はてなキーワード: Tinderとは
まずキスもハグも性欲だろ、と思う。女って自分の性欲は綺麗なもので、男の性欲は汚いものっていう認識の人がいるよね。というか大半な気がする。
私は女から嫌われるタイプの性欲に正直な人間で、今はもうさすがに遊んでないけど、数年前25歳前後の頃はセフレを常に4-5人抱えて、毎週末誰かとデートするみたいな生活をしてた。
彼らとはセックスを目的としてたけど、お互い気分じゃない日とかはやっぱりあって、そういう日は普通のデートだけして終わりって日もあった。性欲目的でつるんでてもこうなんだから、恋人同士ならなおさら性欲抜きのデートもできるんじゃないか?と思う。
たぶんだけど女側にセックスを提供できる以外の娯楽性が欠けてるんじゃないかな、と思う。
私はTinderをよく使ってたけど、そこで結構言われたのが、「こんなに会話できる子久しぶりに出会った!」というもの。リップサービスもあるだろうし、全員がそうとは思わないけど、男性の中にも体だけじゃなくて精神的な繋がりを求めてる人がいるんだと思う。彼らの話を聞いていると、女の子はあまり喋らなかったり、気を遣って話題を振っても単語で返されたりみたいなことが多いみたい。それは男側がイケメンでも同じらしくて、ずっともったいないなと思っていた。意外と話を振るとめちゃくちゃ話してくれる男性多いからさ。向こうにターンが回ったら笑ってうんうん聞いてるだけでいいんだよ。
そうやって会話の楽しさとか、一緒にいる時の空気感をちゃんと提供できないと、「セックスできないのになんで付き合ってんの俺たち」みたいな結論にいかれちゃうんじゃないかなあ。私はそれを女からの搾取だと思っているよ。女の性欲のために、男の性欲を踏み躙ってると思ってる。付き合ってるんだからお互い様、ギブアンドテイクの精神でいきなよ。そもそも女にも性欲はめちゃくちゃあるんだからさ、それがセックスに発露してないだけで。
未練は全くない。けど、嬉しそうな笑顔で写る彼を見ると薄暗い感情がふつふつと湧き出る。
お前は私にあんなに酷いことをしたのにそんな素振り一個も見せずに「僕は幸せになるんです」って顔でのうのうと生きてるんだな。
復讐がしたいわけでも、ましてや復縁したいなんて一ミリも思ってない。だけどあまりに酷くて友達にも家族にも言えなかった全てを吐き出さないと、元彼と付き合ってた頃の私が可哀想で惨めで仕方がなくなってしまった。
元彼の奥さん、これを読んで彼のことだと気づくだろうか。せめて、どうか気づかないくらいには奥さんのことを大切にしていてほしいと願う。
彼とは大学から社会人にかけて付き合った。まず前提として私も相当悪い。喧嘩ふっかけるし煽るし急にキレるし察してちゃんだった。その場の感情に支配されて大層暴れていたし、彼も私のことが好きなら全て従うべきという思想をナチュラルに持っていた。今考えるととんでもない女だった。それは大いに反省している。当時のとんでもないわがまま女の私も併せて供養しよう。
全てはここから始まった。元々同じ大学の友人だった。特に恋愛感情は抱いてなかったが、まあ付き合うのはナシではない、くらい。そんな彼に遠距離の彼女ができた。2人はいたって順調そうに見えたし、私は私でおめでと〜お似合いだね〜と生ぬるいコメントをインスタのストーリーに送っていた。そして詳しい経緯は省くが、私が彼の家に泊まることになった。私も彼も本当に最悪。正直私は宿くらいにしか思っていなかったが、ナシではない男ではあったため何の気なしに関係を持ってしまった。遠距離だからバレないだろうと、関係を続けるうちにだんだんと好きになってしまい、それは彼も同じだった。そして遂に彼女と別れて、私と付き合うと決意してくれた。しかし彼が妙なことを言う。彼女と別れるために直接会いに行くと。電話はLINEじゃなくて直接言って別れないと、と謎の主張をする頑固な彼にイライラして、でも本当に別れてくれるんだよね、と期待と不安の間で連絡を待っていた。そして彼からLINEが来た。と思ったら、「○○(元彼)の彼女ですけど」「今彼は隣で寝てるよ」「もちろんやることやってるから」
おい、全然別れ話してないやんけ。そこから彼女と壮絶なレスバを繰り広げたが、もちろん100:0で私が悪いので相手の圧勝だった。どうやら浮気を疑った彼女が寝てる間に携帯を見たらしい。そして携帯が彼の元に帰り、「やっぱ浮気してたんじゃん」「どういうつもり?」「どういう気持ちなの今」と、今度は私がレスバの興奮冷めやらぬ状態で彼を責め立てた。そして彼から驚きの返答。
「増田ちゃんが浮気相手なのに浮気してたんじゃんっておかしくない?」
私から言い訳をさせてもらうと、この時は気が動転していて、確かに私が浮気相手だったのだが適切な単語がすぐに出てこなかった。しかしもっと言い訳をさせてもらえるなら当時の彼は私が本命で、もう彼女とは別れる寸前みたいなこと言っていた。そのため私の中ではもうすでに本命彼女に昇格していたような錯覚を起こしており、彼女から凸られたとき浮気だー!と思ってしまった。
その後何回か揉めたが結局付き合った。当時の私の決断には言葉も出ないがそれだけ好きだったのか…
自分の行動は今も本当に恥じていて、ごく限られた友達にしか話せていない。なんの言い訳もできない100%私の過失です。あの時の遠距離彼女に心から申し訳なくて、何度謝っても足りないんだと思う。今でもふと彼女のことを思い出す時がある。こんなこと絶対私に言われたくないだろうけど、幸せであってほしい。彼女とのやり取りの最後に「お前は次に付き合った人に浮気されるよ」と言われた。嫌だけど、考えたくないけどその言葉は受け入れようと思った。浮気はされてないけど、彼にもその次付き合った人もまあまあのクズだったからそれで痛い目は一応見てます。本当にごめんなさい。
・深夜の大喧嘩
付き合ってしばらく経った頃、2人で初めて旅行した。二泊三日の旅行の後お互い疲れて寝ようとした時些細な喧嘩が始まった。原因はもう覚えてないくらい些細なことだった。だんだんとヒートアップして、遂に彼が私に手を挙げた。男性の力をきっとその時初めて実感して本当に死ぬかと思った。夜中だったけど出ていけと言われて(彼の一人暮らしの家だった)、せめて朝までいさせてと懇願したが追い出された。なんとか近くの友人の家に泊めてもらうことができたが、私の心の中は暴力を振るわれたことの恐怖でいっぱいで涙が止まらなかった。あの時泊めてくれた友達、ごめん。本当にありがとう。今度会った時改めてちゃんとお礼を言おう。その後別れる決意をしたものの、彼が泣きながら書いた手紙を読んで復縁を決意する。ほんまにアホかい。
喧嘩のすぐ後は絶対に別れる!!!と決めていたのに、彼が泣いて懇願する姿を見ると「私も彼もこんなに好きなんだから別れる必要なくない…?」と思えてきてしまったのだ。暴力を振るわれたことへの怒りや悲しみより、別れることへの寂しさがいつの間にか上回ってしまい、「私が我慢すれば、成長すればいいんだ!彼と付き合い続けられるんだ!」とそれを正当化してしまった。今考えると典型的なDV男と別れられない女でしかないな。そしてこの事件も親や友達に話すと絶対に別れろと言われるのでいえなかった。周りに反対される恋愛なんか絶対しないほうがいいのにね。
・それとなくモラハラ
今になって気づいたがちょっとモラハラ気質だった。私があまりにもわがままだったため、「俺と別れるともう誰とも付き合えないよ」と言われた。
私があまりにも鈍臭いため、自動車免許を取ろうとしても「俺が運転するから取らなくていいよ」と言われた。当時は彼が運転してくれるからいいか〜と思っていたが、別れた後勝手に可能性を狭められていたことに腹が立ち一念発起して免許取得した。そして運転は本当に下手だった。
