イスラエルで、軍兵士らが基地で拘束しているパレスチナ人を激しく虐待している場面とされる映像が今年夏に流出し、大きな政治問題となっている。この流出をめぐり、軍の元法務トップが3日までに逮捕された。 逮捕されたのは、イスラエル国防軍(IDF)のイファト・トメル=イェルシャルミ少将。映像流出の責任を取るとして先週、軍法務担当のトップから退いた。
イスラエルで、軍兵士らが基地で拘束しているパレスチナ人を激しく虐待している場面とされる映像が今年夏に流出し、大きな政治問題となっている。この流出をめぐり、軍の元法務トップが3日までに逮捕された。 逮捕されたのは、イスラエル国防軍(IDF)のイファト・トメル=イェルシャルミ少将。映像流出の責任を取るとして先週、軍法務担当のトップから退いた。
国連環境計画(UNEP)は4日、2024年の世界の温室効果ガス排出量は前年から2.3%増えて過去最多となり、二酸化炭素(CO2)換算で577億トンだったとする報告書を公表した。産業革命前からの気温上昇を1.5度に抑える「パリ協定」の目標達成には遠く、対策を強化しなければ、今世紀中に最大で2.8度上昇するとした。 パリ協定参加国がそれぞれ確約した35年までの温室ガス削減目標(NDC)を達成しても、2.3~2.5度上昇すると予測。昨年からわずかに緩和しただけで「地球温暖化による人命や経済への被害を軽減するには、より迅速で大幅な排出削減が必要になる」と警鐘を鳴らした。米国がパリ協定から正式離脱すれば、約0.1度上乗せされる可能性もあるという。 24年の排出量が最も多かったのは中国で156億トン。米国59億トン、インド44億トン、欧州連合(EU)32億トン、ロシア26億トンと続いた。環境省によると
インタビューズ(2025年11月4日) ゲスト:石破茂氏(衆院議員、前内閣総理大臣) 聞き手:神保哲生 10月21日に首相を退任した石破茂衆院議員がビデオニュース・ドットコムのインタビューに応じ、総理在任中、自分が政治家としてやりたいと思っている政策や路線が自民党内では少数派に陥っていることを痛感させられたとして、結果的に思うように自身のカラーを出すことが難しかったと語った。 石破氏は日米地位協定の改正やアジア版NATO構想など石破氏がかねてより主張していた政策は、今や自民党内では支持を得るのが容易でない状況だったことに加え、首相として優先的に取り組まなければならない諸課題も多く、現実的にはそこまで手が回らなかったと述べた。その上で、しかし少数与党でありながらほとんどすべての法案を可決できたことや、防災庁の設立、日米関税交渉の妥結など、厳しい状況下でもやるべきことはやったと、自身の
米国のオンライン辞書サイト「Dictionary.com」は今週、2025年の「今年の単語」に、数字の「67」を選んだと発表した。10代の若者の間で爆発的に流行したスラングで、親や教師を困惑させているが、明確な意味を持たず、文脈によって解釈が変わるという。 「67」は「シックスティーセブン」ではなく「シックス・セブン」と発音する。選出したサイト自身も、その意味を完全には把握できていないと認めている。 同サイトは発表に際し、親世代に向けて「かつては何でもなかったこの二つの数字を目にして、おなじみのいら立ちを感じているかもしれない」と語りかけた。さらに、アルファ世代(2010年代以降生まれ)の若者たちについて、「悪名高く捉えどころのないスラングを理解しようと大人たちが悪戦苦闘する姿を想像し、ほくそ笑んでいるかもしれない」と付け加えた。 Dictionary.comによると、この言葉の起源は、ラ
イモを海水で洗って食べるサルが生息することで有名になった宮崎県串間市の無人島、幸島で3日、サルの生態を学ぶ観察会が開かれた。京都大野生動物研究センターの幸島観察所が主催し、県内外から15人が参加した。体重測定やイモ洗いの様子を見学し、普段サルが暮らす林内を散策した。 参加者らが見守る中、観察所の鈴村崇文さん(51)らがサツマイモを与えると数匹のサルが水際まで運び、転がすように洗ってから口にした。近年は年に1、2回しか与えないため、イモを洗う個体は減少しているという。 福岡県春日市から夫婦で訪れた中村浩光さん(65)は「イモ洗いを目の前にして感動した。動物園では見られない野生の習性を学ぶことができた」と笑顔で話した。 幸島は市の沖合約200メートルに位置する。霊長類の研究で先駆的な役割を果たした京都大名誉教授の故河合雅雄さんが、幸島のサルのイモ洗い行動について論文を発表してから、今年は60年
ロシアのプーチン大統領と一緒に米アラスカ州で撮影された写真を手にするトランプ大統領=8月22日、ワシントン(ゲッティ=共同) 【ワシントン共同】トランプ米大統領は2日、ウクライナへの巡航ミサイル「トマホーク」の供与検討について「していない」と述べた。大統領専用機内で記者団の質問に答えた。当初は供与に前向きだったが、10月にロシアのプーチン大統領と電話会談した後に態度を後退させており、姿勢転換を一層鮮明にした。 トランプ氏は、欧州諸国が中心となって進めているロシアの凍結資産の活用拡大を巡る議論に自身は「関わらない」とも語り、距離を置く考えを示した。 トマホークは長射程で、ウクライナ国内からロシアの首都モスクワや第2の都市サンクトペテルブルクに届く。プーチン氏は強硬に供与に反対している。
全国の自治体のうち13都道府県の計27市区町村は今年1月時点で、住民に占める外国人の割合が10%を超えていることが2日分かった。技能実習生を含む外国人労働者や永住者らで、全国平均は3.0%。比率の高い自治体は工業地帯や観光地などが目立つ。各地で人手不足となる中、地場産業の担い手などで定着しているとみられる。全国の在留外国人は376万人(昨年末時点)。前年比35万人増となり過去最大の伸び。住民基本台帳人口と在留外国人数のデータを分析した。 国立社会保障・人口問題研究所は2070年に、外国人が10.8%に達すると推計する。 外国人割合は今年初めの住民基本台帳人口を基に算出。全国1741自治体について政令指定都市を行政区ごとに分けた計1892地域を集計した。比率が最も高いのは北海道占冠村で住民1590人中582人(36.6%)だった。北海道赤井川村、大阪市生野区、群馬県大泉町、北海道倶知安町が続
台湾の民主化を実現させた故李登輝元総統をデジタルの世界で生き返らせた「デジタル李登輝特別展」が台北近郊の国立台湾図書館で始まった。人工知能(AI)技術で李氏の言葉を再現。画面に映った李氏と時空を超えて対話できる。(共同通信台北支局=渡辺靖仁) 特別展は同図書館と李氏が生前に主宰した李登輝基金会、情報技術を研究する政府系シンクタンクの資訊工業策進会が共催し、没後5年に当たる2025年7月30日に開幕した。2年間展示される。「AI李登輝」のほか、李氏の書斎を再現した展示や李氏と記念撮影できるコーナーもある。 李氏は台湾初の本省人(台湾出身者)総統として総統直接選挙などの民主化を推進し「台湾民主化の父」と称される。娘の李安☆(女ヘンに尼)・基金会会長は開幕式で「彼を懐かしむ人は再会を楽しんでもらいたいし、彼を知らない(若い世代の)人には対話を通じ、彼の世界に入ってもらいたい」とあいさつした。 李
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