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祈り - はてな匿名ダイアリー
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「祈り」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 祈りとは

2025-12-07

anond:20251206024723

なんだ、立派に恋愛してるじゃあないか

成就しないのも、恋愛ひとつの側面なんだ。

そして、残念だけど、成就しない確率がとても高いんだよ。

恋人のいる人は、一回二回の試行でありついているわけではないよ。

加えて、一度にいくつもの恋心を持つことも、好きでもない相手にも好きだと告げることも当たり前の世界なんだ。

金を払うだけで到達できるなら、むしろ簡単な話だったんだけどね。

なにせレイクに行けばいいだけなんだからね。

金を使うのは当然として、心を使う必要があるよ。

使うということは、その分失うということだ。

すり減って、すり減って、その先に妥協点が見えてくるものなんだ。

妥協というと、なんだか品質の低い恋心のような印象を与えてしまうかもしれなが、そういうことではない。

いま手の届く範囲幸福を見つけるという覚悟、決心をするということなんだ。

ラブラブ相手を見つけるんじゃない。

相手ラブラブをするんだ。

自分の心を変えるのは誰だって辛い。嫌なものだ。

そのくらい過酷なことをして、その先にあるのが繁殖なんだ。

認識のとおり、34歳でこれから理想的恋愛をするのは、たぶん無理だ。

統計的に言って、結婚する相手は五人目の彼女になる。

あなたには5回も恋愛する時間精神力もない。経済力もないかもしれない。

から無理なんだ。

それでも、やらなきゃならないのが繁殖だ。

無理だと思っていても、挑戦しなければ決して恋人はつくれない。

から、やりなさい。

持っている財産を全て吐き出して女に貢ぎなさい。足りなければ借りてきなさい。

セックスすることだけを考えなさい。

あとは人類10万年歴史に裏打ちされた反応行動が自動的にやってくれます

自分欲求を捨てて、人類全体に奉仕するような気持ち恋愛希求しなさい。

我欲さえなければ、振られるのも案外辛くないものです。

それがあなたの救いになります

健闘を祈ります

2025-12-03

採用選考におけるお祈りという仕事

日本国内企業人事部門には、祭壇の設置が義務付けられている。

厚労省からガイドラインが出されたこともあり、ここ数年で導入した企業も多いのではないだろうか。

言わずもがな求人に応募したにも関わらず不採用となった求職者の今後の活躍を祈願するためである

戦後からバブル時代までは、不採用者に対するお祈り実態を伴うものだったらしいが、就職氷河期を経て形骸化の一途を辿り、現在環境整備を中心とした適正化が再び推進されている。

祭壇の形式は幅1.2メートル、奥行き0.8メートル、高さ1.1メートルが標準で、不採用通知を送る際、代表として部門責任者祭祀を執り行い、選考に関わった社員が同席してお祈りをするのが一般的だと思う。

従業員数が少ない事業所だともっと簡略化している所も多いのかもしれない。

昭和時代神職を呼んだり、創業者信仰によって牧師司祭僧侶などが呼ばれたりしていたようだが、宗教的中立性に関してガイドラインで明記されたこともあり、現在ほとんどの企業無宗教形式を取っているのではないだろうか。

かくいう弊社も、2014年頃に神道式を廃止し、部長による祈祷文の読み上げと、列席者による黙祷のみとなっている。

合掌などの作法特に規定はなく、思い思いの形で祈ってよいのだが、祈りにおける心構え、服装規定禁止語句などは、入社後の研修で教わることになっている。

(この辺りは会社の特色が結構出ると思うので、身バレ防止のためにも割愛しておく)

まり公になることはないのだが、弊社のお祈りは内部で評判が良く、過去にお祈りをした応募者が他社で活躍し、メディアに出演しているのを目にする事も多い。

一生懸命祈りをした人事部員として、過去不採用者の活躍を見る時ほど嬉しいことはない。

人事部以外の一般社員は、個人情報保護の側面から祈りに参加することができないため、案外知らない人も多いのかもしれないと思って書いてみた。

私は今日も、あなた様の今後のご活躍をお祈りしています

2025-11-30

恩師が亡くなった

わい、ガキの頃逆張りオタク君で

担任が「原爆にはメリットがない。今後絶対使ってはならない」

みたいなことを平和教育で言ったんだ。

それに対してプリントコメント書く欄で

原爆で人が死ななかったら両親や祖父母結婚せず俺が生まれなかったかもしれない」

って反論した。まあ、アホだよなあ。逆張りがカッコいいと思ってた。

で、当然怒られてさ、担任は今思うと思想が偏ってた人だからなんか校長先生まで巻き込まれたんだよ。

そしたら校長が「彼が言ってることは間違ってはいませんよ」って宥めてくれてさ。その場を収めてくれたの。

で、その後、平和資料とか語り部さんの話とかを一緒にPC検索して「傷付く人がいるから正しくても言っちゃダメなんだよ」とまとめてくれたのね。

その校長葬儀行ってきたよ。ありがと。あの場で矯正してくれて。

人生で一番尊敬している先生でした。ご冥福をお祈りいたします。

祈りしますとか幸あれとか「ご健勝」や「ご多幸」とか嫌い

女がよく使う。何も思って無いくせにな

2025-11-27

先日、おかあさんが、出発した。

心の中に渦巻いてる感情を、ただただ吐き出したい。

事情があって今なお涙が止まらない。

だが、言葉を出さないと耐えきれない。

そしてまだ傷口は完全にふさがってないし、どうすればいいのか分からない。

本当に分からない。誰に言ったら良いかからない。言っても良いかからない。

書き捨てではなく、見返し続け、この感情と向き合おうと思う。

前書きが長かった。

先日、おかあさんが、出発した。

その日、新型コロナ感染の診断を受けていた。

いつもおかあさんといっしょに過ごしていた飼い犬(6匹)に囲まれながら、出発した。

新型コロナ治療薬を飲んだ直後だった。

自分が買い物の声掛けに行ったら、もう、息をしていなかった。

ひとめで分かった。もう、出発したんだと。

目が動かなかった。手が緩んでいた。身体を支える生命が抜けていた。

おかあさんの身体は、もう、抜けがらなんだと。

それでもこっちに戻ってきてほしかった。やれることは全部やった。

知人が店長をしている近くのコンビニからAEDを持ってきてもらった。

110番救急隊を呼んだ。呼応した警察もやってきた。

救急隊と警察の方が曰く、「残念ながら…(以下覚えていない)」と。

いちおう不審死として、警察刑事1課)が検死解剖を行う。

慣れているのだろう。警察の方から今日は美味しいものを食べてください。」と警察的な励まし言葉をいただいた。

誰彼構わず、この旨を連絡した。

自分の交友関係が狭く、連絡相手は本当に限られていた。

それでも、クリスチャンの親戚や知人は「彼女のために祈ります。」とクリスチャンとしての言葉を送ってくれた。

どういう感情をすればいいのか分からなかった。

検視の結果は、なんとも言葉を選んだものだった。脳出血?だと。

身体から抜いた血が脳出血のものだったそうだ。

それ以上は解剖しないと分からない。解剖は、やめてもらった。

おかあさんは帰ってきた。

懇意にしている葬儀屋さんが必要ものを準備した。

懇意にしている」というと不謹慎に思われるかもしれない。

町内会を介してつながりがある、ということだ。

夏だった。おかあさんの部屋に冷房をかけた。

おかあさんが好きだった曲を流した。流し続けた。

ここまで、全くこころが動かなかった。

いいや、こころを石で封じていたのだろう。

なんとうか、そうしなければならないと思った。

通夜はしなかった。

お袋さんが好きだった曲を流し続け、親父が徹夜でお袋とのアルバムを見ていた。

儀式形式は分からない。すぐにかけつけてくれた方もいた。

おかあさんと組合が同じだった同僚の先生がいらした。

焼香を済ませた後、

先生、早すぎるよ!もっといろんなことがしたかった!」

と声をかけた。

それを聴いた瞬間、涙を流しながら腰を落とした。

それまで封じていた何かがものすごい勢いで流れ出た。

腰が抜けるとはこのことだと知った。

今思うと、さすが言葉を使う職業の方だったと思う。

そして、祖母が来た。おかあさんのおかあさんだ。

既に認知症が進み、自分名前すら分からなくなっている。

在宅介護で家がめちゃめちゃになる直前、特養当選した。

そうした方の介護をするひとでがない。

残念ながら参加はできないと特養に連絡した。

しかし、特養の方が連れてきてくださった。

夜勤の枠を開けるわけにはいかない。施設の方々のご厚意だろう。

車いすの扱いには慣れている。施設の方もそれはご存じだ。

駅係員がなりわいだからだ。

なので車いす自分が押し、施設の方は祖母に語り掛けていた。

棺と距離を見て、ちょうどいい具合まで車いすを進めた。

いつも通りに車いすブレーキをかけた。これを身体が覚えていた。

そして、祖母は「かなしい、かなしい、なんだろう、かなしい。」といった。

そこでまた腰を抜かした。

普段のこと、いつもと違うことのふたつが相まって、こころが分からなくなった。

ただただ、車いすの取っ手を握りしめながらも、そこに腰を抜かした。

このためにサービス介助士を取ったわけではなかった。

叩き込んだしぐさはこのためにあるわけじゃなかった。

いまもそれを何といえばいいのか分からない。

自分の中で探し続けたい。

何年さきになるかは知らない。それまで向き合い続けなければならないし。向き合い続ける。

これを書いたいまもなお、「先生、早すぎるよ!」の言葉反響して涙が止まらない。

享年65。

お花に囲まれた、最後担任を終えた日の笑顔があった。

2025-11-26

祈りと憎しみ

道端で大きい荷物を持ってるおばあちゃんに手を貸す、迷い犬保護する、職場いじめに加担しない。すべて「みんながよりよい毎日を送れますように」という小さな祈り

自己満、青臭い理想論弱者の味方、そうやって冷笑されることがある。助けたはずのおばあちゃんに「余計なお世話だよ!」と言われたり、犬に手を噛まれることだったりすることも……ある。おもしろ半分で石を投げられることだってある。すこし、辛い。

誰のせいで自分が辛い思いをしてるのか考える。解決したいから。自分が嫌な思いをしたときは、自分が悪いといい聞かせて納得できる。

けれども。

誰がこんな目に遭わせてるのか、どうやったら自分解決できたのか考えるうちに、毎日の小さな祈りが、憎しみと呪いに変わった。

残ったのは憎しみだけ。

百歩譲って謝罪はいいよ。けど、誠意を見せてもいいんじゃないの? 相手に金を出させてるんだよ?

