【東京11R・神無月ステークス】ジャスティンアースから入る。前走は5戦ぶりの芝で初の6ハロン戦。道中で流れに乗れず最後方の競馬になったのも仕方なかったが、直線は上がり最速33秒1を繰り出して0秒4差まで詰めた内容に能力の高さを感じた。砂に戻れば2~5走前に2勝、3着2回。まだ底を見せておらず、距離延長も魅力だ。
中10週と少し間隔は空いたが、1週前は栗東・CWコースで6ハロン81秒0―11秒4の好時計。今週は新コンビとなる菅原明が騎乗して坂路で53秒5―12秒4。馬なりでこの馬としては速い時計(自己ベスト53秒0)をマークしており、力を発揮できる態勢にある。
振り返れば昨年2月のきさらぎ賞(5着)で1着ビザンチンドリーム、2着ウォーターリヒトといったのちの重賞ウィナーを相手に0秒2差と非凡な素質を披露していたキズナ産駒。より適性のあるダートで勝機をうかがう。
インユアパレスは初の斤量59キロがカギも、こなせればオープン連勝の力は十分。モズミギカタアガリは勝ち鞍がある左回りでひと押しが利けば。