★★★☆☆ あらすじ 心を病んだ妻がいる療養施設から帰ってきた幼い娘の体にあざがあることに気付き、虐待を疑う男。 www.youtube.com デヴィッド・クローネンバーグ監督。原題は「The Brood」。カナダ映画。92分。 感想 精神を病んだ妻を療養施設に預け、幼い娘を育てる男が主人公だ。妻に会いに行った娘の体にあざがあることに気付き、虐待を疑うことになる。しかし入院が必要な重い精神疾患の患者にも子どもと会う権利があるとは寛容だ。少し心配な気はするが、当人からすれば悪いことをしたわけでも…
引用元:shochiku.co.jp 京都の丹後半島の先端にある小さな町で暮らす夕子(松坂慶子)は、甲斐性の無い父親、肺病の母に加えて三人の妹を食べさせるために、西陣五番町にある夕霧楼で働くことになる 西陣帯の織元である甚造(長門裕之)に水揚げされ、五番町でも一二を争う売れっ妓になった夕子の元に、ある日正順(奥田瑛二)という青年がやってくる 心を通わせた幼馴染で、京都の鳳閣寺で修業をしながら大学にも通っている正順が来てくれたことに喜ぶ夕子だったが、正順は遊郭に身を落とした夕子を「汚らわしい」と非…
ロックアップ シルヴェスター・スタローン Amazon 映画「ロックアップ」を見ました。 シルベスター・スタローン主演。 日本での公開は1989年の年末だったか。 この時は上映作品の当たりで「バットマン」「ゴーストバスターズ2」「バックトゥザフューチャー2」と話題作が重なり「ロックアップ」は地味に潜んでいた記憶。 スタローン好きで、刑務所映画も好きなので、普段なら見にいくとこを他の話題作を優先。 映画館では見ませんでした。 スタローンが演じるフランク・レオン。 出所を半年後に控え、恋人との楽しい…
(原題:A HOUSE OF DYNAMITE )2025年10月よりNetflixから配信が開始されているが、その前に一部劇場で先行上映されており、私はそれを鑑賞した。ポリティカルスリラーとしては構成に難があるため諸手を挙げての高評価は差し控えたいが、それでも重大なテーマとモチーフが提示されており、観る価値は大いにある。第82回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門に出品され、好評を博したらしい。 ある日、アラスカ州にあるエルメンドルフ空軍基地が、アメリカ本土に向けてICBMが放たれたこ…
前回ダミアンを殺害しようとして失敗した大使の弟(つまり叔父)の家から始まるのよね。そこにダミアンは引き取られていた。 開始早々残念なのはカメラワークがイマイチになってしまったことね。監督が変わったんだわ。前みたいに画面に注意を惹きつける意図が感じられないのよ。まずはダミアンの不気味さを察していたおばあさんから殺されてしまう。今回は、ダミアンといとこの学校生活と、叔父の会社の経営の話の2軸で展開していくわ。 この作品のハイライトは、ダミアンが学校でいとこのために力を使って同級生を苦しめたってシーン…
「ソーゾク」 亡くなった母親の子供たちのうち亡くなった息子の妻である中山忍は相続の対象から外れて、実の娘と息子だけが対象になる。中山は「東京物語」の原節子にあたると考えていいのだろう。 中山が義母と住んでいた家は売って現金化して分けるのかというとそのあたり曖昧で、中山はカネを受け取るのを断るのだが、「受け取って欲しい」=善意から「かえって面倒だから受け取れ」と半ば強制になる。 だいたい、こう空き家が都内でも増えていると(約90万戸、率にして10%強)、右から左に売れるのか。 長女の大塚寧々、三女…
