はてなキーワード: 色温度とは
僕は日曜の夜という人類全体のメランコリー共有タイムを、極めて理性的に、そして効率的に過ごしている。
まず夕食はいつも通り19時15分に完了し、食後45分間の腸内活動を経て、20時にシャワー、20時30分から22時まで論文の読み込み。
現在は、僕の手の中のホワイトボードに描かれた「E∞-operadにおけるモジュラーテンソル圏の超準同型拡張」の式が、あまりにも優雅すぎて震えが止まらない。
ルームメイトが僕の部屋のドアを軽くノックして「リラックスしたら?」などと的外れな提案をしてきたが、彼にとってのリラックスとは、脳活動の停止でしかない。
僕にとってのリラックスは、∞-カテゴリーの高次ホモトピー圏の中で、対称モノイダル構造の可換性条件が自然変換として収束する瞬間を可視化することだ。
今日は、朝から「高次モジュライ空間における非可換カラビ–ヤウ多様体のファイバー化」について考えていた。
一般相対論と量子力学の不一致などという低次元の問題ではなく、もっと根源的な、物理法則の「トポス構造」そのものを再構築する試みだ。
つまり、時空という基底圏を前提にせず、まずモノイド圏の内部論理としての時空を再構成する。
これによって、弦という一次元的存在ではなく、自己指標付き∞-層としての「概念的弦」が定義できる。
現行のM理論が11次元を仮定するのは、単なる近似にすぎない。僕のモデルでは次元数は局所的に可変で、Hom(Obj(A), Obj(B))の射空間自体が物理的観測量になる。
もしこの理論を発表すれば、ウィッテンですら「Wait, what?」と言うだろう。
隣人は今日も昼間から玄関前で何やらインスタライブ的な儀式を行っていた。
彼女は一生懸命ライトを当て、フィルターを変え、視聴者数を気にしていたが、僕はその様子を見ながら「彼女は量子デコヒーレンスの具現化だ」と思った。
もちろんそんなことは口にしない。僕は社会的破滅を避ける程度の理性は持っている。
22時前、僕は友人たちとオンラインでBaldur’s Gate 3のマルチプレイをした。
友人Aは相変わらず盗賊ビルドで味方のアイテムを勝手に漁るという犯罪的行為を繰り返し、友人BはバグったAIのように無言で呪文を詠唱していた。
僕はWizardクラスで完璧に戦略を構築した。敵のHP残量と行動順序を正確に把握し、Damage Expectation Valueを算出して最適行動を決定する。
つまり、他のプレイヤーは「遊んで」いるが、僕は「検証」しているのだ。ゲームとは確率と因果の実験装置であり、何より僕がゲームを選ぶ基準は「バランスの崩壊が数式で表現できるか否か」だ。
今日もルーチンを乱すことなく、歯磨きは右上奥歯から反時計回りに、時計を見ながら正確に3分40秒。
寝る前にアロエ入りのリップクリームを塗り、ベッドライトの色温度を4000Kに設定する。音はホワイトノイズジェネレーターを使い、宇宙背景放射のスペクトル密度に近づける。完璧な環境だ。
僕はこれから、寝る前の最後の思索として「量子群上の∞-層圏における自己準同型が、時間の矢をどのように内部化できるか」についてメモを取る。
もしこの仮説が成立すれば、「時間とはエントロピーの増加方向」という古臭い定義は無効化されるだろう。
時間は生成関手であり、僕が眠っている間にも自然変換として静かに流れていく。
還暦を過ぎてから、長年の夢だった”自宅に映画館を持つ”計画を実行に移した。
若い頃から映画が好きで定年後に時間ができたら作ろうと漠然と考えていたが、実際に着手してみると想像以上に手間と費用がかかった。
以下は、記録として残しておきたいと思う。
地下一階に8畳ほどの物置部屋があり、もともとは古いワインセラー兼倉庫として使っていた場所を映画室に転用することにした。
天井高は約2.3メートル、コンクリート打ちっぱなしの壁面。湿気が多く、まず最初に除湿と防音の両立が課題となった。
・防音工事:約78万円(吸音材・遮音シート・壁パネル施工含む)
・床上げ+防振マット施工:約22万円
合計で約149万円。
この時点で、当初の想定額(100万円以内)はすでに超えていた。
防音工事は最も大きな出費になった。
使用したのは旭化成のサウンドカットNT吸音パネルと、YKKの遮音ドア。
天井にはグラスウール断熱材を50mm厚で敷き詰め、その上に遮音シートを重ね、化粧パネルで仕上げた。
ドアは外開きの防音仕様で閉めると耳が詰まるような密閉感がある。
次に問題になったのが空調。
防音室は密閉度が高く、換気が悪い。
家庭用のダクト式換気扇を2台設置し、吸気・排気の両方を分けて運用。
これらの設備関連だけで約40万円。
電源も100V→200Vのコンセントを追加し、プロジェクター専用回路を確保。
配線は壁内を通して見た目をすっきりさせた。
スクリーンは悩んだ末にキクチ科学研究所のSE-120HDWを選択。
天吊り金具SLG-011とHDMIケーブル(エレコム製20m、5,800円)を併せて取り付けた。
映像ソースはPanasonicのDP-UB9000(UHD Blu-ray対応プレイヤー)を導入。
これが約17万円。
さらにNAS(Synology DS220+、約5万円)を設置し、自宅サーバーに保存した動画をLAN経由で再生できるようにした。
スピーカーはフロントにBowers & Wilkinsの「607 S3」(約11万円×2台)、センターにHTM6 S2(約9万円)、リアに「606 S2」(約10万円×2台)、サブウーファーはYAMAHAのNS-SW100(約4万円)を選択。
サラウンドケーブルはオヤイデ電気のSP-3398(メートル単価550円)を20m使用。
ラックやスピーカースタンドを含めるとさらに10万円上乗せとなった。
