!」
「つまり、我々はこの状況をどうにかできるのか?」
秘書官はためらいがちに頷く。
「……方法は一つだけあるそうです。しかし、それには総理、あなたの決断が必要です」
石破は静かに息を吐いた。彼の頭の中には、幼い頃から愛したこの国の風景が浮かぶ。鳥取の砂丘、穏やかな海、そして人々の笑顔。
「……言ってみろ。その方法を」
万博アンチとか行かねぇって言ってる人が多い間はおそらく空いてるので早めに行くつもりでチケット取った。今時この価格で遊びに行ける施設も少ないので。
チケットとりにくい!って話もあったがQoo10よりはわかりやすい。楽天より、かも。まあネット通販とか普通にする人なら全然問題ない。ネット通販したことない層が困ってたのかな。
維新の行動がやばいのと連動してネットアンチがやばすぎて検索しにくいのでXは端からあてにせず1次情報を色々と調べてる。(政治には納得しない。しかし歴史ある万博を恨む気もないし楽しむつもり。それが支持してるってことだよ!と言われたら投票で維新に入れたことねぇよと叫ぶ)
ただ、各マスコミや公式SNSも漁っているのだが、なかなか詳細がわからない。
あるテレビ局は中国の担当者と電話が繋がらないと頭を抱えながら紹介していた。おそらく外国人の感覚と日本のメディア対応とかスケジュール感覚があってないのではと。
日本公式から出てる各国の宣伝動画も動画編集者は同じなのにお国柄が出ているのだが、全出場国揃ってない状況で笑ってる。まあこれも万博である。
とりあえず、分かったことの中で楽しそうなことをメモしたので数少ないマイノリティの皆さんと共有したい。
・万博に向けて各駅リニューアルとかしてるので鉄オタは嬉しそう。関西の駅ってなんかすごいよね
・各パビリオンには事前予約が必要だが、今の所あいてるっぽい。予約不要のパビリオンもかなり多そう。日本企業などは全パビリオン予約受付してるけど、30分おきなので平日ならそこまで並ばず入れるのでは?
・各日ショーはマストで見て、これ中心にスケジュール組むのが良さげ。いい席悪い席があるので予約抽選したほうが良さげ
・子供向けパビリオンは圧倒的に「ノモの国」な気がします。それ以外も日本パビリオンは全体的に何かの機械を手に持って動きそうな体感型。子供楽しめるかも
・韓国パビリオンは来場者の声を音楽にするらしい。自分が見た映像の会場の担当者は日本語うまくなくて説明に困ってた。するっと回れそう。韓国グルメはまぁ、学生向けかな。大阪コリアンタウンのほうがよくね?
・中国はなにしてんのか分からんが建物がすごい。歴史的なもの飾るとか。ドバイ万博では中国館良かったらしいので期待してる
・アメリカ館は建物すら公開してない。ショーとかするって言ってるけど、宇宙系も多いようだ。宇宙人でも来るのかな
・北欧館は5カ国の北欧パビリオンの合体で北欧料理色々食べれるらしい。ハイジのカフェがある。
・イタリアは宇宙と、イタリア謎名の料理たくさんでるレストランあり。ファルネーゼのアトラスという古代ローマ時代の大理石彫刻が日本初公開。日が合えばオペラ見れる。
・バチカンはレオナルド・ダ・ヴィンチのメモやデッサンを展示。イタリア館がライバル視してた
・イギリスはスパークリングワインがおすすめらしい。ピーターラビット、パディントン、ひつじのショーンが来る。イギリスは万博にライバルなどないと言ってた
・ドイツシチューおいしそう。音楽系のパビリオンになるのかな?