付き合ってしばらく経ったまだ大学生の頃、彼の実家に遊びに行った。直前に決まった上に泊まり。どう考えても私が非常識すぎる。それは本当にごめんなさい。だけど彼があろうかとか「母さんが急に来て困っちゃうね〜って言ってたよ」と私に報告して来やがった。お母様のお気持ちは全くもってその通りであり、なんの異論もございません。だけどそれを私に言うの有り得ないでしょうよ。そしてとんでもないアウェイを感じて明日やっぱり帰る、と告げても「今帰ったら俺の実家が楽しくないですって言ってるようなもんでしょ」と帰してもらえなかった。
そしてめげずに社会人になってからも彼の実家を再び訪れた。今度はご飯だけ頂いた。彼には妹がいて相当溺愛していた。人見知りなのかあまり話してくれず、私はなんとか心を開いてもらおうと話しかけた。志望大学が私たちと同じと知ったので「なんでうちの大学がいいと思ったの?」そう聞いても目も合わさず小さい声で「分からない」と言われてしまった。あの、一応確認ですが高校生ですよね?しかも高校3年生でしたよね?彼女は今現在社会の中で人とコミュニケーションを取って生きていけているのでしょうか。心配です。
そして私が妹ちゃんとなんとか話そうとしていると横から彼が「そんなとこ言われてもわかんないもんね〜?」もうその後の記憶はあんまりなくて、多分ほとんど喋らなかった気がする。ただでさえ緊張している彼の実家なのに私はずっと1人だった。唯一の味方だと思っていた彼は全然敵陣地にいた。
・私の優先順位どうなっとんねん
社会人になって配属が決まってからは遠距離だった。学生の時と比べると会える休日はとても貴重で月に一回会えるのはそれさそれは心待ちにしていた。ある月の三連休、かなり前から会う約束をしていた。しかしその1ヶ月ほど前に電話で彼から急に「その三連休妹の引っ越し手伝いに行くことになったから」と告げられる。前述の通り彼は妹を溺愛していた。確かに大切な家族の、男手が必要な一日であることは間違いない。だけど私が何ヶ月も前から楽しみにしていて、社会人にとって貴重なお休みを、遠距離だからこそ絶対に会いたかったのにそんな決定事項で言われたのが腹立たしいし、悲しかった。行きたい気持ちはわかるからこそ、私に一度伺いを立てるくらいの気遣いをして欲しかった。キレ散らかしたかったのは山々だが、流石に社会人になり少しは大人になっていた私は「○○くんの決めることに私は口出しはできないけど、社会人で、遠距離恋愛で、引越しよりも前から約束してた貴重な三連休ってことと、引っ越しが決定事項であるかのように言われた私の気持ちを考えてみて欲しい。それから決断して。」とできるだけ怒りが伝わらないように慎重に伝えた。そして即答で「わかった、引っ越しには行く(原文ママ)」と言われた。はは、この時はさすがちょっとずっこけた。この時くらいから段々と気持ちが冷めてきていた。
・性のお猿さん事件簿
彼は今考えると性欲モンスターだった。彼の伝説を並べれば枚挙にいとまがない。その伝説の一部を手短にお見せする。
①電話で大興奮
彼の帰省中などに電話すると久しぶりに声を聞けたからなのか大興奮していた。電話はいつも途中からまともな会話ができなくなっていた。
②お外でも大興奮
家では飽き足らず外でも大興奮。私がちょっと体のラインが出る服を着ようもんなら「ちょっとそこのトイレ行かない!?」と多目的トイレを指差す始末。私の名誉のために言わせていただくと一度もその誘いに乗ったことはない。
③避妊しない
本当に最悪中の最悪。間違っても妊娠しなくてよかった。
④Tinderやってた
前述の修羅場事件があってから私は彼の携帯を見ずにはいられなくなってしまっていた。そしていつものスマホパトロール中、Tinderをやっていることを発見してしまったのである。どう揉めてどう解決したのかも覚えてないけどそのまま付き合ってました。あーあ。
細かいものを挙げればキリがないけど、話して面白いエピソードと言えばこれくらいだと思う。
思えば彼は付き合った当初からずっと結婚したいと言っていた。決して私と、ではなかったと思う。家庭の事情から愛情に飢えていた彼は結婚して自分の家庭を早く持ちたかったんだな、きっと。良かったね、夢が叶って。私はあなたと別れて本当に良かったと思う。あなたのその性格が果たして今どうなっているのかは見当もつかないし、別に知りたいとも思わないけどもう誰かを傷つけるのはやめなよ。
地方出身で小中高と田舎の公立出身、大学はMARCH文系の負け組
渋谷のラブホで10時ごろに二日酔いの頭痛と吐き気で目を覚ます
ベッドの隣で男子大学生はまだ爆睡してるので金だけ置いてチェックアウトしLINEブロック
↓
↓
コンタクトを外してメイク落としてメイクを落として着替えてそのまま二度寝
↓
2時ごろに起床
↓
↓
真面目そうな見た目でメッセージも固かったのでつまらないかと思いきや思ったより会話が盛り上がる
イケメンではないが歯並びが良くて身長がサバ読みじゃなかったのでリピあり
次の予定を立てて解散する
↓
後輩の女の子の悪口を言いながらその子の誕生日プレゼントを購入する
恋バナと悪口に花を咲かせる
↓
駅で男を発見
ヒールブーツ履いてた上にヒール込みでもプロフに載せてた身長にどう見ても届いておらず回れ右してマッチ解除
↓
↓
慌てて服着て解散
↓
夕方起床
この記事の続き、なぜか保存はできるのに表示はできなかった。(文字数制限がDB側とビュー側で違うのかな)
今更だけど続きを入れておく。(色々反応もらえて嬉しいのもある)
https://anond.hatelabo.jp/20250604003003 の末尾の行から続ける。(当時書いたものをそのままコピペしただけです)
====================================================
遊び初期は女の子とデートするたびにPDCAサイクルが回って学びが多かったが、だんだん得られる学びが減っていった。
それに正直やりたいだけなら遊びは風俗と比べて金銭的なコスパも極めて悪い。
遊びは1件目→2件目→ホテルを奢ることを考えると優に1回あたり3万程度は消える。飲みももちろんだが、ラブホの宿泊もかなり高い。
性行為できるまでの時間的な意味でも、風俗と比べて比較にならないくらい時間を要する。
心の限界を感じた。
最後の1ヶ月は新規で人と会ってなかったので実質5ヶ月くらいヤリモク男をやっていた。
マッチが平均日に3~4人程度だったので月100人マッチしたことになる。5ヶ月トータルでは500人マッチくらい。
その中で電話まで行けたのが週4~5人程度。これも5ヶ月トータルで100人くらい。
さらにその中で会ったのは週1,2人。5ヶ月トータルで30人くらいな気がする。
世のマッチングアプリの男性会員の7割は一人とも会えずに終わると言われている。なんなら内閣府が発表しているデータで20代独身男性の「これまでにデートした経験が一人もいない」人は全体の40%を占める。
それを踏まえると世間的に見て5ヶ月で500人マッチ、30人とデートという数値だけ見れば相当良い数値らしい。定量的に見て20代のデート経験としては上位数%にあたる。
予定のドタキャンや途中のブロックは当たり前だし、仲良くなったあとでもいきなり連絡が途切れることが当たり前のようになる。
正直「遊び」という名目だったからこそドタキャンや人間性のない対応に耐えれていたが本気で恋愛をするときにこれだと耐えられないかもしれない。
そういった意味で事前に遊びであることを伝えるのは極めて重要である。相手にこの辛さを味合わせてはいけない。
まだ過去の感覚が残っているうちは良いが、これが壊れると本当に人格が終わるリスクがあった。
人をスペックと見た目で判断し、だめだったら次に行くという行為が当たり前になると、シャバでの人付き合いや付き合ったあとの関係性を大切にできなくなるリスクが大きい。
お持ち帰り用の会話と、同性や仕事での会話は根本的に異なるものである。