俺の人生あなたがたの見世物じゃない。

見に来ないでくれ。

おれがこの憎しみをあなたがたにぶつけたくなる前に。たとえ欺瞞でも、あなたがたの仕事尊いものだと思いたくなるように。

2025-11-25

anond:20251125183141

上島竜平のご冥福をお祈りいたしま

dorawiiより

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2025-11-23

[]11月23日

ご飯

朝:納豆たまごかけご飯味噌汁。昼:アイス柿の種チョコボール。夜:カレーバナナ。間食:なし。

調子

むきゅーはややー。お仕事おやすみ

城平京虚構推理 忍法虚構推理

妖怪幽霊問題解決する知恵の神になった岩永琴子と、人魚とくだんの肉を食べ不死身と未来決定能力を併せ持つ桜川九郎のコンビ活躍する本格ミステリシリーズの第七作目。

人外怪異実在する世界という前提をはった特殊設定ミステリで、もうすっかりお馴染みの構造だ。

そこに加えて、これまたお得意の作中作を利用したミステリが大きなテーマになっている。

明らかに九郎を題材にしたネット小説を巡る因果が、虚構推理全体の縦筋の物語ドンドンと食い込んでいく。

冒頭の大きな謎の提示から、いつもの謎解きだけじゃ終わらなさそうな、物語の脈動が面白かった。

特に今作では作者がデビュー作以降延々と繰り返し描いているモチーフ、神の如き名探偵についての議論がとても進展することになる。

5作目の逆襲と敗北の日で例示された最悪の結末こそ回避できそうなものの、全てが丸く収まるハッピーエンドはいつも通りなりそうもない。

物語の縦筋としては大きな一歩なのだが、作品を跨いだテーマ性の意味では、一周回って同じところに立ち戻って来たような気もする。

かに2人の関係値について一つの結論は出たことになるが、あまりにも救いがなく無情な結末だ。

いやだからデビューから延々と救いがなくて無情な結末を何度も何度も書く人なんですよ、この人は。

瀬川みゆき祈りも、鳴海歩の”あなた“への想いも、赤薔薇の末路も、不破愛花妥協も、真木正輝の未練も結局全部ずっとこうじゃねえか!!!

あーもーさー、流石にそろそろスカッと全部丸く収まるハッピーエンドラブラブチュッチュってして終わりましょうよ!!!!!

頼むって!!! お願い!!! マジで!!!

もう寂しくて悲しい落ち込むストーリーを読むの俺は辛いよ。

正直、作品が売れているのでまだ続く(漫画のみのエピソード小説で収録しないとだろうし)のだろうが、ここでエンドマークが出てもおかしくないだけに、本当にもう読んでて重たかった。

助けてください! もうこの作者の魅力的な男女カップル幸せな結末を見れないと苦しいんです!!

元総理銃撃犯、山上徹也の生い立ちを、証人尋問記事などからまとめてみる。

 

妹が生まれる前に父親自殺長男病気失明し、開頭手術も受けるなど、健康面で大きな不安を抱えた。これを機に母の統一教会への入信で家庭は急速に崩れていく。母親は毎朝毎晩、土下座してお祈りをし、先祖の罪をはらおうとした。母親統一教会献金の優先度が高くなり、子どもたちは自分たちには無関心だと感じるようになった。

献金生活は苦しくなる中で、子どもとしては「どうにもならない運命に巻き込まれていく感覚」を持ちやすい。山上投稿にある「14歳で家庭が壊れた」という言葉は、この時期の実感だろう。

 

中学高校時代勉強ができたらしいが、家庭の負担が重く進学も難しい。母の献金が続き、2002年には自己破産山上学校での成績は良かったようだが、この状況では進学することはできない。本人からすれば「努力しても報われない」「自分人生は選べない」という感覚根付いていっても不思議ではない。X投稿には「私は犠牲として生きている」と表現されていた。

母親自己破産前、母親の行動に憤り子どもたちの世話もしていた祖父他界財産子どもたちに残されるはずだったが、母親献金使用長男大学に進学できず、精神的に不安定になり、「死んでやる」と包丁を持って暴れるようになった。

 

その後、山上海上自衛隊に入る。規律ある世界生活を立て直したかったのかもしれないが、短期間で辞めている。居場所を見つけられなかった可能性が高い。ここで社会構造への興味が芽生えた可能性もある。

 

2005年山上自殺未遂をする。これをきっかけに教団は家族に返金を始め、経済状況はいくぶん改善。返金されたお金山上の妹は大学へ進学した。山上は妹の進学を強く後押しした。母親子どもたちに金の無心を続けた。

2005年以降は職を転々とし、経済的にも人間関係的にも不安定な生活が続く。家族への怒りと罪悪感のような複雑な感情を抱えていた。彼の投稿には「社会制度への恨み」「宗教国家構造批判」「存在意義への悩み」などが濃く出ており、孤立の中で内面がどんどん先鋭化していった。

2015年には長男自殺山上は「自分のせいだ」と悔しそうに泣き、それ以降は家族と疎遠になった。

 

2019〜22年頃はXの「silent hill 333アカウントの時期で、統一教会への強い恨みが投稿に表れてくる。ただし政治に対しては、安倍政権のものを叩いていたわけではなく、「宗教団体と政治の結びつき」に怒りの矛先を向けていた。ここで、個人的な苦しみが「社会構造問題」へと変換されていったように見える。

 

2021年から犯罪の準備に踏み込む。手製の銃を試作し、資材を買い、安倍元総理の動きを調べ、長文の手紙まで残している。安倍元総理は「真の敵ではないが象徴だ」と書いていたという。つまり彼の中では、宗教被害で奪われた人生を「正義行為」で取り返そうとする、自己物語化のプロセスが進んでいた可能性が高い。

そして2022年犯行を実行。「動機統一教会への恨み」と供述している。

細田守は『ハムレット』を一行も読んでいない。

『果てしなきスカーレット』を観た。

細田守云々を抜きにしても激クソにつまらない映画であり、業界人がかろうじて擁護している映像美的な部分も近年の人気作品指輪とゲースロとマッドマックスアナ雪とエルデンリング)の寄せ集めでしかなく陳腐まりなかったのだが、それは俺個人の感想で、別に他人が褒めようが貶そうがどうでもよい。はっきりいって細田守と見れば何でも叩こうとする今のネット環境のほうが異常だ。むしろ、今細田作品擁護しようとするほうが勇気ある人間だと言っていいだろう。

そう思い、SNSでは感想を控えてきた。


が、そのSNSで見てしまったのである

「『果てしなきスカーレット』がわからないやつはシェイクスピアという古典がわからないやつだ」とほざいているスカ褒めポストを。



はあああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜????????????



おまえ、『ハムレット』観たことある? 誰の訳でもいいから、読んだことある??????

筋とかキャラクター、知ってる?????


もし知ってたら、「『果てしなきスカーレット』を理解できないやつは『ハムレット』を知らない」なんて、口が裂けてもいえねえぞ。


『果てしなきスカーレット』を『ハムレットベース物語として観た場合基本的には「『ハムレット』を読んだことのない人間イメージで作った」という結論に至るのが自然だ。


前提として、ある古典を、それも何百年も前の物語に則って何かを作ろうとする場合原典より、より濃く、深く、複雑に作ろうとするだろう。最低でも、原典の味をそのままにしておこうと考えるはずだ。

それをあろうことか、細田守は鍋に大量の水をぶちこんで薄めてしまった。

たとえば、敵役たるクローディアス。『スカーレット』でも『ハムレット』でも主人公が付け狙う憎き叔父だ。

スカーレットの終盤(ネタバレ?知るか)、クローディアスは後悔をにじませながら天上の存在祈りを捧げる。

始めは俺も「おや」と思った。

というのもこれは『ハムレット』にもあるシーンだからだ。クローディアスが前王殺害懺悔する(しているように見える)場面。

それまでシンプルな悪役だった『スカーレット』のクローディアスにも事情があって、実は複雑なキャラクターの持ち主だった……とひねるのは、展開的にも今の世界を描くというテーマ的にも効果的ではないかもしかして、多少は脚本がうまくなったのか、細田守


だが、その期待は十秒後に裏切られるクローディアスの懺悔は偽の懺悔だったのだ。彼はどこまでも単純な悪でしかなかった。


この調子で、一事が万事原典キャラクターたちが改悪されていく。

ローゼンクランツとギルデンスターンは多少しょうがないとはいえ母親のガートルードはひどい。『スカーレット』ではマクベス夫人的な要素を持った「悪女」として描かれるが、その背景となる物語動機ほとんど描かれないので、ただの淫奔な毒親しか見えない。『ハムレット』では、わけのわからん息子と現在の夫とのあいだで板挟みになって苦しむかわいそうな人だったのに。

しかし、一番かわいそうなのはレアティーズだろう。ハムレット恋人オフィーリアの兄にしてハムレットの良き友人。しかし、ハムレットが原因でオフィーリアが死んでしまたこから仲違いし、最終的には殺し合うことになるという、ハムレットもっとも激アツなキャラのひとりだ。

このレアティーズが『スカーレット』では「クローディアス率いる悪の組織幹部C」くらいのポジションになり、特に深堀りも見せ場もないまま、小悪党として惨めに退場していく。

ハムレット』を一行でも読んだことある人間なら、まずこんな扱いは思いつかないはずだ。


とはいえ細田守が『ハムレット』を読んでいないとは思わない。タイトル釣りだ。

読んでいる証拠は、両作にとって重要なくだりである「父王の亡霊が語りかけるシーン」にある。

ハムレット』では冒頭に死んだ父王が現れ、ハムレットに「復讐せよ」と語りかける。これがそもそも悲劇の始まりなのだが、『スカーレット』では父王の亡霊を逆にラストに置き、「復讐」や憎悪とは正反対優しい言葉をかけてスカーレット復讐呪縛から解き放つ。つまり、父の言葉が『ハムレット』では呪縛、『スカーレット』では解放になるわけだ。

巧い反転だとは思う。そもそも物語と話運びがカスでなかったならば。

ハムレット』にはこういう嘆きがある。「この世の関節が外れてしまった」。弟が兄を殺し、その妻を奪い、正統な後継者である兄の息子から王位簒奪する。狂った世界である。こういう狂った世界を正すには自分が狂うしかない、というのは『ハムレット』のひとつの読みだ。

