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平成25~27年の生活保護費の引き下げを最高裁が違法として取り消した判決を受けて、政府は当時の減額分... 平成25~27年の生活保護費の引き下げを最高裁が違法として取り消した判決を受けて、政府は当時の減額分の一部を追加支給することを決めた。 当時のあるべき保護費の水準を算定し直し引き下げ過ぎた減額分との差額を、原告と原告以外を問わず、当時の受給者に支給する。支給額は1世帯当たりおおむね10万円で、総額2千億円前後になる見通しだ。 生活保護は国民の最低限度の生活を保障するセーフティーネットである。保護費の水準は経済情勢も踏まえて絶えず検証すべきだが、見直しが恣意(しい)的に行われてはならず、丁寧な手順を踏むべきは当然だ。追加支給を着実に実行してもらいたい。 6月の最高裁判決は、政府が基準額を引き下げた過程や手続きに過誤や欠落があったと認めた。物価下落率を反映して基準額を引き下げる「デフレ調整」を専門家の議論なく決めたためで減額処分を取り消した。 一方、保護費の引き下げ自体が否定されたわけではない
2025/12/01 リンク