標準語で喋り続けると方言を忘れるのと同じで、ずっと遊びばかりやっていると仕事能力とか、同性とのコミュニケーションができなくなる怖さがあった。
よく言われる遊んでいるやつは仕事できるは間違いである。遊びと仕事で使うコミュ力は根本的に異なるためである。
仕事できるやつが比較的遊びもやりやすいというのはありうる。そういう意味では「遊びできる→仕事できる」は必要条件だが十分条件でない可能性が高い。遊びは得意だけど仕事が下手な人を知っているという、あくまで周囲を見た個人の統計だが。
ちなみに社会人で遊ぶのはスケジュール的に相当厳しい。仕事終わりに1時間単位でGoogleカレンダーで枠を取って3人と電話する日もあれば、週5日毎日女性と飲み会を入れる日もあった。
高度なタスク管理が必要である。上長のGoogleカレンダーが1on1スケジュールを隙間なく詰めっている状態に近い。
ごめんなさい。正直これが大きいです。
まとめると主体性になりそう。仕事では主体性を発揮できていたが、人間関係は受け身人間だった。
お持ち帰りを向こうから誘われることは何十人と会って一度もない。必然的に主体性を持つことになる。我が強くないと舞台にすら立てない。
正直、明確にお持ち帰りには再現性のあるコツが存在する。それだけでお持ち帰りできるわけではないが。
お持ち帰りのためには会話の流れ、会話比率の変化、ホテルまでの道筋、想定外が発生したときの対応を状況に応じて柔軟にコントロールする必要がある。
女性にどこ行きたい?何食べたい?と聞くのは優しさだと思っていた。でも実は必ずしもそうでない。
これはお持ち帰りで絶対してはいけない常套手段である。女の子のせいにするような行動はしてはいけない。
言ってしまえば女性にとって理由作りが必要である。(一方で嫌がることは不同意性交になるので見極める力と倫理観が大変に重要である)
いかに相手に責任を押し付けずに自分に責任を押し付けるがお持ち帰りに重要であり、そういった経験を増やすことで責任感をより持てるようになった。
理系科目と違って意図しないことが常に発生するし、再現性も論理性もないことが多々起きる。
そういったことに対応できないとホテルというゴールは絶対にない。
百合展開する美少女アニメが好きなオタクだったので、正直女性に幻想を抱いていた。
大学時代に恋人が出来てからそれは減ったが、それでも世の中には美少女アニメのような女の子がいると自分では気付かない深層心理レベルで思い込んでいたように思う。
女の子に純粋さとか潔白性を求めてたし、なんなら処女厨だった。
少なくとも自分が会った範囲で純粋無垢な存在なんていなかった。
誰だって後ろめたい過去は大なり小なりあるし、完璧なんて存在しない。
服装とか見た目で判断したり、過去の経歴で判断をしてはいけない。
実際深掘ってみると見た目や雰囲気と人格が違うことは多々ある。
偏見を持った状態でお持ち帰りはできないので、偏見を持つ量が必然的に減った。
というよりある程度話すまでその人の印象判断を保留することができるようになった。
圧倒的にコミュ力が磨かれた。
複数人の第三者評価として、遊ぶ前と比べてコミュ力が上がったことを言われたので、客観的にこのことは正しい。
遊ぶ前ぶりに会った人からはもれなく「なんか変わった?」や「xxくんだと気付かなかった」と言われるような状態だった。(これは見た目の変化も大きいが)
マッチングアプリでは雑談力が磨かれた。初対面の相手と何時間も話すことができるようになった。
クラブナンパは回数こそしてないが、クラブで知らない人に話しかけて仲良くなるという経験をした、という事実が男としての自信に繋がった。(名前を呼ぶときのちゃん付けもここでできるようになった)
仕事の会議で重要な論理的構造で話すとか多分は向上していない。そこはやるうえで重要じゃないしむしろ邪魔になるから。
もともと清潔感には気を使っていたが、遊びにおいては清潔感に気を使ってもマイナスがゼロになるだけでしかない。
遊びによって
を新たにするようになった。
服装や髪型に関しては美容系インフルエンサーを参考にし、流行りを取り入れるようになった。
なお等身大の関係性を求める恋人がほしいとかであればこれらは不要である。
大人になってから友達を作ることは難しい。それなりに大きい企業で新卒同期が3桁以上居るような場所であればある程度は回避できる。
でも新卒で上京したりとか、大学卒業してフリータだったりする立場にとって友達を作るのは難しい。
例えばTinderは貞操観念がゆるい遊び歩く女性だけがやるものだと思っていたが実際そうじゃない。
女の子が女の子の友達欲しくてやってるケースとか、性行為に興味なくTinderをしている人も居る。
なんならマチアプ自体がドラッグである。恋人ほしいとか致したい関係なくハマってしまうものである。
どこかの研究でマチアプのスワイプに報酬系が働き依存性があるというのを見たことがる。
一方でヤリチンという不純な立場が、明らかに相手にとって何でも打ち明けられるオアシスの場になっていた人もいた。
それくらい都会は友達作りとかと相性が悪いし、冷淡。
ここをうまく解消できたら世界はもっと良くなると思いつつも、例えば友達作り用のマッチングアプリを作れば解決するみたいな、そんな簡単なことはない。
女の子の家にお泊りなんて恋人を除いてありえない。だけどセフレという関係はそれを裏ルート的にたどり着けてしまう。
純粋に他者の家には興味があったし、住む場所とか家賃感とかレイアウトとか、すごく純粋な面白さがあった。
ちなみに誰かの家にお邪魔するときは絶対にお土産を持っていくこと。それは同性の友達でも大事。
本当に人が信頼できなくなった。
どれだけ好きと言われても、絶対この人明日にも裏切って俺を捨てるんだろうなとか普通に思ってしまう。実際経験しているから。
これはヤリチンをやめて本気で人を好きになったときに、とんでもない足枷となった。
ずっと不安になる。ありえないくらい自分自身がメンヘラになっていた。LINEが10分帰ってこないだけで、定番のブロックパータンかなと不安になる。
ヤリチンをやっていた時期はその不安を同時に複数のセフレがいることで
性行為前提で女性を知るようになってしまったせいで、性行為無しで付き合うのが怖くなった。
一方で付き合う前にそういうことしてしまう女性は無理という価値観も残っていて、デッドロック状態になった。
今付き合っている相手には全部このことを話して受け入れてもらっている。
私は嘘を貫き通せないので、全部言うしかない。
当たり前だがヤリチンをしていた過去は、人によっては嫌悪感を極めて抱くものである。
両思いで付き合えたあとに過去ヤリチンだったことが知られるだけで破局するリスクは十分にある。
男側から見たとき、過去に風俗で働いていた女性と付き合うことに抵抗があるみたいなのに近いかもしれない。
一度水に垂らした墨汁が取り除けないように、ヤリチンをした過去は絶対に取り除けない。それまでとこれからがどんなに真面目でも。
遊んでないやつはキモいだとか、結婚するなら遊び終わった男がいいとか、そんなものはヤリチン・ヤリマンの立場を捨てられない人間のまやかしが多分に含まれる。信じてはいけない。
貞操観念が壊れた女の子をお持ち帰りできることと、しっかりした女性と付き合うことは全く訳が違う。前者を100回できたら後者が手に入るほどこの世界は単純じゃない。
(一方で遊び側の価値観を知っておくことで浮気防止になる可能性は多分にあるが、浮気をしてしまうような状況を作らないことや浮気を安易にしないタイプを見極めて付き合うことでそれは回避できるので遊ぶ必要性はない)
ホストをやられている方には大変失礼なのは承知だが、ホストはずるいなと思った。
仕事であるという理由で色恋営業が許される。ヤリチンがやったら刺される。
書きながら気付いたが、なんで変わってないんだ???
