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ファンタジー - はてな匿名ダイアリー
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「ファンタジー」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ファンタジーとは

2025-12-08

「敵やライバルがわざわざ弱点を教えてくれるなんてアニメゲームだけの話」←アニメ脳乙

「敵やライバル自分の弱点を喋るなんて不自然!」って言うやついるけど、じゃあなんで現実失言だらけなんだよって話なんだよな。

世の中、聞いてもないのにベラベラ話すやつばっかだぞ。

政治家経営者一般人も、SNS勝手自爆するし、会議でも飲み会でも、自分自分の穴を掘って転がり落ちていく人間なんて山ほどいる。

自分の弱点を話すとは不自然だろ」っていう主張こそ、むしろ現実知らなすぎなんだよ。

人間にはそもそも他人自分のことを知ってもらいたい」って欲求があるし、自慢でも愚痴でも弱音でも、なんなら言わなくていい秘密まで勝手に口が滑る

つーか、そういう人間いるからこそ秘密漏れるし、守秘義務なんて仕組みが必要になるわけで。

で、これをリアル創作へ持ち込むと、逆に「キャラバカすぎてリアリティない」って言われる。

ここが面白いところで、現実を忠実に描くほどリアリティが失われるという矛盾が発生する。

要するに、「敵が弱点を喋るのは不自然!」という意見のほうがファンタジー寄りなんだよね。

現実はそんなやつらばっかり。

ただし創作でやると不自然と言われる。

2025-12-05

anond:20251205180627

まあ史実でも人間ってストレスで急に知能下がるからね。

50人クラフトってYouTubeで参加勢が不純異性交遊して追及されるシーンでチャットIQが下がるシーンをよく見る

ただファンタジーにおいて知能下がるのってリアルではあってもリアリティがないって言われがちなのは理解する

スターウォーズでローグワンのラダス提督が許され?てEP8のホルド提督がボロクソ言われるのもそう

ゲームジャンル違いの要素いきなりぶち込まれるの結構好きなんだよな

スクロールアクションゲームラスボスシューティングゲームになったりとか

急に音ゲーが始まったりとか

個人的には不意打ちで変なことされるのが好き

なんらかの免疫があるからこういうことが言えるのかもしれん

あとつまらなかった体験は都合よく忘却しているのかもしれない

ファンタジー世界かと思ったら後半SF設定が出てくる小説とかノベルゲーも好きだし同じ系譜かもしれん

叙述トリックものも好きだし「気持ちよく驚く」体験が好きなのかも

今日もつ鍋を食べるぞ

そのあとバニーさんのいる店に行くぞ

日記

---

バニーさん素晴らしくセクシーだった

終電で帰るぞ

美しいバニーさんを眺めながらお酒を飲めてとても幸せだったなあ

やっぱりハイレグバニー本質なんだよな

バニーさんと語り合うことで、バニーさんにとってヌーブラいかに便利かという点について知見を深めることができた

---

0時に間に合わなかったけどゴミ出し間に合ってよかった

これもバニー神の思し召し

思えばクリスマスカラーの赤白バニーさんがいた

あれこそバニー神かもしれん

しかし黒エナメルこそという思いもある

エリ・エリ・レマ・サババニー(神よ、バニー神よ、なぜバニーはこんなにも素晴らしいのですか)

---

朝起きたら頭が痛い、二日酔い

なぜ俺はこんな日記を……

開けゴマ

アリババと40人の盗賊に登場する開錠魔法呪文

原作である「Histoire d'Ali-Baba et de quarante voleurs exterminés par une esclave」にも

「Sésame, ouvre-toi」と記されており「ゴマよ開け」というのは原作準拠

 

