オデュッセウス(Fate)
おでゅっせうす
「前へ進むための一歩が、いかに重く苦しいものか――俺も多少は知っている」
モテる。とにかくモテる。
『Fate/Grand Order』に登場するライダークラスのサーヴァント。レアリティは☆5。
立ち絵のビジュアルは第2部5章告知CMにおいて判明しており、新登場するサーヴァント達のセンターを飾っていた。その後第2部5章前編『神代巨神海洋 アトランティス』に異聞帯側のサーヴァントとして初登場した。この時は立ち絵のみのNPC扱いであり戦闘には参加しなかったが、後に2020年ホワイトデーイベント『アイアイエーの春風』において、恒常召喚可能なサーヴァントとして正式実装される。
奏章Ⅳ『人類裁決法廷 トリニティ・メタトロニオス』では特異点に召喚された野良サーヴァントとして登場。前任のプレギュアス(アスクレピオスの祖父にあたる英雄)に代わり、地獄の第五圏にあるステュクス沼の船頭を務めている。口調や性格を見るに、こちらは恐らく汎人類史のサーヴァント。
初登場こそ異聞帯側だったが、謎のヒロインXXの書籍マテリアルにおける反応や異聞帯のオデュッセウスの経歴を踏まえると、カルデア側として実装された彼は汎人類史のサーヴァントで間違いない。
サーヴァントとしてのキャラクターは汎人類史・異聞帯・ユニヴァースの3種類が存在しているのだが、彼に関しては、それぞれが見た目や能力は同じであるが存在や人格が完全に独立しているという、シリーズ全体でも珍しい事になっている。pixivにおいても、異聞帯としてのオデュッセウスが汎人類史のオデュッセウスと共に召喚されたりするなどのイラスト作品が、実際に投稿されたりしている。
ギリシャ神話に登場する英雄の1人にして、冒険家の代名詞として知られる、『オデュッセウス』。
ギリシャ屈指の知将の英雄の1人として知られており、同じくホメロス作の叙事詩『イリアス』において描かれるトロイア戦争においてはアカイア勢の一員として、その知謀をもって10年間活躍し続けた。
ゼウスの子である伝令神・ヘルメスを母方の曾祖父に、大海の神・オケアノスと知識神・プロメテウスを父方の祖先に持つ。ローマ神話では、ロムルスの母方の生家であるアルバ王家の祖となった賢者・ラティヌス(※)の父として、全ローマ皇帝の先祖であるなど、ヨーロッパ屈指の大知名度を持つ(尤も、一説によればロムルスの祖先の1人であるアエネアスを、トロイアからローマに追いやったのであるが)。
※ ヘシオドスの叙事詩『神統記』や、ローマの建国伝説に登場。オデュッセウスとキルケーの子とされており、ローマの前身都市ラウィニウムを築いたアイネイアスは、彼の娘であるラウィニアの夫。
トロイア戦争には妻や息子と別れての嫌々での参戦であったために、アキレウスが力尽きた後も消極的だったが、妻からの帰郷を願う手紙を受け取ってからは早く終わらせるとやる気を出して「トロイの木馬」の奇計でもって本拠地のイーリオス城への侵入を果たし陥落させた。敵味方問わず多くの名だたる名将達が戦死する中において、数少ない勝ち残りを果たした、最高格の英雄の1人とも言える存在である。
戦後、愛する妻であるペーネロペーのもとに帰ろうとするが、海路を渡る際に嵐に遭って、北方に向かうはずが南方に流されてしまう。大きく航路を外れた彼は遠回りを余儀なくされる。妻の待つ故郷に辿り着くまでの長い旅の中で、獰猛な一つ目の巨人種・キュクロプス、海神・ポセイドンの呪い、鷹の魔女・キルケーや海精・カリュプソーの誘惑、怪鳥・セイレーンの歌、海魔・スキュラが潜む海峡、太陽神・ヘリオスの怒り等の数多くの困難に立ち向かい、時には犠牲を払いながらも全てを乗り越えた。
これらの冒険譚は、彼を主人公とする長編叙事詩『オデュッセイア』において謳われており、彼の名前共々、長旅・冒険を意味する英語「オデッセイ」の語源であるとも云われている。
銀色のフルフェイスメット&濃い紫色のパワードスーツにして宝具「アイギス」とマントを着用した、特撮ヒーローやロボットアニメにいるような中ボスまたはラスボスを思わせる、禍々しい雰囲気である。
