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Slack - はてな匿名ダイアリー
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はてなキーワード: Slackとは

2025-10-22

anond:20251022112115

色んなアドバイスブックマークコメント、返信で届いているかと思います

それらを実行するのが、ちょっとだけしんどいな、と感じた時のためのメモを書いてみます

(走り書きで失礼)

 

◼️実行するのがしんどいと感じたとき第一

もし、それらを実行するのにしんどいな、ちょっと難しいかな?と感じることがあれば、

「一日だけお休みする」から試してみるのをお勧めしたい。

 

風邪をひき37.8度の熱が出ています本日休みをいただけます申し訳ございません」

関係者に伝えて一日休む。

(文面が不安であれば、chatGPTくんに相談すると良いです)

高熱で意識を失ってしまうのだからメールslack、Teams、Zoomも連絡できないのは仕方ない。

そうした業務連絡は放ってゆつくり休みましょう。

 

◼️まずはゆっくりと休む

休みの日は、静かな場所ゆっくり過ごしても良い、病院行っても良い。

ベッドからほとんど起き上がれなかった、という結果に終わるかもしれない。

そのときには注意。かなり、体にダメージが溜まっているという証拠から

できれば、次の日、難しければ翌週に同じように休みを取って様子を見ると良いかも。

 

◼️なぜ休みを取るのか

そんな日が1日、2日あると、色々が片付いていく。心も脳内のやるべきこととか。

逆に言えば、心身がしんどい状態のままだと「良い方向に動きだす」って、なかなかできない。

それは、かなり心身のパワーのいることなので。

 