映画館の雰囲気を出すため、座席にはリクライニング式のシアターチェアを導入した。
左右にドリンクホルダー付きの肘掛けを備え、電動リクライニング機能を持つ。
床は吸音カーペット仕様で、サンゲツのNT-700を採用(1平方メートルあたり3,800円)。
壁面は黒の吸音クロス仕上げに変更し、余計な光の反射を防止した。
地味だが、最も苦労したのは配線整理だった。
LAN、電源、スピーカーコードを束ねて壁裏を通すために、既存のコンクリート壁にスリーブ孔を開けた。
防振ゴム付きの配線モール(パナソニック製)でカバーし、床下収納には電源タップを隠した。
木製パネルを黒塗りにして高さを低く抑え、機器の熱がこもらないよう背面を開口。
金具やネジ込み部の補強材としてスチールバー(コーナンで購入、1本1,480円)を使用。
設置後、実際に試写を行うと反響音が予想以上に強く、音がこもって聞こえた。
床と壁の反射を抑えるため、追加でニトリの厚手カーテン(遮光3級、1セット6,800円)を壁面に吊り下げた。
さらにコーナー部分にウレタン製のベーストラップ(ヤマハ製)を設置(1本9,200円×4)。
音響調整には無料ソフト「Room EQ Wizard」を使用。
マイクはBehringerのECM8000(約9,800円)をPCに接続し、周波数特性を測定。
AVアンプの自動補正機能Audyssey MultEQと組み合わせて微調整を行った。
総費用はすべて含めて約340万円。
当初想定より100万円以上のオーバーとなったが、途中で妥協しなかったことが功を奏したと思う。
運用にあたっては、電気代とメンテナンス費用が月平均で約3,000円。
除湿機と換気扇を常時稼働しているため、湿度は50%前後で安定している。
プロジェクターのランプ寿命(約5,000時間)を考慮すると、交換費用は約2万円。
年間に換算しておよそ1,500時間の稼働であれば、3年はもつ計算になる。
一番の失敗は換気経路の設計だった。
最初は排気口を小さくしすぎて空気が循環せず、夏場に室温が35度を超えた。
その後、直径100mmのアルミダクトを150mmに変更し、サーキュレーター(バルミューダ製GreenFan C2)を導入して解決。
スピーカースタンドの支柱に軽い赤錆が浮いたため、サンドペーパーで磨いて防錆塗料を塗布。
工事の打ち合わせ、配線の確認、資材の選定など、すべて自分で行った。
しかし完成した空間は日常から完全に切り離され、映画を“観る”のではなく“迎える”場所になった。
上映中は時間を忘れる。
外の音も入らず、誰にも邪魔されない。
その密度の中で一本の映画を観終えると、少しだけ若返ったような気がする。
昨日は、僕の週間ルーティンの中でも最も重要な整合性検証日だった。つまり、宇宙がまだ局所的に論理的であるかを確認する日だ。
朝7時ちょうどに起床し、ベッドの角度を壁と垂直に再測定した結果、誤差は0.03度。つまり宇宙はまだ僕を裏切っていない。
朝食の時間、ルームメイトがトースターを再び二枚焼きモードにしたが、今回は驚かなかった。僕は冷静に、バナッハ=タルスキ分割の話を持ち出してこう言った。
「君のパンは二枚に見えるが、集合論的には同一だ。したがって、君の誤りは物理ではなく測度論の問題だ。」
彼は黙ってパンをかじった。理解されることを期待するのは、もはやハイゼンベルク的非決定性と同義だ。
午前中は、僕の新しい理論「ホモトピー圏上の自己参照的弦圏理論」の検証を進めた。
通常の超弦理論がカテガリー的に整合するのは、D-ブレーンが導くモジュライ空間の滑らかさが保証されている範囲内に限られる。
しかし僕は最近、滑らかさという仮定そのものを削除し、「∞-圏上のA∞代数的自己整合性条件」に置き換えるべきだと気づいた。
つまり、弦のダイナミクスを場の配置空間ではなく、「圏の自己ホモトピー類」として定義するのだ。すると興味深いことに、背景幾何が消滅し、すべての次元は内部的モノイダル構造に吸収される。
言い換えれば、「空間」とはただの圏論的影であり、時空の実在は「自然変換の連続体」そのものになる。
これが僕の提案する“Self-fibrant String Hypothesis”だ。ウィッテンが読んだら、きっと静かに部屋を出ていくに違いない。
昼過ぎ、隣人がまた廊下で大声で電話していたので、僕はノイズキャンセリングヘッドフォンを装着し、同時に空気清浄機を「ラグランジュ安定モード」に切り替えた。
これは僕が改造した設定で、空気の流速が黄金比比率(φ:1)になるよう調整されている。これにより室内の微粒子分布が準結晶構造に近似され、精神的平衡が保たれる。
僕は自分の心の状態を量子的可換代数で表すなら、ほぼ可換な冪零理想の中にあるといえる。隣人は理解していないが、それは仕方ない。彼女の精神空間は可約表現のままだ。
午後は友人たちとオンラインでElden Ringを再プレイした。僕は魔術師ビルドで、ルーンの経済を「局所場理論の再正則化問題」として再解釈している。
彼らがボスを倒すたびに叫ぶのを聞きながら、僕は心の中でリーマン面の分枝構造を追跡していた。実はElden Ringの地形構成はリーマン面の切り貼りに似ており、特にリエニール湖の設計は2次被覆の非自明な例として見ることができる。
開発者が意図していないことはわかっているが、現象としては美しい。芸術とは本質的に、トポスの自己鏡映だ。
夜、僕はコーヒーを淹れ、久々にグロタンディークのRécoltes et Semaillesを読み返した。数学者が自分の「精神の幾何学」について語る箇所を読むと、僕の理論的中枢が共振する。
グロタンディークが述べた「点は存在しない、ただ開集合がある」という思想は、僕の弦理論観と同じだ。物理的対象とは「開集合上の自然変換」に過ぎず、存在とは測度可能性の仮構にすぎない。つまり、宇宙とは「圏論的良心」だ。