アリババと40人の盗賊千夜一夜物語の一篇とされているが実は原典には存在せず

18世紀フランス学者によって付け加えられており、アラビア語原作存在しない

千夜一夜物語の写本の目録にこの作品があったため「やっぱ原典あるじゃん」となったが

その後の調査によりその写本自体18世紀以降に作られたもの

学者アリババと40人の盗賊を逆にアラビア語に訳して描かれたものであることが判明し

「やっぱ原典ないじゃん」となってしまった謎の物語である

学者は現地の人から聞いてんと言っていたがそれも後世では疑わしいとされている

たこいつは「アラジン魔法のランプ」も原典がないのに勝手に付け加えており

オリジナル脚本の才能がありすぎたものと思われる

中東オリエンタルファンタジーイメージ、ほぼフランス人産という

ポリコレ団体は声を上げるべきだと思われる

2025-12-03

anond:20251203120908

松濤元麻布みたいなとこでも地域から数百m圏内公立公園があるんだが

どんなファンタジー東京だと公園がないんだろうか

2025-12-02

映画スマホを落としただけなのに 最終章ファイナルハッキングゲームを見た

俺が嫌いなタイプ邦画だった。32点。

アマプラに来てたぞ、みんな乗りこめ~^^

 

からよくあるタイプではあるけど特に半沢直樹以降に顕在化した「いい演技=オーバーリアクションの顔芸」系作品。このハゲー!! ちーがーうだーろーっ! 違うだろーォッ!! 違うだろっ!!!唐突豊田)。元々は蜷川あたりの演劇界からの輸入だと思うんだけど、演劇であれがバエるのは空間が広いからだろ。画角的に小さく切り取られた画面内でやられても、こんな奴おらへんやろ~としかならんやろ。

なので僕はこの映画が嫌いです。

千葉雄大って口に顔乗っ取られてるんか?感情的になって話すと口の動きにあわせて顔の位置が動くから一生懸命頑丈込めて台詞読んでます」感がすごくて毎回ズコーってなる。顔はかわいいけど主役張る器とは思えなかった。まぁ主役なんかジャニでええんですってのが邦画から別に千葉雄大でええか。

 

話としては前回(見たはずなんだけど何一つ覚えてない)逃亡した天才ハッカー成田凌を追う刑事千葉雄大ハッカー対策室に異動。一方その頃成田日韓首脳会談の中止を目論む韓国反政府組織就職。そこで監視役についた韓国美女といろいろあって、最終的に公安井浦新に撃ち殺されて韓国美女はく製にされておしまい

 

これ別にいいっちゃいいんだけど、韓国反政府組織韓国上司大谷亮平で、韓国で知り合う韓国剥製師が佐野史郎なんだよ。ちなみに韓国美女元アイドル韓国人。なんでみんな韓国人にしなかったの?予算なかったの?

俺はハリウッド映画とか見てて日本人役が韓国人だったり中国人だったりするの毎回イラッとするタイプからすげー気になっちゃった。もしくは韓国美女日本人で揃えてこれはジャパニーズファンタジーコリアですよっていう空気感統一をするとかさ。

 

実は韓国美女心理操作に長けた超悪女だった可能性もある(最終的に成田剥製にしてる)から意図的演出なのかもしれないけど、韓国美女ストーカーに追い詰められたところを成田が助ける展開があって、その後、距離が急接近して哀しき過去告白するってシーンがあるんだけど、そこがカタコトの日本語なんだよ。2人はほとんどのシーンで韓国語で話してるのに。

韓国まれ韓国育ちの韓国美女が最もエモーショナルになってる場面で敢えて(カタコトの)日本語話すか?毒親虐待されて施設で育ったって設定なんだけど、その施設が実は日本にあって私は韓国毒親に捨てられて日本で育ちました、なら、本当に辛いとき日本語が出るのはわかるけど、別にそんな設定ないし。なんでこいつ日本語しか話さんようになったんや。こういう感情が繋がらない感じ苦手なんだよな。

 

ハッキング関係も今の時代ホンマにそうか?って感じでさ。

途中で急にミサイル日本に撃ち込まれる展開があって、Jアラート作動防衛庁ミサイル存在確認。2分後に着弾。実際に着弾しモニターには濛々と煙をあげるビルが。しか千葉雄大モニタ凝視し、旗のはためきと煙の向きが違うことからハッキングを受けてフェイ映像を流されている」ことを見破る。

って展開なんだけど、いや防衛庁レーダーハッキングしたん?だったらもう何でも好き放題やれるだろ。フェイ映像なんか流して遊んでる場合か?とも思うしさ。何より今の時代サイバーハッキング対策室ならまずやるべきことはSNSモニタリングだろ。