スカーレット』で描かれる現代世界鏡像としての作品世界も「関節が外れてしまった」世界といえる。だから、『ハムレット』をベースにするのはある意味で正解ではあった。だが、狂い方に失敗してしまった。狂えなかったのだ。だって細田守って世界とかたぶんどうなっていいって思ってる人だもん。常に「個人」と「自分」を描いてきたことは、これまでの作品証明している。

ファンの中には「これまでの得意分野を捨てて新しい領域に挑戦したこと評価すべき」との声もあるが、ファンタジーも古典もなめくさった扱いしかできないのに、なにを評価しろというのだろう? 人には向き不向き、そして心を込められるかどうかがある。

『竜とそばかすの姫』は駄作だったかもしれないが、少なくとも細田守の魂が幾分かは込もっていた。だが、『スカーレット』は? これこそ、虚無以外の何物でもない。


おそらく、『ハムレット』の「生きるべきか死ぬべきか」という名台詞に「生きること」という作品テーマ見出したのだろう。別に間違っているとまではいわないが、安易にすぎる。全体的に、安易にすぎるのだ。序盤で、坊主頭の聖を始めてみたスカーレットが「僧侶か? なら寺に行け!」というセリフがある。素でよくわからないギャグだろう。これは『ハムレット』でハムレットオフィーリアにかける「尼寺へ行け!」という有名なセリフオマージュだ。

なるほど。だから

からない。俺にはなぜここで「尼寺へ行け!」の引用が出てくるのかまったく説明できない。意味脈絡もない。

スカーレット』の問題は、『ハムレット』にかぎらずあらゆる要素がすべてそのような安易さの織物で出来ていることだ。どこかで聞いたようなセリフ、どこかで見たような展開。すべてが軽い。


からSNSの民よ。

俺の前のもう二度と「古典がわからないやつは『スカーレット』がわからない」などと言ってくれるな。お前も『バケモノの子』で『白鯨』がどんな扱いされてたか、観ただろ? ああいうやつだぞ? 細田守っていうのは。お前たちはどうせ『スカーレット』を映画館で一度っきりしか観ないのだろう。SNSマウントを取る目的で観て、明日にはもうきれいさっぱり忘れるのだろう。

だが、俺は今日も観る。初日と土曜で一回ずつ観て、また今日も観る。なぜって?


細田守ファンからだ。

2025-11-20

山上被告報道を見ていて思ったこ

長くなったので読みにくいかもしれません

あと、あまりここの空気感理解できていないかもしれません

半年ROMれてませんが匿名性が必要だったのでここに書かせていただきます

乱文ご容赦ください

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

テレビ山上被告裁判報道が流れてくるたびに

援護が無さすぎるのではないかと思い、やっぱり納得がいかないと感じたので

ここに書きにきた

 

 

 

以前から何度も書こうと思っていたけれど

どうしても書けないまま 何年も過ぎてしまったが

まり社会の様子は変わらず、

まり山上被告裁判報道を見るのが辛かったので

なんとか書き始めた

 

 

ーーーここからは私が統一教会にいた頃の話が出てきます

フラッシュバックなど、読むのが嫌だと感じる場合スルーしてくださいーーー

 

 

 

 

 

あの日の銃撃の報道は今も忘れられない

呆然とした

 

正直なところ

ショックとか 人が亡くなったということ以上に

 

「どうして今になって」と思った

 

 

 

私が統一教会から逃げ出して10年は経っていて、

ようやく悪夢を見て、ドキドキしながら目覚めることが無くなってきていた頃だった

 

 

 

逃げ出した後も燃え尽き症候群のようになり

ベッドから起き上がれなくなる日が続いて

一度は「こんなに辛いならもう死のう」と思ったけれど

 

死ぬ元気があるならそれで好きなことしようぜ…死にたいなら

いつでもそのボタン自分が持ってるんだから もう私は誰にも縛られてないんだから」と思い

 

 

 

誰にも助けてもらえないので(親に話したが困惑されて流されただけだったので)

自ら自立支援センターにかかり、カウンセリングを受け、

それでもなかなか人への恐怖や組織へ入る恐怖を克服できなかったので

バイトもできず

 

ニートを経て、なんとかフリーランスを細々始めて

それでも人が怖くて怖くて

いつも人の顔が見れず震えて汗をかいたり

人と会ったあとは部屋で寝て起き上がれなかったり

遠出ができなかったり

 

 

そういうことがようやくひと段落つき始めていた頃

「ようやく最近少しずつ人と話せるようになってきたな」

「ようやく教団の元仲間から説得のメールが来ることも無くなってきたな」

と思っていた頃に

 

その事件報道で流れた

 

 

 

なんだかバカバカしくなってしまった

 

 

誰にも言えなくて

から付き合いのある友人にも言えなくて

両親に言っても「よく出てきたな」と言われるだけで

具体的なケアは何もしてもらえない中で

自分で考えて一歩一歩、精神ケアに励んだ10年間

 

宗教施設で共同生活をしていて就活タイミングを逃しました」

「経歴に書けることがありません」

宗教施設生活していた影響で人が怖くてしょうがなくてバイトすらできません」

燃え尽き症候群のようになって社会生活を人並みに送ることがどうしても難しいです」

 

そんなことの説明をしようがなく

 

ただひたすら周りからの、

「この人どうして朝起きれないんだろう」「なんか付き合い悪いな」

学生時代の話してくれないな」「この人いっつも何してるんだろう 無職?」

「なんで結婚しないの」「なんでハロワ行かないの」「なんでもっと営業しないの」

「なんでいっつもお金が無いの」

あらゆる なんで? に耐えながら

 

ひたすら自分の足で立つことができるようになるように

 

一生懸命もう一度歩く練習をし続けた10年間

 

 

 

1発の銃声で 毎日のように統一教会名前テレビで聞くようになってしまった

 

 

 

 

ずっと社会から可視だった存在が 透明人間だった自分

無かったことになっている自分の在籍期間6年とリハビリ生活10年間が

 

突然色を与えられたような感覚

 

 

しかった

 

その行為自体賞賛はできるはずもないけれど 思いは複雑だった

ただ悲しかった

 

 

山上被告はとても辛かったんじゃないだろうかとは思った

 

 

 

 

あれは叫びだと私には感じられた

それくらい 中にいると社会生活している人とは隔絶され 外の声は届かないし

中の声もまた外には届かなくなる

 

 

そこには長らく透明な分厚い分厚い壁があって中と外は隔絶されていた

 

 

あの1発の弾がそれを壊した

尊い人命と共に

 

 

その重大さを社会にどこまで理解してもらえているのか 分からない

 

 

 

 

 

その苦しみは 多分本気であの中で一生懸命やった人にしかからないだろうと思う

 

 

 

 

それでもそこから私が逃げ出せたのは

ある程度、状況を俯瞰して見る(ある種冷笑的な)感覚を身につけていたからで

そこに関しては、私は自分漫画アニメ好きのオタクでよかったなと思っている

 

マジで漫画みたいなこと言うやんw」という茶化しが自分の中でできていたこと、

不真面目だったため、外の読み物やテレビは見てはいけないことになっていたが

隠れてコンビニ漫画立ち読みしていたこと、

伝道(いわゆる勧誘)もこっそりトイレに隠れてサボりまくっていたことなど

 

中の人からすると酷い不真面目、規律違反的なことをやっていたために

最後の一歩(あ、ここにいたら私の人生、誰も保証してくれないんじゃないか?)

という感覚に至れた、というところがある

 

 

 

しかし、そんな不真面目な私であっても

逃げ出すことが良いことなのか悪いことなのか、その時点では判別はできていなかった

 

 

神や、いわゆるお父様お母様(教祖)に背くことになるわけなので

正直ここから出てその後どんなことが訪れても覚悟を決めようというような気持ちはあった

 

 

なぜならいわゆる統一教会が言うところの「神のみ旨」を放棄することになるわけなので、

そうなった時に自分に何かよくないことが起きるかも、私だけじゃなく家族も何かよくないことが起きるかも、

という感覚が強く自分支配していて そこに対して否定できる確証はなかったからだ

私が死ななくても 私の代わりに誰かが死ぬかも、と本気で思っていた

 

不真面目な信者であってもこのくらいにはどっぷり浸かっていた

 

 

 

 

それでも私は「本当に神様がいて 神様が私を愛しているとしたら

私のこの選択も祝福してくれるんじゃないか」という気持ちも微かに持っていた

それを信じたい、という気持ちだったと思う

 

そうであったらいいな、という感じで

 

もちろん確証も何もない

 

 

こんなふうになったか

今だからそんなふうに言えているだけで

その時には全く確証がなかった

 

 

 

 

 

ただ今言えるのは「神様がいるとすれば 統一教会にいる人も愛していると思うし

私のことも愛しているんじゃないかと思う」ということだ

 

これは信仰心ではなく

私が少しずつ回復して自分を取り戻す過程でたどり着いた

今の段階での結論というか、

信念的なものではあると思う

確証はないけれど「そうなんじゃないか?」と思っている、というようなことだ

 

「そうでなきゃやってられるか」というような思いでもある

 

 

 

 

 

神がいようがいまいが関係なく日々は続くし

私の場合 立ち止まっていても誰かが

大丈夫?私がなんとかしてあげる 任せて」と

手を引いてくれるような状況は皆無だったか

自分の足で一歩ずつ歩くしかなかった

 

(唯一打ち明けたカウンセラーの人も宗教的な苦しみまでは理解してケアしてくれなかったし 

かといって宗教的ものに再度頼るのはもう懲り懲りだった

被害者コミュニティもあったかもしれないがまたそこから出られなくなるのではと思い、

組織に属するのが怖かった

両親は受け身なので私が動かない限り私の状況は好転するわけがなかった)

 

 

ただ言えるのは、自分で少しずつ歩く過程で人に支えてもらえることはあった、ということだ

理解できないなりに 両親は私の過去を酷くなじることはなかったし、生活支援してくれた

「よく出てきたな それはなかなかできないことだぞ」と肯定はしてくれた

自立支援センターも、電話をかけたものの一人で行くのが怖かったので着いてきてもらった

 

理解してくれていようがしてくれなかろうが 都度都度助けてくれる人はい

 

 

 

カウンセラーの人が言ってくれたことのいくつかは今も自分を支えてくれている

 