深夜、ルームメイトが僕の部屋をノックして「一緒に映画を観ないか」と言った。僕は「今日は自己同型群の可換性検証を行う予定だ」と答えたが、彼は肩をすくめて去った。
代わりに、僕はブレードランナー2049のBlu-rayを再生し、壁紙の色温度を劇中のネオン発光スペクトル(中心波長602nm)に合わせた。
完全な没入体験のために、部屋の空気を2.3ppmのオゾン濃度に調整した。呼吸するたびに、僕は自分が物質ではなく関手の束だと実感する。
カウンターで食べるちょっとお高い江戸前寿司屋に行くのが最近の趣味。主に東京都内でいくつかのお店を訪れてきた。
お店によって雰囲気も違うし、おまかせコースのメニュー構成も、味の方向性も違う。とはいえどれも各店の良さがあるなぁという感じで満足してきた。
しかし直近に訪れた店は・・・悪いがちょっと失敗だったと思った。
最初に断っておくが、あのお店は Not for me. だったのだろうということは理解している。以下はただの愚痴なのだ。
都内某所に用事があって行くことになりその地域でお寿司屋さんが無いか調べてみたところ、その地域ではナンバーワンだというお店を見つけた。ネット上の評価は上々だ。
値段も予算範囲内という感じで、しかもちょうどその用事がある日のちょうど用事が終わった直後の時間に最後の1人分の予約枠が余っていたのでこれはラッキーだと思って予約し訪れた。
店構えは昔ながらの歴史ある寿司屋とは全く違い凄く現代的な感じで、店名を表す小さな看板が無ければ寿司屋だとは気が付かないだろう。
最近はこういうおしゃれ感のあるお寿司屋さんが増えているらしく、今までも何度かそういうお店に訪れたことがある。個人的にも昔ながらのお寿司屋さんに入るのは緊張するので良いと思う。
内装も寿司屋という感じはあまりせず、洋食というかダイニングバーみたいな感じだなと思った。清潔感があるし良い意味でカジュアル感を出したいのだろうと思った。
それでいてカウンターは立派な一枚板で、そこだけは良いお寿司屋さんの雰囲気を出していた。
ただまずここでちょっと違和感を覚えた。なんか、妙に店内が明るすぎるのだ。
真っ白な照明で、光度が凄く高い。オフィスですらあんなに明るいことは中々無い。
今までの寿司屋でこれはまず無かった。色温度低めの柔らかい光で、適度に光度を抑えたものが当たり前だった。
要は真っ白で明るすぎる光では全然落ち着かないのだ。お高いお寿司屋さんで2時間のコースでこの雰囲気はちょっと辛いなと思ってしまった。
別に私は普段から照明の明るさなんて気にしてないのだが、それでも異様に感じたほどだから相当に明るかったというのが伝わるだろうか。
まぁ照明なんて些細な事さと気を取り直してコースが始まるのを待つ。が、ここでまたもう一つ残念な事があった。
こういうお高いお寿司屋さんあるあるではあるのだが、水商売の若いネーチャンを連れたおっさんがよく同伴で来ている。
それ自体は否定する気は全くない。どんな人たちであろうが美味しい寿司を食べる喜びを共有するのは悪いことではない。
ただ、中にはやっぱりいるのだ。品が無い連中が。
今回がそうだった。おっさんが若い女二人を連れて来ていたが、まぁデカい声で喋る笑う。カウンターの端と端にいるはずなのに、私に全て聞き取れる声量で話し続ける。
その水商売の店の話、店員の話、こんな変な客がいたという話、どれもこれも品のないことをしゃべっては盛り上がっている。
こういう寿司屋って良いものを食べてゆっくりと大人の落ち着いた時間を過ごす場を期待しているのに、完全に台無しである。
いやそれは店は悪くないだろうと思うかもしれないが、板前さんが一緒になって盛り上がって喋ってるのだ。寿司を握る間もずっと喋ってる。
どうやら客の方は常連で、同じ店の別の嬢とか黒服も来ていてその界隈の知り合いが多いらしいが、ちょっとぐらい調理に集中してくれよと思った。
実はこれに関しては地域差もあると思っている。
私以外が全て同伴客みたいな状態でも凄く落ち着きがあって、何度行っても品が高い空間が保たれているという地域もある。
そういう街は夜の遊びもお高いお店が多い地域だったりする。やっぱり高い店で遊ぶ人やそこの嬢というのは品格があるのだろう。まぁそういうお店行かないから知らないけども。
残念ながら今回行った地域というのは、夜のお店も程度が知れるのだろうなと思わざるを得なかった。どうせ行かないけども。
ここまでまだ寿司の話をしていない。
どんな雰囲気だろうが寿司が美味ければまぁ許せるかと思ったが、残念ながらこれまた全然満足いくものではなかった。
色々な寿司屋にそれなりの頻度で行ってきて多少は魚の良し悪しが分かるようになってきたと思うのだが、魚の質がどうも低いのだ。
元の魚自体が悪いのか、それとも処理が悪いのかまでは分からない。だが全然旨みが出ていなかったり、ものによっては臭みが出ていたりした。
今まで高級な寿司屋で臭みのあるヅケなんて食べたことなかった。寿司屋の仕事は徹底的に臭みを抜くことなんて聞いた事があるが、ここではそれが出来ていないのだ。
何でこんなに質が低い魚ばかりなんだ・・・と思いながら食べていたが、コースの途中で理解した。
板前さんがわざわざ長々と講釈を垂れるように説明してこれ見よがしに見せてくる高級食材がいくつか登場したのだ。それも魚介に限らず、トリュフとかである。
コースの料金を考えれば、それらの食材を使えば他の食材のコストは抑えざるを得ない。そういう一部の食材にお金をかけて、その他大多数の魚にはコストがかかってないなというのがよく分かった。
そして別にそのトリュフなんかが全然美味しくないのだ。寿司に全く合っていない。ありゃ完全に「映え」とか珍しさ目的で、水商売の女性を喜ばせるための物なんだろう。
