メタのウェアラブル担当バイスプレジデント、アレックス・ヒメル氏はインタビューで、「レイバンのグラスを着用してジェットコースターに乗ったり、サイクリングをしたり、水辺で過ごしたりするなど、パフォーマンス用途での利用が増えていることから、われわれはそこに注力している」と説明した。 2つ目のグラスブランドにたどり着くまでの道のりは簡単なものではなかった。最初のスマートグラス「レイバン・ストーリーズ」は2021年に発売されたが、結果はうまくいかなかった。だが23年に登場した後継モデルは大ヒットとなり、メタにとってAI分野での競争における有力なハードウエアが生まれるきっかけとなった。 「信じられない反響だった。人気の高さにはわれわれも少し驚かされた」とヒメル氏。レイバンのモデルは、「最後のディスプレー非搭載グラスになる予定だった。2回挑戦してうまくいかなければ、AR(拡張現実)に全力を注ぐつもりだっ