参院で21日に行われた首相指名選挙で、野党系無所属の寺田静参院議員が自民党の高市早苗首相に投票した。寺田氏は理由について、自身のフェイスブックで、高市氏とは政治信条や価値観が一致しないものの、女性首相の誕生を心から願い続けた自身の言動に責任を持ちたいと説明した。「今は(高市首相が)失敗してほしくないと願う自分がいる」ともつづった。 女性首相を願ってきた寺田氏は7月の参院選秋田選挙区で、自民党の元職を破って再選を決めている。 今回の投票行動について、寺田氏はフェイスブックで、選挙や議員活動で女性が意思決定に加わることが何より重要だと訴えてきたと説明し、「その最たる形である女性首相の誕生を心から願い、過去の首相指名選挙でも毎回女性議員に投票し続けてきた」と強調した。 高市氏に関しては「保守的な言動に加えワークライフバランスに関する発言など、主張に賛同できない部分が少なからずある」ともつづったが