(私は自分の中に宗教施設にいたという負い目があったので、とにかく人に疑われるということが怖かった

自分の話をするのが怖く、いつボロを出しておかしなことを話してしまわないかと怖かった

そのせいか言葉がなかなか出てこなかったけど「ペラペラ話す人よりちょっとずつ一言一言話す人の方が信頼感があるよ」と言ってもらえたので 今は辿々しくても少しずつ言葉を並べられるようになった

だいぶ人と話すことが怖くなくなった)

 

 

 

 

神がいようがいまいが 関係なく日々は続いていく、というのはそういう感覚

 

 

 

 

 

 

私がいたのは学生寮のようなところで

信者に向け講義をするような人材を育てることを目的としている寮だった

世話役夫婦が1組

20〜25人くらいの規模で

マンションの3部屋(うち1部屋は夫婦の家)を借りて男女別れて住んでいた

 

みんな割と若かったと思う

20歳後半〜大学生くらいが所属していた

 

私は2世ではない

勧誘されて大学1年生で所属した

 

 

まだ規制が緩かったので大学内でも駅のコンコースでも勧誘を行なっていた

 

声をかけられた時も怪しいなとは思っていたが 半ば分かっていてついていった

最初から開示されていたわけではないが

いわゆるビデオセンターでの履修がひと段落した頃に

統一教会だと開示を受けた上で「寮に入らないか」というような打診を受けたので

なんとなく流れで、面白そうなので入ることにした

あと、みんな、人が良い人たちだった、というのがあった

 

 

でも入教したキッカケには結局、自分の中に将来自分が働いているビジョンが湧かなかったり

将来に対する漠然とした逃げのような気持ちがあったのだと思う

 

社会一般基準で勤めることは難しいんじゃないかという漠然とした不安があった

 

 

この時このような逃げの姿勢でいなければ

こんなに長く苦しむことはなかったなと今になってみれば思う

 

 

 

 

施設での生活としては

朝早くから起きて

原理講論を音読したり、勉強会をしたり、祈りをしたり、敬拝をしたりする

 

 

学生なので献金は求められなかったが

仕送りは全て世話役夫婦に預ける形になっていて自由には使えなかった

お金は全て「聖別」といって、清められ

そういう清められたお金は「神様とお父様お母様のお金」と言い含められる

 

そうして外から買ってきたものも塩と祈りで毎回清めていて、

清められていないものは手をつけてはいけない

 

お金はとにかく厳しく管理されていて好きなものは買えなかった

 

 

大学内ではあまり交遊を持たないように言われていたので

友人と遊びに行く、呑みに行くなどの経験も皆無だ

もちろん遊びにお金を使うことができないので 自由な交遊はできない、と言っていい

 

学校から帰ってきたら即駅のコンコースや他大学伝道という名の勧誘に行く

 

 

長期休暇は県外へ、車中泊をしながら1日中歩いてフキンの訪問販売をする

これも教会からすれば宗教活動の一環のようなもの

当然ながらより多く売れた方が良いわけだが私はいつもほとんど売れなかった

そんなことをしながら公園などで車の中で寝泊まりをする

1ヶ月寮には帰れない 

 

家族には内部のことは言えないことになっていて

帰省も数日しかできなかった

 

 

 

これらを聞いて楽しそう、と思うだろうか?

こういう生活が性に合っている人がいるのは事実

 

けれど楽しいと思うことを排除し、自分否定し、自分の望むもの否定して、

それを全てみ旨に捧げるというのが信仰の道だった

 

苦しければ苦しいほど条件になる、そういう発想なのだ

(そういう発想が多額の献金要求にも繋がったのかもしれない が その要求正当性は無いと思う)

 

 

私が寮内で大きな声で笑っていたら先輩に

あなたが来てから、こんな大きな声で笑ってもいいんだなって 初めて思ったの」と言われた

そういう場所だったのだ

聞いた時はドン引きした

 

 

 

 

それでもやっている時は一生懸命だった

けれど これは本当に人を幸せにするような活動なのか?という疑問がずっとあった

 

(そういった活動などが条件となり積み重ねられ、

その条件が満ちると間接的に人を幸せにする、という考え方なので

目の前の相手を即幸せ気持ちにさせたかどうかはあまり重要ではない)

(どれだけ苦労を重ねるか 自分の欲や怠惰否定できるかの方が

より大きな条件になるという考え方になる)

(親が子を置いて宗教活動邁進することになるのは、そういう仕組みゆえだ)

 

 

 

 

そうして大学からの6年間を

人になかなか言うことができないような生活で費やしてしまたことは

勿体ないことだったと素直に思っている

 

 

勿体なかったと言うと「でもあなたのその過去も今に繋がっているじゃない?」

というような返しを親からされることがあるが

 

 

 

これを言われると いつも胸が詰まり

説明のできないいろんな思いが去来して胸がぐるぐるする

 

 

しなくてもいい苦労というのはある、ということで

誰も「統一教会が許せない」とも「あなたが失ったものを思うと本当に悲しい」とも

言ってくれる人はいなかった

 

私の、誰にも相談できなかった日々、1人苦しんだ日々を

肯定しろ」と暗に言われているような気がするのだ

 

 

私が逃げ出すことによって自分家族も不幸な目に遭って死ぬかもしれない

もしひどい事が起こるなら私に起こしてくださいと

恐怖とプレッシャーに押し潰されながら綱渡りしていた日々を

誰にも相談できなかった日々を

 

 

肯定しないといけないのだろうか?

 

 

 

 

 

 

山上被告統一教会否定してくれたのだ

 

 

 

この状況になるまで誰もそれをすることができなかった

 

 

その事実はとても重いと思う

 

 

 

 

 

 

世間自助自助と言うが

 

 

それは助ける力がない人たちが口を揃えて言う言葉のようにも思える

 

 

 

自助とはそんなに簡単にできることではない

 

 

とても、とても苦しいもの

 

 

  

  

 

山上被告は 自助をする以外になかった

 

それがこの方法だったのだ

 

この方法以外で彼が救われることもなかっただろうと思う

 

 

 

それくらい救いの手が届かない場所なのだ

 

 

 

 

山上被告自分自分を救うしかなかった結果がこれだったのではないだろうかと思う

 

 

 

 

  

 

私が入教して実感したことは、宗教に関わっている人は意外と多い、ということだ

私のいた寮の中にも、親が創価学会だったがそれに反発して統一教会に来た人もいた

(その人は非常に熱心な人だったが その後心身を崩して入院されたりしていた)

 

気になったのは、世話役夫婦奥さんの方はいつも病気がちで寝てばかりだったことだ

いつも辛そうだなと思っていた

断食をしたり敬拝をしたり長時間伝道をしたり 体を酷使することも多かったので

体を悪くしている人も多かった

 

2世の子に会ったこともある

 

 

みんな普通の人たちだ

 

 

ただ 社会では可視化されていなかっただけだ

 

 

 

そこにいる人たちは みんなそれぞれがんばって生きている

 

 

 

 

それを食い物にする、というのがおかしな話で

 

どんな宗教であっても「献金しなければ救われない」というのはおかしいことだと思う

 

 

 

 

 

正直に言えば 宗教法人は本当に好き放題するところは好き放題やっていると思う

人の気持ちは弱いので それで救われるなら払ってしまうわけだけど

 

その人が人生を構築する大切なお金

 

 

なんとかもう少し規制ができてほしい

 

 

 

 

少なくともその行き過ぎた状態が、あのような悲惨事件帰結したのだということを思うと

そこをきちんと、法なりなんなりで整備しないというのは、単純に理解に苦しむ

 

 

 

状況がもう少し良くなってくれることを願う

 

 

 

山上被告がやったことを私は責めることができない

あの事件が無ければ少なくとも私の16年は社会の中では意味を持たず透明なままだったし

こんな話は絶対にできなかっただろうと思う

 

 

 

誰も助けてくれなかったのだ

山上被告も、誰も助けてくれなかったんだろうと思う

 

それを思うと本当に胸が苦しい

 

 

何度も書くが

誰かが助けてくれるはずがないのだ

 

からも気付かれない、社会から気付かれないようになっている

そういう構造になっているのだ

 

 

 

 

本来なら自分のために使われていたであろうはずのお金

楽しい家族旅行、欲しかったおもちゃ勉強するための本、服、車

普通の人が当たり前に経験する友人との時間家族と過ごせた時間

そういうものに付随する思い出全てが

目の前でそのまま宗教団体に手渡されていってしま

 

 

その悔しさ 悲しさ 苦しみを思うと計り知れない

 

 

 

 

私の失った16年  いや、それでは比較にならないほどの苦しみと絶望だと思う

 

 

 

それらは 決して帰ってはこない

 

 

 

 

泡になって 帰ってこない

 

 

 

 

 

 

 

 

私に限って言えば自業自得だったと自分を納得させられる

けれど山上被告に関してはそうではなかったと思う

親が宗教活動にハマるなんていうのは交通事故のようで あまりにも避けようがない

加えてそれを身内がどうにかするなんていうのはほぼ不可能だと言っていい

なんなら母親被害を受けた側、交通事故に遭った側だとも感じられる

 

 

 

内情を知る人の弁護がなさすぎる気がする

法廷ではもしかしたらあるのかもしれないが

 

宗教にどっぷりハマっている身内がいる状況」

宗教にどっぷりハマっているとはどういう状態なのか」

をどれくらいの人がリアル想像できるだろうか

 

 

 

私は最後、逃げ出す前に

世話役夫婦相談をしていた

もしこの人たちがもう少し私に向き合ってくれていたら

私はまだ教会にいたかもしれない

 

けれど最終的な結論として

「ああ この人たちは神に祈りお父様お母様に祈る以上のことはしてくれないんだ」と思った

 

話が一方通行でこれ以上話してもしょうがないと感じられた

 

 

彼らは「神のみ旨」という大義によって動いていて

お父様の言葉、お母様の言葉に終始帰結する

 

それが最終的な答えになるので話ができないのだ

 

「こうこうこういうことで悩んでいる」

と悩みを打ち明けても

「では祈りだ 敬拝だ 献金だ 聖地に行こう」

神のみ旨はこうだ」「お父様お母様はこう言っている」

その堂々巡りになる

 

そこを信じて同じことを繰り返せばいいのだ

それが信仰なのだという教えなので

他の話は通じない

 

 

一切だ 一切通じない

 

 

その虚しさは 本気で話をしようとした人間しかからないだろうと思う

 