さらに言えば、板前さんの技術自体もつたないものだったんだろうと思わざるを得なかった。
まず握り方がどうもぎこちない。あんなに何度も何度もグルグルとこねくり回しているのは見たことが無い。それでいて握りの形が美しいわけでもない。
細巻を切っても一つ一つ長さがバラバラだ。スッと切れていないから断面は潰れて、端の部分などは具材が半分押し出されてしまっている。
その上、キンキンに冷えた状態のネタまであった。冷たすぎて味なんて全然分からないのだ。何を考えてこんなものを出すんだ?とかなりがっかりした。
コースも半分ぐらい過ぎたあたりでもう期待するのはやめて、早くこの時間が過ぎればいいのにとさえ思っていた。
場所は都内である。決してド田舎なわけではなく、むしろ利用者数が多く発展している街の駅に程近いお店である。
その地域には美味しいお店はいっぱいある。イタリアンやカジュアルフレンチ、ちょっとした居酒屋など良いお店が多かった。だからきっとそのお店もと期待していたのだが・・・
ネットの評判が良かったのは、要は他にその地域に価格帯的に競合する寿司屋が無かったからだろう。もしくはああいう雰囲気と映えを求める人ばかりだったのか。
今まで寿司を食べてがっかりした経験は10年以上前の学生の頃に池袋の100円均一の某回転寿司があまりに不味くて2皿だけ食べて出てきた時ぐらいで、まさかこういうお店で美味しくないということがあるとは思わなかった。
今回の失敗はもうちょっとちゃんとどういう店なのかを調査していれば防げたかもしれない。逆に言えば今までは運が良かったのだろう。
今後は値段だけ見るのではなく、これを教訓としてもっときちんと調べた上で Not for me. な店は避けるようにしようと思う。
半地下室住みの増田だけど、部屋の明るさが朝も昼も夜もあんまり変わらないってのはたしかに体に良くない気がしてるのよ。
だからサーカディアンリズム照明というものを購入した。
朝は青空のように、昼は太陽のように、夜は満月のように照らしてくれるシーリングライトなんだよ。
使い始めてまだ3日目だけど、目覚めの光が非常に青い。
20000Kの透き通るような青空をイメージした色温度らしい。
ちなみに普通の昼白色が6500Kぐらいで、電球色が3000Kぐらいだった気がする。たしか。
時間によって明るさと色温度を変えましょうってのは、調色機能の付いたライト買ってスマートリモコンで設定頑張ればそれで一応できるんだよね。
でもこういうのって調光調色カーブの傾きがキモだから、専門家がそれを設定しておいてくれるならそれが楽だわ。
良い睡眠が得られるようになりたい。
本来は親友に向けたマンションリフォームのアドバイスだが、LINEで送るには長すぎるので、増田の日記として公にさらしてみる。ブコメやトラバで有用な反論が得られるかもしれない。
増田は建築士としてそれなりに経験値はあるが、住まいのあり方や価値観は本当に多様なので、N=1の意見として参照するぐらいがちょうどよい。
適切な断熱壁と二重ガラス樹脂サッシが装備されていること。それがない建築が許されるのは安藤忠雄だけ。
既存のサッシが交換できないならインプラスなどの内窓をいれればよし。
おそうじ浴槽!これが言いたくてこの長い日記を書いているといっても過言ではない。
他の設備投資を削ってでもこれを装備してほしい。日々の家事から風呂そうじを排除できるのでオススメ。
じゃあ何を削ればいいかというと、、、
化粧棚→いらない。必要に応じて山崎実業のマグネット収納をつかえばよい。
浴室乾燥機→いらない。アイリスオーヤマの除湿器で代用できる。風呂の入り口付近にコンセントを用意しておく。
上下するシャワーフック→これはいる。が、山崎実業のマグネットフックで代用可能。
風呂のサイズは1620か1616にする。この2つは浴槽が1.6mあるから足を伸ばせる。そのほかの1416とか1418 etcは浴槽が1.4mになってしまう。
ただし1616は一般に住宅用しかない。なぜか1620はマンション用もある。住宅用とマンション用の違いは施工に必要な天井の高さ(これショールームのスタッフすら知らなかったりする)。マンション用のほうが必要高が低いので、排水の勾配など制約の多いマンションでも施工できる。逆に言えばその制約さえクリアできれば住宅用をマンションに施工することも可能。
なお換気扇は選べるならパナソニック製をオススメする。パナソニック以外は換気扇の羽を外すことができない。
ノーリツのユニットバス1616。標準でおそうじ浴槽がついてくる。なぜならおそうじ浴槽はノーリツの特許だから。
だがコスパが高すぎて儲からなかったのかノーリツはユニットバス事業から撤退してしまった。。。
なぜか無垢フローリングにあこがれる人が多いが、高いし隙間が空くしメンテも大変で何がいいのかさっぱりわからん。オススメは厚突きフローリング。無垢の質感とべニヤの寸法安定性を両立している。
薄い突板のフローリングは偽物感がすごいので、だったら偽物でいい。
マンションだと防音フローリングといってふにゃふにゃのフローリングを勧めてくる工務店がいるが、これは工務店の施工が楽になる建材でユーザーにメリットはない。下地側で防音は確保できる。
ウレタン塗装やUV塗装は強靭で水を放置しても浸透しない。ただし傷ついたときの補修はプロに依頼しないといけない。自然ワックス仕上げは質感に優れるが、醤油をこぼしたのを一晩放置すると浸透してシミになる。数年おきに塗り直しが必要だが自分でDIYできる。どっちが良いかはお好みで。
ニッシンイクス150mmオーク自然オイル仕上げ/30度ナナメ貼り。
複合オーク150幅 | 無垢・複合フローリング・不燃ボード|NISSIN EX.