素顔はイケメンの男性で、白と黒の二色染めに4本の赤いメッシュが入った変色ヘアーに金色の瞳。さらには「ギリシャ彫刻の如く……」という賞賛文句が反映されたかの様な、彫りの深い顔立ちと多少の渋さと若々しさが混ざりあった風貌を見て、多くのマスターが(色々な意味で)落ちたのであった。メットを脱ぐと何故か胸元もあらわになるというこれまた謎の演出も強烈な印象を与えた。
実装後、長らくは異聞帯時の仮面をつけておらず、第2再臨のセイントグラフ及び一部のモーションのみ仮面を装着していて、それ以外の場面では全て素顔を露出したままだった。そして上述のイベントにおいて簡易霊衣として第二再臨、第三再臨の仮面をつけたバージョン「アイギス」が実装された。
前述通り作中には、異なる世界・歴史で生きた3人のオデュッセウスが存在する。以下登場順。
一人称はいずれも「俺」。
異聞帯のオデュッセウス
「降伏も恭順も和平も交渉もない」
「おまえたちが絶滅したとそう認識できるまで必ず殺す」
第五異聞帯の外洋にて不穏分子の排除を担う「オリュンポス防衛軍」の防衛指揮官。
大神・ゼウスの友にして盟友であるキリシュタリア・ヴォーダイムの命により、カルデア陣営が到着するよりも前の段階から、何時来ても即時対応できるよう長期的な防衛準備を余念無く行ってきた。
この異聞帯におけるオデュッセウスは、人類削減計画が起こらないためにペーネロペーを娶っておらず、イーリアス=トロイア戦争や、オデュッセイア=ホメロスの叙事詩を一切経験していない。その結果、愛する妻や友、数々の苦難や冒険で発した人間性が全く培われておらず、それどころか人間らしい行為を愚かと断じ、神々からの使命を遂行する事のみを己の存在理由とする機械的な人物になってしまった。
その為か、戦いにおいては一切の妥協や慢心を許さず、普通なら問題ないと片付ける敵の取りこぼしや不確定要素に対しても決して手を緩める事はない。まず、初手から徹底的な殲滅砲火を仕掛けながらも、敵の死骸が確認できないという事を理由として、敵の生存を前提とした次の作戦行動を即開始するという念の入り様に、ユーザー達は最大の異聞帯の恐ろしさを思い知る事となった。全編通して統率された軍備を一枚岩の組織のごとく運用させ、カルデア側の一挙一動に対して有効な戦術をその都度組み立て苦しめるという、ギリシャ神話屈指の知将の名に恥じない生来の指揮能力を遺憾なく発揮している。
しかも、カルデア陣営が訪れる以前に抑止力側として異聞帯に召喚されていた汎人類史側の自分自身を他のサーヴァント達共々打ち負かしており、降伏して消滅する際に、ある程度の汎人類史での知識を受け取っており、それを作戦において活用していた。ただし、その際に「知識という情報のみ」を与えられていたために、汎人類史でこそ培われる精神性については全く理解しておらず、汎人類史側のオデュッセウスもその差異が逆転の芽になる事を見越した上で、わざと知識だけを与えていた(なお「お前なんかに愛しいペーネロペーの事を一欠片でも理解させてたまるか」という意地もあった模様である)。
また「任務を遂行する」という事に思考を置き過ぎているために、無関係の存在や管轄外の事柄に関しては殆ど関心を持たない欠点も存在する。それ故に、与えられた指示を的確にこなしている反面、自身の管轄外で発生した事故などにはわずかなすれ違いであっても、一切責任を負う事はない。
なお、終盤で見せた素顔には、多くのマスター達が「なんだこのイケメン」との感想を抱いた。
汎人類史のオデュッセウス
「前へ進むための一歩が、いかに重く苦しいものか」
「――俺も多少は知っている」
カルデアに召喚されたオデュッセウスで、彼がプレイアブルとなる。
誰だお前?とは、異聞帯の性格を想定してプレイしたマスター達のリアルな声。
異聞帯におけるオデュッセウスの性格、そして終盤の回想録で見せた汎人類史のオデュッセウスの性格から色々想像していたマスター達は、そのあまりにも違うキャラに大爆笑することに。加えて後述の宝具のあまりのトンデモ具合(主に「これのどこが木馬だ」というツッコミ)もあって、瞬く間にツイッターでトレンド入り。ユーチューブやニコニコ動画のコメントでもその時の混乱具合を見る事が出来る。
