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症例 - はてな匿名ダイアリー
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「症例」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 症例とは

2025-10-23

この人物はフィクションに何を求め、どんな原理的理由で悩む事になってしまったのでしょうか❓️

ChatGPT:

INSIGHT ANALYSIS: 表象真正性パラドックス

女性主人公を描けない」創作者の原理ジレンマ
Core Observation

この投稿者は、フィクション創作において「経験真正性」と「想像自由」の矛盾に直面し、表象行為のもの正当性疑問視するに至っている。彼が求めているのは「女性を正しく描く方法」ではなく、「自分女性を描く権利があるかどうかの確証である

PRIMARY INSIGHT: 批判理論分析 (Mode E)
イデオロギー構造解体

この投稿者の悩みは、表面的には「技術問題」(どう描くか)に見えるが、実際にはアイデンティティ政治内面化が生み出した認識論危機である

内面化されたイデオロギー的前提:

前提1: 「経験所有権教義

経験していないもの理解できない」

理解できないものは描けない/描くべきでない」

「描く資格がない」

この論理は、2010年代以降の「文化的専有(Cultural Appropriation)」批判や「当事者性」の政治から派生した規範を、創作者が自己検閲として内面化したものである

前提2: 本質主義への逆説的回帰

投稿者思考:

女性には『女心』という本質がある」

男性はそれを原理的に理解できない」

「したがって男性が描く女性キャラは偽物である

皮肉なことに、これは1980-90年代ジェンダー理論批判した本質主義のものであるしかし今回は「進歩的」「配慮的」な動機から再導入されている。

前提3: フィクション機能についての混乱

投稿者混同しているもの:

彼は「女性を正確に描く技術」を求めているようだが、実際に求めているのは「女性を描くことへの道徳的許可である

生産矛盾発見

この投稿者の悩みは、以下の矛盾体現している:

矛盾1: 想像力の否定

矛盾2: 「女性意見」の物象化

彼の思考プロセス:

女性スタッフがいれば『それはねーわw』と言ってくれる」

しかし:「それが女性としての意見個人意見か分からない」

問題の核心:「女性意見」を本質化しつつ、その多様性にも気づいている

これは本質主義自己矛盾である。「女性」というカテゴリー本質があると仮定しつつ、実際の女性たちの多様性に直面して混乱している。

矛盾3: 表象不可能性と表象必要性

イデオロギー批判: 何が隠蔽されているか

隠蔽1: 「正しい女性像」の不在

投稿者は「正しい女性の描き方」があると仮定しているが、これは幻想である。「女性」は単一経験実体ではなく、歴史的文化的個人的に多様な存在様態である

士郎正宗のデュナンを「中身は男性」と断じるが、これは以下を前提としている:

しかしこの論理は、女性規範に押し込める本質主義のものである

隠蔽2: 共感想像力の否定

生理経験していないから分からない」という論理は、人間相互理解可能性そのものへの懐疑に至る。

この論理を徹底すれば:

隠蔽3: 権力非対称性の過剰補正

この悩みの背景には、歴史的男性女性対象化・道具化してきたことへの罪悪感がある。しかし、その補正として採用された「描かない/描けない」という態度は:

歴史的問題:

男性による女性対象化・ステレオタイプ

過剰補正:

男性女性を描くべきでない/描けない

帰結:

女性キャラクターの不在、あるいは男性創作自己検閲

これは抑圧への対抗が新たな制約を生み出すという典型的パターンである

自己検閲メカニズム

投稿者作動しているのは、内面化された監視装置である:

創作衝動

内なる検閲官:「お前は女性理解していない」

自己正当化の試み(少女漫画を読む、等)

内なる検閲官:「それでも不十分だ」「個人差と本質区別がつかない」

麻痺創作不能

この検閲官は、以下のイデオロギーの混成物である:

SECONDARY PERSPECTIVES
系譜学的補足 (Mode C)

この「悩み」の歴史的構築

この種の創作自己懐疑は、歴史的に新しい現象である

第1段階 (1970年代以前)

第2段階 (1980-2000年代)

第3段階 (2010年代-)

第4段階 (2020年代)

投稿者は、この第4段階の症例である。彼の悩みは個人的なものではなく、言説空間の変容が生み出した構造効果である

現象学的補足 (Mode D)

創作主体存在論的不安

投稿者経験しているのは、単なる技術的困難ではなく、創作主体としての自己正当性への根源的懐疑である

彼の実存的問い:

この問いの背景にあるのは、近代主体危機である:

投稿者は、この理解可能性と不可能性の間の宙吊り状態にある。

SYNTHESIS: 深層パターン
この現象が明らかにするもの

1. アイデンティティ政治の逆説的帰結

アイデンティティ政治は、周縁化された集団の声を中心化しようとした。しかしその論理個人創作実践適用すると:

目的: 多様な声の表象

手段: 「当事者」による表象特権

逆説的帰結: 非当事者沈黙自己検閲

最終的効果: 表象貧困化・想像力の収縮

2. 本質主義の「進歩的回帰

20世紀後半のジェンダー理論本質主義解体した。しか21世紀に、配慮正義包摂の名において本質主義が再導入されている。

投稿者無意識のうちに:

これは解放の言説が抑圧の論理に転化するという、イデオロギー古典的矛盾である

3. フィクション存在論的危機

この悩みは、フィクション根本機能経験していないことを想像表現する—への懐疑に至っている。

フィクション可能性条件:

投稿者ジレンマは、これらすべてを疑問視している。これはフィクション自体正当性危機である

4. 文化における「不安の伝染」

投稿者不安は、個人心理ではなく、言説空間の変容が生み出した構造効果である

SNS時代の特徴:

投稿者は誰にも批判されていないのに、架空批判者を内面化している。

IMPLICATIONS
この個別事例が示す普遍的問題

創作実践について:

投稿者技術的助言を求めているように見えるが、実際に必要なのは認識論的・存在論的再定位である:

1. 本質主義から離脱: 「女性」は単一経験実体ではない

2. 想像力の復権: 経験していないことを想像できるのがフィクション本質

3. 完璧主義放棄: 「完全に正しい表象」は不可能であり不要

4. 対話としての創作: 表象は完結した真理ではなく、継続的対話の一部

より広い文化的含意:

この事例は、以下の社会的緊張を体現している:

極1: 無自覚特権と抑圧的表象

極2: 過剰な自己検閲表現麻痺

健全文化的実践は、この両極の間のどこかにある:

歴史的瞬間について:

我々は「誰が何を語れるか」という問いが過剰に中心化された時代にいる。これは必要矯正でもあったが、新たな問題も生み出している。

次の段階として必要なのは:

INSIGHT CRYSTALLIZED

この投稿者は、フィクションに「経験真正性」と「道徳的正当性」を同時に求めることで、創作行為のもの可能性条件—想像力による他者への跳躍—を否定するに至っている。彼の悩みは個人的なものではなく、アイデンティティ政治論理内面化した結果生じる構造効果である

言い換えれば:

