英ロンドンのサザーク刑事法院は9月29日、マネーロンダリング(資金洗浄)などの罪に問われた中国籍の被告に有罪判決を言い渡した。この事件では、国際的な詐欺事案として捜査が行われ、世界最大規模とされる量の暗号資産が押収された。
ドナルド・トランプ米大統領の23日の国連演説は、彼の世界観やイデオロギーを非常に生々しく示すものだった。 トランプ氏はほぼ1時間にわたり、世界の諸問題について語り、自分の敵とその考えを一つずつ取り上げ攻撃していった。ただ、まずは自国について語り、アメリカと自分自身を称賛した。アメリカは黄金時代を生きているとし、自分は七つの戦争を終結させたという、異論多数の主張をここでも繰り返した。これはノーベル平和賞に値する功績だと、トランプ氏は訴えている。 トランプ氏はこの後、国連批判を展開した。自分が進める平和構築に、国連は役立っていないと主張。国連には潜在的に大きな可能性があるものの、それを生かしていないとして、国連の存在意義を疑問視した。そして、国連は強い言葉を使った声明を書くだけで、その後の面倒はみないと非難。空虚な言葉が戦争を終わらせることはないとした。
私は1年近く前、ドーハにいた。イスラム組織ハマスの幹部で交渉責任者の、ハリル・アル・ハイヤ氏にインタビューするためだった。当時取材に使った住宅は、イスラエルが今回、9日午後に攻撃した建物から遠くない場所にあった。 パレスチナ・ガザ地区での戦争が始まって以来、アル・ハイヤ氏はハマスの主な交渉担当者として、カタールとエジプトの仲介を通じてイスラエルおよびアメリカと、やり取りを続けていた。 停戦が実現しそうだと思われたその時々に、アル・ハイヤ氏は決まって、他の交渉担当たちと共に、イスラエルおよびアメリカの代表団のすぐ近くにいた。イスラエルの今回の攻撃は、アル・ハイヤ氏と他のハマス幹部らを標的にしたものだ。攻撃された当時、アル・ハイヤ氏らは、ガザでの戦争終結と残るイスラエル人人質の解放に向けた最新のアメリカ案を協議していた。
ハンガリー国会は20日、難民申請を希望する移民を支援する弁護士や活動家に刑事罰を科す法案を可決した。「不法移民を手助け」した場合、最長1年の禁錮刑が科されることになる。 ビクトル・オルバン首相が率いるハンガリー政府は、新法案を「ソロス阻止法」と呼んでいる。ハンガリー生まれの著名投資家ジョージ・ソロス氏がイスラム教徒の移民支援を行っていると、政権が非難しているためだ。
画像説明, パレスチナ自治政府のアッバス議長は9月下旬からの国連総会に出席するため、米ニューヨークを訪れる予定だった(写真は、2023年9月の国連総会一般討論で演説するアッバス議長) 9月下旬から米ニューヨークで開かれる国連総会を前に、米国務省は29日、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長をはじめ、パレスチナ自治政府やパレスチナ解放機構(PLO)の関係者約80人に対し、ビザ(査証)の発給を制限する方針を発表した。議長らは、国連総会の一般討論に出席する予定だった。
2025年8月26日、NHKはJICA(国際協力機構)の「ホームタウン」事業をめぐる誤情報の問題を報じた(参照)。この事業は、TICAD9(アフリカ開発会議)に合わせて日本の4自治体をアフリカ諸国の「ホームタウン」に指定し、交流を深めるものだ。千葉県木更津市はナイジェリアと結び付けられたが、SNS上で「移民の定住を促進する制度」「特別ビザの発行」といった誤解が広まり、市役所に700件以上の抗議電話が殺到した、という。林芳正官房長官は記者会見で、事業は短期研修を目的とし、移民や特別ビザを想定していないと説明。ナイジェリア政府の誤記載にも訂正を求めたと述べた。 しかし、このNHKの報道は極めて不十分であった。誤情報の発生源と拡散プロセスを明確に分離せず、「SNSで誤情報が広がった」と概括するのみで、具体的な起点や背景に踏み込んでいない。特に、ナイジェリア政府の誤記載を報じたBBC Pidgin
Japanese politics is a usually steady ship, verging on the boring most of the time. Not anymore. Last Sunday, a once obscure far-right party, Sanseito, surged from one to 15 seats in the elections, making them a serious contender in Japan's political scene. With their "Japanese First" slogan, riffing off US President Donald Trump's "America First", they have truly ruffled the feathers of the rulin
2021年1月6日の米議会襲撃に関わり有罪判決を受けた極右団体プラウド・ボーイズのリーダー5人が6日、起訴中に権利を侵害されたとして、アメリカ政府を相手取り1億ドル(約145億円)の損害賠償を求める訴訟を起こした。
かつては「最高の関係」にあったドナルド・トランプ米大統領と、米富豪イーロン・マスク氏が5日、お互いを公然と非難し合った。両者の非難合戦が表ざたになって間もなく、マスク氏がCEOを務める電気自動車(EV)大手テスラの株価は14%急落した。 ホワイトハウスを訪れたドイツのフリードリヒ・メルツ首相と共に記者団を前にしたトランプ氏は、政府が推進する大型減税を柱とする「大きく美しい法案」を、マスク氏が強硬に批判していることをめぐり、「イーロンにはとてもがっかりしている。大いに助けてやったのに」などと述べた。 これに対してマスク氏は自分が所有するソーシャルメディア「X」で、トランプ氏の言い分に次々と反論し、「大きく美しい法案」でアメリカの財政赤字は急増すると指摘。さらには、「自分がいなければトランプは選挙に負けていた(中略)何て恩知らずなんだ」とも書いた。 トランプ氏は自分のソーシャルメディア「トゥル
米ニューヨーク大学(NYU)は、卒業式のスピーチでアメリカがパレスチナ・ガザでの「ジェノサイド(集団虐殺)」を支援していると非難した学生について、卒業証書を渡すのを保留した。 学部生のローガン・ロゾス氏は14日の卒業式で、出席者らを前に、「パレスチナで現在起きている残虐行為」を非難すると述べ、歓声と、一部からブーイングを浴びた。
閉山中の富士山に登り、道具紛失などで身動きが取れなくなった中国人留学生の男性が22日、ヘリコプターで救助された。数日後、男性は置き忘れた携帯電話を捜しに、富士山に再び入山。高山病を発症し、26日にまた救助された。
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