中でも、ギリシャ神話をよく知らない系のマスター達は、異聞帯においては敵対していた立場であったイアソンをマイルームにおいて「イアソン、我が従兄殿。以前見た時よりいい面構えになったか?」と親しみを込めて呼ぶ様には「マジか!」と叫んだそうだ(母親同士が姉妹である。byきのこ)。
最愛の妻であるペーネロペーにとことん一途な男。やると言ったら必ずやる有言実行の体現者。
妻に会いたい一心で、トロイア戦争や数々の冒険といった苦難困難障害の壁を乗り越えて来た。
若干天然で鉄のように愚直なその性格は、うっかり相手の地雷を踏んだり無自覚で相手をたらし込んだりする。だが当時の彼は妻と会う為に必死だったあまり、偉業を成したりモテたりというフラグを自覚する暇すら無かったという、ギリシャ神話の英雄にしては非常に珍しいタイプと言える。
口数や自己主張はあまり多い方ではないのだが、人付き合いは良く、物腰も柔らかい。マスターや他のサーヴァントに対しても気さくに話しかけたり、様子を気にかけたりする台詞が多い。所謂「男のロマン」にも極めて忠実で、戦闘でも掛け声や武器の名前を叫んだり、宝具時には決め台詞のように「こいつで決まりだ!」「あばよ!」などと口にしたりと、上記の冷酷なイメージは良い意味で存在しない。ちなみにだがこのノリは原典『オデュッセイア』においてもほぼそのまんまだったりする。
なお、生前の自分とサーヴァントの自分を同一視するか否かの考え方は英霊によって違うが、彼は後者のパターンである。あくまで生前のオデュッセウスの影法師と捉えている。その為、マスターには仲間としても部下としても扱って構わないと語っており、生前の遺恨も引きずらない。聖杯にかける願いも「ペーネロペーとの再会」だが、同じ理由で(それ以外には思いつかないが)口にする事は避けている。
スペース・オデュッセウス
「ミッドアース2033の諸君。ごきげんよう」
「俺は、大宇宙冒険野郎――スペース・オデュッセウス!!」
2022年ギル祭『バトル・イン・ニューヨーク 2022』でやってきたサーヴァント・ユニヴァースにおけるオデュッセウス。曰く、連邦宇宙軍総司令らしいが、現在は休職しており、銀河をまたに駆ける大宇宙冒険野郎とのことである。イベントプロローグ時点での容姿は最終降臨の状態である。
作中ではあっさり言われたていが、汎人類史ではパイロット風スーツであった外見は、ユニヴァース世界においてはどっかの遺跡で手に入れた、サーヴァントサイズの着用型宇宙戦艦であるとのことらしい。そして、マスターの選択肢で【なんて爽やかな冒険野郎】とセリフが出たことで、オデュッセウスの漢字表記が正式に「冒険野郎」となったのだった(この名称の初出自体はケイローンの幕間である)。
……もう、何からツッコミを入れればいいのか分からない。
下記の宝具『神体結界』であるメカメカしい鎧には、多種多様な機能を内蔵している。ギリシャ神話として一般にイメージされるような原典の要素はあまり感じさせないが、これは『TYPE−MOON』世界における古代ギリシャが宇宙由来の超古代文明の産物によるSF世界だったことに関係している。
モーション中では、展開した翼状ユニットからのビーム兵器の他、掌から宝具である光線『弦なき愛の輝弓』を発射する、パンチと同時にエネルギーを炸裂させる、地面を殴り付け光の柱を立ち昇らせる、ブースターを用いた高速移動、頭上から光の散弾を放つ、エネルギーを纏った飛び蹴りなどを披露する。
ステータス
| マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 藤丸立香 | C | A+ | D | B+ | EX | B |
保有スキル
| 対魔力(C→B) | 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等を以ってしてもダメージを与えるのは困難。本来のランクはCだが、アイギスの効果で上昇している。 |
|---|---|