実際に着弾してるなら映像なり写真なりが一瞬でバズりまくってるはず。フェイ映像凝視してる場合か?「あれれ~おかしいぞ~。SNSに何の反応もないよおじさん(CV高山みなみ)」がリアルじゃね?つーか情報収集のために24時間監視しとけよ。

日韓首脳会談の会場にドローンが雲霞の如く押し寄せる展開もあるんだけど、それだって急に近所からドローンが湧いてくるわけもなし周囲何キロかは当然ある程度の警戒態勢が敷かれる以上、ある程度の距離を飛んできているはずなんけど巡視してる連中は何も気づかんかったんかって感じだし、何より首脳会談とき普通に広域監視ドローンの警戒は現代では当然にやっとるわい。ドローン出てきたての時に脚本書いたんか?

 

あとこれはもう本当に全然どうでもいいことなんだけど、反政府組織大谷の恐ろしさを表現するために裏切者を処刑するシーンがあるんだけど、そいつ警察組織情報を売ってたのね。で、問い詰めると「娘を学校に行かせるのに金が必要で!」って言うの。反政府組織より警察のほうが金払いいいことありえる?めちゃくちゃ潤ってそうな組織だったけど。別に「喋らないと一家ともどもぶち込むって脅されて」とかでよくね?

あと反政府組織をずっと警戒してるのに「背中のやけどを見せる」ためだけに上半身裸で寝てる成田ね。こいつそのシーン以外ではずっとパジャマでもない普段着で寝てるから。こういうの嫌い。

 

基本的に謎演劇演技が「すご~いこわ~い」って思える人にはポップコーンムービーとして普通に楽しめる程度の映画ではあると思う。でも俺には「演技合戦(笑)」が映るたびに逆に集中力を削がれてしまって、気にしなくていいことばっかり気になってしまった。

でもこれはたぶん1,2が好きだった人に対するご褒美映画な部分はあると思う。なんかマジで必然性なく出てきて足を引っ張るしかしない田中圭もたぶん1か2の主要人物でしょ。で、成田韓国美女に心開く描写も1と2を見て着てたら感動するんでしょ。成田千葉友達だと思ってて最後に助ける展開もずっと見てると激エモなんでしょ。いや。

俺も見てんだよ!!!!!何も覚えてないだけで!!!!!!じゃあ俺が悪いか!!!ごめんね!!!!!!

でも邦画基準の中ではまぁまぁ頑張ってる方なんじゃないの。知らんけど。

アマプラ無料で見られるので千葉雄大成田凌ファンにはオススメ

 

あと書いてなかったけど今回誰もスマホ落としてません。どういうことなの。

2025-12-01

年末年始おすすめWEB小説9選

紹介文にネタバレあり

マルチ投稿作品場合カクヨムを優先(はてななので)

獣の見た夢

・連載中

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888930318

異世界に転生した少年前世から持ち越したのは恨み、憎しみ、飢え、渇きのみ。

暴力支配するこの世界でどれだけの戦場を駆け巡れば恨みや憎しみは消え去るのか。

どれだけの敵を殺せば飢えや渇きは癒やされるのか。

袂を分かったはずの少年少女はそれでも尚、互いを激しく求め合う。

人類全員に読んでほしいので何回でも紹介する。

5ちゃんねるのWEB小説感想スレにてループする話題「なぜこれが書籍化しないのか?」において常にトップに上がる作品が満を持して書籍化

ただ、その後極端に更新ペースが落ちてしまったのが心配

もし読んでみて「つまらなかった」「時間無駄にした」と思ったら、スベったブコメカラースターを進呈するのでこっそり知らせてほしい。

迷宮クソたわけ

・連載中

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885436251

債権奴隷に落ちた少年借金返済のため冒険者となって迷宮で一攫千金を目指す。

力がなく戦士になれず、信仰心が低いので僧侶になれず、不器用なので盗賊になれず、学校で学べば誰でもなれる魔法使い迷宮に挑む。

一度は書籍化したものの1巻打ち切りあい出版社を変え6年後に再刊行を果たし「このライトノベルがすごい!2026」第8位に輝く。

扱いの軽い命、がめつい教会、疲れの取れない宿屋、ボッタクリの店、そうウィザードリィだ。

読者感想欄でもWizネタで盛り上がるのでプレイヤーなら2割増しで楽しめるが、知らなくても2割引きにはならないので是非読んでほしい。

血と汗にまみれ、汚泥にまみれ、吐瀉物にまみれ、魔物臓物にまみれ、拷問をする仲間、思いやりと人情のある敵、罪悪感と後悔、苦い後味、うらやましくないハーレム、そんな小説が好みならおすすめ

