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QFに関するtaninswのブックマーク (7)

  • 懶惰な学生の書棚 東浩紀『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社)

    各所で言われてますが、これは家族の物語であると同時に、東浩紀の入門書っぽい性格を有しています。 だから、小説としては名前を隠した方がよかった。という意見には全面的に賛同。 自分は若いので主人公の心情を汲み取れませんでした。も娘もいなければ、囚われるほどの仮定法過去もない。 でも、最終的に主人公が下した決断に関しては、はっきりと理解できた気がします。 それは東浩紀という思想家が主張している、「島宇宙を統合する」という理想に支えられているからでしょう。 オビに書かれた、「思索と思想と情報」は、確かにつぎ込まれています。 かなり偏った割合ではありますが。 それを様々な世界に割り振って東浩紀を一度分散させ、もう一度集めている。そんな印象を受けました。 ゆえに、全く知らない人が見れば、それは劇的な再生であり構成となりえます。 前半の衒学的とも言える設定を生かしつつ、物語を一点に収斂させていくわけで

  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    【献血デビュー】体重が少し足りず400ml献血はできなくとも、献血ルームでの成分献血ならできたぞ、という話 いきさつ 2025年の抱負として「400ml献血をできるようになる」を掲げてから、冬を越し春が過ぎ夏が終わ………なかなか終わらないな……8月も終わろうとしている。記事を書いた頃の体重からは1kgぐらい増えたところだ。 夏バテなんてどこ吹く風とばかりに、ここ数週間は私の…

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  • 東浩紀氏の小説『クォンタム・ファミリーズ』はおもしろそうだ - ブログ・プチパラ

    未来のゴースト達のために ブログ始めて1年未満。KY(空気読めてない)的なテーマの混淆され具合をお楽しみください。 東浩紀氏の小説『クォンタム・ファミリーズ』がおもしろそうだ。 読みたいけれど、私の財布にはつねに空っ風が吹いているので、それも困難か。 えーん。 わたしが自分のブログに「プチパラ」という言葉を入れたのも、もとはといえば、このブログをこしらえようと思ったとき、東浩紀氏が「仮定法過去完了の世界」とか「並行世界」のことを喋っているのを思い出し、連想ゲームで私にも小さな「パラレル・ワールド」が欲しいな、「プチ・パラレル・ワールド」…「プチ・パラソル」…「プチ・パラサイト」、略して「プチ・パラ」でいっか、と思ったことによる。 以前拙ブログでブツブツとつぶやいていた文章の中で、私は次のようなことを書いていた。(ウィンストン・チャーチルは帰還せり 2009年06月20日より…しかし過去の記

    東浩紀氏の小説『クォンタム・ファミリーズ』はおもしろそうだ - ブログ・プチパラ
    taninsw
    taninsw 2010/01/31
    仮定法過去の亡霊を召喚し、かつ悪魔払いする。
  • 『クォンタム・ファミリーズ』 東浩紀 | 新潮社

    『クォンタム・ファミリーズ』(以下『QF』と略記)は、量子(クォンタム)コンピュータのネットワークによって相互干渉する並行世界を舞台に、出会うはずのない「家族」が時空を超えてリンクされる歴史改変SFである。グレッグ・イーガンやP・K・ディック、瀬名秀明や麻枝准らの先行作品と、ジャック・デリダの脱構築哲学を同時に視野に収めながら、作者自身とその家族を投影した作中人物(東浩紀は作家のほしおさなえと結婚し、娘がひとりいる)が離合集散する、思弁的でプライベートな色合いの濃い小説になっている。 作中で示唆されているように、『QF』は村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』に宛てた、二一世紀からの返信でもある。春樹作品はディック(世界の終り)とレイモンド・チャンドラー(ハードボイルド・ワンダーランド)のハイブリッド小説だが、書の中にチャンドラーの占める席はない。その空隙を埋めるのは、一

    『クォンタム・ファミリーズ』 東浩紀 | 新潮社
  • クォンタム・ファミリーズ 年表 - superficialchildren

    QF クォンタム・ファミリーズ 年表です。 まず、すいません。ネタバレの配慮を全くしていません。 最初は自分のメモ用に書いていたのですが、書いているうちに分からない事がでてきてしまい、さらにそれを整理し、書き直しているうちにはまってしまい、結果、結構気で書いてみました。表にしてみると貫世界通信という単純な方法で非常に複雑な世界が生まれている事が分かります。まだ分からない部分もあるので、ご指摘して頂けると嬉しいです。よろしくお願いします!

    クォンタム・ファミリーズ 年表 - superficialchildren
  • 成熟経済を蝕む仮定法の亡霊 - 雑種路線でいこう

    このまま派遣村は定着して正月の風物詩となるのだろうか。年末から正月にかけて経産相が経済団体の幹部を呼び出し「新卒を採ってくれ」と頭を下げ、閣僚が派遣村に顔を出す報道をテレビで見るに、行政がこういった問題と向かい合ったことは政権交代の成果ではあるが、全く解決の見通しが立たない印象を受けた。去年の今ごろ僕は新卒一括採用こそ問題と書いたが、それは問題の一断面に過ぎず、慣行に過ぎず制度的な介入が難しい。実質的には緩い解雇規制の問題でもない。成長で矛盾は緩和されるが旬を過ぎたロスジェネが救われる訳ではない。だいたい俄造りの「成長戦略」で期待通り経済成長を達成できるか疑わしい。 この正月いくつかのを読んで当の問題って実は別のところにあるのかも知れないと考えた。まず『学歴の耐えられない軽さ やばくないか、その大学、その会社、その常識』によると大企業の採用が減ったのではなく大学生の数が増えている。そし

    成熟経済を蝕む仮定法の亡霊 - 雑種路線でいこう
  • 夢想知識小説としての『クォンタム・ファミリーズ』: 読書体験のウェブ的転倒とそのエミュレーション | FERMAT

    夢想知識小説としての『クォンタム・ファミリーズ』: 読書体験のウェブ的転倒とそのエミュレーション December 24, 2009 op-ed / commentary authorjunichi ikeda share tweet この休みに、『クォンタム・ファミリーズ(QF)』を読んだ。 QFは、東浩紀の、単著としては初の小説。 不思議なだ。 全編が「亡霊効果」で溢れている。 東が、覆面作家である舞城王太郎の、いわば対極にある存在だからか。 ウェブの中では東に関わる語りや言説は溢れているし、東自身、今までウェブに限らず多くのテキストを、発言や執筆によって残してきている。 その全てが、QFの文面のそこかしこで、亡霊のように浮上する。 これは、不思議な読書体験だ。 リニアな読みを前提にした、紙を前にした読書体験ではない。 あえていえば、ウェブを前にした、ブラウザを前にしたテキスト読解体

    夢想知識小説としての『クォンタム・ファミリーズ』: 読書体験のウェブ的転倒とそのエミュレーション | FERMAT
    taninsw
    taninsw 2009/12/24
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