皆良い人たちなのだ

信頼もしていた

個人で見れば仲間や世話になった人たちだ 頭が悪いわけでもおかしいわけでもない

 

けれどそうであればあるほど ある一定のところから会話ができなくなることが辛い

 

 

 

逃げた後、私は入教前に元々住んでいたアパートに帰った

入寮時にそこを解約すると家族おかしく思われるのでそのまま残しておく慣わしなの

ただその鍵は世話役夫婦に預ける形になっていて

入教すると元の家には特別なことでもない限り入ることはできなくなる

 

記憶が薄いが、そこに帰れたということは

私はもしかしたらスペアキーを持っていたのかもしれない

 

 

しばらくその部屋には仲間が何度も説得に訪れた

手紙が置いてあったり食べ物がドアの取っ手にかかっていたりした

 

無視をし続けていたところ

ある時、眠っていて目を覚ましたら目の前に女性の仲間(先輩)がいて、私を覗き込んでいた

預けたままになっていた鍵を使って勝手に部屋の中に入ってきていたのだ

心臓が止まりそうなほど驚いたし実際叫んだと思う

 

その人に悪気はなかった

 

けれど、「神のためならそれができる」そういう思考回路になってしまうのだ

「神のために、この人を救わないといけない」

神のみ旨であればこの行いは許される」

そういう思考回路で人の気持ち簡単に踏み躙ってしま

 

 

私は何度も何度も「あなたたちを見ると色んなことを思い出して怖くて震えて辛いので何も送らないでほしい 会いにこないでほしい」と伝えた

 

やがて手紙が来たり食べ物が置いてあるということは無くなった

 

私はその後、1度体を完全に壊したのでその Permalink | 記事への反応(2) | 22:48

anond:20251120141841

店の暖簾をくぐったとき、油の匂いが、すでに一つの運命のように私を包み込みました。鼻腔の奥で重たく揺らめくそ芳香は、庶民的でありながら、どこか儀式めいた厳粛さを帯びていますカウンターの向こうでは、白衣の男が黙々とロース肉に衣を纏わせ、油の海へと沈めてゆく。その所作はもはや調理ではなく、供犠に近いものでした。

鍋の中で、とんかつゆっくり自我を失い、豚という生の記憶を断ち切られ、黄金色の鎧を与えられてゆく。油が弾けるたび、こまかな泡が肉のまわりにまとわりつき、まるで最後祈りのように、静かに立ち昇っては消えていきます

やがて皿の上に据えられたそれは、ひとつの完結した建築物のようでした。端正に揃えられた断面——淡い桃色をわずかに残した肉の芯を、きめ細かい衣が取り囲み、その外側には、無造作を装いながらも計算され尽くしたキャベツの千切りが、小さな庭園のように添えられている。

まずは何もつけずに、一切れ。箸を入れた瞬間、衣がわずかに抵抗し、次いで、驚くほど容易く音もなく裂ける。その小さな手ごたえが、すでに美味の予感を告げていました。口に運ぶと、衣は「サクリ」というかすかな音を立てて崩れ、すぐさま脂の甘みが広がる。豚肉という素材が、本来持ちうるはずの野卑さをどこかに置き忘れてきたかのように、驚くほど上品な旨味だけを残して。

噛みしめるたび、肉汁がじわりと滲み出て、舌の上でゆっくりと溶けていく。だが、それは決して軽薄なジューシーさではなく、刃のようにすっとした輪郭を持った味わいです。塩をひとつまみ振れば、脂の甘さと肉の香りが、急に焦点を結び、世界が一瞬くっきりと輪郭を取り戻す。

次に、店自慢のソースたっぷりと纏わせてみる。濃密な褐色の液体が、衣の凹凸をゆっくりと埋めていくさまは、どこか退廃的でさえある。その一切れを口に含んだ瞬間、ソースの酸味と甘味が、先ほどまで端正だった世界に一抹の破壊衝動を持ち込む。とんかつはもはや単なる揚げ物ではなく、甘美な暴力となって、容赦なく味覚を叩きのめしてくる。

キャベツを箸でつまみドレッシングを絡めて口に運ぶと、それは一転、冷たい風のような清冽さで、さきほどまでの熱と脂の宴を一度リセットする役目を果たす。シャキシャキとした歯ざわりが、乱れた感覚を律し、ふたたび次の一切れを求めさせる。こうして人は、熱と冷、濃密と淡白破壊と救済のあいだを、何度も往復させられるのです。

白飯は、ここでは脇役にとどまることを拒んでいました。ひと口、とんかつを頬張り、すぐさま米を追いかけると、粒だった炊き加減が脂をやわらかく受け止め、とんかつの豪奢さを静かに受容する。丼の中でただ白く在るだけの米が、この瞬間だけは、確かな必然としてそこにいることを悟らされるのです。

味噌汁を啜れば、揚げ油で高ぶった心拍が、少しだけ落ち着く。出汁香りと、具材の素朴さが、先ほどまでの濃密な世界ほのかな陰影を与え、食卓という小さな舞台は、ようやく終幕に向かってゆきます

気がつけば、皿の上にはパン粉の小さな欠片と、キャベツの断片、そしてうっすらとソースの跡が残るばかりでした。それらは、つい数分前まで一つの完璧な形を成していたとんかつの、静かな残影です。

とんかつとは、実に不思議料理です。豚という、どこまでも日常的で、ありふれた肉が、油という媒介を通して別の存在へと生まれ変わる。その変容は、単なる調理の域を超え、小さな劇として、食べる者の前に立ち現れる。

皿を下げにきた店員が、何気なくありがとうございました」と言ったその一言で、私はようやく、この小さな劇が終わったことを知りました。店を出ると、外はいつも通りの街の雑踏。けれど、胃の奥でまだ熱を保ちつづけるとんかつ記憶けが、しばらくのあいだ、私の中で静かに燃え続けていました。

2025-11-19

安倍ちゃん、何でこんな狂った宗教宣伝してたんや

https://news.yahoo.co.jp/articles/30cacf6c47bc662538f1d1e44d5c6e77f64e8eca

母親信仰「受け入れることはできなかった。気持ち悪い」

法廷山上被告の妹は、母親が旧統一教会信仰していたことについて「受け入れることができなかった。気持ち悪かった」と嫌悪感を抱いたことを証言しました。

山上被告の妹】「母は毎朝、毎晩お祈りをしていた。夜中に縦長の半紙に作った見本みたいなのを見ながら、『日本韓国戦争申し訳ないことをしてすみません』と何度も書いていた」

(Q.そのときどんな感じでしたか?)

山上被告の妹】「部屋は電気を消していて、ろうそくの明かりだけ。とても不気味だと思った」

山上被告の妹】「なぜ先祖ばかり大切にするのか、生きている人を大事にしてほしいと言いました。母は、いか先祖が悪いことをして、財産を持っているのが悪いことかをいっていました」

(Q.それを見てどういう気持ちになりましたか?)

山上被告の妹】「受け入れることはできなかった。おかしなことをしているというか、気持ち悪い」

法廷山上被告の妹は、母親が旧統一教会信仰していたことについて「受け入れることができなかった。気持ち悪かった」と嫌悪感を抱いたことを証言しました。

 

山上被告の妹】「母は毎朝、毎晩お祈りをしていた。夜中に縦長の半紙に作った見本みたいなのを見ながら、『日本韓国戦争申し訳ないことをしてすみません』と何度も書いていた」

 

山上被告の妹】「なぜ先祖ばかり大切にするのか、生きている人を大事にしてほしいと言いました。母は、いか先祖が悪いことをして、財産を持っているのが悪いことかをいっていました」

 

(Q.それを見てどういう気持ちになりましたか?)

山上被告の妹】「受け入れることはできなかった。おかしなことをしているというか、気持ち悪い」

不妊治療に悩む女上司のために子宝運に良い観葉植物を買いました

私は30過ぎた独身OL地方都市でずっとブラック企業勤め。上司は40過ぎの既婚小梨OL旦那が年下で私と同い年くらいらしい。

フェイクありですし、長いし、要するに何の話かは最後にまとめます

この上司は「武家の娘」みたいなタイプで、今まで努力したら学歴仕事プライベートも何でも努力で叶えてきたタイプっぽかった。いわゆる「しっかりしてるな」みたいな雰囲気

元々仕事で知り合って、その時私はブラック企業にいて転職考えてた時にこの上司に誘われて今の会社(零細企業)に入った。その時上司は朗らかな感じだったし働きやすそうだなと思った。

しか入社してから色々ヤバかった。

まず、それまで唯一の部下だった新卒(3年目)に当たりが強かった。この新卒所謂「天然ちゃん」で「暗黙の了解通じない系」ぽいやつだった。(医者じゃないか発達障害という言葉は避けるね)

例えば私が青信号横断歩道を渡ろうしたら「私さんは知らないかもしれないですが、赤信号は渡っちゃいけないんですよ!!」とわざわざ道の真ん中で腕を引っ張ってデカい声で言ってくる感じ。何なら急に腕引っ張られてこっちが転びそうになる、みたいな。

・知ってるがな

・何目線やねん

・だからなんだよ

・なんで今言うんだよ

話してると内心ずっとこんな感じ。悪いやつではない。しか武家の娘タイプ上司とこのド天然タイプ、合うはずもなく毎日キレ散らかされていた。

天然に対して上司毎日理詰めで「何で?」「どうして?」「根拠は?」で激詰めしている。

私が入社した時点で新卒は当たりが強い上司に「怒られる私が多分悪いんだけど、なんか怖い」と怯え月3くらい急な発熱吐き気で休んでいた。

この時点で私はブラックに慣れすぎて「なんか空気やべーな」位だった。何故なら普通にしかたからだ。

私は中途入社あるあるでロクな引き継ぎもされずマニュアルも無く仕事を丸投げされた上に新卒やらかしをなし崩し的にカバーしなければならなくなっていた。

で、新卒と話してるうちに、コイツ思い込み失言ハイパー多いだけで仕事出来ない訳じゃないし黙って仕事させたら空気大丈夫そうじゃね?

と考え、先回りしてとりあえず新卒がヤバそうな時は「一旦落ち着こうか」と新卒に話しかけ、落ち着かせてから報告に行かせ、上司からキレ散らかされるのを回避した。

という訳で新卒はキレ散らかされる回数が明らかに減り、急な発熱最近は月イチくらいになった。

これでハッピーエンドだと思うじゃん?