| 騎乗(B+) | 大抵の乗り物を乗りこなすことが可能。幻想種については乗りこなせない。 |
| 伝令神の加護(B) | 何故かマテリアルにも記載が無い詳細不明のスキル。オデュッセウスに魔法を無効化する霊薬を授けたヘルメス神による加護と思われる。大魔女による豚化無効効果をもたらす。 |
| 知将の閃き(B++) | トロイア戦争のみならず、冒険行の中でも示された知略を示すスキル。オデュッセウスが味方に付いた集団には、勝利がもたらされる。 |
| 一意専心(愛)(A) | 精神の絶対性。不屈の意志の源泉。愛する妻ペーネロペーへと捧げた心は、決して揺るぐことが無い。ニンフのカリュプソー、アイアイエー島の魔女キルケー、儚き王女ナウシカアー……オデュッセウスは多くの女性に求められてきた。女神アテナの加護も、ある意味では「モテている」と言えるだろうか。色男然とした経歴を持つオデュッセウスだが……本人としては一途なのである。ただ、愛しのペーネロペーの元へ戻るべく旅をしていると、なぜか女性と出逢ってしまうのだ(少なくとも彼本人はそう認識している)。 |
| 神体結界(A) | 攻防一体を実現する神々の鎧。同名の宝具がスキル化されたもの。 |
| 神々の寵愛(B+) | オリュンポスの神々からの寵愛を示すスキル。様々な効果をもたらす。とりわけ、女神アテナからの愛は深い。これにより、オデュッセウスは神々の防御兵装である宝具「アイギス」の使用が例外的に可能となる。(FGOでは基本的にスキルとして使用されない) |
終焉の大木馬(トロイア・イポス)
- ランク:B++→A+
- 種別:対国宝具
- レンジ:2〜80
- 最大捕捉:400人
「木馬で、出る!」
「アイギス接続、宝具格納庫より発進。多重加護同時連結。魔力増大、殲滅形態で叩く!『終焉の大木馬(トロイア・イポス)』!!……こいつで決まりだ。」
トロイア戦争末期に、オデュッセウスは一計を案じた上で、トロイア内部へと巨大な木馬を運び込ませた。木馬にはギリシャ兵(アカイア兵)が多数潜んでおり――結果として、トロイアは敵を内側へ招き入れることになり、内外からの攻撃を受けて遂に陥落する。アカイア軍は遂に勝利を得たのだった。
宝具としての「木馬」の実態は、女神・アテナによるアイギスの祝福を思わせる、神鋼の装甲に覆われた大型の乗騎(少なくとも木馬ではなく、ファンからもツッコミが相次いだ)。真名解放によって召喚された木馬は、巨人にも似た殲滅形態に変化する事で、トロイア戦争の苛烈さを思わせる大破壊を齎す。
詳細は該当記事を参照。
神体結界(アイギス)
- ランク:A
- 種別:結界宝具
- レンジ:−
- 最大捕捉:1人
「うおぉぉぉぉーーっ!『神体結界(アイギス)』!!」
オリュンポスの神々(恐らくは彼)によって造り出された防御神造兵装。伝承では鎧とも盾とも伝えられる。本来は神々の手による概念防御、きわめて強力な結界の類と思しいが、オデュッセウスは本来の所有者であるアテナの深い寵愛ゆえか、例外的にこれを物理的な「鎧」として身に纏っている。
即ち概念防御を有した神鋼製の鎧であり、物理的にも概念的にも正に無敵の防具と言える代物。宝具としてはいわゆる常時発動型であり『FGO』のゲーム中では上記の通りスキルとして表現されている他にも、上述した2022年のギル祭においてはフルフェイス状態の霊衣としても実装している。
| HP/ATK | 13284/11795 |
|---|---|
| カード構成 | Quick:2/Arts:2/Buster:1 |
| スキル1 | 知将の閃き(B+) / 味方全体のQuickカード性能をアップ&味方全体のArtsカード性能をアップ&選択した味方単体を除く味方全体にターゲット集中状態を付与(各3T) |
| スキル2 | 一意専心(愛)(A) / 自身のNPを増やす&自身のスター集中度を大アップ(1T)&自身に魅了無効状態を付与(5T) |
| スキル3 | 神体結界(A) / 自身に無敵状態を付与&自身の強化解除耐性をアップ(1T)&自身の防御力をアップ(3T) |