本当はヘリンボーンにしたかったがめっちゃ高いのでナナメ張り。
温水式にしよう。電気式は暖まるまでの時間がかかりすぎて実用的でない。
躯体あらわし!中古マンションでなければできない仕上げ!天井は水漏れでカビてなければそのままつかえるはず。ぜひやろう。
壁面は大抵のマンションで解体後にGLボンドという接着剤が盛大に残るので、上から塗装するかそのままにするかを判断する必要がある。
マンションリフォームの事例集で綺麗なコンクリート壁がでてくる場合があるが、あれはもう一回壁を仕上げなおしている。
余談だが世の中のほとんどのコンクリート打ちっぱなしの建築は、コンクリの上から打ちっぱなし風の塗装をしている(安藤忠雄のように本物のコンクリートで打ちっぱなしを仕上げるのはものすごく難しい)。一般人はその塗装をみて「やっぱコンクリート打ちっぱなしはかっこいいねー」と言っている。それは塗装だ。
たまに「コンクリート打ちっぱなしって寒くないの?」と聞かれるが、それは断熱が入っていない建築をイメージしているから。なので安藤忠雄の住宅は夏暑いし冬寒い。なお忠雄本人はタワマンに住んでいる。
マンションの場合、隣や上階に部屋があればそこが断熱として効くので打ちっぱなしでも大丈夫。
ただし床は例外。熱伝導率が高いので皮膚が触れたときに同じ温度でもコンクリートやタイルのほうが冷たく感じる。
壁面はGLボンド撤去の上、塗装。一部モルタル塗り直し。一般の壁はAEP塗装の白マット仕上げ。寝室とクローゼットはモイスという調湿建材。壁紙はきらいなので未使用。
海外勢のデカイ食洗器をいれよう。パナソニックのビルトインは買ってはいけない。あれは卓上タイプよりも食器が入らない。
海外食洗器をキッチンをいれるときは、床から天板の下端までの高さに注意してほしい。日本だとミーレがデカい顔をしてぼったくり価格で売っているが、これは高さが80cmでギリギリ日本の一般的なシステムキッチンに入る寸法だからだ。AEGやボッシュは82cm以上を要求するので、日本の一般的な85cmの高さのカウンターだと入らないことが多い。逆に言えばとにかく下を82cm確保すればどのメーカーでも入る。AEGはカゴがリフトアップする。ボッシュは耐久性が高い。ガゲナウはボッシュの見た目をかっこよくしただけ。IKEAはAEGのリフトアップを削除した廉価版。ミーレはぼったくり(2回目)。
中華料理命!でなければIHをオススメする。加熱時に上昇気流が発生しないから油が飛び散りにくいし、使っていないときはフラットだからほかの用途に使える。勝間和代氏はIHのガラスの上でうどんこねてた。
コスト削減のためシステムキッチンは購入せず、天板だけ買って大工さんに施工してもらった。天板の下は無印の収納を突っ込んでいる。これで百万ぐらいコスト削減。天板はシゲル工業で作ってもらった。スクエアシンクって手で溶接するからめっちゃ高いんだけど、ここはプレス品だから安い。
スクエアシンク | ステンレスワークトップとキッチンシンク製造のシゲル工業
その他に検討したのはキッチンハウスのグラフテクト。今でもグラフテクトはアリだと思っている。
GRAFTEKT -グラフテクト- | 家具のようなキッチン・システムキッチン
水栓はLIXILのナビッシュA6。濡れた手で触らないので、水栓周りがよごれにくい。
https://www.lixil.co.jp/lineup/faucet/navish/
換気扇はパナのDEシリーズかフジオーにしよう。メンテがしやすい。
パナはDWという10年掃除不要と謳っている製品を推しているが、あれは代わりに一切のメンテができず、10年で本体交換を必要とする地雷。
IHもパナ。グリルまでIHにしている唯一のメーカー。このグリルが優秀で、オーブン代わりになるし、パンもおいしく焼ける。おかげでヘルシオとバルミューダトースターが不要になった。
水栓は垂直面から生えたやつにすべし。立ち水栓は根本が汚れる。ダブルボウルは便利だが、なくてもなんとかなる。
LIXILのYL-537を2台設置。洗面台と水栓が一体型で、かつ壁から水栓が生えている。本来は公共施設用のものなので耐久性が高い。それでいてシステム洗面台より安い。いいことづくめ。唯一の弱点は排水トラップが真下に生えるから下の収納に制約がでる。
脱衣所にガスコンセントを引いておくと、ガスファンヒーターで冬の風呂上がりの寒さや洗面所の足元の冷えを解消できる。乾太くんやガス炊飯器もそうだが現代のガス機器は優秀なのにマイナーなのでもっと評価されるべき。
安さに惹かれてパナのアラウーノにしたが、失敗した。パナはアラウーノの素材のことを「有機ガラス系新素材」とか言っているが、これは単なるプラスチック。普段は自慢の泡洗浄で汚れを防いているが、一度洗剤が切れると陶器の数倍の速さで汚れる。しかも洗剤の消費ペースが早く毎月補充が必要。めんどい。やはりトイレはTOTOにすべきだった。パナは商品設計はとても誠実なのに、どこかに弱点があると言葉のあやでごまかそうとするのがムカつく。パナソニックが聞きなれない単語を使い始めたら要注意だ!