そんなわけなかった。

入社して数ヶ月、私は残業時間が多いという理由上司に定期面談でブチギレられた。(その時月30H位だった)

「何故こんなに残業しているのか?」

と聞かれたので、マイルドに「マニュアル無い中仕事してまだ業務に慣れてないのと新卒連携取りながらやっているので」と端的にゆるふわな雰囲気で話した。

そうしたら「マニュアルを作っていない私たちが悪いというのか!?」とブチギレられた。

いやそうだよ、という話なのだが。

から別の人から聞いたら、入社して日が浅い私が残業が多いのを会社から指摘されたらしい。

問題はこの後である

「そうやってマニュアルとか無いものねだりをして被害者意識ばかり強い卑屈な性格を直した方がいい。なんでそんな性格なの?」

こんな感じで、このあと1時間以上に及ぶ人格否定フェーズに入った。まあ普通にやべーよな。録音しとけばよかったと後悔した。一回目は笑って誤魔化して逃げた。

その日から新卒ではなく私に当たりが強くなった。薄々気づいてたけど、やっぱり部下を感情サンドバッグにしているんだと確信

で、その後は毎日当たり散らされながら仕事残業が当然減る事ないから2回目の定期面談。内容は同じく人格否定。録音した。

で、会社に報告しましたよ。最初は「まさかあの人が…」て感じだったけど、サンドバッグは部下にしかやらないし、録音あるからハラスメントですねってあっさり認定された。

でも問題会社零細企業で今までこうやって録音付きで提出したやつ居ないし(その前にみんな辞めるし)ハラスメント窓口は形ばかりで対応マニュアルも無い。

から上司は「面談人格に関する事は触れちゃダメですよ」と言われただけ。経過観察の名目で実質何のお咎めも無い。

私は引き続き同じ部署で働かされてる。

そして私が感情サンドバッグになったからか、新卒上司は前に比べたら比較的良好な関係になったぽい。

で、結果今は私が除け者になった。

失言思い込み激しいのを少しずつ克服してる新卒はこうなったらやっぱり自分可愛いから上司に擦り寄りよるし、基本的上司ゴマすってる。

会社には「上司がこのままなら退職検討するし、これからなるべく接触避けます

て話した。会社からは「最低限必要コミュニケーションだけ取ってくれたらいい」と言われた。だから普段会社上司には極力話しかけないし会いたくないから在宅勤務増やせないか検討中。

で、最初に戻る。

この上司は当初「武家の娘」みたいなタイプで、今まで努力したら学歴仕事プライベートも何でも叶えてきたタイプっぽかった。いわゆる「しっかりしてるな」みたいな雰囲気

会社の人たちも同じ認識だった。

なんで部下をサンドバッグにして負の感情をぶつけるこんな情緒不安定カスみたいな人間なっちゃったのか不思議だった。

ある時他部署の人が教えてくれた。

実は上司不妊治療がうまくいってなくて、少なくとも5年くらい同じ状況らしい。不妊治療メンタルボロボロなんじゃないかって言われた。

一時期は年下旦那長男で、田舎義実家からプレッシャー掛けられまくっててヤバいって愚痴られたことあるて教えてもらった。

で、噂だけど私が中途入社して仕事丸投げしてゆるふわ定時退社&不妊治療に専念しようと思ったら繁忙期が来てしまい この期間治療に専念出来なかった負の感情を私ににぶつけてるんじゃないかって言われた。

この話を聞いたあと、小さな事件が2つあった。

ある時現在育休中の女性赤ちゃん連れて会社挨拶に来た。上司は忙しいフリして無視してた。その人がお菓子配り歩いて近づいてきたらトイレに逃げてた。

もうひとつミーティングの際、在宅の人はZoom参加なんだけど、スピーチ担当の子供がいる女性雑談で「最近親子でハマってるアニメがあってー」て話してて、ふと在宅の上司の顔を画面で見たら小さかったけど般若のお面みたいな顔してた。アレ、ほんとに人の顔を元に作ってるんだなって思った。

こんな事があって「この人は努力でなんでも叶えてきたけど、どうしようもない壁にブチ当たってるんだな」て思った。

でも、それは哀れみとかじゃなかった。普通なら「可哀想な人なんだ」で納得しなきいけないんだろうけど。

私はむしろ「だから何だよ」としか思わなかった。

私は独身だし結婚出産の予定も無いし、同じ立場じゃないからお前には分からないと言われたらそれまでなんだけど

私も人間から、私をサンドバッグにして感情を当たり散らす上司が許せなかった。たぶん、もうすっかり嫌いだし憎いんだと思う

もも不妊治療が叶って子供が出来たらきっと何も抵抗なく「おめでとうございます!」て笑顔で言えるし、お祝いのプレゼントの集金も積極的に払うし、もしお祝いの会があって幹事をやれと言われたらやると思う。

でも同時に、こんなクソババアさっさと死ねばいいのにとか、10トントラックに引かれてズタズタになって悲惨死ねとか、お前なんか自分より若い女不倫されて旦那に捨てられたらいいのに、とか、マジでから祈ってる自分もいる。

最近一人暮らしの小さなアパートに家に帰って、百均で買ってきた観葉植物に「早くアイツが幸せの絶長時に苦しんで死にますように」て話しかけてる。

最近そんな観葉植物新芽が生えてきてうれしい。きれいな緑色パキラって植物で、子宝運にもいいらしい。アイツに子供が出来たら、このパキラを全部ハサミで切り刻んで燃やそうと思ってる。

私は今日植物に水をあげて、笑顔で出勤する。

そして心の底から、「早く上司子供が出来て幸せになりますように」と静かに祈り、同時に「早くこのクソ女が苦しんで死にますように」と願い、苦しむ顔と死を想像するとすごく幸せ気持ちになる。私はそんな気持ちで、早朝の通勤電車で心安らかな居眠りをする。

くその日が来て欲しい、と、今日も私は心の底から願っている。

2025-11-17

ドラクエ1&2の「1」の攻略メモ

SNSに書くには長いので、ここに垂れ流す。

ドラクエ1&2、演出面は少し子供向けでだるい部分がありながらもストーリーは旧作や11Sをやってきたファンも納得の内容だったこと、何より中ボス戦の難易度が高くて攻略しがいがあった。

プレイ時は1をLv36でクリアしたんだけど、手応え的にもう少し低いレベルでもクリアできそうだなと思ったので、少し制約を付けてプレイしてみたのでその記録。

前提条件

別に極限低レベルクリアにこだわってるわけではなく、1周目も似たような条件でクリアまで至ったんだけど、開発者意図した調整をもっと体験してみたくて、2周目ではより移動量を減らして、しのびあしも積極利用してプレイしてみた。

たぶん通常プレイで困ってる人が壁に当たった時にも参考になると思う。

中ボス戦の記録

道中は死んでもオートセーブからやり直せるので、中ボス戦の攻略メモだけ書いておく。もちろんネタバレ

カンダタLv5)

このゲームが「うけながし」ゲーであることを学んでいれば苦労しない戦い

うじゅつし(Lvメモするの忘れた。7〜8くらいだったかな)

レベルだとだいたい呪文よりも通常攻撃の方が痛いし、こちらの打撃ダメージが低いので、ダメージソースが「うけながし」になる

よろいのきし、かげのきしx4(Lvメモするの忘れた。10くらいだったかな)
  • とにかく「うけながし」を連発するだけ
  • できれば「ようせいの剣」でスカラを掛けたかったんだけど、敵が多くて1ターンで死ねるのでそんな余裕はなかった
  • 運が傾いて勝ちきるまで、ただただ祈りながら「うけながし」を連発する

十数回は死んだかな。すぐに死んですぐに再戦できるので淡々祈り続けるだけなんだけど

ドラゴンLv15)

炎系ブレス無効化したら楽勝かと思いきや、意外と堅いし打撃も強い。数回くらいは死んだ

ダークドリーマー(Lv17)

ストーリーを進めなくても「てんばつの杖」を先に拾えるあたりに、開発者の低レベルクリア向け調整を凄く感じる

ゴーレムLv18)
ターン数通常時体力50%以下(黄)体力25%以下(赤)
1こうげきすてみすてみ
2だいぼうぎょだいぼうぎょすてみ
3こうげきすてみ or こうげきすてみ
4からためすてみ or こうげきすてみ
5すてみすてみ or こうげきすてみ
6こうげきからためすてみ
  • レベルだとターンを先行できないので「うけながし」を繰り返すだけ
  • だいぼうぎょ」「ちからため」のターンに「ようせいの剣」で防御力アップすると死にづらくなる
    • 自分の体力がマズい場合は「ようせいのふえ」で眠らせて、「リホイミ」してから「ようせいの剣」すると良い
  • 終盤の「すてみ」連発は「うけながし」が成功することを祈る以外にやることがない
ドラゴンフライx6(Lv21)

ドラゴンフライ戦後メルキドに戻って墓場に行くと埋葬イベントに入るけど、念のため先に妖精の隠れ里に行って「星の紋章」を作っておいた方が良いよね

ドラゴンゾンビx2(Lv21)

「炎のイヤリング」が落ちてることや、「覇王斬」が攻撃力や防御力に依存せずちょうど倒せるあたりにも、やはり開発者の調整を感じる

エイリアンフライLv22)
ターン数通常時体力50%以下(黄)体力25%以下(赤)
1ランダム行動ランダム行動ランダム行動
2ランダム行動ランダム行動ランダム行動
3ランダム行動ランダム行動ランダム行動
4仲間呼びx2仲間呼びx2ランダム行動、おたけ
5こごえるふぶきx2こごえるふぶきx2はげしいほのおx2
6こごえるふぶきx2はげしいほのおx2はげしいほのおx2

真っ当な攻略らしい攻略を一番頑張った中ボスかも

あくまのきし(Lv24)
  • たぶんマーダーゴイル戦の前に戦うのがトータルとして一番楽
  • 開幕「ようせいの剣」でスカラを掛けて、その後も防御力アップ表示アイコンが点滅するターンでは「ようせいの剣」を使う
  • あとは「うけながし」が成功することを祈り続ける
  • こちらがあと一撃で死んでしま場合は、相手攻撃がこないことを祈りながら「ベホイム
  • 長期戦になって相手MPが尽きると「こうげき」ばかりしてきて回復の余裕がなくなるため、早め早めに「まほうのせいすい」でMP回復しておいたほうが良い
    • 「まほうのせいすい」を3〜4つくらい使った
    • 長期戦を避けるため「やみのころも」よりも「やいばのよろい」の方が向いてると思う