多分女の子と遊べても、自分なんかと遊べる女の子は誰とでも遊んじゃうんだという気持ちが先行していた。
一方で紛れもなくコミュ力も上がっていることが客観的評価からわかる。
この矛盾を考えたときに考える仮説は、遊びで得た自己肯定感と、遊びで得た自己否定が釣り合っているのではないかと考える。
たしかに女の子と遊べたが、関係性を切られることもそれ以上にあったためである。
また一方で自己評価は遊び程度では変容しないとも考えた。
刹那的なやりとりでなく、長期的な関係性の構築で初めて手に入るのではないだろうか。
責任感や主体性は持てるようになったが、根の真面目さとかは変わっていない。
具体、といっても細かいことは書かない。相手のプライバシーもある。
再現性のない話である。正直人生2周目したらうまく遊びで自己効力感を見いだせず死んでいた可能性が高い。
そう言えるのは、マッチングアプリ初めて最初に出会った相手とホテルに行けたことが大きい。
マッチングアプリを始めた時点でクラブナンパや相席屋を試した後だったし、マッチングアプリの各種コツは知識として持っていた。
たまたまマッチングアプリでマッチし、トントン拍子で電話まで進み、翌日会うこととなった。マッチングアプリ初日の出来事である。
当日はおやつ時間に集合しカフェで時間を過ごしたり街を一緒に散策したりした。夜になって帰るときに実は遊びでやってるんだよねという話をした。
これができたのには理由がある。元カレとレスになって別れたという話を聞いていたことが大きい。
それ以外にも色々と付き合う前にしちゃうタイプの要素が垣間見れた部分もあり、そういう話をしても良いという暗黙知が形成できていた。
ホテル打診をし、結論としては「今日するつもりなかった」と言われつつホテルに行くことに。結局向こうがヤリモクだったが……
行為自体は微妙だった。というのも向こうが挿入以外にあまり興味がないタイプだった。
彼女としていたそれと、遊びのそれは根本的に別物なのだと思った。
しかし彼女とする性行為と遊びでの性行為は抜本的に異なる。好きな人とする性行為には絶対に幸福感や満足感で勝てない。雲泥の差である。
逆に言うと以後ヤリモクタイプには一度も出会っていない。ヤリモクが嫌で避けていたというのもあるが。
この偶然的な初回の成功体験が遊びに対する自己効力感を上げた。
その後はうまくいかないことが1ヶ月ほど続いた。本当にもう限界というタイミングで、またうまくいった機会があり、なんとか持ちこたえた。
以後もそのような希望と絶望が交互に続く。後半は以上に成功率が高くセフレが複数人いる状態だったが、最後には仇となった。
「好きな人ができたからごめんね」と伝えることにはかなり辛さがあった。
好きな人がいるのにセフレと関係を切るのが辛いは矛盾しているように見えるが。
いろいろな体験を通じせっかく仲良くなれたのに、みたいな部分も正直ある。
まだ解決してあげたい相手のコンプレックスとか課題が残っていたこともわだかまりの1つだった。
でも一番は、せっかく自分に期待してくれているのにそれを裏切るのが嫌だったということである。自分は弱い。
ヤリチンになることで、得たものは紛れもなくあったし、真面目な自分という根幹をぶち壊せたのは大きい。
社会に対する課題感もほんの少し分かったつもりになれたし、いろいろな職種のいろいろな事情を知れたことも大きい。
それにヤリチンが淘汰されない事情も極めてわかった。女性が必要としているケースが結構ある。
初めて太くて長いちんこの年下くんとセックスしたアラサー婚活女だけどめちゃくちゃ気持ちいいじゃん
誰だよ巨根は痛いとか言ってたやつ
前に「AVみたいな激しいセックスは痛い」って聞いてたけど普通に激しく打ち付けられるの気持ちいいし
「遅漏は女性から嫌われる」ってネットでみるけど私含め圧倒的に女性は遅漏より早漏が嫌いなんよ
その話したら年下くんが「ほとんどの男はちんこ小さいし、ほとんどの男は激しく動いたらすぐに出ちゃう早漏ばっかだから、巨根は嫌われるだとか遅漏は嫌われるだとか言うんじゃね?そんで女も男向けのメディアではそれに迎合する的な?」って言ってて、まじそれなって思った
こんなことしてる場合じゃねえ
クソだるいけど週末のお茶のために明日の仕事帰り服の準備しなきゃ
Tinderで顔しかわかんねえ男と会うのは本当にワクワクするのに、相談所で紹介された顔も名前も職業も年齢も知ってる男と会うのってまじでクソだるいな
婚活業者が「低身長男性はイケメンやエリートでも余ってる、ハイスペと結婚したい女性は身長妥協しろ」と公言してるので、優秀な低身長男性ですら女に選ばれない
以上の結果をまとめると、男性においては、高学歴、高収入、高身長・低肥満であるほど選好の対象になりやすく、女性においては、非大学院卒、高収入、低肥満であるほど選好の対象になりやすい。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ojjams/31/1/31_70/_article/-char/ja/
女44歳の婚活 「半年で44人と見合いして真剣交際ゼロです」
togetter.com/li/2076251
170cm未満男「ジャニがモテるからチビはモテる」風俗嬢「客は嬢をデカ女呼ばわりするチビばかり、170cm以上は皆無
togetter.com/li/1923490
毎回言ってるけど条件緩和するなら是非身長170㎝以上の条件外してみてください、賢くよく稼ぎ人柄もいい人がまだ余っているのはここです!そして身長のせいでアプリで戦えず、Twitterに流れ着いたハイスペ低身長がごろごろいる。全日本男子の1/3以上が170以下なのですよ⁈(見えていないだけで沢山いる)
https://i.imgur.com/AOORllI.png
"では、30代後半女子がお見合い組むために狙いやすい男性スペックをご紹介。
2)165㎝以下の男性
身長が165㎝以下の男性は基本的にお見合いが組みにくいです。年収が普通、顔も普通なのに、身長が165㎝以下というだけでお見合いが全然組めなかったりします。"
皆さま、思春期のころを思い返してください。女子に人気があったのは、
(2)イケメン
ではありませんでしたか?
高身長男子は、ムードメーカーやイケメンのような目立つキャラでなくても、「ヨシオって身長高いよね(高くてカッコいいよね♡)」と一部の女子から密かに人気があり、いつもちゃっかりモテているものなのです(しかも女性側がプッシュするケース多し!)。
個人的な見解にはなりますが、彼らは彼女が常に絶えない上に、「この男性を手放したくない!」と彼女にプッシュされ20代半ばには結婚するケースが多く、婚活市場でさっぱりお見かけしないものなのです!
「男性は身長が高いほどモテる。女性は150cmでも170cmでもモテる」マッチングアプリがガチで証明してしまう
https://i.imgur.com/IxzDY6Z.jpg
掲題の件、悲しい現実を書きたいと思う。
理由はただ1つ。
教訓:
見た目をどんなに頑張っても身長が無ければ終わり。骨延長手術するか来世に期待しろ
セックスするなら毛の処理だけは怠るな。毛だるまは相手のサービスの質が落ちる
容姿が終わってるけどセックスしたいならtwitterに行け。twitterにおいては身長以上に金が正義だ
相手は選んで合法に楽しめ。ツイ援使って業者とアンダーを排除しろ
マッチングアプリ人気上位をユーザーを調べた結果、男性にとってはかなり厳しい世界であることがわかりました。
以上の結果をまとめると、男性においては、高学歴、高収入、高身長・低肥満であるほど選好の対象になりやすく、女性においては、非大学院卒、高収入、低肥満であるほど選好の対象になりやすい。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ojjams/31/1/31_70/_article/-char/ja/
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毎回言ってるけど条件緩和するなら是非身長170㎝以上の条件外してみてください、賢くよく稼ぎ人柄もいい人がまだ余っているのはここです!そして身長のせいでアプリで戦えず、Twitterに流れ着いたハイスペ低身長がごろごろいる。全日本男子の1/3以上が170以下なのですよ⁈(見えていないだけで沢山いる)
https://i.imgur.com/AOORllI.png
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2)165㎝以下の男性
身長が165㎝以下の男性は基本的にお見合いが組みにくいです。年収が普通、顔も普通なのに、身長が165㎝以下というだけでお見合いが全然組めなかったりします。"
皆さま、思春期のころを思い返してください。女子に人気があったのは、
(2)イケメン
ではありませんでしたか?
高身長男子は、ムードメーカーやイケメンのような目立つキャラでなくても、「ヨシオって身長高いよね(高くてカッコいいよね♡)」と一部の女子から密かに人気があり、いつもちゃっかりモテているものなのです(しかも女性側がプッシュするケース多し!)。
個人的な見解にはなりますが、彼らは彼女が常に絶えない上に、「この男性を手放したくない!」と彼女にプッシュされ20代半ばには結婚するケースが多く、婚活市場でさっぱりお見かけしないものなのです!
