東京11R・神無月ステークス・馬トク激走馬=アドバンスファラオ
前走のクラスターC(盛岡、3着)で久々に復調の走りを見せたアメリカンファラオ産駒。自分の競馬ができないともろい面があり、とにかくスムーズなゲート入り、駐立からの好スタートが好走の必須条件になる。
その前走は、大井でも勝ち鞍のある笹川翼騎手とのコンビ。スタートからしっかり気合をつけ、最後まで粘り強く脚を使わせる巧みな騎乗だった。
中間は間隔を空けたことで、落ち着きが出て好気配。10月5日に外厩・チャンピオンヒルズから帰厩して、坂路で好時計を連発し、調子は絶好だ。一にも二にもゲートを出て、スムーズな競馬を―。大得意の雨を含んだ馬場での大駆けがあって不思議のない出来にある。