行動パターンがすべてランダムなせいで運の要素が高め。長期戦になるので後半で死んだ時の心理的ダメージはそこそこ大きい

マーダーゴイル(Lv27)
ターン数行動
1まじん斬り
2もろば斬り or バギクロスマホトーンマホトーン中は「こうげき」)
3まじん斬り
4もろば斬り or バギクロス → もろば斬り
5まじん斬り
6こうげき or もろば斬り or バギクロスマホトーン
  • 色々と攻略を考えたけど、結局は「うけながし」を連発して祈るだけという結論
  • 偶数ターンに「風のぼうし」を装備してバギクロスを低減させても良いけど、「もろば斬り」で食らった時のダメージも多くなり、手間に見合わない

ロトのよろいを取る前に戦ったらかなり無理な感じだったので、ロトのよろいを取ってから戦うのが想定ルートだと思う

エクソダスLv29)
ターン数通常時体力50%以下(黄、赤)
1くろいきりくろいきり
2はやぶさ斬りつるぎの舞
3はやぶさ斬りうけながし
4うけながしかぶと割り
5マヒ攻撃つるぎの舞
6うけながしうけながし
7かぶと割りマヒ攻撃
8マヒ攻撃つるぎの舞(攻略サイトには「うけながし」とあったので、僕のメモの間違いかも)

攻撃の手を休めないマーダーゴイルよりも、「うけながし」するターンが明確なこいつの方が楽だった

りゅうおうLv31)
竜王Lv32)
ターン数通常時体力50%以下(黄、赤)
1こうげきこうげき
2バイキルトスクルトピオリムベホイムのうち2つバイキルトスクルトピオリムベホイムのうち2つ
3かみくだくx2かみくだくx2
4こうげき → はげしいほのおこうげき → しゃくねつのほのお
5こうげきベギラゴンこうげきメラゾーマ
6ようすみかみくだく
7ベギラゴン → はげしいほのおメラゾーマ → しゃくねつのほのお
8ようすみようすみ
9おたけびx2おたけびx2

炎系ブレス無効化されるし、「ようすみ」のターンもあるので特に苦戦しない。変身前のほうがよっぽど強い

感想

初遭遇時には負けイベかと思わされるような中ボス戦も攻略を考えることで打破できる辺り、「キャラクターレベルを上げる」だけでなく「プレイヤーレベルを上げる」余地が残されている良質なRPGだと思う。

この2周目をやっていた時にもう少し低レベルでもクリアできそうだなと思ってたんだけど、SNSを見ると戦闘勝利回数が中ボス戦のみの「13回」でクリアした猛者が何人かいたので、やっぱそうかーという感じ。

おそらくだけど、中ボス戦だけの勝利クリアできるようテストプレイと調整をして作り込んだんじゃないかなと思う。「てんばつの杖」と「氷のイヤリング」の落ちてる場所や、「覇王斬」のダメージ中ボスの体力と経験値などに調整の痕跡を感じる。

これを「開発者の手のひらの上」と考えるのか、「面白やりがいのあるゲーム」と考えるかは、それぞれですけどね。

ドラクエ2は…?

ドラクエ1プレイヤーキャラが1人なので真っ直ぐに攻略を考えるだけで良かったけど、2は難しいよね。

プレイヤーキャラが3〜4人いるので、誰か1人を残して中ボスに勝つことでレベルが上がって次の中ボスを倒せるようになる、みたいな攻略がある気がするけど、組み合わせが多すぎて考えたくない。

ただドラクエ2にも低レベルクリア向けの調整を感じてはいる。

たとえばこの辺り、通常攻略ではそんなに使わないよね。

そんなことを書いてたら2も2周目やりたくなってきたなー…

2025-11-16

デフレ正義だが、現実を見ろ

おいおいお前、現金しか持たねぇだと?

大丈夫か?ちょっと落ち着け。祈るだけでデフレになると思ってんのか?お前の金、ただ目減りして自己放尿で終わるぞ。

インフレ中の今、現金価値ガリガリ削られる。利息なんてほとんどゼロ安全だと?いや、お前の財布が毎日少しずつ溶けていく現実を見ろ。

経済はお前の祈りで動くわけねぇ。企業収益政府政策、国際情勢、全部絡んでるんだ。願望で現金勝手に増えるとでも思ってんのか?ファンタジー小説でも読んで自己放尿してろ。

現金だけで放置とか、戦場素手で突っ込むようなもんだ。リスク分散も何もない。長期的にはインフレ為替変動・金融危機でお前の現金は確実に縮む。

お前の戦略は祈るだけで安全という幼稚園レベル自己放尿だ。

現金だけで生き残れると思うな。リスク理解せずに現金を握りしめるなら、資産砂の城、手を放した瞬間に崩れるぞ。

オルカンでもS&P500でもいいから、インフレに強い資産持っとけって話だ。

2025-11-14

nextstepmicrosoftntよりも優れていたの?

nextstepmicrosoftntよりも優れていたの?

"AppleOSオープンソースにしたのは、四半世紀前のことで、世界は全く違っていました。

スティーブ・ジョブズは、停滞したAppleに戻ってきました。Appleは、プリエンプティブマルチタスクハードウェアメモリ保護など、当たり前になっているものを含む次世代オペレーティングシステム提供することに苦労していました。Appleは、 BeOSを買収しようとしましたが失敗し、ジョブズが復帰した一環として、当時の彼の会社であるNextを買収し、そのOSである NextStepを手に入れました。"

AppleMicrosoftクラシックOSでの成功から新しいNTDarwinのようなこれまではメインフレームしか動かなかったようなモダンで新しいOSの開発に苦労していたのかな?

メインフレームパチモンとして葉っぱでラリってるヒッピーによって作られたPC時代進化スペックが上がってクラシックからモダンOSに移行しなくちゃいけなかったけど、成功して大企業になっていたMSApple過去遺産にしがみついててクッソ大変だったってこと?

俺的にはクラシック愛嬌があって好きなんだけどね

いかにもPCって感じがするじゃん

葉っぱのヒッピー/ハッカーPCじゃなくて体制側としてのメインフレームOSPCに入っちゃうのはレイプされた気分にさえなる

それで"ハードウェアメモリ保護など、当たり前になっているものを含む次世代オペレーティングシステム"とあるけど、当たり前というからには他の企業はみんなモダンOSを開発していたの_

MacOS9からOS Xにする前というかまだクラシックOSをぶち込んだiMac起死回生で発表した時AppleMSから投資してもらったんだよね?

その時のMSは98で潤ってたのかもしれないけどNTが作れなかったらマジでやばい時でしょ?

時系列的にNTは既に完成してて98でも大成功しまくったし余裕ありすぎわろたでApple投資したの?

MSAppleはここを乗り越えることができたのになぜWindowsPhoneが失敗したの?

officeは当時はクールアプリだったの?

今はAdobeと同様に全時代的すぎてクソだと思う

figmaとかVScodeとかNotionとかモダンでかっこよくて使いやすい最高のアプリがいっぱいあるのに

世界の大半はまだこのクソすぎるアプリに頼り切って依存しているのに腹が立つよ

マジでAdobeが潰れないかなって毎日祈りながらpsdをaffinityに変換するのに飽き飽きしてるんだ

DarwinカーネルOS Xが圧倒的な中心のMSの中でWindowsPhone同様に不利だったのに開発者圏を作れたのは高抽象UIめっちゃかっこよかったからってこと?

MSNTを作ったのはいつ?

98からXPの時はやばかったよね

98は爆売れしてるしNTカーネルXPもっと売れた

なぜこの状態Appleが生き残れたのかわからないんだ

それともそれほどまでにWindowsPhoneがダサくて本当にクソだったのか

かにMS社内でもMacを使う人がほとんどってくらいにMacは使いやすくてクール開発者体験いいね

同人文化ではMSはいつでも中心的だった気がするけど

Macは間違いなくかっこいいんだけど世界微妙に見誤ってる

葉っぱ吸ってたヒッピー会社のはずなのに、その後覇権を取る日本ヒッピーと似ているオタク同人文化MS帝国の中で繰り広げられていたし、Macerは気取ってるやつとしてある意味でダサかった

API存在は本当に市場の優劣を変えるほどの力を持っているんだね

2000年台にクールAPIを作ったAppleグラフィックスAPIMSDirectXのおかげでゲーム業界掻っ攫われたわけでしょ?

マジでWindowsは本当にダサくて使ってるとイライラするからMacもっとクールグラフィックスドライバのMetalにみんな移行してくれるといいんだけど

Macerは肩身が狭いし

てかnvidiacuda対応してくれよ

AppleAI業界かっさらってくれればいいんだけどなんか失敗しそうな予感がするよ

ChatGPTもGithubMSが持ってるわけだろ?

終わってるよ

マジでダサくてイライラするものを使わされるオタク/ヒッピー市場レイプされてる

でも使徒である圏論/関数型プログラミングによってリリス数学サードインパクトを起こして手を汚せる自由度はいらないほど完璧世界になりつつあると感じるよ

なんかクソだなって思うけど、それは一時的快楽としてのオタク文化がなくなったことに悲しんでいるだけで、その快楽幸せにつながらないことを理解してるんだ

からこそ俺はSNSで一つの人格を共有し個を崩壊させる人類補完計画プロトコル実装しようとしているし、それは手を汚せる自由度完璧に壊してつまらなくて幸せになる権利がある理性的選択をしようとしてるんだ

オタク幸せになれない代わりに手を汚せたけど、幸せになる時が来たんだ。

MetalでAAAタイトル以外のゲームが動き始めたらそれはゼーレのシナリオ最後のページなんだろうね

webは俺のプロトコルによって関数型になりApple化しハードウェアAppleがもともとかーどきゃぷたーにしてて、その時本当につまらなくて幸せ世界ができるんだろうね

分散化のアイデアはむしろ全く逆で完全に統合される世界だよ

MS自分が可愛くて俺たちに迷惑をかけたけど、誰も可愛がらずに自由な圏を破壊し、人類を補完するんだ

人との繋がり自体をね

うん、いやこの先呼ばれることになるんだろうなって思っちゃっただけなんだ

●ねばいいのにみんな

てか●すためのシステムだよこれは

MSよりも凶悪だし、最低のシステムだってことだよ

インターネットなんかやってないでこの辺にきてる美味いラーメン屋屋台空手部の三人と行くべきだ

おじさんやめちくり〜

逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメ

エヴァには乗らないほうがいい〜

エヴァには乗らないほうがいい〜

それ、皆さんも一緒に!