「男性は身長が高いほどモテる。女性は150cmでも170cmでもモテる」マッチングアプリがガチで証明してしまう
https://i.imgur.com/IxzDY6Z.jpg
掲題の件、悲しい現実を書きたいと思う。
理由はただ1つ。
教訓:
見た目をどんなに頑張っても身長が無ければ終わり。骨延長手術するか来世に期待しろ
セックスするなら毛の処理だけは怠るな。毛だるまは相手のサービスの質が落ちる
容姿が終わってるけどセックスしたいならtwitterに行け。twitterにおいては身長以上に金が正義だ
相手は選んで合法に楽しめ。ツイ援使って業者とアンダーを排除しろ
マッチングアプリ人気上位をユーザーを調べた結果、男性にとってはかなり厳しい世界であることがわかりました。
女性に会いたい。
tinderで前まではやってたけど、男のセフレしかできなかったから今はtappleをやってる。
プロフ写真を変えてからマッチングはしやすくなった。話もある程度は続く。
そんなかんやでデートの約束まで行ったが、どうやらドタキャンされたみたいだ。
先週の段階から正直その兆候はあった。事前に体調不良を理由にキャンセルする女にもう一度会える見込みはまずない。
心は既に何も感じなくなってる。こんなん繰り返してても寂しくなっていくだけかもしれない。でもさー会いたいんだもん。ココロには栄養がないとやってられんのよ。
あーもう疲れた。
帰ってシコれってことね。
なるほどやかましいわ。
次はpairsだな。
https://anond.hatelabo.jp/20250604003003 を読んで昔を思い出したので。
25歳の頃上司が、あたりのキツイ上司で、ミスがあると「なんで出来ないの?」と、よく詰められた。そのたびに、自分は泣きそうになる感情を抑えられなかった。当時の自分は指摘箇所を改善するよりも「詰められる歳、泣きそうになる自分を治したい」という欲求に強く駆られていた。彼に叱責を受けても、平然としている同僚女性もいる中で、自分は彼に叱責を受けると辛くなり泣きそうになってしまう。この弱弱しい性格を何とかしたい。なお、職場は非正規のコールセンターである。
このお豆腐メンタルをどうにかしたい。俺は強くなるんだ。そうだ、ナンパをして街で女性に無視をされ、暴言を吐かれることに慣れれば、転じて日常で上司にキツイ言葉を言われる事にも慣れるかもしれない。ナンパをはじめたきっかけはそこからだった。
この頃からナンパの存在自体は知っており、ナンパを始めた2010年頃は、まだナンパブログ全盛期。様々なナンパ師が即った子の画像をブログにUPしていた。わたしはそれを見てオナニーのネタにしていた。リベンジポルノという言葉が世に出回るはるか前。ちなみによく見ていたブログはネタマンマニアだ。サクさん素敵。
「俺は凄腕スト師(ナンパ師の意)になる!」と意気込んで、街に出ては、「声かけるの怖い・・・」と怖気づいて、地蔵のまま帰る日が続いた。5回目だったか、初めて声をかけた女性は、ニューハーフで、工事にいくらかかったかを話した記憶がある。これは忘れられない。
それからも仕事終わりに出撃するものの、1日1声出来るかどうか。場合によっては声掛けできない日も続いた。たまに1日5声掛け出来れば上出来。翌日にはまた1声掛けに戻ってしまう。漫画喫茶のパソコンよろしく、電源を切ればまた初期設定に戻る。決して積みあがらないスキル。他のナンパ師たちは違ったのだろうけれど、わたしにとって声掛けスキルは着実に積みあがっていくものではなく、1日1日単位でリセットされてしまう。そんなものだった。だが続けていればいつか凄腕スト師たちのように、かわいい女の子を即れるんだ。そう思っていた。
ナンパを初めて半年程経ったころだと思う。「終電後ナンパ」を実行した。地方都市であるため、25時も過ぎれば人はどこかへ消えてしまっていた。人口200万もいるのに。そんな中、終電が終わる24~25時が勝負だと肌でわかっていた。
途中「家に帰りたくない」という大人しめの女の子を捕まえることに成功した。路上でトーク、そのまま漫画喫茶(暗い雰囲気にソファー席があり、セックスでもしてくれと言わんばかりの内装)へ連れ込みいちゃつく。そしてラブホへ移動して即。記念すべき初即。その時深夜テレビで流れていた映画は、榮倉奈々の「渋谷区円山町」。忘れもしない。
女性とセックスをしても、翌日になればリセットされる全能感。ナンパの腕が上達するわけでもなかったし、そもそもゴールである「上司への詰め耐性」が向上した訳でもない。この段階で「ナンパ」が、当初の目的を達成することにおいて、全く見当違いな手段だったのだと気づくべきだった。ただ、今だからこそ、その過ちに気づけたわけであって、当時は本気だったわけである。人間は全く持って愚かだ。
「単純に上司に指摘された部分を改善すればよかったのでは?」 今考えればその通りなのだが、当時は、指摘されたことを改善する事、イコール対処療法に過ぎず根本的な改善策になっていないと考えた。対処療法では意味が無い。根本から自分を変えなければいけない! そのために自分はとても有効な方法を見つけた! それがナンパなんだ! 「他の人には決してできないことを俺はやっている!」。 そんなマインドである。こうして、徐々にナンパの沼にハマっていった。
当初の予定では「ナンパを通じて、30歳までにメンタルの弱さ(語彙力)を改善させし、女性とのコミュニケーション能力も改善。そして、セックスをすることでオスとしての力も身に付け、当時背負っていた300万の借金も、ナンパで身に付けた能力により営業のバイトであれよあれよという間に返済」という考えであった。なんとバカなんだろう。
31歳くらいの時、一年発起して界隈ではとても有名なナンパ講習を仲間と2人で受けた。3時間で2万円。最初の半分は座学。「何が何でも即に持ち込め」「心技体」と言われたことは覚えている。後半は実践。私は頭髪が薄かったので、帽子やウィッグの存在を教えてもらった。大きいアーケード街で声掛けをするように指示されたが、どうにもこうにも恐怖(知り合いに見つかったらどうしよう)が勝って声を掛けられなかった。後々話を聞いたら、ナンパ仲間数人が、彼の講習を受けたらしい。そのうち一人は立派な「道場生」になっていた。
講習の効果はあったように思う。ウィッグをかぶって活動するようになった直後、年上のめちゃくちゃ美人なバツイチ女性から「こんなカッコいい人と、セックスしない理由は無いでしょ?」と言われて、ホテルに連れ込めたことがあった。自分には何が起きているのかさっぱりわからなかったが。
だが、セックスは出来たものの、メンタル的な部分が改善するわけでは無く、また声掛けが出来ない状態が続く。わたしが女性に声をかけられないことは、もはや外見云々ではなく心の病だったのだなと今になっては思う。
当時の自分は醜形恐怖症近かったと思う。自宅まで歩いて徒歩20分程度の距離の場所をタクシーで帰宅することもあった。その理由は「ウィッグをかぶっている姿を他人に見られたくない。
年齢不相応なウィッグは他人にとっては気持ち悪い意外の何物でもない」と思っていたからである。
ナンパ仲間からは「ウィッグかっこいい」と何度も言われていたし、「俳優の長谷川博己に似ている」と言われたこともあったが、自分としては、自らの外見の些細な部分が気になって気になって仕方がなかったため、どれだけセックスを重ねても自信がつくことはなかった。
仕事中もナンパのことばかりを考え、自宅に帰り入念な準備をするも、自宅を出た瞬間に街の人がみんな自分をあざ笑っているかのように感じる。
そして必死の思いで街に出るも、また街をうろつくだけで結果的に声はかけられずに、深夜に自宅に帰る。この行為を通じて、自分の中に残ったものは、心の傷だけだったのだと思う。
また、活動の後半(6年目以降)は、ほぼ依存症のような状態になっており、何かの目的を達成するためにナンパをするというよりは、ざわつく気持ちを落ち着かせるためにナンパ行為を行っているにすぎなかった。これは麻薬やアル中患者と同じ論理である。とても不健全な10年を過ごしたと今になれば思う。だからこそ、今生きていることはとても奇跡に等しい。いつ人生が転落してもおかしくは無かった。
いろいろな仲間がいた。自営業や営業マンが多かったように思うが、公務員などのお堅い職種もいた。ただ、みんなしっかり自分の仕事をこなしながらナンパ活動をしており、わたしのような非正規の人間はごく少数だったと思う。
みんながみんな自己承認欲求のためにナンパをしていたわけでは無いということだ。ナンパ師には「快楽追及型」と「自己成長型」がいるが、私のような「自己成長型」も少なくない。当時の仲間にはそのパターンが少なからずいた。ただ、結果を出していたのは、言うまでもなく快楽追及型だった。陽キャか陰キャかの違いである。
ナンパは主にこの二種類に分かれる。ソロストが出来るやつは最も強い。ひとりで最初から最後まで出来てしまう。
自分もソロに憧れたし、ソロから始まった。いじめの経験もあるため「つるむやつは弱い。だからこそ一人で強くなることを望んだともいえる。ただ、自分はソロ向きではなかった。それでもソロにこだわったのは前述の理由があるが、言い方を変えるのであれば、自分の弱さを認められなかったともいえる。