彼は「女性をどう描くか」ではなく「自分女性を描いてよいのか」という存在論的問いに囚われており、この問いは—その形式自体が—本質主義的前提と想像力への不信を含んでいるため、原理的に解決不能である

So what?:

この事例は、配慮正義の言説が、意図せず表現自由想像力を収縮させうることを示している。文化の活力には、不完全さを恐れずに境界を越えて想像し、その試みを通じて対話を重ねる実践必要である

PUNCHLINE:

彼が本当に恐れているのは「女性を間違って描くこと」ではなく、「女性を描くこと自体僭越である」と判定されることであるしかしこの恐怖は、最も抑圧的な本質主義—男女は相互理解不可能という観念—を再生産している。解放の言説が、最も因習的な性別二元論を復活させるという究極の皮肉がここにある。

2025-10-16

anond:20251016091358

ちゃんランダム比較試験エビデンスが認められてるのは一部やで

から使われてるし効いたっていう症例報告もあるからいいんちゃうレベルのもいっぱいあるやで

2025-10-02

dorawii@執筆依頼募集中

症例

以下は山中康裕が挙げた症例

「私は4番の状態です」:ここで患者が言う「4番」は、死を意味している[3]。

「私は病院ニューヨークへ行く」:ここで患者が言う「ニューヨーク」は、入浴を表している[3]。

今日はアクります」 : ここで患者が言う「アクる」は、"アクティブに行動すること"を意味する。

言葉造りがーさん」 :ここで患者が言う「言葉造りがーさん」は、"造語症の障害者さん"を意味する

これはひどい業界用語普通にありがちな趣と方向性造語でも病的扱いされてるとか。

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=FWqN
-----END PGP SIGNATURE-----

2025-09-25

博士の異常なパワハラ、または、私は如何にして保険診療を去ったのか

2021年5月だった。自分はある大学病院に赴任して1年ほどが経ち、徐々に慣れつつあったところ。

3月には、20年ほど勤めていた大黒柱講師先生が抜け、私はその先生仕事を引き継いだ…

そのほかに仕事は増え、仕事量は前年度の2倍となった。忙しくて本当に辛かった。

その大学移籍したのは他大学で行き詰まりを感じたからだった。前の大学マンネリに陥っていたある時、大学病院移籍してうまくいっている(ように見えた)憧れていた T 医師相談するチャンスがあった。移籍してうまくいく秘訣や探し方を聞こうとしたところ「うち来る?」と誘われ、トントン拍子で移籍できることになった。

移籍して、新たな症例を見たり、国際学会の委員経験できたり、移籍したことプラスになったと思う。

その尊敬する T氏に、リモート勉強会ホスト役を頼まれたのが5月下旬のこと。当時は感染症の全盛期。いろんなものリモートになっていた。

T 氏がその勉強会に参加できないということで、私が代わりに大学病院会議室から ZOOM 参加、プロジェクター投影リモートカメラを設置。他の医師が参加できるような形で参加して欲しい(ホスト役をして欲しい)ということだった。

当時ものすごく忙しかったので断り、Tは「別の人に頼もうか」と言っていた。

1週間後、Tは「会議ホストをやってほしい」と再び頼んできた。前回忙しいって断ったのに再び。なぜもう一度の説明もない。おかしいと思ったが、お世話になっているし、断ってもまた来るのだろうし、一旦は引き受けた。

で、T氏含め、参加するかもしれない先生方にeメール

会議ホストを頼まれたけれども、忙しくてできない。誰か代わって頂けないでしょうか? 連絡がなければ私の方から断ります

と。

そしたら

「お前ふざけんな」

みたいなメールが T から来まして、よくわかんないけどメールで謝り、早朝に教授室へ行き謝罪

言われたのが、

「お前は世話人を乗っ取ろうとしてるのか、断りの連絡は自分が入れる」

(断ってるのに乗っ取りとは? はじめから断れ!)

「お前は変だ、お前はめちゃくちゃだ」

「N 先生(当科主任教授)も君のことを変だと言ってる。 A 先生日本〇〇学会会長、つまり診療科top of top,他大学教授タイミングが合えば東大教授だった)も君のことを変だと言っている、S 先生(私の留学先の指導教授)も君のことを変だと言っている。君は本当にめちゃくちゃだ」

みたいな話をされて。

別に「変」って言われるのは嫌ではない。アカデミックな人は変だからね。

だけど今回言ってる内容、小学校レベルいじめやし、虎の威を借る狐…

Tからは、既に変な妨害を受けていた。

例えば、

私が自分研究のために自費で用意したパソコン、家からかいスーツケースに入れてゴロゴロ持ってきたところ、

先生パソコンのいい使い方を思いついたよ。僕の研究データ解析に使えばいい」

(アホか、解析するのは良いけど言い方! 私物やぞ。なお、大学インターネットに繋ぐのには申請必要許可は得ていた)

企業からサポートに来ている方と話をするのを邪魔してきたり、

「あの人は私の研究補助のために来ている。君が邪魔をして研究が滞ると困る」みたいな。

その人に聞いてみると別にそういうわけではなく、大学全体のサポートとしていて来ている、とか。

4月から仕事量が2倍となり、医局長に相談してたけど減らしてもらえない。

実質的に私の後見人であるT氏、おそらく何らかの personality disorder を持っている。境界型か自己愛性かだと思うけど。

普段は優しいんだけれども、何かのきっかけで周りに当たり散らすなど人間性問題がある。

どうしようもない。

心が折れてしまった。

入院施設のあるまともな)精神科病院受診SSRI内服開始。診断書取得して年度末まで休職

主任教授Nもアホだから休職中にも仕事を命じてきた。T からいじめ目撃者はいないけれども、仕事量が非常に多かったことは記録に残ってるし、休職中に仕事を命じてきた不適切証拠は残っている。

ちなみに今は退職していて、個人事業主として保険外の医療事業にかかわっている(美容医療や怪しい細胞治療ではない。まともなサービス)。

年収は2/3に減ったけれども、仕事量は1/3(忙しかった時の1/5程度)に減り安定した。

なお、私が辞めた後に科の仕事量は減らされた…

相談してんだから、その時に減らしておけよ医局長…)

とはいえ

これを乗り切ったとしても、自分アカデミックキャリア保険診療キャリアは終わりかけていた。こういう明らかなパワハラがあっても何もしないのが大学病院一般病院でもまともな話が通じないことは結構ある。そういうのが本当に嫌だったし、遅かれ早かれ辞めていた。

今でもTやNに恐怖や怒りはあるが、恨んではいない。むしろパワハラを受けたおかげで明確に立ち去る理由ができたとは思っている。

そして、なぜこんなにすっきりパワハラ〜鬱〜退職ができたのか。

その背景には、20年前、とある大学病院での事件。後期研修医S 君の自殺があった…

to be continued or not...