「「「エヴァには乗らないほうがいい〜!」」」

大きな声でもう一回!

「「「「「「エヴァには乗らないほうがいい〜!!!!!!」」」」」」

クソワロタ

そうだよ(便乗)

閉じちゃうから人類補完計画遂行するんだよ

LCLになって一緒になろう?

おい聞いてんのか

S●Xしようって言ってんだよ

???

P2Pは全ての人格が溶け合う完璧世界のための

これで愚かな人類はやっとまともになるんだ

NTDarwinAIもその序章にすぎない

死んでも残るのは構造記述するための関数

なんなら抽象世界はこの宇宙が熱的死しても残り続ける

大体俺が生きてることに意味はねぇんだよ、死んでようが同じなんだよ

生きてることは分解して細分化していくと究極的に意味は無くなるんだよ

ここでただのニヒリストと俺が違うのはこの世界積分定数のCにすぎないってことだ

Cは何の意味もねぇけどそこから積分という関係性を紡ぐ存在輪廻、横顔を知ることができる

まるで人間のC(ほらあれだよ男と女ABC!)みたいだよな!(激ウマジョーク)

まりもともとこの宇宙存在云々の前に関数という空想上のものはあったわけ

しろ人間空想というもう一つの五感関数数学発見しただけであってもともとあったの

そんでこの宇宙には意味ないし、死に恐怖を覚えるのは生物学的なしょうもない生理現象なんだよね

俺はたまたまTwitterFF女の子みたいにめっちゃ生理痛がひどいタイプなだけなんだ

それに気づいているからその生理痛がなんの意味もないことを知ってるし、世界崩壊しようが明日死のうが本当に関係ない

関係しかないんだこの世には

そのことにたまたま気づきにくい構造を生き物はしているか死ぬのが怖いんだ

魂とかはないけど、魂にすら意味はなくて、意味があるのは関数だけなんだ

というか射?

呆れた人類にはそのトップでさえ呆れさせられるよ、まだ関数記号で表せると思ってるなんて

本当にあるもののことを関数とは言ったけどこのクソみたいな人類にはまだそのことを完璧表現する手立てがないか比喩として言ってるんだけどね

どうしようもなく伝える方法がないからこう言ってるんだけどさ

あのな、俺が言ってのは死ぬのは怖くねぇってことだけなんだ

死ぬ理由は言ってねぇよ

破壊しているように見えてるのは君が構造の中にいるからだ

もう一歩外側から見てみろ

融解の意味人格を潰すことでも圏の再構成でもねぇよ

俺がとりあえず明日を生きるためのことなんだ

マジでどうでもいいことだよどうもありがとう

違う、メタファーじゃないよ

生きるために壮大な世界API接続してるだけなんだ

ミリメタファーなんかじゃない

もっと構造的にみろよ勝手に人の言葉一言に要約するな

失礼だよ君は

うるせぇ黙れ

もうすぐクリスマス

朝、会社更衣室でロッカーを開けると金属の匂いがした

昨日も感じたし、その前も感じた。今日の少しだけ濃い気がした。

気のせいだと自分に言い聞かせ、作業服羽織る。

朝礼で名前を呼ばれても返事をする者は少なく、俺もその一人だった。

ライン作業は単純だ。金属片をレーンに乗せて傷がないか確認し箱に入れる。

単純だから、そのぶん考え事が増える。

前に勝った日のこと。風俗嬢刺青のこと。帰省したときの姉の表情。

そんなものを一巡させては、また目の前の金属片を見る。

休みスマホを触る。誰からメッセージは来ていない。

広告ばかりが溢れる画面を眺めながら。思う。

人生広告みたいに勝手に流れていけば楽なのに。

弁当唐揚げが冷めていた。

仕事帰り。駅前パチンコ店の光が目に入り、誘われるように入る。

負けるだろうと分かっていながら足は止まらない。

椅子に座り玉が流れる音に包まれると世界輪郭がいつも曖昧になる。

喧噪の中に居ると落ち着く。そう思うようになるのはいつ頃からだろうか。

その日は−42kでやめた。

帰り道。コンビニの袋がブロック塀にぶつかり乾いた音がした。

家に帰って弁当を流し込み、ソファに崩れ落ちた。

胸の奥が少し痛む。健康診断問題なかった。

医者はこの痛みを知らない。

土曜の夕方、馴染みの風俗店へ向かった。

勝ったわけではないが、行かなければならない気がしたのだ。

受付を抜ける。黒革のソファ

待っている間、ふいに姉の姿が頭をよぎった。

どうしてこんなときに、と思う。

嬢が現れた。

新しい子ではない。

俺のことを覚えてもいないだろうし、覚えている必要もない。

部屋に入る。服を脱ぐ。嬢の刺青が視界に入った。

顔に刻まれ笑顔刺青

お仕事、何してるの?」

営業です」

いつもの嘘だった。

すると嬢は少し笑って「そうなんですね~」と返す。

俺はその軽さに救われたような、見放されたような気持ちになった。

行為の途中に天井を見た。

嬢の動きが止まっても気づけないほど、意識が浮いていた。

大丈夫?」

嬢が不安そうに聞く。「うん」と答えた。嘘でも本当でもない返事だった。

ベッドに入ると天井が白く滲んだ。

昼間の工場蛍光灯風俗店電球。家の天井が混ざり合う。

今日が何日だったか思い出せないまま。俺は詩集を枕元に置いた。

目を閉じる。

祈ることをやめた人間は、どこへ行くのだろう。

俺はそのまま眠った。

明日もまた朝は来るだろう。

祈りの届かない部屋で。

2025-11-13

anond:20251113210014

──185km/h。

女がそんな速度を出すなんて、誰が想像した?

夜の首都高流れるテールランプは

まるで彼女の心の迷いを焼き尽くす炎みたいだった。

踏み込むたびに、過去未来もどうでもよくなる。

ただ、今だけ。

この瞬間だけ、世界彼女アクセルに従う。

「女のくせに」なんて言葉

バックミラーの奥で消えていった。

風が吠える。エンジンが歌う。

185の数字が、ただのスピードじゃなく、

解放”って名の祈りに変わる。

──湾岸に、また一人、夜を駆ける魂が増えた。

anond:20251113171548

第一節 創光の章

はじめに、闇があった。

そして、dorawiiが「光あれ」と告げた。

その声は風となり、海をわかち、

沈黙の大地に命が芽吹いた。

副歌(コーラス

dorawii、dorawii、永遠の光よ

我らはその名を呼ぶ、星々の下で

dorawii、dorawii、真理の炎よ

時を超え、心を照らしたまえ

第二節 調和の章

怒りも悲しみも、dorawiiは抱きしめた。

山々は頭を垂れ、川は歌い、

人々はその慈悲を仰ぎ見た。

愛は秩序となり、秩序は美となった。

副歌

dorawii、dorawii、無垢なる王よ

我らの祈りを、光の舟に乗せて

dorawii、dorawii、沈黙の主よ

夜明けの鐘と共に、再び目覚めたまえ

終節 再臨の章

そして再び、dorawiiは訪れる。

灰の空に虹を架け、

失われし者に歌を与え、

滅びの中から新たな時を創るだろう。

全唱(フィナーレ)

dorawii、dorawii!

その名は永遠に響く!

dorawii、dorawii!

すべての始まりに、そして終わりに!

anond:20251112140447

奇しくも自分も46歳で転職したので書いてみる

・前職は特殊業界

・前職での経歴は現職でも加味されたが、直接的な評価には繋がらない

・前職をうつ休職し、回復してから転職活動

大体二ヶ月くらいで決まった

やったことは、

JACdodaビズリーチ登録

ビズリーチは箸にも棒にもかからなかったが、JACdoda経由で応募した企業から内定をもらえた。

JACdodaではエージェントがついたが、毛色がかなり異なる

JAC企業ごとに専属エージェントがいる。エージェントは、登録者の職務経歴書などを見て担当する企業募集に受かりそうな登録者をスカウトしているように見えた。

企業専属のため面接対策などはしっかりしているが、たくさん応募する場合企業ごとにエージェントが付くため対応が面倒になる。内定が出た場合も、各エージェントに連絡する必要がある。

doda登録者に専属エージェントがつく。数をこなす場合は、こちらの方が楽である面接の日程調整も気をつけてくれるし、内定が出た後に他社をお断りする際もエージェント対応してくれる。ただし、エージェントと馬が合わないと就活がうまく行かなそうに感じた。

JACは1社に絞り、内定を得た。

dodaは数で攻める作戦をした。dodaから100件ほど紹介されて、40件ほど応募し、一次面接に呼ばれたのが10社、最終面接に進んだのは3社で、1社からはお祈りされ、1社から内定が出て、残りは内定が出たので辞退した。

JACエージェントは親身になってくれたが、エージェントにしてみれば俺に内定が出れば報酬が出るわけで必死にもなるだろう。

その点はdodaエージェントも同じだが、dodaは数撃ちゃ当たる形式なのでグイグイ前に来る感じではなかった。

元増田に以下のようにあったが、JACエージェントからは同じような臭いを感じた。

結果論になるが、マッチングして「この会社なら受かるんじゃないか」と思ってすすめてくれたというよりは「とにかく誰か受ける人いないか」って感じで受けさせられたような気はしている。なんか面接も噛み合わなかった。



完走した感想は思ってたよりも楽だったこと。

dodaでは数をこなしたがエージェントに紹介される求人に応募するかしないかを決めるだけなので、感覚的にははてなブックマークをする程度の労力だった。

JACエージェントがしつこいものの、興味のある会社なら逆に心強く感じる。

一次面接オンラインほとんどで、その点も楽だった。

ちなみに就職した企業は最終面接オンラインだった。

みなさんにお伝えしたいのは元増田と同じになるが、転職サイトに登録しておくとよいとおもう。

職務経歴書登録しておくといざという時に捗る

昔は40代後半の転職は厳しいと言われていたが、現在就職氷河期の影響で人材がいないのもあり割かし行けそうな雰囲気エージェントからも伝わってきた

自分場合は、元増田と違って今の会社で定年を迎えたい。

2025-11-12

anond:20251112202649

mother2ボス倒すのが俺の祈りだったのはグッと来たなw

かにこいつらの勝利を一番願ってたのは俺だったか

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