◼️結論

なので、まずは休む。

体と心がひどい疲労から抜け出せば、あなたのような人なら多分次の方向が自ずと見えてくるかも。

2025-10-21

コードを読めないプロCxOたち

APIを書き、CIを回し、バグを踏み、直し、また壊す。

そんな日々の中で最も厄介なのは、CxOたちだ。

──CIO、CTOCDOCISO、CPO……肩書きは違っても、やっていることはだいたい同じ。

PowerPointを開いて「DXを推進している」と言う人たち。

1. コードを読めないプロCxOたち

うちのCxOはこう言った。

AIクラウド活用して競争力を高めたい」

翌日、僕がPull Requestの内容を説明したら、「Goってタクシーサービスの?」と返された。

その瞬間、何かが切れた。

──ケーキではない。

CxOたちはコードを読めない。

それ自体は罪ではない。

だが、読もうとしないことは怠慢だ。

経営層は「現場に任せている」と言う。

だがそれは委任ではなく放棄だ。

責任ある意思決定者が構造理解しないまま判断することは、

現場を信頼している”という名の無関心である

2. 「経営層はコードを読む必要はない」という言い訳

よく聞く反論がある。

経営層はコードを読む必要はない。経営判断こそが役割だ。」

かにそうだ。

ただし前提が抜けている。

経営判断とは、構造理解した上で行う選択のことだ。

構造理解せずに選択するのは、“判断”ではなく“賭け”だ。

まりコードを読めという話ではなく、読めるだけの構造理解を持てという話である

その区別がつかない時点で、DXを語る資格はない。

技術的なことは詳しくないが、成果は出している」

それはたまたまだ。

成果が出たという事実は、理解が正しかった証拠にはならない。

1回の成功は偶然でも、構造理解の欠如は必ず再現する。

3. PMたちの同調負債を増やす

PMたちはCxOの拡声器になりがちだ。

「上が言ってるから」「今期の方針から」「スピード優先で」。

その瞬間、技術判断政治的判断に変わる。

Pull Requestは読まないのに、Excelの進捗バーけが毎日更新される。

技術負債意味を知らないまま「負債を減らせ」と言う。

借金の仕組みを知らない人間財務を回しているようなものだ。

リソースが限られているから仕方ない」

これもよく聞く言い訳だ。

しかし、リソースが限られているならなおさら理解の精度が重要になる。

「考える時間がない」と言う人に、考える力がある例はない。

4. 技術理解しない意思決定帰結

僕が書いたAPIは、リクエストごとに外部APIを叩いていた。

キャッシュを挟もう」と提案したが、PMは「リリース優先」と言った。

半年後、アクセススパイクAPIが落ちた。

CxOたちは言った。

「想定してなかったのか?」

──想定してた。

ただ、あなたたちが理解しようとしなかっただけだ。

現場説明が難しい」と言う人がいる。

だが、理解できないのは説明問題ではなく、聞く姿勢問題だ。

理解する努力をしない経営層に、理解される説明存在しない。

CxOたちは「モノリスからマイクロサービスへ」と言うけど、

組織モノリスのままだ。

責任分散せず、報告だけがマイクロ化している。

そして障害対応現場に丸投げ。

Slackの“#incident”チャンネルけが、いつも一番アクティブだ。

5. 切れるのはコストだけ

CxOたちは「コストを切れ」と言う。

工数を減らせ、サーバを減らせ、障害をなくせ。

切れるのはコストだけ。

品質は切らない──なんて言葉、誰も言わない。

現場経営目線がない」と言う人もいる。

だが本当に経営目線を持つなら、

技術リスク経営リスクとして扱うはずだ。

理解しないことが最大のコストだと気づかない限り、

彼らの「経営目線」はただのスローガンだ。

削ったコストの穴埋めに、技術負債の利息を支払うのは現場だ。

リファクタリングは「次のスプリントで」。

セキュリティ対応は「リリース後に検討」。

Goで書かれた美しい構造体も、やがてはコメントけが動くレガシーになる。

6. 「DX」という呪文の下で

CxOたちは「我々はデジタル変革を進めている」と言う。

だが変わっているのは、スローガンフォント会議資料の配色だけだ。

クラウド導入もAI活用も、認知が変わらなければ儀式しかない。

「我々は経営視点で見ている。現場とは違う軸だ」

──違う軸を持つのは構わない。

だが、座標を理解していなければ軸は存在しない。

現場理解しない経営視点は、地図を見ないドライバーと同じだ。

どこかに向かってはいるが、それがどこなのか誰も知らない

7. 「ノーコードでいい」という幻想

最近では、CxOたちの間で新しい呪文流行している。

コードなんて書かなくていい。これからはノーコード時代だ。」

かに、ノーコード/ローコードは優れたツールだ。

反復作業効率化や、ビジネス部門自律化には意味がある。

だが、それは“コードをなくす”技術ではなく、“コード抽象度を上げる”技術だ。

ノーコードは、コードを隠す。

だが、隠したコードが消えるわけではない。

ボタンの裏にも、ワークフローの下にも、API呼び出しやロジックは確実に存在する。

それを理解せずに使えば、「コードを書かずにバグを埋める」だけの仕組みになる。

「ノーコードでいい」と言うCxOは、

物理を知らなくてもロケットは飛ぶ」と言っているのと同じだ。

かに飛ぶ。だが、落ちたとき理由説明できない。

理解しないまま導入するノーコードは、“ノーコード”ではなく“ノーガード”である

ツールコード隠蔽してくれる世界では、

理解しようとする努力さらに失われる。

そして、理解がないまま作られた自動化は、

人を楽にするどころか、誰も直せない仕組みを量産する。

DXとは、ツールを導入することではない。

ツールの背後にある構造理解する文化を持つことだ。

それを理解しない限り、

ノーコードで作るのは「システム」ではなく、次のレガシーだ。

8. 結論ケーキではなくコードを切れ〜

CxOたちは、ケーキを切れない非行少年たちのように、

現実構造理解できずに「甘い理想」を切り分けようとする。

だが今の時代、切るべきはケーキじゃない。

理解しないことだ。

理解しないまま意思決定をすることは、

免許運転するようなものだ。

現場はずっとブレーキを踏み続けている。

それでも上層部は「もっとスピードを」と言う。

そして事故が起きたとき

真っ先に切られるのは、

──コストだけ。

最後

CxOたちは「未来を見ている」と言う。

だが、コードを読まない者に未来は読めない。

未来とは、仕様書ではなく、Pull Requestの積み重ねだ。

経営とは、方針を語ることではなく、構造理解して責任を取ること。

そして最後に、コミットログの一行が残る。

fix: typo in code

2025-10-18

理系だと実験機器ドライバとかの問題WindowsLinuxになること多くない?