コミカライズ商業pixivファンメイド原作者公認)があるが、pixivの方が面白い気がする。

昏の皇子

・連載中

https://kakuyomu.jp/works/16816927862215511326

少年が見る夢は正夢なのかそれとも過去の巻き戻しなのか、それとも他人人生なのか。

母と妹を守る為、見た夢に従って動き出した少年は大きな運命に飲み込まれていく。

その夢は本当に少年を正しい道に導いているのか。

ただ母と妹を守りたかっただけなのに。

基本的平民貴族に勝てないし、貴族王族に勝てない。

陰謀権謀術数に否応なく巻き込まれていくのでスカッとする展開も少なめ。

主人公恋愛要素もないし(同年代の異性が登場するのは妹を除けば180話以降)チートもない。

少年同士の友情騎士の絆がメインなので、女性向けかもしれないが勿論男性が読んでも非常に面白い

思ったよりも評価ポイントが伸びないのは4サイトものマルチ投稿のせいだろうか。

死んだつもりで、地獄を進め

・連載中

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886644108

いじめを苦に自ら命を絶とうとした少年地獄のような異世界転移する。

それから数十年後、全ての力を手に入れた少年自殺する瞬間に戻り、今度は自分いじめクラスメイト達を異世界に引きずり込む。

転移したそばから魔物に殺される生徒達。辛くも生き残った少女はいじめられっ子に復讐を誓う。

流行が2周3周した結果「勇者は善、魔王は悪」どころか「追放側が有能、追い出された方が無能」「主人公ざまぁされる」といった作品もあるが「いじめっ子(正確には傍観者)がいじめられっ子に復讐する」という作品は非常に珍しいのではないだろうか。

その試みが100%うまくいってるとは言い難いが、他にはない味わいなので読んでみてほしい。

何がために騎士は立つ

・連載中

https://kakuyomu.jp/works/16816927859769787769

"なにひとつ持っていない"田舎農家次男坊は、村外れに住み着いた老騎士剣術を習った事から運命が大きく動き出す。

持たざる少年は"持っている"少年少女の中でもがき苦しみ、成長していく。

作者の前作『カルマの塔』が合わなかった為、食わず嫌いで長い間読まなかった。

文章に癖があり、特に会話文や固有名詞理解しにくい箇所は多々あるが、それを乗り越えられれば。

読者コメントネタバレが多く、初回は感想欄は開かないほうが良い。

いらないスキル買い取ります

・完結済

https://ncode.syosetu.com/n4809dw/

人々が神から与えられた特別な力、『スキル』を持つ世界

マイナススキルを買い取るスキルを持つ主人公が姉の行方を追って旅をする。

1話完結タイプ連作長編

作者らしい安定感で期待を裏切らない作品

ゼロ代表される「死に戻りスキル」が主人公ではなくそばにいる人物が所持していたら……?