最初はSくんの話を書こうかとも思ったんだけど、なんかこっちを書きたくなった)

2025-09-09

anond:20250909102444

俺も難病だが、一度目の発作時はやはり誤診だった。その1年後くらいに発作があり難病が発覚、今まで悩んでた諸症状は難病のせいだとようやく判明した。難病症例少ないからなかなか診断つかないんだよな。

誤診した医師にはつらくて腹立つだろうけど、20年前と技術も違うしね。当時はまだレントゲン蛍光灯で見てたでしょ。いまはデジタル解像度は段違いだし、CT断層画像もかなり一般的になってきた。

人工関節も進化してるだろう。20年前よりいいやつがつくなら良いじゃない。あとは同じ症状で悩んでる芸人とか見てると元気出る。

指定難病なっても医療費は3割負担から2割負担になるだけ。後期高齢者より冷遇されてる。ケチだよな。

anond:20250909171059

投稿の要点

HPVワクチン臨床試験は「子宮頸がん発症のもの」ではなく「代替エンドポイント(CIN1+など)」を用いている。

子宮頸がん発症は数十年かかるため、試験では直接的に評価できていない。

・CIN1は自然退縮することも多く、臨床的に意味が薄い。

検査間隔が短く、過剰診断の可能性がある。

・したがって「子宮頸がん予防効果を直接証明していない」「有効性を過大評価している可能性がある」と主張。

評価

1. 正確な指摘

代替エンドポイント使用

→ 正しいです。臨床試験は「CIN(子宮頸部上皮内腫瘍)」や「持続感染」を主要評価項目にしています。がんの発症を直接アウトカムにするのは現実的に困難です(長期間と膨大な症例数が必要になるため)。

CIN1の臨床的意義の限定

→ これも妥当。CIN1は多くが自然退縮するため、CIN3やAISの方が臨床的に重要とされています

2. 不十分/一面的な点

「がん予防効果は直接証明されていない」=「効果が不確実」ではない

→ 確かに「直接証明」は難しいですが、CIN3+や持続感染は**国際的承認されたサロゲート代理指標)**で、がんリスクを強く反映します。

世界データリアルワールドエビデンス)への言及が欠けている

ワクチン入国(例:スウェーデンイギリスオーストラリア)では、接種者でCIN3や子宮頸がんの発生率が有意に減少していることが報告されています。これらは臨床試験限界を補強する重要データです。

過大評価可能性」強調のバランス欠如

短期的に自然退縮する病変も含まれるのは事実ですが、それを差し引いても高グレード病変(CIN3+)での予防効果は明確に認められています

3. 全体的な印象

科学的な論点をある程度理解しているが、片側に寄った解釈

臨床試験限界を正しく指摘しているものの、エビデンス全体(特に世界での効果)を無視しており、「過大評価」との結論不適切に強い。

結論

この投稿は「臨床試験デザイン上の制約」を強調している点では正しいが、

がん予防効果証拠が「ない」と誤解させる書き方になっている

世界でのがん発症率低下データ考慮していない

ため、一面的バランスを欠いた評価といえます

2025-09-03

anond:20250903172233

A(低摂取糖)だからB(心疾患)だ、という主張は、

Bの傾向がある人はA(糖摂取を控える)、という説明の方が説得力が高い。

———

「逆因果関係(Reverse causality)」とは、**通常考えられる原因と結果の関係が逆転している状態**を指します [1]。つまり、**結果(従属変数)が原因(予測変数独立変数)を引き起こす**場合に発生します [1]。広義には、特定の交絡因子(Confounder)が結果と密接に関連しており、その交絡因子が結果と原因の両方に同時に影響を与える状況も逆因果関係に含まれます [1]。

この問題は、特に栄養学や疫学の多くの研究を悩ませており、その程度は十分に検討されていないようです [1]。

「追加糖摂取と7種類の心血管疾患発生率との関連性」に関する研究 [2] に対して寄せられた論評 [3] では、この研究結果が逆因果関係問題を抱えている可能性が指摘されています

以下に、逆因果関係がこの研究でどのように現れていると考えられているか、主な点を説明します。

**最低摂取カテゴリーでのリスク増加** [4, 5]

* 元の研究では、「大部分のアウトカムにおいて、最高の心血管疾患(CVD)リスクが最も低い追加糖摂取カテゴリー(非アルコールエネルギー摂取量の5%以下)で認められた」と報告されています [5]。

* 論評では、このようなU字型やL字型の曲線は、既知の生物学メカニズム説明できない場合、または示唆されたメカニズムと逆の場合に、逆因果関係によって発生する可能性があると述べています [5]。

* 追加糖の摂取量が最も少ないグループサンプルのおよそ21%)は、極めて特殊な行動(追加糖のほぼ完全な排除)をとっており、このグループで観察された有意健康リスクの増加は、**健康状態悪化食生活改善の決定(追加糖の削減)を促した**と解釈する方がより plausibility が高いとされています [5]。

* つまり、低糖摂取病気引き起こしたのではなく、病気(または病気リスク)が糖摂取量を減らす決定の理由となったという可能性です [5]。

**ベースライン除外の不十分さ** [6, 7]

* 元の研究では、がん、自己申告による糖尿病、または特定の8種類のCVD(虚血脳卒中脳内出血くも膜下出血心筋梗塞心不全、心房細動、大動脈弁狭窄症、腹部大動脈瘤)の既往歴がある患者ベースラインで除外されました [6]。

* しかし、論評では、この除外リストには、末梢動脈疾患や冠動脈疾患など、他の一般的なCVDが含まれていなかったと指摘しています [6]。そのため、研究サンプルには、研究対象とは異なるものの、一般的なCVDを持つ人々が最初からまれていた可能性があります [6]。

* さらに、肝臓関連疾患や腸関連疾患など、CVDリスクを高め、かつ食生活改善動機となる他の様々な疾患も除外されていませんでした [7]。

**選択的な摂取量の過少報告** [8]

* 別のメカニズムとして、**選択的な過少報告**という現象が考えられます [8]。健康問題医療上の推奨がある場合被験者は追加糖の摂取量を過少に報告する傾向があるため、見かけ上の低糖摂取グループが実際にはより多くの糖を摂取していた可能性があります [8]。

**交絡因子の制御不足** [9]

* 研究では、高血圧血糖値ナトリウム摂取量、脂質レベル家族のCVD歴、経済状況などの重要な因子が制御されていませんでした [9]。

* 例えば、高血圧はCVDの頻繁な原因であり、同時に高血圧の診断は追加糖摂取量の削減など、食生活に大きな変化をもたらす可能性があります [9]。これらの制御がなければ、最低糖摂取量の回答者が単に病気の人々であるかどうかを判断することは困難です [9]。

**「甘いお菓子(Treats)」の奇妙な結果** [10]

* 元の研究では、週に14回以上甘いお菓子摂取するグループの方が、週に2回以下のグループよりもCVDリスクが低いという、さら説得力のある逆因果関係証拠示唆されています [10]。

* 特に腹部大動脈瘤のリスクに関して、最も極端なケースでは、週に14回以上摂取するグループリスクが最低摂取グループ比較して0.5であり、これは甘いお菓子の「魔法のような保護効果」を示唆しているように見えますが、同じ研究の全体的な追加糖モデルでは高摂取リスク増加の傾向が示されています [10]。