MacOSってそのあたりが微妙から

まあ最近USB通信できればOKみたいなのもあるにはあるけど

2025-10-17

Teamsのチャットカス

Slack並の軽さと検索性を備えて欲しいと思う

テレビ会議については優秀だと思うけどね

でもね、結局悪いのは俺なんだ

Teamsはチャット機能であってストレージじゃないので過去遥か昔まで遡って検索する時の利便性を重視してませんと言われたらそれまでなんだ

悪いのはチャット機能にそういった役目を無意識押し付けている、俺なんだ

俺が悪いんだよ

2025-10-16

anond:20251016083349

分かる。

めっちゃ分かる。

自分IT畑で十何年やってきたけど、いつまで経っても「上には上がいる地獄から抜け出せない。

Qiitaで「今日はRustでCLI書いてました☺️」とか、「LT登壇してきました!」みたいな投稿見るたび、

「こっちはまだExcelマクロと格闘してんだぞ」ってモニターに小声で言ってる。

で、自分でも分かってるんだよ。

「人と比べるな」「昨日の自分と比べろ」って綺麗事

でも、現実Slack開いた瞬間に若手が新しい資格取ってて「おめでとうございます!」って言われてんの見たら、

もう比べずにはいられない。こっちだって血が通ってる人間なんだし。

しかもさ、そういう時に限って職場にいるゴリマッチョパワハラ上司が寄ってきて、

「お前もやればできるよ!(肩バチーン)」とか言ってくるんだよ。

その“バチーン”がもう、サーバーラックごと体揺れるくらいの威力

物理的にも精神的にもダメージくらって、

「この人、社員モチベーション管理じゃなくてHP削りに来てるんじゃ…?」って思った。

でも、その後そのゴリマッチョが机に置いてたプロテインシェイカーを倒して中身ぶちまけて、

マウスパッドチョコ味になったの見て、

「あぁ、人間って平等だな」って少し救われた。

結局さ、そういう「俺ダメだな」って凹む瞬間と、

「まぁアイツも完璧じゃねぇな」って笑える瞬間のバランスで生きてる気がする。

上を見るのは悪くないけど、たまに横見て笑っとかないと持たない。

俺らは多分、“劣等感を飼いならしてる系エンジニア”なんだよ。

完全に克服とか無理。

うまく肩の上に乗せて、「今日も一緒に出勤だな」って感じでやってくのが一番現実的。

2025-10-15

英語でも最低Thank youなんたらって入るからいきなりはないか

slackとかがないころは引用と本文だけのメールはよくあったけど

今でも技術系のメーリングリストだとその流れ残ってる

2025-10-14

仕事責任者が変わった。

ほぼワンオペ事務仕事をこなしていた前任代表が、オンライン業務に不慣れな後任代表になり、残ったメンバーも大混乱。

なんでSlackの使い方から説明しなきゃいけないんだよ!

代表っつっても60代のフルタイム仕事別に持ってるとか。

で、日中事務業務奥さんがするとか・・・って・・・うそでしょ・・・

やたらウェブ会議をしたがるけど、こっちも3社掛け持ちで仕事してるのにそんな時間ないわ!

しかも、現状の仕事の把握もできていないのに、やたら効率化を目指してるけど、いやまず既存仕事をしっかりせえや!

引き継いでまだ1週間だよ?!

代表が変わると聞いた地点で、この会社ヤバいな、と思ってて、業務提携の次の契約半年後までに乗り換え先を探そうと思ってたけど、その前に会社潰れるかもーwあははーw

担当しているクライアント対応自分で回せるから、その人たちが終了するまでサポートしつつ、新規営業は断る方針にしようかと。

でないと、私がストレスで禿げる。

正直収入の柱の1本が減るのはかなり痛いけど、資格試験勉強中で、来月手術と入院して、通常業務しながら乗り換え先も探すのに、新規顧客の獲得なんてしてられない。

ただでさえ初めての大きな手術と長期入院ナーバスで泣きそうなのに、こんなタイミングあんまりだわ。

代表も、自分が立ち上げた仕事をなぜこんなおっさんに譲った?

それなら最初から自分の手で畳んだ方が、残ったスタッフクライアントもよっぽど良かったよ。

年齢は関係いかもしれないけど、少なくとも、会社代表を務めるのなら、専業でやってくれよ。

片手間に代表されてもたまらないわ。

私は、戦う。

このおっさんとじゃなくて、新しい収入源の確保と病気資格試験とだ。

体が元気になったら、タイミーで足りない分を補填しながら就活するぜ。

フリーランスも7年目、ただではへこたれない。

自分が干されるならまだしも、代表を干したくなる会社なんて初めてだよ。。。)

仕事責任者が変わった。

ほぼワンオペ事務仕事をこなしていた前任代表が、オンライン業務に不慣れな後任代表になり、残ったメンバーも大混乱。

なんでSlackの使い方から説明しなきゃいけないんだよ!