現在コミカライズ版のWEB広告が出ているが、これですらエロ漫画風に切り取られてしまうのか…。

呪術師勇者になれない

・第1部完結 第2部連載中

https://ncode.syosetu.com/n1132dk/

高校2年生のクラスメイト41人が突然異世界転移し、バラバラ迷宮に放り出される。

それぞれに与えられた「天職」の能力ダンジョンを生き抜く。

ヤンデレハーレムで名をあげた作者によるクラス転移もの

集団転移は非常に難しく、主人公一人が突出化して周りがモブになるか、早々に離脱して別の道を歩む作品が多い。

しかしこれは41人を濃淡はあれどきっちり描ききった作品で、退場後も主人公に影響を与えていく。

クラスメイト同士での殺し合いも多々あり、グロ表現も多く読者感想欄でも忌避感を示すコメントもあるので万人にすすめることはできないが、興味があれば読んでみてほしい。

処刑人パニッシャー≫と行く異世界冒険

・完結済 続編連載中

https://ncode.syosetu.com/n5363hf/

突然転移を果たした主人公は思い描いていた異世界とはまるで異なる厳しい現実にあえぐ。

そんな中、主人公とは別の世界から転移した「処刑人」と出会い、共に旅に出る。

よくある異世界転移ものだが、とにかく「処刑人ラング(51歳)が魅力たっぷりで、この人物一点突破おすすめしたい作品若者と年配のバディが好きなら読んでみてほしい。

終焉世界

・完結済

https://ncode.syosetu.com/n7679cq/

どうやらこの世界は終わるらしい。

上記作品群はまだ甘い?もっとダークでハードものが読みたい?

書籍化コミカライズもなく、完結から10年を経て尚、評価ポイントが入り読者コメントも付く名作。

作者は前書きで「デッドエンドファンタジー」と警告している。

女性声優には夢がある

こないだリエラって声優グループ歌番組に出てたけど

ほば全員髪の毛真っ黒でえらいと思った

今風に言うと清潔感がある

品があっていいよね

ファンタジー守ってる

今どきファンタジー守ってるのは声優かav女優くらいだ

2026年 新語・流行語大賞 ノミネート

2026新語・流行語大賞ノミネート語が発表された。本記事では、選出された30語の中から注目の用語について、その概要と背景を解説する。


【見せ善】

お笑いコンビさや香新山が、被災地でのボランティア活動の様子をSNS投稿した際、「これは見せ善です」とハッシュタグを付けたことが発端。これまで著名人ボランティア報告は「売名」「偽善」と批判されがちだったが、自ら「見せ善」と名乗ることで批判を逆手に取るスタイルが称賛された。以降、Z世代を中心に、ゴミ拾いや席譲りなどの善行SNSにアップする際の「炎上回避免罪符」として定着した。


ゴブリンマインド

物価高や増税が続く中、見栄を張ることを完全にやめた開き直り精神状態のこと。ファンタジー作品ゴブリンのように、他人の目を気にせず「安いものをむさぼる」「服は着られれば何でもいい」「欲望に忠実に生きる」というスタイル。かつての「丁寧な暮らし」の対極にあるが、その生命力の強さが逆にクールだと捉えられた。


【屁】

トップアーティスト米津玄師が突如リリースした配信限定シングル『屁』。自身放屁音をサンプリングし、重厚ビートと融合させた前衛的な楽曲は、瞬く間にYouTubeで1億再生突破した。「屁すらも芸術に変える男」と評される一方、全国ツアーではマイクに臀部を向け、生の音を集音させるパフォーマンスも大きな話題となった。


【爆盛り葬儀費】

多死社会の進行に伴い、葬儀業界での競争トラブルが激化。格安の基本プラン集客し、遺族の混乱に乗じてオプションを過剰に追加させる手口が横行した。最終的な請求額が当初の見積もりから数倍に膨れ上がる様を、飲食店デカ盛りメニューになぞらえて揶揄した言葉


【食べる蕎麦湯

健康志向とフードロス削減の観点から、これまで廃棄されがちだった「蕎麦湯」がスーパーフードとして再注目された。ゼラチン寒天で固め、黒蜜きな粉をかけた「食べる蕎麦湯」がコンビニスイーツとして爆発的ヒットを記録。ルチン豊富で腹持ちが良い点が、ダイエット中の若者層に支持された。


【野獣圏内

気候変動によりクマイノシシ等の動物都市部進出常態化したことを受け、政府が新たに策定したハザードマップ上の区分名称正式には「特定野生鳥獣高頻度出没区域」だが、環境省の啓発ポスターで使われた「ここはもう、野獣圏内。」というキャッチコピーが一部国民に衝撃を与え、そのまま一般名称として定着した。


【もう走らなくていい】

北米3カ国共催のサッカーワールドカップにて。日本代表FW前田大善が、予選リーグから決勝トーナメントまで驚異的なスプリント回数を記録し続けた。準々決勝での敗退が決まった瞬間、実況アナウンサーが涙声でかけた「もう走らなくていい、大善。胸を張れ」という言葉国民の涙を誘った。過酷労働環境にいる人への労いの言葉としてもネット上で広く使われた。