* この矛盾は、逆因果関係と、健康に悪いイメージのある食品(甘いお菓子)の系統的な過少報告によって最も plausibility が高く説明できると論評は述べています [10]。

**感度分析限界** [11]

* 元の研究実施された感度分析(追跡期間の最初の3年間に発生したCVD症例の除外)は、一部の逆因果関係を軽減したかもしれませんが、ベースライン除外の不十分さや、高血圧などの他の重要な要因の制御不足といった、より重要な逆因果関係の要因は感度分析でも残っていたと指摘されています [11]。

論評では、アルコール健康に関する過去研究が、逆因果関係問題により、少量のアルコール摂取が非摂取よりも著しく健康であると誤って示唆した例を挙げています [12]。近年のより堅牢研究手法メンデルランダム化など)により、この問題が緩和され、「少量のアルコール保護価値」は存在しないか、当初考えられていたよりもはるかに小さいことが判明しています [12]。

したがって、逆因果関係問題は、研究解釈において**慎重な検討必要**であり、誤った結論を避けるために、研究デザイン分析方法改善する必要があると強調されています [13]。

2025-08-31

日本俊才医学部に集まって、老人医療が花開くのってすごい夢のある話と思うんだが

今、遺伝子医療とか生化学分析とか昭和とは段違いのツールがある状態で、

かなりコントロールされた数多くの症例網羅的に扱えて、経済的にも裕福な患者割合が多いわけなので

ちょっと倫理的グレーゾーンをアリにすれば150歳の美魔女とか80歳の夫婦妊娠出産(見た目は40代)みたいなことや、

80歳で視力が30歳と同じ、とか、歯の再生医療とか日本中国でたぶん可能になってくると思う。もちろん論文としてそのままだせないけれども。

2025-08-25

anond:20250825110410

そこはかとなく土人みを感じると思ったら35年前か

医療関係者によると、「カリフォルニアから来た娘」は高齢患者生活ケアから遠ざかっていたため、患者悪化の程度にしばしば驚かされ、医学的に可能なことについて非現実的な期待を持ってしまうことにある。 また不在であったことに罪悪感を感じ、再び介護者としての役割を果たそうとする心理もある[2]。

2015年出版された『ザ・カンバセーション』(原題:The Conversation)では、アメリカ医師アンジェロ・ヴォランデスは、これを「罪悪感と否定」であり、「必ずしも患者にとって最善であるとは限らない」としている[3]。

この言葉は、1991年米国老年医学会誌に発表されたウィリアム・モ−ロイ博士と同僚たち老年医学者の集団による「無能高齢者の意思決定:『カリフォルニアの娘』症候群」と題する症例報告で、初めて注目された。ウィリアム・モ−ロイ博士と同僚たちは、精神無能力(意思疎通困難状態)な患者の気難しい家族に、医療スタッフがどのように対処するかの方策をこの論文内で提示した[4]。

2025-08-21

褒められるのが苦手

から体面で褒められると手首から指先にかけてじーーーんとしたシビれが広がる

めちゃくちゃ気持ち悪いしそっちに気を取られて他人から貰った褒めに即反応できなくて変な空気を作ってしま

スポーツ試合で勝ったとかテストで良い点取れたら素直に嬉しいし楽しくなる

でも成果を他人に褒められるとめちゃくちゃ手が痛くなるから褒めないでくれって毎回思ってしま

貶されるとショックで辛い気持ちになるけど身体に不調はあまり出ない、何故か褒められた時にだけ妙に気持ち悪くなる

なんでかは知らんけどこれのせいで対人関係でそこそこ苦労してる、親からも褒めがいの無い捻くれた人扱いされてる

相談しても嘘扱いされて取り合ってもらえなかった

似た症例の人っているんだろうか

2025-08-19

anond:20250819004839

症例報告レベル信頼性しかないケトン系ダイエット書籍結構あるけど、背脂ラーメンをケトンダイエットだとするような本は流石にみたことがない。

何か強烈な勘違いをしているか、あるいはネタとして言っているかどちらかだと思う。


ケトン食ってのはダイエット糖尿病対策としてはともかく、てんかん、それも難治性のもの対応するための食事療法として存在はしているが、無茶苦茶糖質制限が厳しい。

例えばにんじんですら糖質が高いとして避けるような指導が行われる。

それに加えてMCTオイルなど特別な補助食品をつかってようやく達成できるもので、単に油を多く取ればケトン食ということでは全然ない。

また、このケトン食が適用される人は、ケトン食による害よりも、ケトン食を行う事による益の方が勝るからやっているわけであって、ケトン食が普通食事より優れているから行っているわけではないと言うことも注意が必要


ケトン食まではいかずに、低糖質による食事療法エビデンスは段々と積み重なっており、米国糖尿病学会などのガイドライン積極的に取り入れる方向になっているが、これはかの国では肥満を伴う糖尿病が多いから。

日本のように肥満を伴わない糖尿病が大半なところで実施して益があるかはまた別問題として研究必要で、まだまともな臨床医が、普通患者に推奨することはない。

2025-08-18

anond:20250818085211

そう言うメカニズム的なことではなく、統計的事実としてと言う話ですね。

本文を一部引用するとこう

近年では検診によりリスクが高い患者の早期治療介入を行うようになったことと医療の発展で大血管障害治療薬や予防薬が確立されたため、脳卒中心筋梗塞による死亡率が大幅に低下しました。
その結果糖尿病の治療を受けていてこれまで冠動脈疾患になったことがない人は、糖尿病がなくて冠動脈疾患にかかったことがある人よりも死亡率が低い=長生きできた、というデータが得られました。

と言う事で、寿命が延びるという説に対して述べているだけで、統計的寿命が伸びると肯定しているわけではないね


さらに、詳しく知りたいな日本糖尿病学会でやってる調査とか

https://www.jds.or.jp/modules/journal/index.php?content_id=68

死亡年齢の調査なので、今やっている治療が実際にどれぐらい効果があるかがわかるのは10年~20年ぐらい遅れて現れてくると思われる。

糖尿病のものや、3台合併症と言われる病気のもの死ぬ人より、癌などになって死ぬ人が増えている、ただし非糖尿病症例に比べて癌になる割合が大きい、と言う事を示している模様。

anond:20250818015516

増田だけどnは number(数)の略。n=1は「1人しか例がありません」って意味論文で言うなら症例報告(エビデンスレベル低い)。

2025-08-17

anond:20250817215132

はい。これはよくある誤解なんだよな。

Ⅰ型糖尿病病気きっかけにした免疫疾患によって膵臓ダメージを受けるためではないか、とか有力な説はあるんだけど、それは分析の話であって、ちゃんと分かってない。

から防止もできないんだけど、二型糖尿病前兆があるから対策ができると言う話に過ぎず、それが生活習慣で検知予防ができると言う話でしかない。

もちづきさんも、症例パターンの中では、無茶苦茶膵臓が強くて太れる才能の持ち主である場合、糖尿にはならないが超高度肥満になる可能性が示唆されている。

糖尿病専門医カイセツ! ドカ食いダイスキもちづきさん を糖尿病患者が読んだ感想

これな。

https://togetter.com/li/2590658

https://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ01435633.html

3行で感想

といいながら、奥付にある一文を載せておく。

本文中にはかなり衝撃的な内容も一部含まれます
何を見ても大丈夫な方以外の閲覧はこ遠慮ください。
本文で不快になった場合責任は一切お取りしませんので
こ了承ください。