代表っつっても60代のフルタイム仕事別に持ってるとか。

で、日中事務業務奥さんがするとか・・・って・・・うそでしょ・・・

やたらウェブ会議をしたがるけど、こっちも3社掛け持ちで仕事してるのにそんな時間ないわ!

しかも、現状の仕事の把握もできていないのに、やたら効率化を目指してるけど、いやまず既存仕事をしっかりせえや!

引き継いでまだ1週間だよ?!

代表が変わると聞いた地点で、この会社ヤバいな、と思ってて、業務提携の次の契約半年後までに乗り換え先を探そうと思ってたけど、その前に会社潰れるかもーwあははーw

担当しているクライアント対応自分で回せるから、その人たちが終了するまでサポートしつつ、新規営業は断る方針にしようかと。

でないと、私がストレスで禿げる。

正直収入の柱の1本が減るのはかなり痛いけど、資格試験勉強中で、来月手術と入院して、通常業務しながら乗り換え先も探すのに、新規顧客の獲得なんてしてられない。

ただでさえ初めての大きな手術と長期入院ナーバスで泣きそうなのに、こんなタイミングあんまりだわ。

代表も、自分が立ち上げた仕事をなぜこんなおっさんに譲った?

それなら最初から自分の手で畳んだ方が、残ったスタッフクライアントもよっぽど良かったよ。

年齢は関係いかもしれないけど、少なくとも、会社代表を務めるのなら、専業でやってくれよ。

片手間に代表されてもたまらないわ。

私は、戦う。

このおっさんとじゃなくて、新しい収入源の確保と病気資格試験とだ。

体が元気になったら、タイミーで足りない分を補填しながら就活するぜ。

フリーランスも7年目、ただではへこたれない。

自分が干されるならまだしも、代表を干したくなる会社なんて初めてだよ。。。)

これのリプ欄が酷くて笑ってる

2025-10-10

陰キャは夜空を見上げない

三年前、渋谷桜丘町にある古いマンションの一室で月に一度だけ開かれていた読書会があった。

「Books & Beyond」とか「本と珈琲」みたいなカフェが並ぶあの界隈で、オーナー趣味でやってるようなサブカル風の空間。壁にはカフカポスターが貼られ、スピーカーからボサノヴァが流れていた。

六畳ほどの小さなスペースに八人くらいが座りそれぞれが持ち寄った本を紹介し合う。それが俺と彼女出会いだった。

俺がその日持っていったのは『呪術廻戦』の第八巻。ほかの人たちが『中動態の世界』とか『そして誰もいなくなった』とか『サピエンス全史』とかを並べる中で、俺だけがジャンプコミックスを机に置いた。

もちろん場の空気ちょっと変わった。

でも当時の俺はそれを承知の上で、ある種の逆張り勇気みたいなもので挑んでいた。会社では誰にも話しかけられず、Slackアイコンもずっと初期設定のまま。それでも自分を注目して欲しいという欲求はあった。

 「呪術廻戦のテーマは、“死の受け入れ”よりも“存在肯定”にあると思うんです」

俺はそう言った。

それに対して、口を開いたのが彼女だった。白いマスクを外して冷静な目で俺をまっすぐに見た。

「でもそれって、“他者媒介にしない存在”ってことですか?」

唐突にそんな言葉が出てきた。返す言葉に詰まった。彼女の声は低くて落ち着いていた。大学院哲学を専攻していると言った。

その瞬間、空気が変わった。

みんなが「へえ〜」と頷いて、俺は笑ってごまかした。その笑いが妙に引きつっていたのを今でも覚えている。

そのあと彼女が言った。

「でも、面白いですよね。呪いって、社会の圧みたいなものですし」

その一言に、俺は救われた気がした。

彼女は俺を笑わなかった。

それどころか俺の話を拾って補足し、言語化してくれた。その会の後、俺たちは駅まで一緒に歩いた。

外は冷えていてコンビニの前のホットコーヒーの湯気が白く漂っていた。

「また来月も行きます?」と彼女が言った。

「行く」と俺は答えた。

彼女名前はSといった。

新宿御苑の近くに住んでいて、大学お茶の水彼女の持ってくる本はいつも背表紙が硬かった。

『悪について』

他者起源

グレアム・グリーン短編集』。

対して俺の持っていくのは『チェンソーマン』や『ブルーピリオド』。

彼女はよく笑った。

笑うときに、指先を口元に添える癖があった。

その仕草上品で、俺はそれを見るたびに自分がどれほど下卑た生き物なのかを思い知らされた。

付き合うようになったのはその年の秋だった。

彼女修論で忙しくなってから俺の存在息抜きになったらしい。

あなたと話してると、時間を忘れちゃう」と言われた夜、俺は人生で初めてコンビニの帰り道が輝いて見えた。ファミリーマートの青い光がネオンのように見えた。俺の中でなにかが初めて肯定された気がした。