| 宝具 | Arts / 自身の宝具威力をアップ(1T)<オーバーチャージで効果アップ>+敵全体の防御強化状態を解除&敵全体に強力な攻撃 |
耐久に寄ったステータスを持つArts型ライダーで、Arts全体宝具としてはサモさん、小さいダ・ヴィンチちゃんに次いで3騎目だが、恒常排出されるサーヴァントでは現在も彼が唯一である。
その逸話よろしく、魔女の豚化を受けないというクラススキル「伝令神の加護(B++)」を持つ。
また、神話中でも将軍として活躍していたことから、味方のカード性能を上げつつ2体にターゲット付与する「知将の閃き(B+)」や、自身の防御・耐性を底上げする「一意専心(愛)(A)」「神体結界(A)」と、いずれも全体的にサポート系の能力でまとまっており、スキル回転も最短5~6ターンと、スキルの回転率はよい。特に「一意専心(愛)(A)」は自身への魅了無効効果が5ターンであることに加え、スキルリチャージが最短5ターンであることから、レベルMAXでは常に魅了されないという逸話通りの性能を発揮可能である。また、NP効率もライダーとしては上位レベルにあり、スター集中度の高さを生かすことによってBraveチェインでもクリティカルを出せば1ターンでNP100%に到達することも割と簡単にできる。宝具は防御強化解除が先に入るため、防御に阻まれず安定してダメージを与えられる。
しかしながら、Artsの全体宝具といえどHit数は3と、NPリチャージでは先述した限定排出の2騎に劣っており、周回目的ではこの2騎がいなければ使えるが、逆にいるならそちらを使ったほうが良いという、微妙な立ち位置にいる。先述の通りサポーター寄りの能力値であるため、バフスキルはあれど火力は高いというほどではなく、また、能力も後半の伸びが大きめの晩成型となっている。このため、火力を求めるなら玉藻の前などArtsサポーターが必要になるが、自身が補助寄りの能力なため、ともするとサポーターのためにサポーターを置くという本末転倒な事態になりかねない。
最大の特徴でもある、スキル1「知将の閃き(B+)」の「“選んだ味方1体を除く” 全員にターゲット集中」は、これまでの「1人を犠牲にして他の2人を守る」ではなく「守りたい1人を他の2人で守る」というものであるため、ある程度システムを理解してからでないとその真価は発揮できないかもしれない。例えば、味方2体にターゲット集中を付与した後に、その内の1体をオーダーチェンジさせることで、登場させる順番により最大6ターンの攻撃引き付けが行える、などができる。
総じて、常時魅了無効や味方ターゲット集中による守備構築・メンバー入れ替えなど、ギミックが複雑であるため、育て上げた自軍とシステムへの理解度が必要になる高難易度でこそ真価を発揮するサーヴァントである。指揮官や元首などリーダーシップある人物が多いライダークラスの中でも、とりわけプレイヤーの側にも知識を要求してくるあたり、まさに知将といえるだろう。
なお、宝具の効果とサポーターの多いキャスタークラスに優位というクラス特性が相まって、敵に回すと非常に厄介な相手である。他ならぬ、実装イベントの高難易度クエストで早速登場しており、今回専用の特殊スキルによる鉄壁の防御も加えて強敵として立ちはだかった。
生前
説明不要の最愛の妻。宝具である光の矢に、彼女の名前をつけるほどに愛している。
ペルセウスの曾孫で、ディオスクロイとは血の繋がらない従姉妹で、ヘラクレスは又甥である。
彼女もまた彼に負けず劣らずの愛の人でもある。そもそもの出逢いというのも、元々ヘレネーの求婚者の一人としてやって来たオデュッセウスが、偶然同行していたヘレネーの従姉妹であるペーネロペーと鉢合わせした途端にお互いに一目惚れしてしまったというトンデモな馴れ初めである。そしてオデュッセウスは彼女をどうしても連れ帰りたいがため、例の求婚者同士で結託云々の誓いを立てさせたのだった。
夫がトロイア戦争に駆り出された留守の間に訪れた、幾人もの求婚者(一説には100人)をあの手この手で十年以上かわし続けており、逃げ場が無くなった時には「王宮にあった弓を引く事が出来た者と結婚する」と宣言。帰国したオデュッセウスはその試練に老人に変装して参加し、乗り越えて再び結ばれた。その夫一筋の愛を貫き通したという逸話から、ギリシャでは貞淑の象徴たる人物として扱われる。