キンタマーニドッグ

インドネシア原産犬種。人気K-POPアイドルが飼い始めたことで日本でも知名度が急上昇した。その独特な語感が小中学生を中心に面白がられ、実物を見たことがない層にまで名前けが独り歩きして大流行した。


【無敵外交

国際会議において、自国の主張だけを一方的にまくし立て、他国批判質問を一切受け付けずに退席する強硬外交スタイルのこと。会議で人の話を聞かない上司を指すビジネススラングとしても使われた。


大谷覚悟しろ

メジャーリーグ前人未到の記録を更新し続ける大谷翔平に対し、日本小学1年生の野球少年テレビインタビューで言い放った一言。その純粋さとあまりスケールの大きさが愛され、何かに挑戦する際の決まり文句としてミーム化した。


以上が2026年の主なノミネートである。なお、年間大賞は2026年12月1日14時頃に発表される予定だ。

映画スラムダンク』が中国人を感動させている

中国部活は無いし青春も無い。

中国人にとって「青春」はファンタジーだった

 

そして憧れの聖地に行って野糞

2025-11-30

果てしなきスカーレット ネタバレ感想

話題になってたので観てきました。

・予習としてハムレットダンテ神曲のあらすじを頭に入れて挑む。物語下地にはなっているのだろうけど、個人的には知らなくても問題なかったな。

ハムレットから換骨奪胎ぶりが面白いとの評判だったが、個人的にはそもそも悲劇を描こうとしてないしハムレット派生作品として見るもんではないなと思った。単純明快勧善懲悪作品に思った。細田守らしい子供向けを意識する。ハムレットとしては、王様が意地悪に叔父に殺されて復讐心燃えるハムレット、毒で殺すつもりが毒で死ぬ叔父、まぁ様々イベントは似たことが起きる。が、知ってても知らなくてもどうでもよく思う。レアティーズいないし。

神曲への解像度は私は低い。世界文学的ものごっつい大事作品で、地獄から煉獄天国への長い旅を、様々な著名キャラ出会い別れながら進む神聖なる喜劇、的な理解あんまり知らない。スカーレットでは舞台としては準えてるけど、下地として何か作用しているようには感じなかった。棺桶のシーンとかは関係してそうに思ったけど、それは神曲を知ってないといけないかと言われるとそうは思わなかった。それともそれは重要なシーンを無理解に進んでしまった私の不甲斐なさかもしれない。

時をかける少女宣伝に持ち出されたのは、まさに時をかけていたから、かな?安直だけど。


・一つ一つのシーンの絵作りは前評判通り、どれも美しく素晴らしい。

特にスカーレットが可愛すぎる。表情ひとつひとつが愛おしい。

・シーン一つ一つが夢の中って感じ。私は村上春樹世界の終わりとか、海辺のカフカとか好きなので、こういうの好きぃ…ってなった。

現代に生きる私を写像した先のスカーレット写像する世界ってのは、ナーロッパ的な中世であって、銃が存在し、僧がおり、アフリカとか南米とか、色んな文化が表層的に混じり合う。作中では、過去未来も生も死も混じり合う世界とわかりやすく何度も表現される。細田守最高だぜ。こういうファンタジー大衆を入門させてくれてありがとうだぜ。私はこういうのが好きだ。

・服飾考証しっかりしてるとの事前情報通り、私はよく知らんけど多分しっかりしていたと思われて、その解像度のおかげで、地獄の狂い具合が鮮明で面白い。混じり合って混沌としている。

産業革命以降の武力が作中に存在しないのは、それが我々にとっての現実の脅威だからだと思う。この作品ファンタジーなんだ。力強い線引きを感じた。

渋谷ダンスシーン、きたきたぁ!!ってなった。幾原的な心象風景かと思ったら丁寧に前段から渋谷という箱の舞台を歪にチラ見せしたりしてて、思ったより浮いてはいなかったかな。いや画としてはバチクソ浮いてたけど。まぁ意図はかなり明快に伝わった……と思ってる。でも現代の子どもがこの渋谷や踊りを自分ごととして捉えられるかというと疑問よなぁ。現実描写できない制約の中でのスカーレット心象の箱庭、非現実の作中での現実としての非現実としては面白い画だった。私→スカーレット→聖→スカーレット渋谷クール