手洗い器は洗面所と同じで、垂直面から水栓が生えているやつにしよう。その点でサンワカンパニーはダメ。あいつらインスタ映えすることばっかり一所懸命でメンテのことを忘れてる。
人類は太陽の動きと連動して暮らす生活を何万年と続けてきたので、極力それに合わせた照明を計画するのが基本。究極は「日が沈んだら寝る」だが、現代人には無理ゲーなので「夕日が沈むのを遅らせる」のを目的とする。なのでだんだん暗くできる調光可能な照明をいれる。夕日の代わりなので暖色にする。色温度が変わる機能は不要。
増田は風呂や納屋も含めて調光可能にした。深夜になにかを思い出して、納屋やトイレに行ったときにバチっと全開でライトが付くのは不快だ。パナソニックがまさにそういった夜間だけ暗くなる人感センサースイッチを出している。
[トイレ壁取付]かってにスイッチ(換気扇連動・ほんのり点灯モード対応) | アドバンスシリーズ | スイッチ・コンセント(配線器具) | Panasonic
聞きなれない言葉かもしれない。これはタスク=作業場所とアンビエント=環境照明は別々に計画しましょうということだ。真っ暗な部屋でスマホライトをを下向きにすれば手元が照らされ、上向きにすれば部屋がぼんやり照らされる。照明は向きによって機能が変わる。食卓やキッチンなど何かしらの作業が発生する場所には下向きのライトで必要な明るさ確保、それだけでは全体が暗いので、上向きの間接照明で明るさを補うといい感じになる。食卓の上にペンダントライトを吊るのはタスクライトのためであってオシャレのためではない。
この「何かしらの作業が発生する場所」はライフステージの中で結構変動するので、照明の位置や向き、数を可変できる「照明ダクト+スポットライト」が増田のオススメ。白くて丸いシーリングライトは、タスクに必要な明るさを確保しようとするとアンビエントまで過剰に明るくなる。すると眼の光彩が絞られて手元が暗く感じる→さらに明るいシーリングライトを買ってきて・・・の無限ループに陥る。親のいる実家がどんどん明るくなるのはそのせい。シーリングライトは法律で販売禁止にすべき。
タスクライト→天井に配線ダクトをつけまくり、MAXRAYのレトロフィットスポットライトMS10481-44にウシオ電機のCシリーズの電球。
LDR6/5 E11 φ65 ロング(スポットライト) | 照明器具のマックスレイ | ウシオライティング(製品サイト)
信頼できるメーカーで調光可能で演色性が高くてそれなりに安いとなるとこのへんになる。ウシオ電機は一般にはあまり知られていないかもしれないが、建築業界ではとても有名な照明メーカー。器具自体はデザインでお好きにどうぞ。よく「LEDは10年もつぞ」と言われるが、その前に5年ぐらいで制御基板が壊れるので灯数が多い器具は電球が分離できるやつにしておいたほうがいい。
アンビエント→リビングはコイズミの棚上照明。商品名の通り壁面収納の上を間接照明にして天井を照らしている。
Shelf’s Compact Line|シェルフズコンパクトライン|コイズミ照明株式会社
寝室は壁面にパナのホームアーキの壁面ブラケット。天井には照明無し。
HomeArchi(ホームアーキ)|ブラケット|住宅用照明器具 | Panasonic
基本スイッチはすべてパナのリンクプラスで遠隔操作可能にした。正直高くついたしアプリは超クソだが、PSEを遵守したなかで選ぶとパナしかない。Philips Hueなどのスマート電球でリンクプラスの代用とすることも可能だが灯数が多いときはあまりオススメしない。演色性が低いのと基盤がすぐ壊れる。
アプリはクソなので(2回目)、これらをArduino+Homebridgeで自動制御しているが、詳細を書くとこの日記が3倍に膨れ上がってしまうので、そのうちQiitaにでも書く。
なお照明は製品設計としてそれなりに奥が深いので(インバーター周波数とか演色性とかカンデラとルクスとルーメンの違いetc)なるだけパナか照明専業メーカーのものを使おう。安いからってアイリスオーヤマとか買っちゃダメ!
[B! 家電] ブログ アイリスオーヤマのLEDシーリングライトのチラツキが酷い
パナのアプリがクソで思い出した。パナソニックの玄関ドアホン、これもアプリも超クソだった。ピンポーンとなってからスマホで出るまでに30秒はかかる。 30秒もまたせたら相手は留守だとおもって立ち去ってしまう。それじゃあ、と思ってアイホン、Google Nest、Alexa Ring、も買ったが同様に遅延がひどい。どうしろと!!
→結果、Aqara G4でなんとかジプシーを卒業できた。今んとこまともに機能するスマホドアホンはこれだけかも。
安藤忠雄は好きです。
・樹脂複合サッシ
U値的には樹脂に遜色ないとこまできてるからあとはガラス性能の問題
樹脂は枠がぶっとくてあーいかにも高高住宅だなーという残念な感じになる
そういうの気にしない人ならいいかもしれんが、それより気密を取りにくい引違いを使わないことが重要
樹種を選べばそんなに高くない
無塗装で材から出る油だけで育てるといい感じに風格が出る
・窯業系の外壁
あとちょっと当たったくらいじゃ凹まないからガルバより気を使わなくていい
雨仕舞が気になるならノンシールも出てるからそういうの使えばいい
・埋め込み式のポスト
純正仕様じゃ厳しいが内側の収まりを工夫すれば断熱気密も問題ない
なにより外に郵便物取りに行くのは寒い日とか雨の日とか辛すぎる
慣れの問題
Twitterで話題になってた猫動画の元ネタを検索したんだけど、いまいちたどり着けない…
ttps://twitter.com/tyomateee2/status/1524751568972947457?s=29&t=YFsWvfogqL_m7f7x2CBnHg
この動画の元ネタについて「ねこやん」とだけ記載があり、「twitter ねこやん」等で検索
した結果見つかったものが以下
ttps://twitter.com/tatuya01/status/1524391384588832768?s=20&t=eS1aAwwwlAx-_f7qIGVN-Q