テレマコス
実の息子。トロイア戦争への参加をオデュッセウスが拒んだのは、彼の存在もある。
オデュッセウスが国に帰還した際に、父親と協力して求婚者達を全滅させたという。
1年の間、世話になった大魔女。アイアイエー島に流れ着いた彼と仲間達を(最初は豚にするつもりで)もてなした。だが、オデュッセウスだけは曾祖父たるヘルメスから授かった、魔法を無効化する薬草モーリュのおかげで呪いが効かずに、逆に彼女をねじ伏せてしまった。その後に、仲間達にかけられた呪いを解いてもらうも、一年間滞在した後に、故郷と妻恋しさにあっさりと出ていってしまったのだった。
この出来事はキルケーに、誰かに置いていかれる事に対する強烈なトラウマと、美しいと称された長髪を切り落としてしまう程のショックを植え付けてしまったのだった。オデュッセウスも彼女を傷つけてしまった事については自覚しており、それに関して悔いているセリフがある。2020年ホワイトデーイベント『アイアイエーの春風』でサーヴァントとして再会した際に、一連の事件を通してお互い区切りをつけており、マイルーム会話でも出逢った頃のように明るく笑うようになったことに対して安堵している。
カリュプソー、ナウシカアー
その他の自身に片思いした女性達。それぞれ海のニンフとスケリア島の王女。
彼女達も片思いの果てに傷付き、オデュッセウス側も申し訳なく思っている。
トロイア戦争で共に戦ったアカイア軍の英雄にして、馬に関わりのあるライダークラス仲間でもある。
生まれた際の「戦争に参加すれば死ぬ」という予言を懸念した、母親のテティスにより女装してスキュロス島に匿われていた彼を、アガメムノンの命によって商人に扮して迎えに行った。当時のアキレウスは美少年だったために、他の女性と全く見分けがつかなかったのだが、商品として提示された宝石には目もくれず、一緒に差し出された武器に夢中になったことから正体を見破られて、戦争に参加する事になる。
トロイア戦争で共に戦ったアカイア軍の英雄にして、盾使い。
書籍マテリアルにて、彼のことを思い出して懐かしんでいた。
トロイア戦争で共に戦ったアカイア軍の英雄であり、総大将の将軍。
彼とアキレウスがトラブった際に仲裁を買って出ていたようである。
トロイア戦争にて敵対したトロイア軍側の英雄。ショタ状態のパリスの外見には当然のように戸惑いを見せ(アポロンのせいと知ると妙に納得していたが)、ヘクトールに対しては思うところがあるのか酒を飲みつつ長い思い出話をしようと持ちかけている。それはそれとしてヘクトールがこの木馬を見たら何と言うのだろうか……(木馬が使われたのはヘクトール(とパリス)の死後なので、外見を知らない)
トロイア側に援軍として味方したアマゾネスの女王。面識自体は無かった模様である。彼女からは戦争を終わらせたやり方を「卑怯」と批判されている。こちら側は案の定と言うべきか、サラッと彼女の地雷を踏んでいるのだが、寸前でヘクトールがすっ飛んで来て間をとりなしたため、攻撃はされなかった。
実の従兄弟。まさかの親戚関係だということに驚いたユーザーも多かった。
マイルームでも「以前見た時よりいい面構えになったか?」と発言している。
ラエルテス
実の父親にして、アルゴノーツの1人だともされる英雄。
ペーネロペーと共に息子の帰りを待ち続けたと言われる。
父(ラエルテス)方の親戚であり、ラエルテスと同様にアルゴノーツのメンバー達。
オデュッセウスが幼い頃、イアソンと共にアルゴー船に乗船、黄金の羊を求めて旅立った。
アタランテとの絡みは無いが、アスクレピレオスの息子がトロイア戦争で共に戦っている。
オデュッセウスの守護神筆頭である、戦いの女神。宝具『神体結界』は元々は彼女の盾である。
故郷のイタケへとオデュッセウスが帰れたのも、彼女が手助けをしたおかげである。また、アテナと因縁のあるメドゥーサ(剣)からは「あいつアテナ臭いから近寄らせないで」と言われ敬遠されている。