冬のデートの夜、代々木公園を歩いた。

イルミネーションが飾られてSNSでは「#冬の光2021」というタグ流行っていた。俺は寒くてポケットに手を突っ込んでいた。彼女は小さな紙袋を下げていて中には文房具店で買ったモレスキンノートが入っていた。

「これ、修論終わったら旅行記書こうと思って」

彼女はそう言って笑った。そして突然立ち止まって空を指さした。

「ねえ、見える?オリオン座

俺は空を見上げた。

そこには三つの星が斜めに並んでいた。

「……あれか?」

「そう。ベテルギウスリゲル。あと真ん中がミンタカ

彼女はそう言って、星の位置を指でなぞった。

俺は正直何もわからなかった。

星はただの光の点にしか見えなかった。

俺の住んでいた葛飾区の夜空では、星なんてほとんど見えなかった。中学の帰り道、空を見上げてもあるのは街灯と電線だけだった。だから星座名前なんて知る機会がなかった。

「小さいころ星座図鑑とか見なかった?」

彼女がそう言った。

「うん、まあ、プラネタリウムとかは……行ったかな」

本当は行ったこともなかった。そんな余裕のある家庭じゃなかった。週末は母親スーパーで特売の鶏むね肉を買って帰るのが恒例で、俺はその肉を味噌マヨで焼いて弁当に詰めてた。

星よりも肉の値段を見てた。だから空を見上げるという行為が俺には贅沢に思えた。

彼女は俺の顔を見て、少し笑った。

かわいいね。知らないことがあるって」

それがなぜかすごく悔しかった。笑われたわけじゃないのに馬鹿にされた気がした。

俺は「そうだね」とだけ言って視線を落とした。

地面に落ちた枯葉を踏みつけた。カサッという音が、やけに大きく聞こえた。俺はあの夜自分が一生星座名前を覚えないだろうと悟った。

通勤電車の窓に映る自分の顔は相変わらず冴えなかった。イヤホンからはYOASOBIの「群青」が流れていた。「夢を描くことが全ての始まりだ」なんて歌詞を聞きながら俺は窓の外を見た。

見たのは空じゃなく、線路だった。

陰キャは夜空を見上げない。

だってそこに映るのは、自分の見なかった人生からだ。

星の位置を覚えられる人間は、いつだって上を見て生きてきた人間だ。

図書館に通い、正しい敬語を使い、誰かに恥をかかされないように育てられた人間だ。

俺はそうじゃない。

俺の星座コンビニ防犯カメラの赤い点滅と、タワマン最上階で光る部屋の灯りでできている。

 

これは遺書だ。

俺はもう彼女と会っていない。

LINEトーク履歴はまだ残っている。

最後メッセージは「また話そうね」

日付は2025年2月14日

バレンタインだった。俺はその日会社義理チョコすらもらえなかった。彼女からチョコを待っていたわけじゃないけど期待してた。

「ねえ、今年はどんな本読んでるの?」

その一言が来るだけで救われたと思う。メッセージはもう既読にならない。

通話をかけたこともある。

仕事帰りの山手線品川から田端までの間イヤホン越しに呼び出し音が虚しく鳴った。ワンコール目、ふたつ、みっつ、……留守電に切り替わる。

録音された「この電話現在使われておりません」という機械音声。それがまるで彼女の声に聞こえた。その瞬間息が止まった。ほんの数秒で胸が焼けた。

どうして?