先の動画の転載元ではあるけど、動画に透かしが入ってるから、こちらもどこかからの転載だろう
cat fart thermal
3. ANSREAM YouTube
ttps://youtu.be/45WU0i9EAjw
動画に透かしが入っておらず、かなり元ネタっぽいと思われたが、視聴数がかなり少ない
4. seedling TikTok
ttps://vt.tiktok.com/ZSdHwwwPq/?k=1
短い動画といえばTikTokだろうと検索に追加して見つけたのがこちら
BGMではなく男性の笑い声?が入った音声の動画であり、投稿日が4日前(他のものは1日前)だったこともあり、これが元ネタか?と思うも
他のものと比べて動画が左右反転している、3と比べて表示領域が狭い ことから、こちらを元ネタではあり得ない
5. horrorviddds TikTok
ttps://vt.tiktok.com/ZSdHo3Jd7/?k=1
1. および2. の動画の透かしである「orno.tut」で検索するも目新しいもの見当たらず
ということで、行き詰まった
弟が今使ってないディスプレイを自分の仕事用にどうかと言ってきた
自分の今のディスプレイよりも解像度が高くサイズも大きく、それなら使わせてもらおうかなと交換してもらった
が、やたら明るい
明るさを最低レベルに落としてもなお明るく眩しい
こんな画面を長時間見ているのは辛い
いろんなモードがあるが、どれも色温度が大きく変わり、諸々の作業画面の見え方が変わってしまう
また、通常設定だとマウスがチラチラと光ったような表示になって気になる
リフレッシュレートを上げたらマシにはなったが
そんなこんなで解像度を上げる利点よりも作業しづらくなるデメリットの方が大きかったので、結局元のモニターに戻すことにした
Amazonのセールで4000円位のタブレットとLED照明スピーカー付きを買ったんだよ。
うち、タブレットはandroid化、照明のほうは音声コントロール対応なのでAlexaで輝度や
色温度をコントロール。あと、地味にうれしいのが天井から音楽流せること。
中華製の照明なので、スピーカーもたいしたこと無いんだけど、ラジコを流しっぱなし
にするにはちょうどいい。
タブレットはshow mode オンにして天井スピーカと接続しっぱなしにすると、音声でコマンド
いうと天井から答えてくれるんだ。ちょっとナイトライダー感あるよ。
ほんの一万円だけど、急に部屋が快適になったし仕事部屋のサイバーっぷりがまたアップ。
ほんとオススメ。
動画で室内の人物を撮影するとき、カメラに付けるリングライト、もしくはLED照明が原因で顔色ばかりが青白くうつることがあります。
これは、室内の照明とカメラ用の照明の色温度が異なることが原因です。
室内の照明に色温度が合わされているため、白に近いLEDが当たっている部分はカメラには青白く写ります。
逆に顔のLED照明に色温度をあわせてしまうと、室内の照明がオレンジ色になりすぎてしまい、肝心の身体の部分がオレンジ色に写ってしまいます。
そのため、撮影者の多くは室内の照明に色温度を合わさざるを得ないものと思われます。
そうすることで、室内とLED照明の色温度が近づき、そのまま使ったような青白い顔色にうつることが回避できます。
ぴったり同じ色温度にしなくても、今よりは随分と違和感がなくなるはずです。
通販サイトなどで検索すれば安価でコンパクトなカラーフィルターが見つかるはずです。
照明の安定しない部屋で行為とともに撮影する苦労はわかりますが、たったこれだけで作品の出来上がりは全く変わってくるはずです。
あの界隈に限った話ではありませんが、白色LEDは基本的に日中の太陽光、もしくは昼白色と言われる照明の下であれば違和感がありませんが、赤やオレンジを含む照明の下で利用するとLEDの届く範囲のみ青白く写ってしまうようになります。
そういった場合は、オレンジのカラーセロファンなんかを通すと仕上がりが綺麗になるはずです。
例えばレストランでフラッシュを使って食べ物を撮影したとき、フラッシュの当たっている範囲のみ青白く感じられてしまうようなことがあれば、色温度の違いが原因と言えます。
失敗すると一生言われるから。
こればっかりは金額の問題ではないのでほぼボランティアのつもりでやったほうがいい。
「お金いりません。いやいやそこまでいうのなら。」のてい。
1.ロケハン
何はなくともロケハン。つまり事前の式場チェック。最低一回は式場に事前に足を運んでおくこと。
おおよその照度、照明の種類、会場の広さ、大体の撮影ポイントなんかが把握できるのことも大事だけど、それ以上に何よりまずスタッフの人とコミュニケーションが取れる。
やってみて意外だったのは、式場カメラマン以外冷たい対応されるかな?って思ってたけど、流石にあちらもサービス業のスペシャリストだけあってゲストのゲストにはとても親切。
あくまで招待客の1人だけどカメラマンを頼まれたっていう前提だからかもしれない。
もちろんこちらも事前にしっかりと好印象を与えておくことは大事。
これをやるとやらないとでは、当日の段取りが全く変わってくる。
当日いきなりスタッフさんとかに挨拶しても、向こうは忙しいわこちらは時間ないわでめちゃくちゃ。無理ゲー。
事前に挨拶しておくと、次はどういうシーンなのであの辺にいるといいですよ。とか教えてもらえることもある。
教会風の結婚式ならお祈りの時間はシャッター厳禁。ステージ上も立ち入り禁止。
そこまではお決まりなんだけど、決まってるけど敢えてそれを神父さんに確認する。
そうすると神父さんからみて、このカメラマンは禁止事項を理解しているという風に見られるので、神父さんは安心して式に集中できるようになる。
これを怠ると要所要所で神父さんから冷たい視線が送られてきて、それが入っている写真は全て没になるので注意。
ただし、式場カメラマンには基本的にNGがない。これは式場カメラマンに撮影を依頼する一番大きな理由といってもいいくらい。
それを無視して式が中断になることはさすがにないけど、雰囲気を台無しにするようなメンタルは自分にはありません。
3.機材の準備