実の曽祖父である伝令の神。キルケーの豚化魔術への対抗策である、薬草モーリュを貰った。
原理としては、キュケオーンを食べると豚になるという陣地の影響を受けなくすると思しい。
彼の息子のキュクロプスに喰われかけたので返り討ちにしたら逆恨みで呪いをかけられた。
イタケに10年間帰れなくなったのはコイツのせいであり、やはり思うところがある模様だ。
ポセイドンの息子の単眼の巨人。ガイアの息子に同名の巨人がいるがあくまで別物である。
オデュッセウスの部下を喰ったばかりか、自分にまで襲いかかってきたので単眼を潰した。
異聞帯
仕事上の関係として秘匿通信を許される程度には互いを信頼する間柄である。
キリシュタリアのことは実態以上に私情を挟まない男だと思っていたらしい。
キリシュタリアを上司とする間柄にして、ポセイドンと深い因縁がある者同士。異聞帯の側は、カイニスとキリシュタリアの複雑な人物関係については、全く我関せずといったスタンスであった。その一方で汎人類史側の方は「飲み会」という名のポセイドンに対する盛大な愚痴の言い合いを持ちかけている。
同じ異聞帯のゼウスに仕える同僚。こちらも互いの関係は仕事上のドライなもの。
彼らは旅人を守護する神なので、汎人類史の彼ら同士は面識があるかも知れない。
ヘルメスの父親で高祖父のゼウスの異母弟なので、血の繋がった伯伯父である。
確認できる限り互いに面識はないが、異聞帯の歴史では共に防衛軍を指揮する同僚。
劇中の仲は悪くなく、お互い指揮官同士で盟友的な感慨を持っていた模様であった。
手駒として使い捨てることを前提として違法召喚をした、汎人類史側のサーヴァント。
彼女を「トロイの木馬」としてカルデア陣営に送りこみ、壊滅させようとしたが……?
Fate/Grand Order
契約したマスター。冒険の先達者として、苦難の旅を続ける彼/彼女の力になることを誓う。
サーヴァント達と信頼を築いている様を立派だと思い、イベント中ではキルケーを任せた。
元々『Fateシリーズ』において長らく、トロイア戦争の英雄である大アイアスの盾を投影魔術で複製し使っていた。カルデアで彼の投影を見ており、戦友と同じ宝具を使うエミヤに興味津々の様子である。
キルケーの姪。彼から見ると両者はそっくりらしく「愛らしい」と評している。
先述したように彼女の元旦那は従兄弟なので、義理の従姉弟という関係になる。
宝具に感動したのか、ゴールデン心を擽られたのか、自身のバイクと勝負を頼まれている。
なおライダークラスの彼もロボ(大具足)の宝具を所有しており、オリュンポスで使用した。
レオナルド・ダ・ヴィンチ、ニコラ・テスラ、トーマス・エジソン、始皇帝
科学発展・研究並びに、ちょっとの好奇心から宝具の木馬を解体したいと強請ってきた者。ダ・ヴィンチちゃんを初めとした科学者勢達はともかく、始皇帝は分解した物を元に戻したら部品を1つ余らせてしまう悪癖持ちなので確実に注意が必要なため、オデュッセウスが慌てふためくのも無理はないだろう。
東方の国出身の軍師系サーヴァント達であるために、それなりに興味を抱いている模様。
司馬懿や太公望とはライダー繋がりで、陳宮とは宝具でネタにされがちという共通点も。
ギリシャ神話出身のライダークラス仲間であり、ロボットの宝具を保有する者同士。第2部5章では同じ陣営であったが、実際に共演はしなかった。カルデアでは子供サーヴァント達から、タロスと木馬の取っ組み合いが見たいとせがまれており、それに応じようとするエウロペに困惑している。その後アヴィケブロンの幕間において共演したが、肝心のロボット対決は無し。このイベントで、オデュッセウスが木馬を出した際にエウロペもタロスを呼んだが、ここでも対決には至っていない。実現の日は来るのか……
同じく、世界観をぶち壊すようなとんでも兵器を宝具として保有しているサーヴァント。オデュッセウス実装の前にも書籍マテリアルにおいて彼の木馬に言及して、本当に汎人類史の技術なのかと驚いていた。
魔術で出来たロボット……もといゴーレムを作成する技術(及び宝具)を持っているサーヴァント。