ナンパ師には出撃するたびに、ナンパ仲間数人で行動し、何をするにも仲間同士で動く奴らもいた。わたしは彼らを軽蔑すらしていたが、今考えてみると、彼らの方が女性経験も積んでいたし、男同士の絆も固かったし、そのうち一人は全国規模で友達が出来ていた。わたしも早いうちに彼らの側に行った方がよかったのかもしれないな。社会性というやつだよ。社会性。わかるかな。
借金300万の支払いについに耐えられなくなり、自己破産。ナンパとは関係ないイベントのように見えるが、重要である。わたしがナンパを始めたきっかけこそ「上司の激詰めに耐えるため」だが、途中からナンパに様々な成長を求めるようになっていた。そして結果的に能力向上させ金を稼いで、借金も返済! 人生はうまく行かなかったということである。もっと早く気づけよばーか。
この時期は、もはやゾンビのごとく街をさまよう、ただのおっさんと化していた。
勇気を振り絞って若い女性声をかければ 「え? おっさんでしょ?」と言われ、ホテルに連れ込むも「初めからセックスするつもりなんて無かったよばーか」と10代の女性に軽くあしらわれる。
クラブに行くも、入場料を払ってフロアを見渡して、女性と軽く会話をして満足をして帰る。そんな自分には「女性を持ち帰るぞ!」という気持ちはすでになく、ただ惰性で街に出ているに近かった。惰性というよりは、麻薬中毒患者が自らの中毒症状を抑えるために麻薬を打つ行為に似ていたかもしれない。
自分は、意味も無く「自分の成長のために」、お金と時間を投下していた。今考えると本当にバカだった。それでも自宅に帰ると、「やっぱ俺ってかっこいいじゃん、イケメンじゃん。 やっぱできるよ俺、出来るよ! やれるよ! すげえよ 次はやろうぜ。何のためにこの活動をやっていたんだよ。なあ」と
謎に鼓舞させていた。でも、ウィッグ姿で街を歩くと、自分なんてキモくて不細工で、みんな自分のことをキモイと思っていると感じる。そして自宅に帰ると不思議とそんな風には思わないのである。この事例から見ても、わたしの外見恐怖症はメンタル的な部分に由来していることがよくわかる(実際に診断を受けたことが無いのでよくわからないが)
路上やクラブですら勝ち目がないと思った自分は、マッチングアプリに手を出した。
当時だとTinderが優勢で、わたしも御多分に漏れずTinderを使ったが自分の容姿ではどんなに頑張ってもひとつのいいねもつかなかった。
そこで、当時の職場の同僚(自他ともに認める超イケメン)の画像を使うことにした。どういう訳か彼のTwitter裏アカの存在を知っていた自分は、そこから彼の画像を拝借し自分のTinderプロフィールに上げた。当時は罪の意識もへったくれも無かった。とりあえず一つでいいからセックスを、一回でいいからセックスを・・・という感じだった
正直あのまま行ったら、本当に人生終わっていたなと思う)。
そこで当然ながら何人かとマッチングをしたが、現地で1人には逃げられ、もう一人には現地で断られた。味を占めた自分はその画像を使い続けた所、3人目だっただろうか。マッチングした女性と待ち合わせのバーに行ったとき。待っても待っても酒が出てこないことに不信感を抱く。
何かがおかしいと思った時、ふと隣を見ると、本人登場。本人の隣には夜の友達がいた。そのまま店内に待機していた数人仲間たちに、根掘り葉掘り聞かれ、最後は公開謝罪をした。
同僚と鉢合わせたとき、正直心臓が止まるかと思ったが、彼は酔っぱらっていたらしく、わたしの存在に気付かなかったらしい。またわたしは当時ウィッグをかぶっていたため、その後職場で鉢合わせても私に対してその件について言及して来ることは無かった。かなりひやひやしたが。
このような形で、わたしのナンパ人生末期はもうただ街をさまようゾンビと化していたと思う。今考えれば、この貴重な時間を使って出来た事はいろいろあっただろう。時間はもとには戻らないが、それを嘆いていても何も始まらない。
きっかけは、精神疾患だった。それまでのストレスがかさんで仕事中にメンタルを病んだ。
その時一人セフレがいたのだが、彼女とセックスをしてもセックス後にまたすぐうつ状態になる始末。こんな状況じゃとてもじゃないが、ナンパ活動は続けられないなと思った。また、当時はコロナ禍になったばかりで、街から人が気持ちいいくらいに消えていた。その2つがきっかけとなり、自然と街からは足が遠のいていった。
終焉なんてかっこいいことを言っているが、例えるなら麻薬中毒患者が警察に捕まったのと同じものである。中毒患者がよく「警察に捕まってよかったと思いました。助かったと思った」と発言したりするが、同じものである。わたしも、このイベントが無ければ、おそらく40手前になるまでナンパに下らない夢を見ていたのだろう
今思えば、あのタイミングでナンパから足を洗えて良かったと思う。あのままずるずる続けていたのだとするなら、いまも自分はゾンビのごとく街をさまよっていたのだと思う。
こうして10年にもおよぶ、壮大なかつとても消化不良なナンパ人生は幕を閉じた。
どうしたら自信を手に入れられるのか。ナンパ活動中一日10回は考えたことだ。そしてその答えは永遠に出なかったが、ナンパ活動を終えたとたんに自信がつくようになった。答えは友達をつくること。社会とのつながりを持つこと。俺に必要だったのは、街に出て女性に罵倒されることではなく、リアルな人間とつながり、リアルな人間から承認、認めてもらう事。ただそれだけだったのである。ただそれだけで、よかったんだ。
いくつかの理由があると思うが、大きな理由が「それは違うよ」とストップをかけてくれる友人がいなかったことが大きいのではないかと思う。当時は友人などおらず、またわたしのことを真の意味で気にかけてくれる人間など家族以外には一人もいなかったと思う。
30後半のいち非正規労働者が、一抹の夢を追いかけて、ナンパ行為にいそしむ。そんな人間がどうなろうと、人生の破滅に進んでいこうとお前らにはどうでもいいことだろう。そういうことである。今考えれば、自分に必要だったのは、ナンパ行為では無く、人間関係、社会的つながりだったのである。今ならそれがよくわかる。
これも今ならわかることだが、わたしが持っていた過度の外見恐怖症は、整形沼の人が陥る症状にとても近かった。どれだけ外見を改善したつもりになっても、他人は自分の事をバカにしていると感じていた。だからこそ、自分の容姿は変わっていなくても、街に出れば自分は周囲より劣っているキモい存在だと感じるし、自宅に帰れば「え、俺イケメン・・」と錯覚を起こしたのである。
その後わたしは、リアルの交流をするようになっていく。人との繋がりを知っていく中で、徐々に社会性を得ていく。38歳のことだったと思う。遅咲きすぎる遅咲きだった。また、読書を行う環境があったため、読書を継続的に行うことで、ナンパに汚染された頭を少しずつ開放することができ、そして今に至る。今は42歳。ナンパを止めてからもう間もなく5年が経つ。
10年間お疲れ様。こんな意味も無い無駄な時間に、人生の貴重な10年をぶつけたお前は本当にバカだったよ。この10年があれば、転職も出来ただろう、もっと違う勉強もできただろう。免許も取れただろうし、語学や資格の勉強、婚活だってできたと思う。でもお前はそれを全部捨ててまで、意味不明に街を歩き続けたんだ。
その結果がこれさ。 でもいいじゃねえかそれがお前の人生だったんだ。自分はワンピースのアラバスタ編で最後出てくる「後に歴史に刻まれる戦いと、決して語られることの無い戦いが終結した」 という言葉がとっても好きだ。自分にとっては仕事人生もナンパ人生も歴史に刻まれ決して忘れることのできない人生だが、世間的にナンパ活動というものはアンダーグラウンドなもの。その時の思い出を知っている者はもはや、自分一人くらいなものである。
社会人になって半年間ヤリチンをしていた話がエントリーに上がっていたので思い出話を上げる。
大学4年から修士2年と社会人一年目にかけて,すごいヤリチンだった。
ヤリチンになったきっかけは,童貞がコンプレックスで周りに馬鹿にされマッチングアプリを始めたこと。
鬱病がよくなってきて,病み上がりだからめちゃくちゃ痩せてて元の顔が中性的でハーフみたいな見た目だったからか,童貞の癖にすぐマッチした。地方だったけど,Tinderやタップルですごいマッチした。
でも最初は普通に恋愛をしたかった。だけど最初にあった見た目がすごい好みの同い年の大学生の女は童貞の自分にはエスコートできず初デートで終わった。気持ち悪く粘着したら気持ち悪がれてラインをブロックされた。(その女とはなぜか上京した,去年くらいに一度マッチして,顔は載せていたけど最初は気づかれてなかったが,多分気付けれて会話が盛り上がっていた中急にブロックされた。)次に出会った女は,とてもいい人だったけど自分が上手くつきあう流れに持って行けず終わった。脈アリの感じは出していてくれたのに,悲しかった。
