10月26日の京都4R・2歳新馬(ダート1800メートル=16頭立て)は、松山弘平騎手が乗った3番人気のダノンバーボン(牡2歳、栗東・池添学厩舎、父マックスフィールド)がハナを切ると、直線入り口でセーフティリードを築くとあとは独走。最後は手綱を緩める余裕をみせ、10馬身差の圧勝だった。2着に4番人気のファイアスピリット(松若風馬騎手)が入り、さらに2馬身半差の3着に15番人気のキタノシャカール(池添謙一騎手)が入った。勝ちタイムは1分51秒9(重)で、レコードと0秒9差の好タイム。
これが今年の110勝目となった松山騎手は「スタートも練習通り速くて、マイペースでリズム良く行けました。追ってからも突き放して、最後は持ったまま。強かったと思います」と振り返った。
池添調教師も「強かったですね。時計も速かったですし。ジョッキーは脚抜きのいい馬場が合うと言ってました。調教では目立った動きはしていませんでしたが、ワンペースでダートは向きます。馬っぷりもいいです。初戦からこんなパフォーマンスができるとは思っていなかったです。大事に使っていきたいです」と喜んでいた。