ミーガン、オフ!!! アマプラで無料で見られるホラー映画にあったので、なんとなく見たら当たりでした しばらくまともな映画を見つけられてなかったのもあってとても楽しめた 「ミーガン、オフ!」というのが夫と私の間で流行るくらいに というのが既に数か月くらい前のこと・・・ それが最近になって、ミーガン2.0とかいうのがアマプラに来たー! 早速見てみました ミーガン、ホラーじゃなくてアクションになっとるやん そしてそれが成功している・・・! めちゃくちゃいい映画だった ちゃんと日本語吹き替えもあるし、字…
「チェーンソーマン レゼ編」を観てきた。 あわせてよみたい 「チェーンソーマン レゼ編」を観てきた。 今日は朝はじっくりと長寝をして、そして午前中はふるさと納税で届いた全世界の色んな産地のスペシャリティコーヒーなんかをいただきつつ、適当に水曜どうでしょうを見るなどしていた。 しかしまー、スペシャリティコーヒーが1kg分というのは確かに豪華ではあるが、一人で消費する分量を超えてしまってるな。これがコストコの安コーヒー豆であるなら、適当にコーヒーメーカーでぶん回して朝のカフェイン摂取要員として使うこ…
靑森市からこんばんは。今日は日曜日、10月26日。天気は夕方から雨の予報だったので、ドライブには出掛けてなかった。ま、ランチは外食で、食べたあとの買い物くらい。おう、あとはGEOにも行きました。 10月26日(日): 今日は8時以降に起きて、ちょっとのんびりしてた。運動を始めたのは9時45分くらいから。トレッドミルトレーニングをする前に朝食を食べた。妻は朝10時髪切りの予約をしてたので、髪切りに行っている間、自分は運動を始めた。運動音楽の友は下記の3枚のアルバムでした。 Loudness [So…
フランス映画。 世界的指揮者のティボは白血病にかかり、骨髄移植のドナー探しをする中で、妹と血のつながりがなく自分が養子であること、さらに生き別れた実の弟の存在を知る。 弟のジミーから骨髄の提供を受けて、ティボは一命を取り留める。 ジミーは学食で調理師をしながら、地元の吹奏楽団で音楽を嗜んでおり、絶対音感の持ち主だが、兄弟の育った環境の違いで、大きな格差が生まれてしまっている。 ティボはジミーが吹奏楽団の指揮者を務めることを手伝ったり、二人の空白の時間を埋めるべく奔走する。 同じぐらいの才能の二人…
・youtu.be 大好きな「幸福なラザロ」の監督の映画。 主演はついこの前見てめちゃ良かった「チャレンジャーズ」で自信満々のモテ男を演じてたジョシュ・オコナー。 チャレンジャーズでは強引で傲慢で、わたしは好きじゃない役だったけど、ここでは「ラザロ」が生まれ変わって汚れたおっさんになったような純な役。いつも戸惑ってるような眩しそうなもの問いたげな目の魅力満載であった。 smallthings.hatenablog.com 映画は「ラザロ」にあった寓話感や彼の純真さから来る不思議な幸福感はあまりな…
コーヒーを淹れる時間、映画のエンドロール、夕暮れの海に沈む光。 どれも一瞬で過ぎていくけれど、その一瞬に、心が満たされる。 「時間を味わう」とは、流れを止めることではなく、流れの中に身を委ねること。 🌿 代表的な記事 👇コーヒーは人生の設計図の記事 yoshitakeotoya.hatenablog.com 👇小さな勇気を感じる「アメリ」の記事 yoshitakeotoya.hatenablog.com 👇僕のチャーシュー哲学の記事 yoshitakeotoya.hatenablog.com 🏡…
先週末に地元に新しい映画館(シネコン)がオープン。(逆に「映画館通り」の歴史ある映画館が閉館するのですが…) 地元では初となるドルビーアトモスが採用されて、「まあそのうちね…」なんて思っていたんですけど。先週の仕事でストレスを抱えたまま休みに突入しそうになり、急遽仕事終わりにモヤモヤを吹き飛ばすために行ってきてしまいました! たまたま、その時に上映していたのが「トロン:アレス」だった😅ほぼ前情報はなし、でも、Twitter(現X)でずっとフォローしてきた方が突然亡くなる前に、感想を投稿されていた…
