仮想通貨をめぐる事件で逮捕時に撮影、報道されたことでプライバシー権を侵害されたなどとして男性がSBSなどを相手取り損害賠償を求めた裁判で、静岡地裁は男性側の訴えを一部認めSBSに55万円の支払いを命じました…
動画投稿サイト「FC2」で、わいせつな動画を閲覧できる状態にした罪など(わいせつ電磁的記録媒体陳列・公然わいせつの罪)に問われているサイトの創業者の男の裁判で、21日、京都地裁は懲役3年執行猶予5年、罰金250万円の有罪判決を言い渡しました。 ■ある日見知らぬ請求書が…偽造身分証であなたに「なりすます」狙われる個人情報と闇市場の実態【かんさい情報ネットten.ゲキ追X】 動画投稿サイト「FC2」の創業者・高橋理洋被告(51)は、2013年、サイトを運営していた会社役員の男ら3人と共謀し、管理していたサーバーにわいせつな動画を送らせ、不特定多数の人が閲覧できる状態にした罪などに問われていました。 今年3月の初公判で、高橋被告は起訴内容を認めた上で、「幼い頃からアメリカで生活していたので、日本では違法行為であるという意識が薄れていました」と主張。弁護側は執行猶予付きの判決を求めていました。 一
Published 2025/06/20 12:27 (JST) Updated 2025/06/20 12:41 (JST) 安倍晋三政権が新型コロナウイルス禍対策で全国の世帯に配布した布マスク「アベノマスク」を巡り、業者との契約過程を記した文書の不開示決定の大半を取り消し、国に11万円の賠償を命じた大阪地裁判決が20日、確定した。国が期限の19日までに控訴しなかった。 5日の地裁判決は、調達業者との交渉を記録した電子メールや報告書が1通も作成されなかったとは考え難いとし、保存期間1年未満の文書の作成や存在を認定。不開示決定は保存期間1年未満の文書を探索や開示の対象としなかったことなどが原因で、業者とのやりとりの文書を事務処理上作成や取得した事実がないとしたことは違法だと判断した。
入管収容巡り国に賠償命令 健康悪化、「国際条約に違反」―東京地裁 時事通信 社会部2025年06月17日20時16分配信 不法滞在者の入管施設への長期収容は国際条約に違反するなどとして、トルコ国籍とイラン国籍の男性2人が国に計約3000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が17日、東京地裁であった。本多智子裁判長(舟橋伸行裁判長代読)は、収容期間の一部について「健康状態が顕著に悪化しており、条約と入管法に違反する」として計120万円の支払いを命じた。 鈴木法相が「不法滞在者ゼロプラン」 早期送還へ難民審査迅速化 判決などによると、2人は不法残留で2016~20年に複数回、東日本入国管理センター(茨城県牛久市)に収容された。いずれも現在、仮放免中で、難民認定を申請している。 本多裁判長は、入管法に基づく収容は政府が批准した「自由権規約」の解釈に沿う必要があると指摘。その上で、2人がうつ状態になる
新型コロナ対策で安倍晋三首相(当時)が2020年に各戸配布を主導した通称「アベノマスク」について、上脇博之(ひろし)・神戸学院大教授(憲法)が業者との契約過程を示す文書の開示を国に求めた訴訟の判決で…
赤穂市民病院の脳神経外科手術で誤ってドリルで神経を切断されて重い後遺障害が生じた患者女性とその家族が、執刀医と赤穂市に損害賠償を求めた民事訴訟で、神戸地裁姫路支部(池上尚子裁判長)は14日、被告らに計約8888万円の支払いを命じる判決を言い渡した。 患者の女性(当時74歳)は2020年1月、脊椎管狭窄症による腰痛と診断され、同病院で手術を受けた。執刀医が骨をドリルで削った際、誤って硬膜を損傷し、露出した馬尾神経を巻き込んで切断。助手を務めた科長が修復措置を行ったが、女性には両下肢麻痺と膀胱直腸障害、神経障害性疼痛などの重い後遺障害が残った。女性と家族は21年8月、慰謝料と治療費、将来介護費用など約1億4180万円の賠償を求め、執刀医と赤穂市を訴えた。 判決で池上裁判長は、医療ミスが起きた要因について、出血などでよく見えないのに止血をこまめにせずドリルで骨を削り進めたためとし、「注意義務違反