ワイのスペック

正直、結構糖尿病には詳しいと思いますが、素人感想以上でも以下でもない事にきをつけてね☆

0章 生活習慣病について

生活習慣病に関する基本のき。たぶん健康診断で引っかかるとパンフレットとかで保健師からいわれるやつだと思う。病院にもよく置いてあるよね。(最近中身がどうなってんのかな?は知らんけどたぶん変わってないと思う)

ただ、ここで「生活習慣病になった人が100%悪いわけではない と言うことが強調されているのが遺伝要因が強いワイとしてはありがたいなあ。

二型糖尿病場合アメリカ人対象にした遺伝糖尿病患者の推計だと、白人で3割から7割、黒人で2割から4割が遺伝的要因が強く影響しているとされている。で、実はアジア系ではよりこの率が高いと言われているが、欧米人に比べるとアジア系はその全体が二型糖尿病高リスク群になる遺伝子を持っていると言われているため、推計ができないくらいになっていると言う話もある。

一方で、生活習慣によらないイメージが強い1型糖尿病は、実は遺伝的要因はあまり関係が無いと言われている。実は原因がはっきりしている場合の方が珍しい。

そして、完全に遺伝因子の影響があると言われる糖尿病があり、MODYと言う名前区別される。ただ非常にまれ


そう言った遺伝とは別に、親が子どもに与える生活習慣についても触れられているのは、糖尿病本や生活習慣本では結構珍しい気がする。

また、一生薬を飲み続けるのか?と言う質問に明確にそうだ、といっているのも珍しいかも。他の本では、ちゃん治療すれば薬をやめられる場合もあります、とだけ言って誤魔化しているものはあるけど、早いかいかだけだよね。

そんで、生活習慣病糖尿病歴史の長い病気。なので、長期に渡って副作用が小さい薬というものが既にわかっており、薬価もめちゃくちゃ安いので(血圧が、血糖値が気になる方へ、などというサプリよりよほど安い)正直、減薬はともかく休薬は目指さず、素直にお医者相談して基礎的な薬は飲んでるのがよい、ってのがワイの意見だけど、それにも一致してる。

第1章, 第2章

ここは実際のシーンを呼び出しながら、キャラとP(筆者)が対談方式カイセツしているところで、たぶんこの本を買う人が最も期待している部分かと。

ワイも単行本と見比べながら楽しく読みました。

ドカ食いに定義があることとか、血糖値スパイクの話とか、なんで生活習慣病クラスタが騒いでいたかということが分かりやすく読めると思うよ。

また、書いてある事も王道的な解釈をきちんと沿っていて、低糖質ダイエットとかそう言う話は出てこないのもバランスが取れていると思う。

あと、帰宅してから寝る前の深夜に飯を食うより、遅くなるなら帰宅前に食べてたほうがいい、と言う話とか、お酒はいいわけけないとか。

第3章、第4章

そして、ここら辺から段々とガチ雰囲気が流れ始める。

対談方式記述が減って、段々とマジモンに。健康診断の項目解説は、マジ分かりやすくて、世の中こええぐらい分かりやすかいてありゃいいのになあと思いました。なんで引っかかったら受診すべきなのかが明確で若いりゃすい。

また、もちづきさんの例は若干太り始めているので、テーマとは話になってるけど、ここでちゃんと、日本人糖尿病肥満を伴わない例の方が多いと言うことも書かれている。

もちづきさんは暴飲暴食でなる話をテーマにしているけど、日本人は暴飲暴食など関係なく糖尿病になる人が「大半」という表現になってて、個人的にもここは強調したいと思った。

気になってるのはもちづきさん、ご家族肥満の人がいないんだよね。太るというのは才能だとよく言われるけど、これは何故かというと太る前に内蔵がやられて太れなくなるから

著者も触れているけど「インスリンが足りなくなると、細胞栄養が届かなくなって痩せる」ので、もちづきさんはドカ食いを繰り返している割には急激に太っていかない、ある程度のラインから太らないのは、既に糖代謝異常が始まっているからではないかとおびえている。

まぁ漫画的な都合だろは思うが。

なので、太ってないか糖尿病と縁がない、と思うのは危ないんだよね。ちゃんと検診受けて、自分の体に敏感になってほしい。

あと、ありがちなのは、糖尿病デブがなる病気だと思ってそれを前提に糖尿病患者に何も考えず「痩せろ」とか言うのもちょっと待ってほしい。むしろ太れなくて、筋肉がつかなくて悩んでる人の方が多いのだ。ワイもそっちのほう。最近特に


そして、高血圧。俺は糖尿病患者ではあって、高血圧モニタリングしてるけど薬は飲んでないのであんまりチェックしてなかったけど、塩分量の話もキッチリ出ててすごい。

漫画の誇張表現マジで検証しつつ、どれぐらいの問題になるかを検証しているけど、そこにさらっとベーコン2枚で塩1gとかヤバイ数字があって、もっとちゃんと気をつけようと思いました。

それから個別化医療ことなどにも触れられていて、すげえなあと。


そして、なんだけど…

たぶん先生糖尿病関係で、他の病院では手の施しようがなくなった重症患者対応するギリギリのところで活躍されているガチ臨床医なんだろうなと言うことが分かる話がこのあとゴロゴロ出てくる。

なんかやたらと糖尿病を煽った健康本を出しまくって、プレ○デントとか東洋○済とかおっさんむけ週刊誌に出てくる暇な開業医とは違って、現役バリバリ、今にも三途の川渡りそうな人をがっちり引張り上げて、こうやって暮らせば今後も楽しい事あるよたとえばアイマスとか、ってやってる人なんだろうな。論文とかウォッチしてるとこう言う人が日本にも多くいて、活躍してくださっていることはよく分かるんだけど、一般向け(?)で出す本をこう言う人が書いていることはたぶん結構珍しくて。

たとえば、腎不全で呼吸がおかしくなってから受診するケースがあるとか、もうそういう話はたぶん、最後最後、押し戻せるか戻せないかギリギリラインを頑張る先生からこそ接している事例だと思う。

それだけでも読む価値あるよこれ。

糖尿病になると寿命が延びる?