(C)2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」 www.youtube.com 物語開始時点で既に故人である祖父・偉志が本作の功労賞過ぎて感嘆させられてしまった…。この物語は副層的に様々な事情が折り重なっているけれど、偉志が文子の夢を叶えさせたいという点は一貫していたし、また文子の挑戦によって拓磨や綾に影響が生じる構図が本当に美しいものでしたよ…… また、本作では時折意図の読み取り難いカットが幾つか出現したのだけど、そうしたカットが最終的に美しく纏め上げられる様にも感動してしまった。物語…
2025年10月26日、ジャーナリストの伊藤詩織さんが、自身が監督を務めた映画について謝罪文を公表しました。 アカデミー賞にノミネートされ、世界50カ国以上で公開されたこの映画が、なぜ日本では観られないのか。そして、なぜ今になって謝罪が必要になったのか。 💡 実は、この映画には「映像の無断使用」という問題があり、さらに驚くことに、批判しているのは伊藤さんを8年間支えてきた元弁護士だったのです。 この記事では、映画『ブラック・ボックス・ダイアリーズ』をめぐる問題の全体像を、時系列でわかりやすく解説…
本日、2025年10月26日(日曜日)☁️☂️二度目の投稿です。 前の記事をアップした後、雨が降り始めました。 以下は、映画鑑賞記録🎥 ランキング参加中映画(←クリック感謝) ランキング参加中gooからきました(←クリック感謝) ランキング参加中映画のレビューブログ(←クリック感謝) ランキング参加中映画(←クリック感謝) ランキング参加中邦画(←クリック感謝) 「夏目アラタの結婚」🤵👰 監督 :堤幸彦 出演 :柳楽優弥、黒島結菜、中川大志 制作年:2024年 制作国:日本🇯🇵 2025年10月…
予告から気になっていた韓国映画です。ハングルの原題は『遠足』。英語では『Picnic』で、邦題もなんでこれに倣わなかったのか?タイトルが盛大にネタバレしとる…。単館公開から徐々に評判となり、韓国で35万人を動員するヒット作に成長したそうです。期間限定で上映される機会に鑑賞しました。 主人公はふたりのおばあちゃん。ソウルで穏やかに暮らすウンシムの家へ、事業経営に失敗した息子夫婦が押しかけてきます。さらに嫁の母親でウンシムの幼馴染でもあるグムスンまでもが突然訪れ、コメディタッチに物語がはじまります。…
「死霊館 最後の儀式」を見てきました。死霊館ユニバース(「死霊館」から派生した「アナベル」や「シスター」なども含めた一連の作品群)の第9作目であり、完結作とのことです。これらの作品は、実在した超常現象の専門家である「ウォーレン夫妻」が関わった事件を映画化したもので、この「最後の儀式」も作中で実話と強調されています。内容は、アメリカのある家庭が悪魔に呪われ、恐ろしい現象に苦しめられます。事件を知った神父はウォーレン夫妻に協力を求めるものの、夫妻は既に引退を表明しており、一旦は依頼を断りますが・・。…
この頃、ちょっとテレビ番組が面白く感じられないのです。 いろいろな都合があるのは分かるけれど、一般的なテレビ局しか見れない私には今の時期ちょっと辛い感じです。 贅沢と言われかねないところはあるかもしれないけど、毎週楽しみにしているレギュラー番組が見れなくなるのは、やはりどうかと思ってしまいます。 逆・・・・ 続きはこちら
しゃばけ4話も家鳴が可愛かったですなぁ~。 走って逃げてるところを簡単に捕獲されて、そのままぽいっとぞんざいに扱われるところなんて妖精さんそのものじゃまいか。 はぁ、可愛い。 話は変わりまして、今日本当に久々に映画「シックス・センス」を見たとです。 調べたら1999年の作品ですって。 そら久々ですわ。 ざっくり内容は覚えてるんだけど、細かいところは結構忘れてたからめちゃくちゃ面白くて楽しめてしまった。 「ある秘密」を知った上で見ても、場面の切り替えとか角度とか見せ方とかとにかく演出がすごい! 私…