特殊会話には含まれていないが、彼もロボットに非常に関心があるために興味を示すのかも知れない。実際に彼自身の幕間の物語において共演した時は、対抗心及びライバル心がメラメラであり、対決後に意気投合した後は一緒に宝具改造をする仲となったのだった。それ以降でも度々交流がある模様である。
ロボット系のサーヴァント達。特にバベッジ卿は上記のサーヴァント達同様に、オデュッセウスの宝具に興味を持っている。そして全員、アヴィケブロンの幕間におけるロボット対戦においても共演している。
イベント『落涙の翼』において、はぐれサーヴァントの彼が敵対していた神霊。
敗北した彼に冒険を求める心を見出して手を差し伸べ、霊衣として共存する事に。
自律稼働型の要塞……もとい巨大ロボットの宝具を保有している。彼は神代ギリシャ文明を破壊した巨神に関係している事から、この要塞にもギリシャ文明が由来の技術が関わっている可能性もありうる。
スペース・オデュッセウスが副官として従えている、ユニヴァース時空における徐福。
あちらは虞美人優先なことに変わりないのだが、何だかんだいいコンビをやっている。
- ゲーム上の相性を考えた場合、オデュッセウスはライダークラスで無敵と防御力アップスキルを備えているのに対し、本編で因縁のあるシャルロットはアサシンクラスで弱点を突きつつ無敵貫通・防御無視スキルでその守りを貫通できるというある意味で本編再現の構図になっている。
- クラスについてだが実装前の段階においては、原典の神話や作中での活動からライダー、もしくは求婚の弓の逸話からアーチャーと予想されており、結果前者が的中することになった。
- が、まさか宝具がトロイの木馬から変形する大型ロボットとは誰も予想できなかったであろう。宝具動画が公開されるや否や、同じ名を冠するモビルスーツとの比較や、ガンダムシリーズの主題歌を動画に合わせたMADが作られるようになり、瞬く間にトレンド入りを果たしている。
- 『FGO』では型月中国史がサイボーグの巣窟だった事が判明しているが、型月ギリシャ神話も今回の件で大概ぶっ飛んでいると評される事態になった。ギリシャ異聞帯も相当SFな世界を歩んでいるが、汎人類史のギリシャ神話もかなりSF混じりの世界観だった事が窺える。尤もその片鱗は『熾天覆う七つの円環』や『射殺す百頭』の設定や『不毀の極槍』の演出など、実装前から散りばめられていた。実は弓の逸話とはビームの事だったのではなかろうかという憶測も出る始末である。
- 異聞帯側のケイローンは汎人類史側のケイローンの経験を吸収して『天蠍一射』を修得したが、異聞帯のオデュッセウスが奪えたのは知識のみで、宝具の方はものに出来なかったと思われる。ケイローンは純粋な技である故に知識だけでも大丈夫だが、オデュッセウスの場合は汎人類史のどこかにある格納庫に保存されている現物なので、知識・経験を吸収しただけで使用できる筈が無い。
- そもそもトロイア戦争で木馬計画を思いついたのが「早く愛するペーネロペーに会いたい!」という一心の叫びだった為、最初からペーネロペーと無縁である異聞帯の自分自身に汎人類史オデュッセウスが妻に関する記憶を渡す意味が皆無である為、計画そのものを発案する土台が無い。
- また汎人類史で加護を与えていたアテナと敵対関係であるという異聞帯独自の事情も大きい。この事から、木馬の製造工程には十二機神、とりわけアテナの加護が必須である模様。既にアテナ含む複数の十二機神は機能停止しているのだから、異聞帯側での複製製造は出来なかった模様。それが出来るなら、とうに木馬もしくは類似する巨大ロボットが闊歩して不思議ではない。もし本編で上記の木馬まで持ち込めていたなら、カルデア側の勝利はより困難だっただろう。
- 実装前の告知CMではセンターを飾っていたため、遅れてイベントでの実装を驚く声もあった。
- しかし、宝具動画を見たプレイヤーからは「これが出てきたら雰囲気がおかしくなるから、遅れての実装は妥当」「シャルロットの名シーンが変な空気感になる」と納得されたのだった。
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