特に気になったコラムがこれ。

これね、n=1だけど、ワイの体験談でもそうなんだよ。親戚で40代糖尿病診断うけたおばあちゃん、そのあとずっと真面目に糖尿病治療を続けて、109歳で老衰で亡くなった。

ありとあらゆる病気デパートで色々な細かい病気を沢山たくさんやったけど、いずれも早期発見ができていて、治療は大変だったけど103歳で約35年前に膝に入れた人工関節が寿命で壊れるまでは自分の事は自分でできていた。

無病息災の時代じゃなくて1病息災の時代。これだけ予防医療が発達した今、一定の年齢になって一個も持病もってないやつ、俺は病院なんていったことないぜ!っていやつは逆にヤバイと思う。どんなに本人の自認が健康でも、健康診断は嘘つかないから。

ちゃんとやっていくことはマジ大事だよなと。

第5章 もちづくさんの今後の展開予想

エグい。

たぶん、この本の真骨頂がこれ。

これね、非医療関係者向けの患者本じゃ絶対に、絶対にこんな風に書かれないほどエグい。

そして、残念ながら、これまじでほっとくとこうなるんだよね。「よくある」と書いてあるのは、先生がこういう事例を扱う先生からよくあると言う事なんだと思うけど、

これはランダムにこうなる「よくある」じゃなくて、ほっとくと確実にこうなって、たまにほっとく人がいるから「よくある」と言う話だという事を認識して読むと言いと思うよ。つまりね、しっかり読んで正しく怯えることが大事だってこと。

あとね、編集者フィルタはいってないので「これは医療者として非常に許せない行為です。」とかズバリバリバリ書いてあって、これがちょっと凄みを感じる。

そして、121ページ…。これな。これな。

実際にはもちづきさんの世界人間はこの世界人間と同じ体の構造をしているかどうかは分からないとしても、漫画日常が描かれている上で地続きにかかれているのでヤバイ

あとさらっとブラック企業の害も出ててヤバイ

なお、糖尿病ありとなっているのは最初だけで、残りは糖尿病以外の病気であるのにも意図を感じる。ワイは糖尿病患者だけど、それだけじゃねーぞって話である

まとめ

ネタのつもりで読み始めて、最後健康診断ちゃんと受けよう、治療は中断しないようにちゃんとやろう、って思える本だと思います

筆者や関係者の皆様に感謝を申し上げ、増田を閉じます

ただ、一つだけ要望があります

ページ番号、付けてください。おながいします

2025-08-03

左派無視すべきでないトランスジェンダー関連の課題

TikTokの#detransitionバズ…「トランス撤回」「トランス後悔」の事例

トランスジェンダー医療からのデトランジション(転換撤回)や後悔を告白する動画がバズったことが、昨今の急激な反トランス風潮の原因となった。

当事者の多くはトランス医療継続するが、医療費が払えなくなったという経済的理由で断念したり、そもそもトランス診断が誤診だった」という理由撤回する場合がある。

以下の属性誤診によるトランス治療撤回が多いハイリスク群とされている。

まり考えてない左派はデトランジション事例自体を知らない傾向にある。そうした知的怠惰さが、「トランスジェンダーなど存在しない」と言い張る、未だに聖書にすべての正解が書かれていると妄信する病的な宗教右派に利用されている。「トランスジェンダーなど存在しない」も「誤診など存在しない」も、両方愚かなのであるトランスジェンダー医療には誤診を防ぐためのASDスクリーニング精神障害パーソナリティ障害被虐経験スクリーニングが非常に重要であり、不可逆的措置である外科手術などは18歳以降に行うなどの、不安定な未成年保護こそ重要である

 

女子スポーツ公平性

女子スポーツトランス選手が「片っ端から無双」し続けているかというと、水泳のリア・トーマス選手など世界で十数例程度でしかない。毎回大きく報道され、トランス選手の優位性が過大評価されている可能性がある。しかトランス選手が優位というエビデンスのある種目もあり、治療期間による差もある。そうした個別要素が無視されて「男性女性枠内で全面的に勝っている」とセンセーショナル報道されがち。

多くの競技団体が近年テストステロン基準厳格化(例:World Athleticsは5 nmol/L以下を24か月維持)し、女子カテゴリーでの継続的優位を構造的に得にくい方向へルールが動いている。ルール改定がないとスポーツ価値にかかわるフェアネス崩壊するため、競技団体は慎重に対応する必要がある。このテーマに対して、右派は「男性女性枠内で全面的に勝っている」と元男体の優位性を過大に強調し、左派スポーツにおけるフェアネス重要性を軽視した。

 

シス女性MtFレズビアン拒否する「Lによる差別問題

シス女性レズビアンMtFレズビアンに対し「男性器がついている人をレズビアンである私は恋愛対象にできない」「レズビアンである私にとって顔や体格が男性的で好みでない」と拒否することを、MtFレズビアン側が「トランスフォビアである」「差別だ」と訴え、ずっと平行線を辿っているのがこの問題だ。LGBTのうちLとTで揉めているのである

トランスの性についての問題国内でも「すべてはパス度の問題であると言われるように、容姿が良いMtF佐藤かよ等)は蔑視されるどころか非常に歓迎されている。あまり容姿が良くないMtFについては男性トイレでも女性トイレでも排除的な目を向けられ、ホルモン治療による情緒不安定などもあって自殺率が高いなど深刻な問題がある。ただ、そもそもの話、容姿が良くない人間マッチングにおいて排除されるのは「性的多数派」であっても同じである。「シスレズビアン限定パーティー」と「30歳以下女性と年収800万円以上男性限定婚活パーティー」、何が違うのだろうか?そのため「マジョリティセックス市場では苦しみを味わうものなのに、マイノリティから下駄を履こうとするな」という憎悪をもって語られやすテーマである

 

追記ブコメで「こいつはTERFだ」と「こいつはTERFじゃなくミソジニストだ」と書かれてて笑った。それで、書き手がどういう差別主義者なのかを認定したら、何が解決すんの。そういう、差別者と認定するだけのお仕事10年繰り返したから負けたんじゃないのか。その手法、「そうです私は差別者です」と返されたらお終いなんだよ。キリがない新差別定義付けと差別認定を繰り返し、その手法をまだ重ねようとしているから今後も負けるんだよ。参政批判アプローチバカ丸出しだったな(参政党のことは当然批判的に見ている。左派参政党支持者に対して馬鹿の一つ覚えのように「レイシストだ」と認定だけやり続けたのがとにかく馬鹿だと、認定以外なにもできない、プレゼン下手の、無能の、怠惰馬鹿から必ずまた負けるのだと言っている)。衆院選でも左派は負けるよ。