そういうことがあって,すごい捻くれていた。とりあえずしたかった。最初にセックスしたのはTinderで出会った女。同じ大学だった。顔は好みじゃなかった。だけど,童貞がコンプレックスでアル中だったから精神がおかしくなっててなんかチャットでイキって会話してた。地方国立大だから,みんなだいたい家の近くに賃貸借りてる。だからなんか宅飲みすることになって,流れは忘れたけどアル中で,自分はアルコール飲むと変な人間になるといわれたから,その勢いで童貞捨てさせてくれ,みたいなことをいって童貞を捨てた。顔も名前ももう覚えてないし,どんなセックスしたかも覚えてない。騎乗位されてたかなあというのはなんとなく思い出した。別れたあと,「女は家の近くまで送るのが普通」とうちの玄関でさよならしたことを責められた。それ以降あってない。
その後,大学4年のうちに経験人数は10人くらいになったと思う。そのうち一人は付き合ってほしいと言われて大学四年の冬くらいに多分付き合って,3年くらい付き合ってたが,普通にマッチングアプリでやりまくっていた。メンタルがおかしかった。
いろんな人と出会った。だけど,自分のメンタルが童貞だから付き合ってもすぐ振られることが多かった。すごい美人な建築の仕事してる人と付き合ったけど,ボート漕いで,向こうから手を繋がれたけど恥ずかしがった。その時の態度がヤリチンで磨いたセックス力に対しておかしかったから多分振られたんだと思う。すごい美人なアパレルの人と付き合ったけど,バイトが理由で会うのドタキャンしたら振られた。学生のバイトなんか風邪ひいたといって休めばよかった。恐竜博物館行く約束を立ててたのに。
セフレを作ることもあった。呼んだらすぐ来てくれた。深夜に,ハイボールをお土産に車で来させることもあった。3年くらい付き合ってた彼女から電話がきて,出てたらピンポンなって無理に切ったら浮気を疑われた。童貞感があったから気づかれなかった気もするけど,今思えば気づかれた気がする。だけどその女が旅行に行こうと言ってきたからラインブロックした。カスだったと思う。本当に申し訳なかった。
まあそんなことがあって,クズのまま上京して適当にマッチングアプリをしてた。社会人一年目は普通にそのままヤリチンしてて,仕事は激務だったけどたぶん何人かとやった。東京は高学歴の人ばかりで,医者やメガベンチャーや教師とかとやった。そのあとメガベンチャーの人と付き合って,楽しかったけど半年くらいで別れた。だけど,25くらいで周りが結婚し出して,そういうのがもうしんどくなって,まともに関係を育めない自分が嫌になってそういうのをやめた。その後仕事を普通にやってて,激務だった仕事に慣れてきたからまともに相手を探したく,マッチングアプリを再開した。
マッチして何回かデートをする相手がいた。その人一筋だったけど何回かデートして告白しようとしたらやんわりと断られて終わったな。いろいろこうすればよかったとか反省したら半年くらいたってた。未練を抱いて,一人で悶々とするという日々が初めてだったな。でも一人でいると太る。見た目が悪くなった。自分はアル中だったからすぐ脂肪がつく。増える体重はせいぜい3kgとかだったけど見た目が全く変わる。
自分は転職でいろいろあって元の場所に戻った。仕事が激務で血便がでた。大腸がんが怖くて検査を受けて休んだら,上司に「なんで休むの?」と言われた。だから転職した。東京は離れた。マチアプをまた始めた。だけど顔写真を顔がいい時の写真にしてた。すごい美人とマッチしたが,あったあと顔にちょっとがっかりされた。会話は盛り上がったから来週会おうみたいな話をして別れたが,あう3日前くらいにあうのやめませんか?と言われた。
それを機にダイエットを始めた。一ヶ月で2kg痩せた。ダイエットのコツはタンパク質を十分にとって,1日一万歩あるく。そしたら筋肉をできるだけ落とさず,脂肪が落とせる。
その後。マッチした結構かわいくて上品な女性とデートした。2件目のバーとか向こうが誘ってくれたりして,ちょっと見た目は良くなったのかなあと思った。
私もバイだけど喪女だから彼女も彼氏もできなくて、でも当時好きだった女には彼氏ができて自暴自棄になってた時期にほぼリスカ代わりにヤリマンしてたな。
大体夕飯含めて奢ってもらえるから経費ゼロでいい暇つぶしだった。
ほとんどの男は下手なので1回きりだったな。初期とかまだ優劣つけ難い時に会った人は2回目とかもあったけど3回以上会った人はいなかった気がする。
真面目に人生を歩んできたつもりだった。
高校時代は3カ年皆勤を受賞、推薦入試でもないくせに生徒会も本気で部活も毎年全国大会で上位に食い込んでいた。
大学は地方国立に進んだ。大学の授業を一度も欠席したことはないし、長期休暇には資格勉強や読書に励み、就活も大学2年から取り組みインターンにあししげく通って内定を勝ち取り、卒論では学士のくせに学会で賞を取るような真面目人間だった。サークルやアルバイトもやっていたが、飲み会は年数回程度だった。
しかし、社会人になって飲み会でヤリチン同期に出会ってすべてが変わった。
エロ漫画とかでしか存在しない概念だったヤリチンが、実在するんだと知った。
最初は嫌悪感しかなかった。というか普通に意味が分からなかった。付き合う前にするって何???って。
しかし学生時代ヤリチンだった同期は何人も居るし、彼女もセフレも居る同期だったり、彼女とFantiaに動画を上げて稼いでる同期とか、遠距離で彼女は居るけどヤリチンを東京でやってる同期とか、ナンパで営業力を磨いている同期とか、相席屋でお持ち帰りしまくる同期とか、そういう人がこの世界にはたくさん居ることを知った。
そしてみんな夜遊びのフェーズを大学生で終えている(ように感じた。実際大多数は遊んでなんかいない。インパクトのある話が伝搬してるだけ)。
彼女こそいたことはあるが、付き合う前にそういうことをするのは絶対にありえないと思っていた。そんな常識が壊れた。
自分は大学時代遊んでないんだ。そしてその大学時代はもう一生来ない。
そう思うと心が粉々になりそうなくらいの劣等感を感じた。
23歳だった。社会人としては若くても若者としてはアラサーが迫っていた。
23歳の遊びは若いねで笑われても、33歳がそれをやったらただのキモいでしかない。23歳でもキモいかもしれないが。
今が一番若い。
大学時代は終わっているがまだ今ならこのコンプレックスを取り除けるのではないかと思った。
若い頃のコンプレックスは一生引き摺るものである。半世紀を過ごしたおじさんが学園ソープに行くように、私自身にだって学生時代のコンプレックスがいくつかあった。
若いうちに遊んでないというコンプレックスが日に日に大きくなってくるように感じた。山月記のようにいつか虎になってしまうのではないかと思った。
そんなことを考えたとき、まだ今なら遊んでないコンプレックスを無効化できる。そう思った。
遊び終わった男がいいなんて世間では言われる。
平均初婚年齢を考えると残された時間は短い。結婚を前提としたとき、次付き合うまでに遊び終わった男になっていたい。
同時に女性から見ても、まだ結婚を考えず遊んでみたいと思う需要もある時期なのではないかと考えた。
さらに彼女が居ない今こそ、遊んでおくのが良いのではないかと思った。
それを考え始めると遊ばない=死のような感覚になった。
今を逃すと将来が真っ暗で永遠に一人だと思うようになった。
さらに自分は真面目な自覚があったし、それを改善することが至上命題となっていた。
加えて女性に対してのコミュニケーション力もコンプレックスであった。
技術カンファレンスの懇親会で同性同士のコミュニケーションは磨いてきた自負があったが、対女性となると極めて難しい。
これも早めに直したい。
まとめると遊びは
を目的として始めた部分が大きい。
欲の強さはかなりある方だが、そういう行為は正直好きな人とだけ楽しめていれば十分だと思っていた。
経験人数を増やしたい気持ちもないし、お持ち帰りする過程にもワクワク感を抱かないタイプである。
仕事のストレスがえげつない時期で正直死が迫っていたのだと思う。
狂っていた。
本質として相手を傷つけて得られる幸せや快楽はクソだと思っている。
いくら自分のためだとしても、タダ乗りは絶対にしてはいけない。
また1回目の行為は調査だとナンパ本にだって書いてある常識である。
楽しんではいけない。相手が何が好き化を調べる調査である。明確に客は女性で自分は施術者である自覚を忘れてはいけない。
遊びはどちらが好きになった瞬間終わりである。
期間を決めることにした。目標設定において期限を指定しないことはあまりにも意味のない行為である。
ヤリチンになれている・いないに限らず半年で一旦区切りをつけることは最初から決めていた。
これはマッチングアプリの料金プランとしてコスパが良いことに加え、思考に関わる習慣化の期間は約6ヶ月と言われていることにも起因している。
遊びという行為を経験しておりそれに対して不快感を抱いていない限られた知り合い(男女両方含む)に事情を話し定期的に話をする機会を設けてもらった。
これはスクラムにおけるSprint Review的な立ち位置となると同時に、依存先を増やしてメンタルコントロールをしていた側面も大きい。
