note ではメインデータベースとして Aurora MySQL を採用し、日々発生する膨大なトラフィックを処理しています。Aurora MySQL v2 (MySQL 5.7 互換) の標準サポートは2024/10/31 に終了するため、これを機に v3 (MySQL 8.0 互換) へのアップグレードを行いました。 アップグレードは無事に完了しましたが、いくつかの問題にも直面しました。これらを共有することで、これからアップグレードを検討している方へ参考になればと思います。 事前に検討した課題アップグレード後に致命的な問題が起きたらどうするかv3 へのアップグレード後に v2 へ切り戻すことは容易ではなく、スナップショットなどからの復元が必要になります。データをロールバックすることになるため、ユーザ影響が極めて大きく避けたい事態です。 そのため、基本的に切り戻しはできないという前提でアッ
パブリック・プライベートを問わず、AWSのストレージサービスであるS3のバケット名からアカウントIDを突き止める方法をセキュリティ企業「Tracebit」のCTOであるサム・コックス氏が公開しました。 How to find the AWS Account ID of any S3 Bucket https://tracebit.com/blog/2024/02/finding-aws-account-id-of-any-s3-bucket/ コックス氏の方法はS3のVPCエンドポイントを使用することでVPCエンドポイントポリシーを適用するのがポイントとのこと。ポリシーで「アカウントIDが1で始める場合のみ許可」などアカウントIDに基づいて許可を行う事で、ポリシーレベルでの拒否が発生するかどうかをチェックします。 具体的な方法は下記の通り。 まず最初にターゲットとなるバケットのリージョンを
Amazon S3 now supports enabling S3 Object Lock on existing buckets Amazon S3 now allows you to enable S3 Object Lock for existing buckets with just a few clicks and to enable S3 Replication for buckets using S3 Object Lock. These improvements make it even easier to adopt S3 Object Lock, which protects objects from being overwritten or deleted. S3 Object Lock makes objects immutable for a fixed amo
AWS Database Blog Local write forwarding with Amazon Aurora January 2025: This post was reviewed for accuracy. Applications designed in the cloud need to be able to scale. For stateless resources like application servers, this is a straightforward task and can be achieved by simply adding additional compute resources behind a load balancer. For stateful resources such as databases, scaling can be
AWSの話。 AWS使っている方であれば当たり前に理解している話かと思います。 AMIとEBS インスタンス起動時にAMIが読み込まれ、 EBSは追加データを保存する場所なのかなと思っていたのだけど、 どこからどこまでがEBSに保存されるんだ?などどいまいち腑に落ちていなかった。 で、ちゃんと調べてみたところ、 Amazon マシンイメージ(AMI)は、ソフトウェア構成(オペレーティングシステム、アプリケーションサーバー、アプリケーションなど)を記録したテンプレートです。AMI から、クラウドで仮想サーバーとして実行される AMI のコピーであるインスタンスを起動します。 (http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/ec2-instances-and-amis.html) AMI には次が含まれています。 インスタンス
Amazon Aurora には、ほぼ瞬時に所定の位置で ALTER TABLE オペレーションを実行するための最適化が含まれています。このオペレーションを実行するために、テーブルをコピーする必要はありません。また、他の DML ステートメントに実質的な影響を及ぼすことなく実行できます。このオペレーションは、テーブルのコピーにテンポラリストレージを使用しないため、スモールインスタンスクラスの大きなテーブルに対しても、DDL ステートメントを使用できます。 Aurora MySQL バージョン 3 は、インスタント DDL と呼ばれる MySQL 8.0 の特徴と互換性があります。Aurora MySQL バージョン 2 では、高速 DDL と呼ばれる異なる実装が使用されています。 DDL オペレーションの効率性を向上するため Aurora MySQL バージョン 3 によって実行される最適
こんにちは。サービス部の武田です。Amazon S3 イベント通知は、以前は「稀に失われる」と書かれていましたが現在は「少なくとも1回配信」となっています。ドキュメントの更新履歴を追ってみました。 こんにちは。サービス部の武田です。 AWSではサービスのアップデートなどによって、それまでの常識やベストプラクティスは日々変化します。Amazon S3には イベント通知 という機能があり、オブジェクト作成や削除などをトリガーとして、Lambda関数などを実行できます。 さてこのイベント通知ですが、「たまに抜けることがある」という仕様上の注意がかつて存在しており、頭を抱えた開発者も多いのではないでしょうか。とはいえそれが常識でした。「かつて」と書いたように、実は現在の仕様ではその部分は削除され、代わりに At least once(少なくとも1回配信) となっています。 最近まで知らなかったので
AWSアカウントのS3の料金を AWS Cost Explorer と Amazon S3 Storage Lensを使って分析してみました。 まずはCost Explorerで確認 どのサービスが高いか S3のどの料金タイプが高いか どのリクエストが高いか どのバケットが高いのか S3 Storage Lensも使ってみよう 無料機能でストレージサイズ分析 有料機能でアクティビティ分析 まとめ まずはCost Explorerで確認 AWSアカウントの管理を任されたら、Cost Explorerを見るのはオススメです。任された当初は、そのアカウント上で何が動いているのか、何にコストがかかっているのかも不明だったりしますが、Cost Explorerをみるとある程度の把握ができます。 どのサービスが高いか まずはCost Explorerでデフォルトの設定で見てみます。 グループ化の条件
追記: 無料にならなそう。後半を参照。 Amazon Simple Storage Service。 ファイル(オブジェクト)を保存したり、配信したりできるクラウドサービス。 料金は細かく設定されていて、リクエストや転送帯域に関しても課金される。 タイトルで「ストレージ料金」と言っているのは、それらを全部ひっくるめた料金ではなく、狭義の、オブジェクトを保存していることに対して毎月掛かる料金。 最も安いS3 Glacier Deep Archiveでも、0.002USD/GB/月(東京リージョン、2022年1月現在)掛かる。 一見とても安く思えるが、例えば100 TBを10年保存しようと思うと、24,576ドル、約300万円にもなってしまう。 オブジェクトを保存したり取り出したりするときに金が掛かるのは諦めるとして、この保存に掛かる料金を無料にしたい。 はい。 ファイルサイズが0バイトなので
アマゾンのクラウド部門AWSのCEOを務めるアダム・セリプスキーは11月18日、ブルームバーグ・テレビジョンのインタビューで、同社が業界ごとのニーズに特化したサービスを計画中であることを明かし、通信やヘルスケア、自動車などの業界向けのソリューションの開発に着手したと述べた。 「自分たちが反乱軍であるかのように行動し続けることが重要だ」と、セリプスキーは述べている。「世界は大きく変化しており、当社はこれまでとは違う存在になる必要がある。過去に何をやったかは重要ではない」 セリプスキーがAWSのトップに就任する前に、同社のクラウド部門を率いていたアンディ・ジャシーは、顧客のためにサービスをカスタマイズすることを避けていた。 セリプスキーの今回の発言は、同社が戦略を再考していることを意味し、同社がこの分野の反乱軍であるグーグルクラウドに主要な案件を奪われることを懸念している可能性を示唆している。
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