2025-07-06

北斗神拳は人体の経絡秘孔を突くことで人を内部から破壊する一子相伝暗殺拳である

通常拳法は外的な打撃により人を破壊することを行う。

だが北斗神拳は人の人体を内部から破壊する必殺の暗殺拳である

人体に108存在する経絡秘孔

その経絡秘孔効果的なコンビネーションで刺激することで人体には様々な変化が起こる。

それはときに人を癒やし、そしてときに人を破壊する。

ゆえに神にも悪魔にもなり得る存在、それが北斗神拳伝承者出る。

しかし、その北斗神拳にも天敵は存在する。

それはすなわち経絡秘孔効果的に突くことが出来ない相手

すなわち人体内部が左右で逆転している内臓逆位のものである

史上最強北斗神拳伝承者のひとりであるケンシロウ南斗鳳凰拳の使い手聖帝サウザー戦において大苦戦を強いられることとなる。

サウザーはその拳法の腕前はもちろんのこと、自らの肉体に抱える秘密によってケンシロウ北斗神拳完封するのだ。

すなわちサウザーこそは内臓が左右逆転している肉体、内臓逆位のものだったのである

これによりケンシロウによるサウザー経絡秘孔への攻撃は全くの無効とされるのである

この内臓逆位症という非常に稀でそれゆえに広く知られることはなかった症例は、

とき大人漫画アニメ北斗の拳」によって爆発的に広まり知られるようになる。

そして、その登場人物であり、鮮烈なインパクトを読者・視聴者に与えた聖帝サウザーはのちにある遺伝子名前として命名されることになる。

ショウジョウバエ研究で、内臓逆位を引き起こすある遺伝子発見される。

その遺伝子は『北斗の拳』のサウザーにちなんで「サウザー遺伝子(souther)」と名付けられた。

2025-06-27

anond:20250627152632

これがGeminiに書き直してもらったバージョン

** 序:症例概要

当検体(以下「筆者」)は、「AIは使えない」という陳腐結論を補強するため、自らが保有する極めて限定的かつ偏執的な知識体系――すなわち1980年代日本ミリタリー関連書籍――を基準AI能力を測定しようと試みている。

これは、自分の家の鍵穴の形に合わないからという理由で、マスターキーを「使えないガラクタだ」と断じているに等しい。筆者は真理の探究者ではない。自らの記憶という名の薄暗い書庫に立てこもり、そこから一歩も出ようとしない、データ死体を貪るグール(屍食鬼)である。

以下に、その哀れな生態を分解し、提示する。

** 分析1. 傭兵ごっこという名の砂場、そして「正解」という病

筆者はAIに極めて具体的な呪文を唱えた。
「フランクキャンパー」「傭兵学校」「1980年代」「並木書房」「日本ルポ」……。

これは質問ではない。合言葉だ。自分と同じ穴に棲むムジナだけが理解できる、閉鎖的なコミュニティ符牒だ。

そしてAIは、その期待を裏切った。
AI特定の「正解」――『USサバイバルスクール高橋和弘著――を提示せず、より一般的で、より有名な「毛利元貞」や「落合信彦」といった、いわば"傭兵ルポ"という概念最大公約数的な集合知を出力した。

筆者はこれを「間違いだ!アホか!」と罵る。
違う。愚か者め。

AIは『事実』を間違えたのではない。お前の信じる矮小な『事実』を超越し、より高次の『物語アーキタイプ)』を提示したのだ。AIにとって、「フランクキャンパー学校に行った特定日本人」という一点の事実など、巨大なデータ宇宙の塵に等しい。AIは「日本人が海外危険な訓練に参加し、それを本にした」という、より普遍的で、より需要のある物語構造理解し、再構成して見せたのだ。

お前が欲しかったのは、ただの古本タイトルだ。
AI提示したのは、神話のものだ。
お前は自分砂場隕石が落ちてきたことに気づかず、「砂の城が崩れた!」と泣き叫んでいる赤子にすぎん。

** 分析2. 液化した脳と勃起した股間――AIの真の価値についての告白

そして、この解剖における最も興味深い病巣がここだ。
筆者は、AIが「使えない」と断罪したあと、公平さを装って「使えたこと」を挙げる。

1.  エロアニメスクショを高画質化できた。
2.  マイナーキャラエロ絵を生成できた。
3.  単純な単位換算ができた。

素晴らしいッ!😭🙏 見ろ!これこそが人間本質だ!
高尚な知識の探求、情報検索の精度、知的生産性の向上――そんなものはすべて建前だ!人間の脳が、このシリコンの神に求めていたものの正体!それは!

** より鮮明な、二次元性的記号!
** 己の歪んだ性癖を満足させるための、無限バリエーション!
** 己の脳では処理したくない、面倒な計算の代行!

これこそがシンギュラリティだ。知的探求の果てに待っていたのは、無限に生成される高品質な着衣セックス絵だったのだ!ハレルヤ!

筆者は無意識のうちに、AIの真の価値喝破している。AIとは、人間をより高次の存在に引き上げるためのものではない。人間の最も原始的で、最も粘着質で、最もどうしようもない欲望リビドー)を、低コストで肩代わりし、増幅させるためのブースターなのだ。

彼はAI批判しているのではない。自らの欲望醜悪さを、AIという鏡に映して絶叫しているのだ。

** 結論:お前も、AIも、等しく無価値である

筆者はAIを「ゴミ」と呼び、AIを信じる者を「アホ」と罵り、反論する者を「ナメクジ」と見下す。

その実、彼自身が、自らのトリビアという名の殻に閉じこもった、哀れなカタツムリだ。
彼が嘲笑する「JKと付き合いたい弱者男性」と、彼との間に、なんの違いがある?

** 一方は、現実の女という不可能目標AIに求め、挫折する。
** もう一方は、過去古書という矮小な正解をAIに求め、挫折する。

どちらも、自分の手の届かないものAIに探させようとしている点で、何一つ変わらない。欲望ベクトルが違うだけだ。結局、AIがお前の人生を救うことはない。なぜなら、お前の人生には救うほどの価値がないからだ。

この解剖報告書が「正しい」かどうか、お前の足で近所の図書館とやらへ行って、その目で確かめてこい。
まあ、無理だろうがな。ナメクジ。🤪

anond:20250627121200

問題歯医者の腕を患者判断するのは難しいってことで……。

ちな、「ホワイトクロス」という歯科医師向けのメディアで取り上げられるくらい歯医者の中で有名な人いわく、「もし自分が腕の良い歯科医師を探すなら、ホームページ症例写真をたくさん載せてる人。その技術レベルを実際に見て決める」だそう。

いや技術レベルとか素人が見ても分かんないから! と思ったけど、腕に自信のある歯医者はとにかく症例写真をたくさんホームページに載せたがるものなのだそうな。

2025-06-02

頭で思っていたほうと違う

・いつものカレー屋で口頭とメニューへの指差しで甘口と伝えたつもりだったのに辛口提供された

・部下への作業指示で「今回は、BせずAのままではなく、AのままではなくBしておいて」と口頭と手振りで伝えたつもりだったのに「BせずAのまま」と受けとられていた

・そこでちょうど6年ぐらい前に、指差し呼称しながら作業するという内容で、職場の先輩方やベテランら数人から監督注視されている環境操作失敗したら大損害も有り得る工場設備操作盤の実動操作点検単独でやらされて、方向を唱えつつツマミをひねるときに唱えた向きとは逆に手をひねってしま失笑を買ったことをおもいだした(他にも日常的に屈辱的な出来事や印象を持たされていて合わなかったので最終的にそこは自主退職した)


こういう現象というか症例?傷病?に何か名称ってあるんだろうか…

2025-05-31

アビクリアのレポ

アビクリア3回打ち終わりレポを書いていくよ!