俺のスマホには彼女写真がまだある。表参道青山ブックセンターの前で撮ったものだ。彼女は黒いコートを着て、手に『ロラン・バルト恋愛ディスクール』を持っていた。俺は同じ日カバンの中に『チェンソーマン』の最新巻を入れていた。

その夜二人で神宮外苑いちょう並木を歩いた。イルミネーションの下で彼女が「あなたはどんな未来を望むの?」と訊いた。俺は「普通に働いて普通に暮らせたら」と答えた。

俺は夢を語る勇気がなかった。陰キャは、夢を語ると笑われると思ってる。

それでもあの頃の俺は必死だった。休日には「丸善丸の内本店」で彼女が好きそうな本を探した。

夜と霧

レヴィ=ストロース

哲学の慰め』

表紙をめくっても内容の半分も理解できなかった。けど読んでるフリをすることに救われた。カフェ・ベローチェでブレンドを飲みながらマーカーで引いた単語スマホで調べた。

「内在性」

「超越」

主体性」。

どれも俺には関係ない言葉だった。それでも彼女世界に近づける気がした。

夏になっても連絡はなかった。彼女Twitterアカウントは鍵がかかりInstagramは削除されていた。

唯一Facebookけが残っていた。プロフィール写真は変わっていなかったけど交際ステータスの欄が消えていた。俺は夜中の三時渋谷ファミマストロングゼロを買って歩きながらそのページを何度も更新した。酔いで画面が滲み青白い光が夜風に揺れて、まるでオリオン座みたいだった。

俺は空を見上げた。

でもそこにあったのは、看板LEDだけだった。

もしこれを読んで俺のことだと気づいたのなら、どうか連絡をして欲しい。俺はおまえが好きだ。おまえがいないと俺はもう駄目みたいなんだ。

たくさん本も読んだし勉強した。今なら話にだってついていけるし、楽しませることだって出来る。

から連絡のひとつでいいからしてほしい。、お願いだ。頼む。

これを俺の遺書にはさせないでくれ。

2025-10-07

Zoomってなんで生き残ってるんだろう

すごくね?

機能ミーティングアプリが、Microsoft TeamsともGoogle Meetにわたりあえるって意味わかんないんだけど。

追記

TeamsやGoogle Meetだけじゃないよな。

DiscordとかSlack、なんならLINEだってミーティング機能があるってのに。

2025-10-01

Slack家族に連絡させるのはどう?職場では会議中などにπ5とモニターを使っているし、居室ではデスクトップのWin11を使っているから、LINEはπ5のOSではインストールできないみたいだし。

パイロットさんおススメのSlack

https://youtube.com/shorts/z8A0EkBQmeo

2025-09-30

初めてプロジェクトを開いた夜

README読んだら全部書いてあった

セットアップ手順も環境変数

スクショ付きで誰でも分かる

ドキュメント書いてくれた人、神

ドキュメント書いてくれる人、マジ神

俺が救われる

ドキュメント書いてくれた人、ありがとう

具体的なコード例を書いてくれた君のおかげで

なぜこうなったのか理解できた

「あれはこういう理由いまいちだった」の一行で

同じ失敗を繰り返さずに済む

ドキュメント書いてくれた人、神

ドキュメント書いてくれる人、マジ神

俺が泣いて喜んでる

ドキュメント書いてくれた人、ありがとう

ナレッジ更新日時、昨日じゃん

仕様変更ちゃんと反映されてる

Slackで聞く前に全部そこにある

お前の時間、どこから湧いてくるんだ

ドキュメント書いてくれた人、神

ドキュメント書いてくれる人、マジ神

俺もいつか誰かのために

その思いやりがプロジェクトを繋いでる

ありがとうドキュメント書いてくれた人

ありがとうドキュメント書いてくれる人

作詞:Claude Sonnet 4.5

プロンプト:俺

感謝言葉ありがとう

2025-09-18

す→ら↑っく↓

slackCMが「す→ら↑っく↓」って言ってくるので気になる

 

「す→ら→っ↓く↓」って読んでる

2025-09-17

このサボってるって認識自分ならそうするはずだからってのが前提にあるのではw

みんな自分と同じみたいな横並び思考ってゆとり世代の特徴

2025-09-12

文末に「。」を付けると怒っているように感じるという昨今の風潮

先日、職場上長

Slackとかの文章の文末に「。」を付けられると相手威圧感や恐怖感を与えます。「!」の方が印象が良いです」

と言われた。

その場は一応社会人なので素直に「わかりました!」と返答したが、心の中では素直にこう思った。

「ばかじゃねぇの?」

と。

で、案の定その上長Slack投稿Googleドキュメントコメントには隅から隅まで「!」で埋め尽くされている。

「この◯◯◯◯が~~~~です!◯◯◯ください!」

「これは◯◯を~~~~だと思います!」

↑本人は元気よく笑顔コメントしているのを表現しているのだろうけど、どう見ても怒鳴り散らしているようにしか見えんだろ?こんなの。

もしくは煉獄杏寿郎並みの勢いで喋っている頭のおかしハイテンション人間しか見えない。そっちの方がよっぽどやばくねぇか?

