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カニバリズム (かにばりずむ)とは【ピクシブ百科事典】
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概要

人間同士の共食いのこと。食人、人肉嗜好、アントロポファジーとも。性的嗜好の一ジャンルとして知られる。

カニバリズムの語源は「Canibal」であり、昔スペイン人が「カリブ族が人を喰ってたらしい」と言った事に由来する。下記のとおり、ブラジルなどで有名な「カーニバル」は無関係である。

また、軍用機などが整備不良になった際、特に状態の悪い機体から部品をはぎ取り、他の機体を稼働状態にすることをカニバリズム整備(共食い整備)という。補給状態の悪い時には良く行われるが、絶対的な頭数が減ってしまうため戦力崩壊の第一歩ともいえる。

そのほかにもマーケティング用語として、同じ生産者による新製品導入の結果、既存製品の売上や販売量が市場シェアが減少し淘汰されてしまう、カニバリゼーションという用語も存在している。

こうした戦略は結果的に生産者の利益向上を見込める上、ブランド拡張に有効であることなどの利点もある。

稀にSNSでも話題に上げられる、近距離でのコンビニの複数出店などもそうした戦略から行われている。この場合はドミナント出店と呼ばれることが多い。

※男性が捕食対象の場合は「男リョナ」か「逆リョナ」タグの併用を、取って食べてる最中の場合は「捕食」タグの併用を推奨。

歴史

古代においては、現在のメキシコにあったアステカをはじめとして、祭祀の際の儀礼として行われていた地域がある。中国では、膨大な歴史の中で「恨みを晴らす」「忠義を表現する」「ゲテモノ食いのバリエーション」などさまざまな理由で食人がしばしば行われた。

なお食材としての人肉は「二脚羊(两脚羊)」などと呼ばれる。

しかしながら現在の倫理では当然アウトな上に、血液からのHIV感染やプリオン病で死ぬ事もあるためお勧めは出来ない。当然人間がかかる病気は人間に感染する可能性があるため、共食いは他種族を食べるよりリスクが高い。

事実、かつて葬儀の際に亡くなった者の亡骸を食べる習慣のあったパプアニューギニアのとある民族が、「クールー病」なる風土病に苦しめられていた。

そうでなくても、死んだ人を食べるだけでも「死体損壊」として犯罪となる。

北米ネイティブアメリカンには、まれに人を殺して食う精神疾患が発生するという。それは冬の魔物ウェンディゴに取り憑かれたせいだと考えられ「ウェンディゴ症」と呼ばれる。

日本では記録にある中ではひかりごけ事件、小笠原事件、佐川一政事件(パリにおいて)、手首ラーメン事件、宮崎勤事件、肝取り勝太郎事件、野口男三郎事件(臀肉男三郎事件)などが知られる。

災害による飢饉でも食人が横行した。例えば日本近世最大の飢饉「天明の大飢饉」では、牛馬や犬猫どころか死んだ人間の肉まで食べて飢えをしのいだ記録がのこされている。

また、火葬された死体の骨を口にする「骨噛み」の風習を持つ地域が戦前まで複数存在していた。

擁護(?)

一方で上記の通り民族の文化、信仰に結びついた行為でもあることから人食いの文化を持つ人々を悪役として描いた作品を差別的として非難する声も見られる。

一例としては2013年の洋画グリーン・インフェルノが先住民族支援組織から非難声明を受けている。

余談

誤用

カニを軽快なリズムに合わせたりしてバリバリ食ってやる」意味ではない。ってかこのになりたい?蟹になりたいね!

だからといって「をバリバリやる」という意味でもない。

「cannibalism」と「carnival」

カニバリズムは「カーニバル」の語源でもない。カーニバルの意味は「謝肉祭」であり、おおざっぱに言えばいつも食べてる動物達の血肉に感謝する的な意味である。決して人間の血肉に感謝するわけじゃない。そもそも語源となった言葉が違う。カニバリズムはスペイン語由来(厳密に言えば、スペイン語の母体であるラテン語に由来する固有語ではなく、かつて16世紀頃まで現在のハイチドミニカ共和国プエルトリコなどで話されていたとされる「タイノ語」という言語からスペイン語に持ち込まれた借用語)、カーニバルはラテン語由来(こちらはれっきとした固有語から成立している)である。