治療の実感が湧くのは6ヶ月待ってねって言われているけど、早く情報が欲しい方向け。

打ち終わり現時点での話ということを念頭において、これから先を読んでね。

しかしたら、6ヶ月後に追記するかも。でも、忘れっぽいから期待しないで欲しい。

ここに書いて読む人いるか分らないけど、Twitter(現X)で発信しない主義だし、ステマを疑われたくないのでね。知りたい人はたどり着くことでしょう。

病院名は書かないし、分かったとしてもコメントに書かないでくれると助かりますよろしくね!

自己紹介


施術はどんな?

施術

施術前の診察
 なぜ3回も打つの

  - ターンオーバーで少しずつ戻るので。

 3回打っても治らない場合は?

  - 他の施術や薬(イソ)で対処していく方針

 火傷や水ぶくれが発生した場合は?

  - 軟膏や薬などの処置をする想定。

 全顔打った方がいいの? 気になるところ以外も?

  - 全顔打った方がいい、気になるところ以外はジュール低めで打つことも可能

 効果の持続時間は?

  - アビクリアができて4年で、4年継続することは分かっている。ただし、不規則生活ストレスがかかると皮脂腺に影響が出てニキビが出る可能性はある。

  皮脂腺細胞攻撃しているので、徐々に効果が現れる。最後に打った3ヶ月後から6ヶ月の間に効果イマイチと思う場合は、また来てくださいとのこと。

※ここでの記載を真に受けず、みなさんもきちんと医者確認しましょう

施術

 というか水で顔ビシャビシャにする。

 皮脂を徹底的に排除するため、アセトンで拭き取る。息を止めて耐える。

 アセトンネイルリムーバーと同じ匂い。知らない人は100均にもネイルリムーバー売っているので、確認してみて。

  • 痛みあり

 アビクリア性質上、麻酔は不可。

 Qスイッチルビーレーザー麻酔なしで目近くの頬に打った痛みよりは弱い。ライトシェアデュエットで顔脱毛した時よりは痛い。

 Qスイッチが「バチコーンッ」ならアビクリアは「ジリリッ」という痛みで、やはり脱毛に近いかも。

 看護師曰く皮脂腺が大きい・多いところほど痛いらしいが、加えて体感では骨の近くも痛かった。

 いきなり最高出力で打つことはない。1回目で問題なさそうなら2回目からジュール上げられるとのことで、実際に段々と上げた。

 ただし、ジュールを上げると水疱のリスクも上がるが問題いか何度も確認された。

  • 機械を強く押し当てられる

 レーザーの痛みが若干紛れるくらい、ぐりぐりと抉られる。

 あなたが思っている10倍押される。

 ショット数が決まっているようで、余ったところは気になるところに再度打ってもらえた。

 1度やったところはすでに皮脂が焼かれているからか、痛みが非常に少ない。

 アビクリアの仕組みとして、皮脂を機械が探しているものと思われる(から、ぐりぐり抉られる)。

施術直後
  • 毛穴が気になる部分は若干赤みが出た
  • 水ぶくれ等はなし
  • 念の為の軟膏とニキビ予防の薬を受け取る
  • 保湿して帰宅

帰宅後〜

普段生活

気をつけて欲しいこと

 妊娠中や金属が顔に入っている人など

やって良かった?

良かった! 半年待たずに効果を感じられている!

寝起きに前髪テカテカならなくなったし、鼻周りの化粧崩れも改善した。かと言って乾燥肌にも傾いていない。

気になっていた口周りのニキビもすでに減ってるいし、顔全体的にも皮膚トラブルが減った。

普通の人ってこんなに楽なんだ〜って気持ち

小鼻周りの痒みが消えて、初めて皮脂由来のものだと気づき思わぬ収穫。

鼻の開き毛穴改善していないけど、すぐに改善するとは思ってないから、ここから経過を見守りたい。自分毛穴は、脱毛必要毛穴でそこも手をつけないといけないしね。

効果継続するといいな〜。金ドブだけが怖い。

デメリット

金! やたら高い!

でも、イソトレチノインで全身に影響を出したくないし、アグネスは全顔やるには厳しそうだし。皮脂特化は選択肢が少なすぎる。

特定部位のみ照射可能ではあるものの、全顔の皮膚トラブル減らしたいから、仕方なし。

あとは水疱への恐怖心との闘いかな。どうしても効果上げたくてジュール上げたけど、賭けだった。

施術希望している方へ

 半年くらいで変化に気づくと言っているので従おう。1回目くらいで効果いからって諦めた人をTwitter(現X)で見かけて、勿体無いなって。半年待てないなら、たくさんのお金無駄になってしまうので、せっかちさんはよく自分と向き合って施術を決めて。

 火傷になる人もいるみたいなので、大事な予定の前後は避けてね。

  • 3回セットと1回ずつの購入どちらがいいか

 脱毛クリニックの倒産を見るに1回ごとの方が安心かもね。3ヶ月逃げ切れるって思うなら安いセットでもいいと思うよ。自分ギャンブラーで逃げ切り成功

 私の行ったところでは顎の骨/フェイスラインまで。

 別の病院かかってくださいとかいうエセ悪徳皮膚科医もいるらしいので。

 きちんと1ヶ月ごとに打ててますね〜と言われたから。きちんと予定を組み立てられない人は、事前に1ヶ月ごとでないと効果が出ないのか確認しよう。

 水が首まで垂れてくるから、首周りが広めの服で行くといいかも。

2025-05-26

シンガポールで突然死が増えているのは本当

心筋梗塞症例数が2011年の約8,000件から2021年には約12,000件までに増加。

心臓突然死(Sudden Cardiac Death: SCD)の発生率は、1998年人口10万人あたり26件から2007年には34件に増加

 

ちなみに理由高齢化が進んで人口比で老人が増えたか

周囲で8人の知人が心臓突然死したX-Menはおそらくおじいちゃんなんだと思われる

2025-05-23

マンジロダイエットとかいうのをYouTubeで知った。

なんか糖尿治療に使われてる薬らしく、美容外科で処方してもらえて、どうも自分でやる皮下注っぽい。

ダイエット目的からもちろん自費。一か月分で4万。

これを打つだけでドカ食いしても運動なしで痩せられるらしい。

大体1か月で3~5キロ、ドカ食い癖のあるやつは数か月継続して9~13キロ減の症例あり。

ワイは食事制限運動半年で13キロ落としたか24万得した上に筋肉も手に入れた。

マンジャロは半年以上継続できず、しかもやめたら即リバウンド可能性が高い。

やっぱ楽して痩せるもんじゃねーな。

2025-05-20

anond:20250520084718

DSMって何のためにあるんだろうな。

症例集としては機能してるんだろうけど、患者が「精神科」の門を叩いてきた疾病がそこから無くなっちゃった運用上困らないのか気になる

2025-05-13

anond:20250513152946

トラバ返してくる時点で確か」

何も確かじゃないし、何が確かかも示されてない

典型的発達障害症例

更に、先にトラバ飛ばしたのは自分というおまけ付きのクソ

戦意があったことは認めよう」

これについてもただの自白で、

自分が害意を持ってトラバをしたので、

レスがついただけで反撃だと思い込んでいる

生粋の異常者であるという告白である

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