・ips心臓ちょっとお披露目されてたが当初発表よりでかくなっててグロかった。ぜひ生でみたい。
・NTTはPerfumeのライブ。綾瀬はるかがイメージCMでちょいちょいやってた遠隔の触覚再現の実体験できるみたい
・オーストラリアは自然散歩体験。担当者がここはリラックスできると思うって言ってた。空いてそう
・各国の具が入ったオニギリ食えるらしい
・アナトリア、リベリア、ガボン共和国が出展。全然知らん行きたい
丸山静江
1979年、丸山静江の半生を次女の千鶴子が代筆し、『主婦と生活』誌に「母たちの遺産」を連載していた橋田壽賀子に送ったことがきっかけとなり、『おしん』の脚本作りに協力したという[1]。
『おしん』には奉公に出るためおしんが最上川を筏で下るシーンがあるが、静江も榛原郡金谷へと奉公に出るため大井川を筏で下った経験がある[1]。
2013年3月7日、静岡新聞社・静岡放送のサイト「アットエス」に掲載された記事で、静江の生涯と『おしん』との関わりを周知させようとする人々が紹介された。この記事において千鶴子は「おしんは母の半生そのもの。母が泣きながらドラマを見ていたのを覚えている」と語っている[1]。
確か砂の女も原作は山形が舞台だけど原作の舞台の庄内砂丘が狭すぎてロケに向かないから、映画は静岡の浜松砂丘(日本三大砂丘)で撮影されたんだよね。
島根県には、浜山砂丘、都野津砂丘、出雲砂丘などがあります。
大田・江津方面からは、国道9号「道の駅キララ多伎」の交差点を左折し、くにびき海岸道路を約6km行くと西浜大橋です。 松江方面からは、国道9号の差海郵便局の交差点を右折し、約600m進むと右手に神社があります。
鹿野和彦・竹内圭史・大嶋和雄・豊 遙秋、1989、大社地域の地質。
なし
幅1㎞,長さ3km。 平面的には,くの字型をしており,横断面型は東側が急で西側が緩やかな非対称となっている。 砂丘の表面は防風林として植林されたクロマツに覆われている。 海抜5mより下位は砂州(砂堆)でその上を砂丘が覆ったものである。 砂丘の最高点は標高41mに達する。 風化土壌が挟在する地点もみられるが,形成時期は後氷期と考えられている。 高さ・面積ともに山陰第一級の砂丘といえる。 砂丘砂の一部は鋳物用珪砂やコンクリート用材料として採取されている。
江の川を挟んで,江津市東部の黒松から浅利,江津を経て波子に至る20kmの間
江津市の都野津から敬川にかけて約4km続く都野津砂丘は最も規模が大きい。海岸に沿って走る浜堤を標高10m弱,幅200m前後の砂丘が覆う。砂丘の表面には防風林としてクロマツが植えられている。
浜山砂丘は出雲平野の西部にあり、海岸から内陸2km地点に位置しています。幅1km、長さ3kmで、くの字型をしています。横断面は東側が急で西側が緩やかな非対称で、最高点は標高41mに達します。砂丘の表面はクロマツの防風林に覆われており、砂州(砂堆)の上に砂丘が乗っています。形成時期は後氷期と考えられており、砂丘砂の一部は鋳物用珪砂やコンクリート用材料として採取されています。
都野津砂丘は江津市の都野津から敬川にかけて約4km続く砂丘で、江の川を挟んで黒松から浅利、江津を経て波子に至る20kmの間にある砂丘地帯の一部です。海岸に沿って走る浜堤を標高10m弱、幅200m前後の砂丘が覆っており、防風林としてクロマツが植えられています。
差海川河口の古砂丘で、大社の稲佐の浜から出雲市小田までの約14kmにわたって砂浜の海岸が続いており、その奥には緩やかな斜面をもった砂丘があります。島根県で一番長い砂丘地帯です。
すると随分とまぁ大きい箱で届いたので一寸不審に想いながらも箱を開けると猫が入っていた。
猫は柔らかそうな冬毛を長く伸ばし、横になってスピースピーと寝息を立てて眠っていた。
はて。
よくみると猫の下には注文したポテトチップス二袋があり、ダンボールの隙間には用紙があって手に取ると"緩急材として猫をいれてあります"とのこと。
ふむ。
ならば仕方がないだろう。
猫はむくりと起き上がり、私の膝上を陣取るとゴロゴロと喉をならしながら目をパチクリさせている。
次第に瞬きは落ち着き、目を細め、ゴロゴロと喉を鳴らし続けた。
私は猫の頭を撫でながらこれを書き、猫の名前を考え、チュールを買おうと再びメルカリを覗くのだった。
〈追記〉
無事にメルカリでチュールの注文を終えると、増田を確認することにした。
すると何件かのレスが付いていた。
ええと、なになに……あっ、そうか!