以前から見たかった2分ループコメディ! ついに視聴出来てうれピ! ……こんなエモポスターでジャンル:コメディ!? このポスター超ヒキがある
しあわせはどこに 葉山良二 Amazon ★★★ 戦争で両親を亡くした橋爪淳子(芦川いづみ)は、その境遇ゆえに就職に失敗していた。ところが、芝田建設の面接を受けた際、業界の立役者・矢沢慎太郎(二本柳寛)の目に止まり、彼の推薦で無事入社することになる。秘書見習いとなった淳子は、青年社員の松尾吾郎(葉山良二)と彼の同僚・志村徹(宍戸錠)と知り合い、3人で相模湖へ遊びに行く。 原作は小糸のぶの同名小説。 豊頬手術前の宍戸錠が登場する。線の細いイケメンといった風情だ。役柄は残念な卑劣漢で、芦川いづみ演じ…
チョン・ジヒョン× カン・ドンウォン主演 大統領候補だった夫の死をめぐり 妻とボディガードが真実を探す政治アクションロマンス 2人が信じ守るものは・・・ 出典 「北極星」 Disney+ (ディズニープラス) 演出 キム・ヒウォン 「会いたい」「運命のように君を愛してる(共同)」「カネの花~愛を閉ざした男~」「王になった男」「愛の不時着(共同)」「ヴィンチェンツォ」「サウンドトラック #1,#2」「シスターズ」「涙の女王」脚本 チョン・ソギョン 「マザー〜無償の愛」「シスターズ」/ 映画 「ミオ…
鑑賞作品:「ChaO」(ネタバレ防止フィルター稼働中)アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門審査員賞 …2025年審査員賞「ChaO」(監督:青木康浩) ┗※2017年審査員賞「この世界の片隅に」(監督:片渕須直) (切り口と画像が違うレビューは「こちら」をChaO!) スタジオ4℃らしい手描き作画のアニメーション…と前評判は高かったが(奥歯にモノ 終盤の伏線回収と謎解き(?)はテンポよく疾走するのに、肝心の伏線が甘くて前半にもうちょっと時間を取るべきだったかと(序盤の「違和感」はそれなりに仕…
こんにちは。どらごんです。 6記事目は、映画作品『ホーンテッドマンション』について語ります。 つい先日、金曜ロードショーにて放送されていましたね。なんと今週の金曜ロードショーでは、前回記事の『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』も放送されるそうです…! やはり10月はハロウィン、ディズニーづくしということで、一緒に満喫していきましょう!それでは、どうぞ~! www.disneyplus.com 1.作品概要 2.あらすじ 3.キャスト 4.キーワード「幽霊のウィンク」 5.作品テーマ「信じる」に…
仄水。1800円払いたいくらい、良い映画です。 世知辛。世の中の親御さんたちを尊敬します。 技術。テクノロジーはいずれ悪霊すら駆逐します(断言)。 映画『仄暗い水の底から』の感想・レビュー。ちょびっとネタバレアリ。未見の人は引き返してもいいし、そのまま読んでくださってもいい。
自分でもよくわからないけど、この映画が好き?気になる?引っかかる?ので、出来る限り言語化してみたいと思う。ちなみに映画を見たのは2回目で、そのあとにメモ帳にばばばっと殴り書きしたのをここに書き写しているだけです。 皆どんな風に感じてるんだろう?というのが気になって投稿してみます。 諦めとも違う卓越した何か、あれを手に入れたい。 しっかり熟成されたワインとかウイスキーみたいな 様々な人がいるけどそれぞれに世界がある →主人公が「この世界には別々の世界があって、それらは混ざり合わない」 そしてそれは…