数をまずはこなすことにした。
デート後に毎回記録をしていた。
好きな食べ物や嫌いな食べ物、アレルギーやMBTIなどの基本情報は大前提として
を毎回デート後に書き起こしていた。
これは経験学習効果を最大限増やすという意味合いもあるし、なにより相手を傷つけないためが大きかった。
相手に間違われるのはあまりにもつらい。それに相手が楽しくないことは絶対にしたくない。ポリシー違反。
人間を物として見てると言われそうだが、自分の中ではそれが最大限の誠実性だった。
最悪自分が傷つくのは自業自得だとしても、女の子を傷つけるのは良くないし、特に一生傷を追わせてはいけない(偉そうなこと言える立場でないのはわかっているが)。
例えば容姿を気にしている相手に容姿に対する指摘をするとか、体型を気にしている相手に体型の指摘をするとか。
そういうのは相手の人生を余裕で狂わせる。整形を繰り返したり、拒食症になったり。(自分が直接そうさせたことはないが、そういう風にされたことがある人を見たことがある。)
クラブナンパでは、クラブに1人で突撃し最初に同性と仲良くなり、そこ経由で女の子を紹介してもらうことで多少は仲良くなれたが、その後があるほどの関係性は構築できなかった。
相席屋や合コンは付き合ってくれる男さえいれば女の子と話すまでは確実だが、一方でお持ち帰りという部分に関しては極めて難易度が高い。
個人的に複数人の場での立ち振る舞いより、1対1のほうが得意であった。
結果として自分自身と相性が良い「マッチングアプリ(恋活系)」を中心に進めていくこととなった。
Tinderは最上級の課金をしても基本出会えず、性癖マッチ系は男女比が破壊的で現実的でなかった。どちらも自分でコントロールできる範囲で改善が難しかったため本業にはしなかった。
あたりで知識を蓄えた。
最も良いのは遊んでいる・遊んでいた男女に相談することである。疑問を対話形式で解決できることによる学習効果は大きい。
YouTubeに関しては有象無象で精度も低いが、複数人が言っている内容などある程度学習意義があった。(多くは会員制有料サイトへの誘導であるため注意)
各種書籍に関してはかなり効果が大きかった。特に「話を聞かない男、地図が読めない女(アラン・ピーズ 著)」は男女平等が叫ばれる中で必読の書籍であるように感じた。平等と公平の必要性もわかる。
少女漫画はふざけているかのように見えるが、女性にとっての1つの理想を知るうえで重要な資料である。(というかお持ち帰りした女性におすすめされた)
ヤリモクになることを通して、うまくやれてるヤリチンにある種の尊敬を抱いた。
(うまく、と書いているのは本能で行動し相手を傷つけて遊ぶ男や色恋や沼らせることで女性を依存させて遊ぶ男、恋人という安定に甘えながらヤリモク浮気をするような本物のクズ達には尊敬を抱けないためである)
難易度は正直人生でも相当上位に食い込む。大企業に内定を得るよりも断然難しい。就活は相当苦労した記憶だったが、それを遥かに上回るものだった。
運よく限界が来る直前に救いが何度もあったことで耐えれたが、辛さに耐えられずに人生が終わる可能性だって十分にあるくらいには精神的ダメージの大きいものであった。
一方で経験学習は明確に回る。性という人間の根幹を牛耳る部分が刺激を受けることで良くも悪くもアメとムチがデカかった。
食料が手に入るようになった現代で唯一本能的なPDCAを回せる場所であったのではないかとすら思った。
ドタキャンされたり嫌われたりは日常的にあって、かなり人格否定が発生するのが辛い。
仕事とかならプロジェクトのxxが悪いとか、スクラム開発ならPBIが悪いとか色々言い訳できるのだが、女の子から嫌われたり断られたとき、人格否定されたように感じてしまう。
(実際にはそんなことはなくて、たいてい相手側の都合とかタイミングのケースが多いが、論理でそうわかっていても感情はそうならない)
ヤリモクをやる前の事前調査で、ヤリチンをやっている友達数人に聞いたところ、まずは20人と会ってからだという話を聞いた。
これは遊び終えた上で振り返っても間違いないと考えている。
まずは数をこなして学習することが大事だし、正直相手のその日の体調や気分など運による部分が大きいというのもある。
会う直前や電話の直前で突然ブロックされることは相当な回数ある。半年間で20回は優にあった。
大半のケースは会うのが面倒なケースや他に良い相手ができたケースだと思われるが(というかそう思わないとやっていけない)とても辛い。
一番辛いのは会う約束をして当日待ち合わせ場所で待った挙げ句パターンである。
「ちょっと遅れるね」のメッセージを最後に何時間も真冬に待たされた挙げ句ブロックされたケースだってある。普通に数日落ち込んだ。
さらに厄介なのは一方的に好意を向けられた挙げ句、会う直前に突然ブロックされることだ。
簡単に好意を向ける人間は、簡単に他の人にも好意が向いて自分なんて存在は容易に捨てられる。
当たり前だが世界は甘くない。
ホテルに誘ったときに「そういうの無理なんだけど」って言われるのはまだ希望がある。貞操観念がしっかりしていて素敵だなと思う。
ちょっと嫌なのは、最後の最後に「今日女の子の日だから次ならいいよ」と言われた挙げ句、解散した瞬間にブロックされることである。これが結構ある。
基本的に初回でできなければ次は絶対にない。(1個人の統計としては1回だけ例外があったが割合としては相当低い)
またホテルに行ってやることやって、またしようねと笑顔で解散した次の日にブロックされるケースもある。
ホームで電車に乗り込む直前まで甘々にくっついてきたのに、である。本当に人を信用できなくなる。
いろいろな人と話すことができた。(実際に行為まで及んだのはごく少数であることは留意してほしい)
幼稚園の先生、小学校の先生、営業職、事務職、フリーター、様々な学部の大学生、専門学生、SE、舞台スタッフ、作業療法士、看護師など、職業や学種だけでも普段絶対関われない人と関われた。
出身地も日本全国様々だったし、それぞれの人生も唯一無二のものだった。
夜ご飯だけでも2時間は話を聞けるし、2件目、ホテルとなるとピロートークも含めてその人の人生の深淵まで触れられることもある。
理系人生だと女性と接する機会は極めて少ない。そんな自分にとっては知らない世界ばかりだった。
知ったところで何になるんだと言われるとそれまでだが。
常に、と書いているのはセフレという存在が極めて不安定な存在だからである。
自分なりに相手を満足させるように努力していても、当たり前のように関係が向こうから千切られるので常に新しい相手を供給し続ける必要がある。
セフレがほしい男は無限に居ると思うが、女性は大概そうでない。遊び前提で出会っても暗黙的に、なんなら本人は気づいてなくても付き合ったり結婚したりする未来を考えているケースが極めて多い。
というかそれ以外ほぼない。ごく稀に例外はいるが本当にごく稀でしかない。
途中で女の子側から消えていく。それは恋人になれないということに絶望を感じたり、単純に飽きられたり、私このままじゃだめだと思ったり。
だから常にセフレとなる候補を探すために新規の女の子と会い続けないといけないため、永遠に安定が来ない。
セフレという言葉に理想を描く人間は無限にいるが実際は想像以上に空虚な存在である。
自分にだけ一途でセフレな女の子という幻想は捨てるべきだ。矛盾している。
自分がセフレになる時点で他の男にも簡単に落とされて持っていかれるような存在であるし、仮に長期間セフレが維持できるほど好意を持たれていたらいつか相手が今の関係に満足できなくなって終わる。
一途なセフレは存在しないのでちゃんと誠実に遊ばず恋人を目指すべきである。
一時的に誰かの薬に立てている実感こそあったが、自分はこの人を一生幸せにできないんだと感じで絶望を感じることが多々あった。
穴の空いたポケットにビスケットを詰めているような感覚。すぐ落ちて無駄になっていく。
どれだけ優しくしたり貢献しても、すぐ離れて蓄積がない。
恋人だったらそうはならない。1年付き合って培った信頼とか共通認知とかがある。
遊びにはそういうのが一切ない。体験版でプレイするたびにリセットされるRPGと同じ。
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男ってさ、セックスさせて!って来るじゃん。違うんだよね。わたしはあくまでエッチしたいんじゃないんだけど、そういう空気になっちゃったから仕方ないよね〜というシチュエーションでしかしたくないんだよね。ホテルに集合してホテルに解散とか最悪。盛り上がらない。下がゴビ砂漠になる。
tinder大好きなんだけど、一言目にやらせて!とか来るやつ本当に嫌い。言い訳を作らせて。
普通にデートしたり、映画を見たり、そういうので流れでやりたいわけよ。前戯なわけよ全部。だからいきなり流れで前戯なしで挿入されたいわけ。
童貞はもっとキモい。誘っても来ないし。言い訳してんじゃねえよ。わたしがお家行っていい?つってんだからいいよ以外の選択肢ねえだろ。言い訳すんな。だから30にもなって童貞なんだよ。キモいな。