アットホームな距離感なら40~80mmくらいの明るい単焦点。
会場が広い、新郎新婦に近づけない作りなら200mmくらいの望遠。
EF70-200mm F2.8L USMなら14万くらいだな。
標準レンズが一番中途半端。F4通しならまだしもテレ端F5.6は役に立たない。
ロケハンのときに実際の照明に近づけてもらって、テスト撮影してWBを確認しておくこと。
それに合わせて必要なだけストロボのカラーフィルターを持っていく。
レンズを付け替えている暇なんてないので、広角側はコンデジかスマホ。どうせボケは得られないから。
3脚に28-70mmくらいを取り付けたミラーレスを構えておいてもすぐにビデオ撮影とかできて便利。
どちらの親族にもまずはご挨拶。カメラマンやります!って伝えておく。
そうじゃないといきなりカメラを向けられると人間はキョドるから。
できるだけ好印象。一度その時点で集合写真とか撮っても面白い。
5.撮影
挙式
披露宴~各種催し物
お見送り
この辺のスケジュールを大体把握しておいて、事前に装備を切り替えておく。
ケーキカットとか出遅れたら終わるので、基本は新郎新婦席の近くに待機。
大体の式場も披露宴会場も照明が暗いシーンなら望遠は諦める。とにかく足で稼ぐ。
食事は諦める。酔ったら終わり。
少なくともご祝儀の元なんてとってる暇ないです。
6.現像
大体平均して2~3000枚の中から絞り込む。
この辺はカメラの連射性能や動体追尾が求められるので、いわゆるハイアマチュア向けのモデルが必要になってくる。
現像していてどちらも捨てがたい似たようなシーンがあった場合は心を鬼にしてどちらか1枚に選ぶ。
どんだけ捨てがたい写真でも、消してしまえば新郎新婦はその写真の存在なんて知らないままだから大丈夫。
そうやって絞り込んでから今度は一枚一枚を絵作りする。
特に目まぐるしく照明状況が変わる披露宴なんかは現像設定のコピーが使えない場合がほとんど。
いい忘れていたけど基本的にミックス光、低照度の式場ではRAW撮影が基本。JPEGなんてもってのほか。
撮影時はややアンダーで手ブレ・被写体ブレを回避してRAWの力で掘り起こすのがコツ。
プロユースの現像ソフトだとブラシで加工できるので、照明があたっている箇所ごとに色温度を調整すると全体が自然に仕上がります。
例えば手前側はスピードライトと天井照明のミックス光、背景は天井照明、ドレスの一部はスポットライトみたいなときとか、場所ごとにブラシを使ってWBを設定してあげればいいよってこと。
7.フォトブック
これが結構喜ばれる。
写真データ、個別印刷ももちろんだけど、ある程度レイアウトしてあげて製本。
安いサービスいっぱいあるけど、こればっかりは記念品なのでハードカバーで1冊5~6000円が望ましい。
新郎新婦、各ご両親合わせて3冊くらい。
大体こんな感じ。
途中専門的な話がでてきたと思うのだけど、式場で撮影するならその辺の知識レベルは最低限必要という意味でご理解下さい。
マウントを取りたいわけじゃなくて、これが理解できないとほぼ間違いなく失敗する。それくらい式場での撮影はシビア。
労力的にもおそらくこの辺が最低ライン。(フォトブックは別として)
これだけのことを2~3万で引き受けるなら、むしろお金はもらわないほうがいい。
もしくは事後評価。
確かに式場カメラマンは定形に収まりがちだけど、そうでもしないと失敗が量産されるので仕方ないかなって思うし、それが嫌なら事前にどれだけリクエストできるかってことかかってくると思います。
結論。
結婚式の写真を頼まれたら絶対に断る。それが費用を要因とするものなら尚更。
式場カメラマンの料金なんて残りの人生を後悔で終わることと比べればタダ同然。
その上で書いてあることをできる範囲で実践して、出来上がった写真を渡す。
何も期待されていない中で、期待以上の写真を渡すのが一番幸せだと思います。
頼む側の人も相手のこうした技術的な部分を見極めようともせずに、お金をケチりたいだけで依頼しようとすればやけどして当然。
SNSなんて下手な鉄砲を当たるまで撃ってる人が大半な世界で、アップされている上手く撮れた写真だけを見て判断するのがそもそもの間違い。
まず、寒いと感じるのは、自分の体内の発熱量が下がっているからだという理解をしましょう。
室温26度の時に体温36度になるように体が発熱量を調整できていると、26度は寒くありません。
ところが、
室温28度の時に体温36度になるように体が発熱量を抑えてしまうと、とたんに26度は寒くなります。
分かりやすいところで、夏の22度は寒いのに冬の22度は暑いみたいな現象が起きるのは、
そのような理解をしたうえであなたに起きている現象を検討すると、
あなたの体は部屋、空間によって発熱量を変えてしまっていると言えます。
一番大きな影響があるのは湿度の変化です。
もちろん、部屋の明るさ、照明の色温度(昼光色、昼白色、電灯色)、部屋の温度そのもの、電磁波、ハウスダスト…
等々肉体に刺激を与える要素はさまざまありますが、
湿度の変化は、体表からの水分蒸発量の違い=体の温度の下がりやすさに変化をもたらすため、影響が大きいのです。
同じ温度の部屋でも湿度の高い部屋に入ると一瞬暑苦しく感じてしまう経験があると思います。
あれも湿度の変化によって、体表からの水分蒸発が減って体温が上がりやすくなるためです。
本来ならば、そいう変化に適切に発熱量をコントロールすることで、どの部屋でも快適に過ごせるのが健常者なんですが、その調整が上手くできていないようです。
何故調整が上手くできないかは・・・自律神経からホルモン異常まで原因はさまざまです。
何か深刻な病気を持ってないか検査してもらった方が良いでしょう。
検査はしてもらうとして、実生活での対応は、正確に何の刺激に反応しているのか見極めることが大切です。
照明の色温度の違いが原因なら濃い目のサングラスを着用することで変化があるかもしれません。
ハウスダストが原因なら抗ヒスタミン系のアレルギー薬が効果あるかもしれません。
30分毎にトイレでスクワットする等して1日の運動量を増やすことで体温を上げやすいカラダにするのが良いかも知れません。・・・知らんけど。