雨が続く。 朝、コーヒーと野菜サラダとハムエッグ、パンを食べた。最近のフェバリットは、バルサミコ酢入りトマトケチャップ(カゴメ)をハムエッグにかけて食すのが好きだ。 【セット売り】バルサミコケチャップ パウチタイプ 120g×2個 ノーブランド品 Amazon 朝は、少しアマプラを見ていた。 その後、ここ数日の雨で乾いていない洗濯ものをコインランドリーで乾かし、その後スーパーで、第一パンのファッショドーナツとバナナ、冷凍のから揚げを購入し、家に戻った。 来週分のYシャツにアイロンをかけ、昼飯はス…
本日は、2025年10月26日(日曜日)☁️です。 妻は妻の姉と岡本知高のコンサート「岡本知高 Concerto del Sopranista 2025」に行っており、一人留守番です。 少し外出して「アプライド」と「ホビーボックス小倉店」「ベスト電器」と、妻がいたら巡回しないコースを回りましたが、特に収穫はありませんでした。 以下は、漫画の記録です。 ランキング参加中映画 ランキング参加中gooからきました ランキング参加中映画のレビューブログ 「木根さんの1人でシネマ Vol.4」🛗 著者 :…
今日はららぽーと磐田へ。 I went to see a movie for the first time in a while. 久しぶりに映画を観に行きました。 映画を観るのは子供が小さい時にポケモンの映画を一緒に観に行った以来の気がします。 TOHOシネマズへ。 鑑賞したのは「国宝」。 ロングラン上映になっている映画です。 普段テレビを見ないのですが、鹿児島を訪れた時に家族の車にテレビがあって、バラエティ番組で映画「国宝」について紹介されていて、観てみたいなと興味を持ったので今日観に行くこ…
『君の名は。』に潜むスピリチュアル構造とは 夢・時間・記憶の循環構造 テッシ―(勅使河原)が熱心なオカルトマニア 神社家系と霊的アクセスの秘密 結びが象徴する神道的“縁(えにし)” 黄昏時と“かたわれ時”の境界体験 文字化けが示す現実の書き換え 彗星と月が示す因果のサイン まとめ:スピリチュアル視点で再び観る『君の名は。』 『君の名は。』に潜むスピリチュアル構造とは こんにちは。ゆきおアンテナです。以前の記事で映画『君の名は。』について、スピリチュアル要素も絡めた軽いレビュー記事を書きました。 …
人間という生き物は『変化』を恐れる生き物だという。 それが小さな変化であっても。 自分の日常やルーティンを変えることを好まず、同じことを繰り返しがちだ。 僕もそうだ。 そんな僕が勇気を出して日常に小さな変化を起こした話(レイトショー観ただけ)である。 今月は忙しい。 土日も仕事が入っていることが多いため、丸々休めるのは3日間しかない。 その忙しい10月の中でももっともタイトでタフな戦いを強いられたのが先週末だった。 その最も忙しいさなかに、あえてのチャレンジを敢行した。 絶対にすぐに休んだほうが…
1992年公開の『ミスター・ベースボール』(Mr. Baseball)は、フレッド・スケピシ監督によるコメディ映画です。 トム・セレックが主演を務め、日本プロ野球(NPB)でプレーする助っ人外国人選手の奮闘と文化の違いに戸惑う姿を描いています。 舞台は日本の愛知県名古屋市で、当時のNPBや日米野球文化の違いも垣間見られる作品です。 異文化交流とユーモア 米国から日本にやってきた主人公ジャックは、勝手の違う日本野球のルールや習慣に戸惑いながらも、チームメイトや監督との交流を通して成長していきます。…
「冷や汁」が好きなんです。 夏限定で出してくれるところが多いのですが、限定の「夏」が短すぎる! せめて九月いっぱいは出してくれ! そう願ってやまない毎度の夏。来年こそは……。 さて今回は映画『シャイン』が面白かったので語りたいのです。1996年の映画ですが、今にも通じる普遍性があると思いますです。 シャイン : 作品情報・キャスト・あらすじ - 映画.comeiga.com ※以降、ネタバレを含みますのでご注意ください。 “挫折と復活”だけじゃない! 注目すべきポイント 本作は実在のピアニスト「…