カニバリズムと食糧不足

カニバリズムは食べる側も食べられる側も同じ人間という種族である。人間は成長に時間がかかる種族であり、当然ながら食べられる側をある程度食べられる大きさまで生産・育成しようとすると相応のコストがかかる(1m程度の身長、20kg程度の体重になるまでだとしても6年近くはかかってしまう)。

そして、食べる側も食べられる側も同じ種族ということは、食べられる側を育成するために使用していた食料はそのまま食べる側の人間も食べられる食料であるため、自分達が食べることができる食料を消費して自分達が食べるための食料を生産しているようなものである。

育成にかかるコストとそれを食べることで得られる食肉の量とを考えた場合、仮にそれが食糧不足の改善が目的であったならば費用対効果がまるで合わないのである(例えば牛は人間にとっては食用足り得ない牧草等を食べることで大きく成長する種族なので、食肉用の家畜として価値があるのである)。

育成を行わずにただ殺した相手を食べるだけ、ただ既に成長している人間を集めて食肉加工するだけならば食糧不足解消のためという理由もある程度納得できる話ではあるが、稀にそういうこともわからずただホラー演出のためだけにまるで家畜のように「食肉用の人間を生産・育成している」という様子が描かれている作品が現れることがある。

カニバリズム表現が多い作家

リンク先の閲覧には要注意。

カニバリズム描写がある作品

下記は「カニバリズム描写がある」作品を羅列しただけで未分類のため注意。

食物連鎖として食う者と食われる者」から共喰いまで、

人を喰うか餓死かの極限状況を描いたものから先住民を化け物扱いするものまで

ピンキリである。

ネタバレ注意

漫画

ゲーム

※コンシューマゲーム、フリーゲーム、インディーゲーム、同人ゲーム、アダルトゲーム、BLゲームが混在。

特撮

関連キャラ

ネタバレ注意

食人したキャラ

※人もいるが人外キャラもいる。

※1:ただしこの作品名通りほとんどのキャラクター自体が人喰いをする上、直接的な描写があるのはほとんど金木のみ為、主人公の金木のみ記載。

食人されるキャラ

食人されて、自分も食人したキャラ

※2:自分の足を無理やり食わされた

食人して、自分も食人されたキャラ

※3:自身の執拗な拷問によって覚醒した彼に食われた

※4:厳密に言えば、覚醒する前の彼に狂人によって勝手に移植されるが、同じく無印でヤモリの執拗な拷問によって覚醒しようとする彼に取り込まれた(もっと正確に言えばアニメの作中で正確に描写されながら喰われる)。

自分で自分の身体を食べたキャラ

※5:戦の中で敵の放った矢が目に突き刺さり、その矢を抜いたら自分の目玉まで眼窩から抜けてしまったが、「これは両親が俺にくれた大事な体の一部だ!捨てられるワケがあるか!」とその場で食べてしまった。

※6:海難事故に遭った果てに、サンジと二人だけ生き残って無人島とすら呼べない巨大な岩に取り残されて救助を待つ間、まだ子供であるサンジに手持ちの食料を全て渡し(自分の取り分の袋は食べることができない金銀財宝ばかりを詰め込んでサンジに気遣いさせぬよう誤魔化し)、それでも自分が食いつなぐために、サンジに見せないようにして自分の足をそこにあった大きな石で叩き潰し、その肉を食って飢えをしのいでいた(原作漫画限定。TVアニメでは人肉食が放送コードに触れる為「沈没船からサンジを連れて逃げる際に脚を挟まれやむなく切断」となった)。

※7:元から人肉を食う種族「喰種」ではあるのだが、物語初期でカネキ&トーカのタッグに敗れて瀕死の重傷になった際、戦場を去るトーカに「テメエの肉でも食ってろよ」と吐き捨てられた後、このままいくと弱って死んでしまうので本当に自分の肉を食べて活力を回復し、生き永らえていた(この時は月山的にも一か八かの決断だったものの、辛うじて「自分の肉を食って得られる活力>自分の身体が食われることによるダメージ」だった模様。彼曰く「オートファジー「僕は結構、美味しかった」とのこと)。

人に食人させたキャラ

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