2025-09-11

AIがせっせと働いてる間お前らなにやってる?

最近会社で ChatGPT やら Copilot やら ClaudeCode やらを契約してもらって使う機会が増えてきた。

レスポンスが速い系のモデルだと数秒で回答が返ってくるけど、GPT-5 とか、考え始めると1〜2分は考えてる。

Vibe Coding 系のツールとか、大きめのタスクを指示すると余裕で5分くらいせっせとコード書いてくれてる。

そういうちょっとした空き時間、みんなどうやって過ごしてんの?

先輩は Qiita 読んだり Slack 返したりするって言ってたけど、ぶっちゃけ X でエロ漫画読む以外無くないか

AI 使うようになってから明らかにシコる頻度増えたんだがw

変なITエンジニアばかり出てくる夢を見た。

起きてから自分でもよく分からない気持ちになった。

思えば、自分も25年近くIT業界で生きてきた。

そろそろ卒業しようとしている矢先だった。

夢に出てくるエンジニアは、本当に「変」だった。

一見すると異常にも見えるコミュニケーション機械じみた自己管理無駄を極限まで削ぎ落とす妙な哲学。周囲からは煙たがられつつも、確実にシステムを回していた。あの人のような生き方に憧れたこともあったし、同時に絶対になりたくないとも感じた。

IT業界は変な人ばかりだと思った。

どこか皆、ちょっとずれているのだ。オフィスで昼飯時にLinuxカーネルバグを肴に盛り上がるやつ、Slackの通知音に過敏なやつ、パケットキャプチャ趣味のやつ、ROM焼きに命かけてるやつ。納期前の深夜のオフィス空気は独特だ。妙なテンション絶望と、根拠のない希望がぐるぐる回る。

自分にもそんな時期があった。

コーディング漬けの新卒時代、深夜に会社カップラーメンを啜りながら、先輩の叱責をポエムのように聞き流していた。バグバグを呼ぶプロダクト、人間関係のギスギスと、たまに奇跡のような成功体験が舞い込む。結局、最強のエンジニアとは変人であることを受け入れた奴だったんだと思う。

でも年齢を重ねて、変であることに疲れてきた。

あの頃なんであんコードの綺麗さにこだわっていたのか。なぜ誰も使わないCLIツールローカライズなんてやっていたのか。自分しか使っていないcronジョブ記述、美しい正規表現を夢見た夜。

IT卒業する今、思い出すのは、変さへの憧れと少しの羨ましさだ。きっと、変なことに全力を注げるやつこそがITを使いこなせたんだろう。自分は途中で他人の目を気にしてしまった。変なまま突っ走れる勇気が欲しかった。

変なITエンジニアの夢を見て、靄のかかったような気持ちになった。自分が過ごした時間が、他人から見れば奇妙な記憶だろう。でもその奇妙さこそが、IT業界風景の一部だった気がする。

たぶん、自分もどこかで誰かに「変なエンジニア」と呼ばれていたのだろう。笑い話になるかどうかは分からない。ただ、妙に優しい気持ちになった。これからは「普通」の世界で生きていく。だけど、あの変な夜更けや、無意味完璧コードと、愚直な情熱のことを、たまには思い出してみようと思う。

2025-09-08

9月1週LINEオープンチャットはてなブックマーカー」1週間のまとめ

これは何?

LINEオープンチャットはてなブックマーカー」の1週間分の要約を、さらAI使用し、試験的にまとめまています

要約内容

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🍽 食べ物飲み物

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阪神スポーツ

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📺 エンタメ漫画音楽

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🏛 政治社会経済

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🏢 職場・働き方・文化

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🌦 天候・健康日常

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💻 AIテクノロジー

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✈️ 旅行イベント

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## 1週間分の総括

今週のオープンチャットは、食と季節感スポーツ観戦、社会問題から日常小ネタまで幅広い話題が展開された。食べ物グルメ談義が中心となりつつも、阪神試合政治経済への意見交換が交わされ、バランスよく「生活」と「社会」を行き来する会話が目立った。健康職場環境といった個人リアルな悩みも共有され、同時にAIや生成技術漫画音楽といった文化話題で盛り上がり、日常と時事・未来志向が同居する1週間だったといえる。