SNSを見ていると、勝手に映画の信頼を置かせてもらっている人が、「ワン・バトル・アフター・アナザーが超面白い」と投稿していた。それでXなどを調べていると「映画を観たって感じ!」などとある。 私は映画を観た!って感じの映画が好きだ。別にアクションやSFが好きというわけではないのだけれど、ただ日々が過ぎていく、ゆっくりとしたドラマはあまり好まない。眠くなってしまうし、配信されたら観ればいいや、と思ったりするからだ。でも、ミニシアター系のあんまり配信されなさそうなやつは観に行ったりもする。まぁとにかく…
終活をテーマとしたヒューマンコメデをテーマとしたヒューマンコメディ。 あらすじ 感想 セリフ あらすじ 結婚五十年になる大原夫妻。夫の真一(橋爪功)が定年退職後、家にずっと居ることで妻の千賀子(高畑淳子)は夫源病に陥っていた。相手への気遣いも全く無くなり、真一は健康麻雀、千賀子は健康コーラスに通って趣味仲間にお互いの愚痴を言い合う、熟年離婚寸前の夫婦であった。そんな折、娘の亜矢(剛力彩芽)は自分が営むキッチンカーの客で、葬儀社に転職したばかりの菅野(水野勝)と出会う。菅野から終活フェアに誘われた…
2023年に公開されたアメリカ映画です。 「インディ・ジョーンズ シリーズ」の第5作目で、前作の「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」からは15年を経ての登場です。 ストーリーやサプライズという点ではまったく平々凡々といったレベルの作品なので、正直、私のような年代の観客にとっては、“郷愁” 以外の楽しみはありません。 この「インディ・ジョーンズ シリーズ」の第1作目「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」を観たときの衝撃は忘れられません。高速で走るジェットコースターに乗っているようなワ…
2002年東京。戦闘機から発射されたミサイルがベイブリッジを破壊した。引き続き発生する事件により、警察は自衛隊に対し強硬手段に出る。一発のミサイルが平和な東京を一変させるのであった・・・。 1993年の作品。4Kリバイバル上映を鑑賞。我々の享受する平和の脆さ。非日常に陥っていく生活の中での日常。ロケハンが活かされたシーンの数々。押井守のスタイルが良い方向で滲み出た作品。1作目のエンタメから叙情的な作品となっている。 あの1作目があったからこその2作目なんだろう。こちらも時代を代表する作品。 機動…
これを読む前に言っておくッ! 俺はさっきこの映画をほんのちょっぴりだが体験した。 い、いや・・・体験したというよりはまったく理解を越えていたのだが・・・ あ・・・ありのままさっき思ったことを話すぜ! 俺はモニタの前で映画を見ていると思ったら、いつの間にか停止していた・・・・・ な、何をいっているのかわからねーと思うが、俺も何をしたのかわからなかった・・・ 頭がどうにかなりそうだった・・・・・ 催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねぇ・・・ もっと恐ろしいものの片鱗を味わった…
10月27日(月) 13:00~NHK BS で、当ブログで以前ご紹介した 『刑事ジョン・ブック 目撃者』(1985年/監督:ピーター・ウィアー) が放映予定です。 ハリソン・フォード演じる刑事ジョン・ブックが、犯罪を目撃した少年とその母親の暮らすアーミッシュの村で争いやテクノロジーを否定する独特の文化に接する。母親とジョン・ブックは恋に落ちるが・・・。実際のアーミッシュの村でロケし、現代文明のあり方を見つめなおすきっかけともなった映画です。記事では撮影裏話にも触れていますのでどうぞご一読くださ…