自分たちの訴えが裁判所で認められた喜びを語る英スコットランドの女性団体の関係者/Dan Kitwood/Getty Images ロンドン(CNN) 英最高裁は16日、同国の平等法で定める「女性」の定義にトランスジェンダー女性は含まれないとの判断を示した。 判決では、平等法の女性という用語について、「生物学的な女性および生物学的な性別」を指すと指摘した。裁判官5人全員一致の判決だった。 今回の裁判では、性別認定証明(GRC)を持つトランス女性が、2010年平等法の女性に対する差別を禁じた条項の下で保護されるかどうかが争われた。 2018年に訴えを起こした英スコットランドの女性運動団体は、保護される権利があるのは出生時に女性と分類された人に限られると主張。これに対してスコットランド政府は、GRCを持つトランス女性は法律上は女性であり、従って法的に保護の対象になると反論していた。 判決について
関西の生コンクリート業界の労働組合の幹部ら2人が、京都府内の生コンクリート製造販売会社で作る協同組合の理事らを恐喝し1億5000万円を支払わせたなどとされた事件の裁判で、京都地方裁判所は2人に無罪の判決を言い渡しました。 無罪が言い渡されたのは、関西の生コンクリート業界の労働組合、「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部」の武健一 元執行委員長(83)と湯川裕司 執行委員長(52)です。 2人は、2013年から2014年にかけて、生コンクリートの輸送会社の倒産をめぐり、製造販売会社で作る協同組合の理事らに対し、組合員の退職金などを名目に解決金の支払いを要求し、出荷を妨害するなどして1億5000万円を支払わせたなどとして、恐喝などの罪に問われていました。 26日の判決で、京都地方裁判所の川上宏 裁判長は、「ストライキをはじめとする争議行為はその性質上、労働組合が使用者に一定の圧力をかけ
10年前に逮捕された事件をX(旧ツイッター)で投稿されたままにされているのはプライバシーの侵害だとして、元自治体職員の男性がXの運営会社に投稿の削除を求めた訴訟の判決が26日、福岡地裁であった。溝渕…
「原爆裁判」とは、昭和30年代に被爆者によって原爆投下の違法性が初めて法廷で争われた国家賠償訴訟のこと。この裁判をご存知なかった方も多いのではないでしょうか。 広島や長崎で被爆した人たちが日本政府の責任を追及した裁判です。非常に重要な裁判だったにもかかわらず、今の世の中で一般の人には半ば忘れ去られた裁判でもあります。 取材にあたり、東京地裁に問い合わせてこの裁判記録の保管状況を調べてもらいましたが、資料は廃棄されているとのこと。本来は裁判所が「特別保存」すべきものですが、近年全国の裁判所で民事訴訟記録の大量廃棄が明らかになり、原爆裁判記録も判決文を除き、すべて捨てられていました。残念なことです。 原爆をめぐっては「被爆者」の認定を求める集団訴訟が今も続いていますが、原爆裁判の意義は、「原爆投下は国際法に違反するか」を直球で問うものだったことです。私は『家庭裁判所物語』(日本評論社)を書く際
広島高等裁判所で性別の変更が認められたのは、性同一性障害と診断され、戸籍上は男性で、女性として社会生活を送る当事者です。 性同一性障害特例法では事実上、生殖機能をなくし、変更後の性別に似た性器の外観を備えるための手術をすることが要件の一つとされていました。 このうち生殖機能の手術については、この当事者の申し立てを受けて最高裁判所が去年10月、体を傷つけられない権利を保障する憲法に違反して無効だという判断を示しました。 一方、外観の手術については最高裁が審理をやり直すよう命じ、広島高等裁判所で審理が続いていました。 10日の決定で、広島高等裁判所の倉地真寿美裁判長は外観の要件について「公衆浴場での混乱の回避などが目的だ」などとして正当性を認めましたが、「手術が常に必要ならば、当事者に対して手術を受けるか、性別変更を断念するかの二者択一を迫る過剰な制約を課すことになり、憲法違反の疑いがあると言
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