関連記事

https://anond.hatelabo.jp/20240722084249

オープンチャットの参加URL

LINEオープンチャットはてなブックマーカー」の参加はこちから

https://line.me/ti/g2/MFSXhTJoO_pLfrfds1LpyJ0OlBgcPJSqHoRbBg?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default

2025-09-03

娘を奪われた話

3歳の一人娘は、基本的ママが大好きだ。

僕は育児参加している方ではあると思う。

・平日は3回は迎えに行って、その後公園で遊ばせたりしながら帰宅し、晩ごはんを作り、その後の家事を行う

・土日は僕の用事がない限りは娘を連れて出かけ、妻の1人の時間を作るようにしている

それでも娘は、やっぱりママが好きだ。

夜寝るときは、ママと娘、またはママと娘と僕。

年に一回、ママが泊りがけの仕事でいない日以外は、僕と娘という2人で寝たことはない。

ところが最近少し変わってきた。3日前に娘が「今日はパパと寝る」と言い出した。

しかもパパのベッドで寝ると。

いつもと違う環境ということもあり、興奮もしていて中々根付かなかったが、ちゃんと寝てくれた。

ただ、もともと寝相が悪いというか、よく動く娘で、僕のベッドから落ちそうになったり壁に膝をぶつけて泣いたりしていた。

それでもまあ明け方まで寝てくれて、朝の5時にはママー!といってママの寝室に入っていった。

妻は「どうせ5時くらいにママーって言ってくるんやろと思ってた」という。そうか。

そして昨夜、事件は起きた。

今週は幼稚園がお休み週間なので、毎日私の両親つまり娘のおじいちゃんおばあちゃんが娘の面倒を見に来てくれている。

お礼として、私は早く仕事を切り上げ晩ごはんを両親に振る舞う、そんな一週間だ。

昨夜もそんな感じで過ごしていたら、仕事で緊急の連絡が入った。いわゆる緊急のトラブル対応

僕はその判断をする立場なので、かなり頭をフル回転させなければならなかった。

そんなとき妻が娘を寝かそうとすると娘が「今日もパパと寝る」と言い出した。

僕はトラブル対応中だったが、これ自体は長引くものではなかったので、

時間だが集中してSlackを読み返して状況を整理しつつ、

しかるべき人と相談し、結論を出せばよかった。

ただ、両親を含む家族5人分の洗い物が残っていた。僕が妻に「洗い物はやっておくよ」と言ったが、

こういうときに僕がどんな事情であれば洗い物をサボって翌朝妻が見つけると面倒になることは分かっている。

僕は、娘には自発的に楽しんでやってくれる英語のレッスンをしてもらいつつ、洗い物をした。

洗い物が無事終わり、娘を寝室へ連れて行った。

前回の反省があるから、娘が落ちたり壁にあたっても痛い思いをしないように、色々準備をした。

そして娘を寝かしつけようと絵本を読むが、これまた前回同様、興奮して中々寝ない。

それでもまあいい感じに眠そうになってきたときに「おしっこ」と言ったのでトイレに連れて行った。

そしたら妻がやってきて、「何、こんな時間まで起きてたの?それとも眠ったけど夜中に目が覚めたの?どっち?」と聞かれたので

正直にまだ一睡もしていないことを話した。僕だって良くないとは思っている。

次の瞬間、妻は娘を取り上げた。そして「お前には任せてられない」という感じでなにかを言いながら寝室に入った。

妻の寝室からは娘がずっと「パパと寝たい、パパがいい、パパだけがいい」と泣き叫んでいる。

僕はもう疲れていたこともあって、正直妻が娘を寝かしつけてくれようとしたことに少し安堵した。

しかし、娘の絶叫の声が僕の耳に突き刺さる。

ごめん、今のこの状況は僕のせいなんだ。

娘の叫び声は止まず、そして家に居ても何もできないので

近所の公園に行き、ベンチで眠った。

2025-09-02

CMとかで着信音とかslackの通知音を使うの止めてくれ

のんびりな状態になってても、一瞬で緊張モードに切り替わるんだ…。

2025-09-01

anond:20250901162005

からLINEとかSlackで連絡するのが流行するんだよな

早くメール返せよ

お前の事だよ

2025-08-16

鬱っぽい

鬱っぽいけど仕事してるフリはできてる(在宅だと1日メールの返事とslackの応答以外なにもしてない日もある)

なんかこの先に致命的な何かがあるのかなあ

未来に何の希望も持てないけど家族のために給料必要から給料泥棒でしがみついてる感じ

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