Emperor ピーター・ウェーバー監督作の『終戦のエンペラー』を観ました。 昭和天皇の戦争責任の調査と恋人のアヤを探すフェラーズ准将とワシントンDCから天皇の処刑を要求されているダグラス・マッカーサー元帥率いる連合国軍総司令部(GHQ)が戦後日本の占領統治に向けて歩みだしていくまでを描いた作品です。 今作はフェラーズ准将とアヤのストーリーにウェイトが偏っているので、大統領選に出馬するためには日本の占領統治をなんとか成功させたいダグラス・マッカーサーと天皇の処罰だけはなんとか避けたい日本政府と宮…
東映が約25億円を掛けて製作した叙情詩的な人間ドラマで、沖縄県内の嘉手納基地周辺に住む若者たちの群像劇。邦画といえば10億円いかないくらいの製作費が相場ですが、その2倍をゆうに超える製作費。しかし内容は米軍基地問題を根底としただいぶポリティカルな内容。東映も攻めたなあと思っていたら案の定大コケをしているらしいんですが、沖縄が太平洋戦争中における日本唯一の決戦地であることの因縁なども盛り込まれており、この内容で大作を作ったこと自体は大変意義のあると個人的に思います。 ただ、描くべき要素が多かったこ…
BS日テレで平日のお昼にドラマ『俺たちの旅』(1975~1976)の再放送が始まりました。来年一月に新作映画が公開されるそうで、その宣伝でしょう。今回は三本のスペシャルも放送される予定だそうです。あと過去の地上波の再放送ではカットされていた部分が残っていたりして、気合いが入っているのかなと思います。(第一話でいきなりヨーコさんのおっぱいがそのまま出たりしてた ← 今の地上波では無理でしょう) 本放送時に家族で見て楽しんでいたドラマです。軽快なコメディかと思えば重いテーマも扱うドラマで、この二層構…
その走りは、まるで風のようだった。 観る者すべてを魅了し、誰も追いつけなかった名馬ディープインパクト。 サンデーサイレンスの最高傑作として日本競馬の歴史を変え、引退後も種牡馬として 新たな血統の時代を築き上げた「永遠のチャンピオン」である。⑦サンデーサイレンス系(1986)【日本競馬を変えた黒い衝撃】血で時代を支配した静かなる革命 ⑧ディープインパクト系(2002)【日本競馬の頂点に立った神の子】栄光と伝説を刻んだ永遠の三冠馬 ⑨リアルインパクト系(2008)【安田記念&豪G1覇者】世界で輝いた…
★★☆☆☆ あらすじ 遺族に依頼され、転落死した男子高生の遺体の修復・保存(エンバーミング)を行っていた女性は、事件に巻き込まれていく。 www.youtube.com 高島礼子主演、松重豊、鈴木清順ら出演。青山真治監督。96分。 感想 遺体の修復・保存を行う女性が主人公だ。序盤は転落死した男子高生の遺体を修復する過程が丁寧に描かれていく。脳みそが飛び出した頭蓋骨を修復し、目玉をはめ込むなど、その様子はかなりグロテスクだ。しかし、それでもまだ遺体はきれいな方で、実際の遺体はもっとぐちゃぐちゃのよ…
引用元:amazon.co.jp 1958年のフランス映画 ぼくの「伯父さん」とは、ジェラール少年が慕っているユロ伯父さん(ジャック・タチ) 独身、無職、そして無口で優しいこの伯父さんに、ジェラールはとても懐いている 電動で開閉する門、ガレージのシャッター、玄関前の噴水、、 とても裕福な上に近代的な自宅、そしてその自宅が自慢でたまらない両親に抵抗を感じ、浮世離れした伯父さんといつも遊んでいる プラスティック工場の社長をしているジェラールの父親は、妻の兄にあたるユロがいつまでもフラフラしているのが…
「ファイナルデスティネーション」シリーズ第6作にして最終作となるそうな。私は第2作まで見た記憶があります。「死のピタゴラスイッチ」的な、かなり悪趣味な楽しみ方をする作品で、6作目まで作られているとなると、かなりの好事家がいるんでしょうね。本作は劇場公開が危ぶまれたのですが、ファンの活動もあり劇場公開されたそうですが、私は配信で視聴。 youtu.be まず、冒頭が「話が早くて助かる」みたいに人がバンバン死んでいく。ここでもうこのシリーズ所見の人にも「これは真面目に見る映画ではございません(ニチャ…