こんにちは、山本です。今週も栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪
さて、先週の前振りでも書いた突然の喉の異変です。ここに書いたぐらいで、あとは一緒にいた栗東の記者仲間ぐらいしか知らないというのに、昨日から栗東では何度も「体調悪いらしいですね」と聞かれまして…。「随分と治ったで」と答えるものの、その声は若干かすれ気味で多少、咳き込むこともあるので完調というわけでもなく…。
金曜の午前中のある一時間で急激に声が出なくなった、というのは書きました。土曜日は本当に全く出ないに近い状態。で、帰宅してからの日曜、月曜は休みで用事があったのですが、ともにキャンセルです。これね、厄介なことに痛くもなければ、熱っぽいなんてこともない。だから、風邪薬を即服用もどうかと思い、ただトローチをなめ、おとなしくしているぐらいでした。月曜日から少し復活して、火曜日は電話などでようやく話せるようになりました。ただ、長話は枯れ気味になります。今日の取材でもそんな感じを残しつつ、一応何とかこなせた、と。ただ、さすがにマスクはつけましたよ。コロナ禍以来、3年ぶりぐらいです。まぁ、今回のことで痛感したのは声って大事。ホントに不便というか、イライラします。特に他の部分が健康な時は余計に…。今さらですが、これから喉を大事にしていきます。まずは手洗い&うがい…、ってコロナ禍では毎日やってたのになぁ。
ということで、そろそろ本題へ。今日は今週の栗東でのナマ情報を中心にお伝えしましょう。
福永厩舎でもみじS2着だったダイヤモンドノット(牡、父ブリックスアンドモルタル)ですが、ルメールJとの新コンビで京王杯2歳Sを目指すことになりました。「負けたけど、この馬は上手に走れていたし、あれでいいと思います」と福永調教師は勝ち切れなかったですが、非常に前向きにとらえていました。
あと、栗東にはロングトールサリー(牝、父キタサンブラック、母グローバルビューティ)が入ってきています。現時点では11月16日の京都芝2000メートルでのデビューを考えているようです。お母さんはアルゼンチンのG1勝ち馬。「角馬場ではまだバラバラなんだけど、走らせるといい。徐々に良くなりそうだけど、走ってくると思うよ」と福永調教師の期待は高そうですよ。一方、同じキタサンブラック産駒の牝馬ですが、ワタクシがPOGドラフトで指名したザタイムハズカム(牝、父キタサンブラック)は立て直すために放牧へ。こちらは復帰戦まで長そうだな…。
続いては池江厩舎。来週11月2日の京都芝マイルでヒシアイラ(牡、父モーリス、母ジングルベルロック)がデビューします。「いいスピードがあるので、芝のマイルから試してみます。かかるようなわけでもないので、距離は延ばしてもよさそうですけどね」と池江調教師。まずまずの手応えを持っているような雰囲気でした。あと、ディアドラの全弟になるイベントホライゾン(牡、父ハービンジャー、母ライツェント)はゲート試験後に放牧。「阪神ぐらいになるかな」とトレーナーはデビューへの青写真を描いていました。
続いては上村厩舎。兄にヴァンキッシュランを持ち、セレクトセールで1億9000万円がついたベラジオヴァレル(牡、父ロードカナロア、母リリーオブザヴァレー)が調教を積んでいます。来月8日の京都芝1800メートルに川田Jでデビューを予定しています。「いいけどね。乗ってしっかりしているし、背中の感じもいいですよ」と自ら調教をつけている上村調教師の感触はいいですね。今週も古馬のオープン馬相手の併せ馬でいい動きをしていましたし、かなり面白そうです。
最後に友道厩舎。先週の東京で新馬を勝ったアドマイヤクワッズ(牡、父リアルスティール)はデイリー杯2歳Sへ向かうことになりました。鮮やかに差し切った初戦の内容から「距離が延びても大丈夫なのでは」と感じたトレーナー。ただ、同時に小回りの中山というイメージもわきづらいということで、朝日杯FSを大目標とする中で、ステップとしてデイリー杯2歳Sを選択したという感じでしょうかね。先々、マイル路線専用という感じではなさそうです。
あとは先週も触れたラヴェニュー(牡、父ロードカナロア、母コンテスティッド)。この馬、友道調教師への取材の感触も良かったです。「ゲート試験後に休ませて、良くなったね。今週の動きもよかった。カナロアだけど、距離ももちそうな感じがするし、1600~1800メートルを考えている」。そんな話をした後、カムニャックのお話(本当に元気そうです!)などをしていたんですが、その最後に「決まったよ」とトレーナーがぽつり。それがラヴェニューのデビュー戦でして、11月8日の東京芝1800メートルに戸崎Jで出走することが決まりました。この馬、要チェックです。
ということで、今日はここまで。また、明日です。ではでは