ケージもあった方が何かと便利だろう。
そう思っているとインターフォンが鳴り、荷物が届いたようなので受け取りに出た。
注文したのはチュール。その割には大きな箱だ。
またも不審に想いながらも箱を開けると猫が入っていた。
なるほど。
今度の猫も柔らかそうな冬毛を長く伸ばし、横になってスピースピーと寝息を立てて眠っていた。
そしてやはり猫の下には注文したチュール二袋があり、ダンボールの隙間には用紙があって手に取ると"緩急材として猫をいれてあります"とのこと。
ふむ。
まあいいだろう。
猫はむくりと起き上がり、私の膝上を陣取るとゴロゴロと喉をならしながら目をパチクリさせている。
次第に瞬きは落ち着き、目を細め、ゴロゴロと喉を鳴らし続けた。
私は猫の頭を撫でながら視線に気づいて振り返り、先代猫がじっと私のことを見つめていた。
幾分不安になりながらも手招きすると先代猫はやってきた。
今、私の膝の上に居る猫に敵意を見せるのではないかとひやひやしたが、それは杞憂に過ぎなかった。
先代猫は二代目猫を見やり、ニヤリと笑い、頭を舌で撫でた。
ふぅ。
よかった。これで我が家も安泰だなと思っていれば増田にレスが付いていた。
そう言われ、一理あるなと私。
そこで今度はamazonで注文することに決めた。
手始めに食器を…それも二つだ!
Amazonで注文し、二人の猫をあやしているとゴロゴロと喉を鳴らす音が周期的に重なり、私を幸福にした。
しばらくそうしていると玄関がノックされ、猫をゆっくり退かして立ち上がる。
早速届いたようだ。
その時私は一抹の不安を覚えながらも戸を開け、すると箱は小さく私はホッとした。
あっ…、はい。もちろん。
声をかけられハッとし、私は彼からペンを借りようと手を差し出し…
あっ!!
その時目に入ったのは巨大な肉球だった。
恐る恐る視線を上げていく…すると…目指し帽をかぶる彼の顔は猫だった!!
あ、いえ…別に。
彼は細い縦長の瞳を私に向け、私は激しく動揺しながらもなんとかサインした。
ああ、どうも。
部屋の方から猫の鳴き声。
ニャア。ニャア。ニャア・・
いったいどういうことだろう?
私が寝ている間に、世界で何かあったのかもしれない。
不安になった私はすぐにスマホでYouTubeを開き、推しのVtuberを確認した。
ただそれだけでは不安は拭い切れず、私は確認する必要があった。
すぐに家を出ようと着替え、財布、スマホ、鍵を持ち、あとはお気に入りのイヤホンを…
するとイヤホンの紐は雁字搦めのように絡まっており、以前に見たときには真っ直ぐだったはず。
ふむ。
これはおかしい。そう思って紐の絡まりを解くと目の前に置き、横に砂時計を置いた。
砂時計が時間を刻み、イヤホンの紐を凝視していると…やはり、だ。
紐はひとりでに動き始め、ぬるぬると互いを交差させては絡めていく。
上の砂が下に落ち着る頃には雁字搦まった紐が出来上がり、私は賢くなった気がした。
隣では二匹の猫が紐を見つめ、動く度に手を出している。
その都度、紐はビクッとしたように身体を戦慄かせた。
しばらくそれを微笑ましく見守っていたもののハッとして我に返り、こんなことをしている場合ではないことを思い出すと二匹の猫を脇に抱え、即座に家を出た。
タクシーを拾って駅に向かい、出来るだけ運転手を見ないようにして会計を済ませ(運転手は私の猫について何一つ言及しては来なかった)、それから電車に乗った。
砂丘の最寄り駅で降り、少し歩いた。
すると…ああ…なんでことだ…!!
そこには半ば砂に埋もれた大阪・関西万博の会場があり、増田はここが地球と知って絶望した。
増田は膝を砂に着けたまま激しく泣き、涙は頬を伝って手に落ちた。
二人の猫が、その手をゆっくり舐めた。