・宿の主人、てのが登場人物紹介にいたが、作画として特徴的だなと思ったが映画の中では短いシーンだった。でも重要役割だったんかなぁ。

スカーレットの成長を見守るおじさんの気分になった。私も歳をとったなぁ。

・聖、なぜお前は矢を放った……?抑止力はその装置を発動させてしまったら終わりだ。それはお前の思想矛盾しないのか。観終えた後、ダンテでいうと七つの大罪のシーン中だと振り返ってみるが、結びつけるには苦悩する。いやこんなん結びつけなくてええかってなった。……いやでもまじで意味わからん。知りたい。

雑魚雑魚悪役にレアティーズかい名前が付けられてるのも何か関係あるんか……?

ハムレットにおけるクローディアスの懺悔は本物の神への懺悔現代日本では神への信仰が薄く、物語でもあまりに薄情。

天罰は全てを解決する。…ってそれでええんかいな。

最後キスと涙が商業的すぎて泣けなくて泣いた。しかし世の中の大衆はそれが好きなのだろう。届ける先のニーズに応えようとする様はえらい。これを描くには時間が足りない。

・争いよりも友好を、憎しみよりも愛を。これはもっともっと丁寧に描いてほしい。もう1時間割いていい。3時間でいい。…でも忠実に2時間に収めて偉いなぁ。細田守はすごい大衆作家だ。


文学的作品として観たら不評の嵐になるのはなんとなく感じるが、私は素養がないのでその辺はノータッチで。

芝居も映像はやっぱ最高のクオリティだ。映画館で観て良かった。地上波でも家でも観たくない。

価値観も好きだ。物語の壮大さも好きだ。でも、ラストだけはちょいと心残りだなぁ。

オマツリ男爵もだけど、細田さんはラストへの拘りや興味があまりない……?

作家メタれば、前半の苦悩や憤怒の感情はきっと描きたいものであったとは思う。

でも作品として本来目指す描きたいものは、それなりに人間の根源的なもの思春期の頃に精一杯みんなが考えて悩んでほしいことで、大人になっても向き合って向き合って考えていきたいことだとは思う。

その勧善懲悪は良いが、憎しみへの向き合い方としての成功例としてこのように描くにはご都合が良すぎるように思った。特に聖の矢とクローディアスへの天罰

現実でいうと、例えば中共オラオラしてるのを武力を持ってやめろやめろと脅すまではいいけど実際に刃を抜いたら戦争なっちまうやん、対話で友好を目指そうぜっていう作品にしたいのにさ、殺しちまったらそれは勝てば官軍ストーリーやん。現実では為政者落雷で都合よく命を落とすわけないやん。殴ってきた相手を殴り返してはい終わりになるわけないやん。スカーレットが殺してなくても、殺す味方が代わりに殺してくれたありがとーは、私は、同罪だと思う。目を逸らすな。私はそれは嫌いだ。

利己的な活動と、利他的活動バランス攻撃性と社会性のバランス自己家畜化した我々が、より家畜化できる先を目指したいんだ。攻撃すんなと説くだけでは、攻撃的な人間独裁的に得をするゲームバランスは崩れない。我々は山上を生まないですむ社会にしなければならない。そういう思想のもとで、細田守は何をどう伝えたかったのだろう?だから、聖が矢をもって暴力を振るったことへの解説をまじで教えてほしい。教えて!!

ほうら見ろ!フィクションはやっぱり現実に影響するじゃん!

この結果を見て。

調査対象者のうち最も若い年齢層は16~17歳でした。16~17歳で性経験がある人に限定すると、首を絞められた経験がある人は43%、首を絞めた経験がある人は32%に上ったとのことです。

https://gigazine.net/news/20251129-uk-abuse-strangulation-porn/

イギリスの首絞め被害の多さを見てよ。

これ、ポルノ理由じゃなかったら、何?

ポルノファンタジー現実の性被害に影響してるじゃん。

やっぱり「フィクション現実を切り分けられる」なんてウソだった。

たぬかなを嘘つきだと怒ってる男性が多いけど、そもそも男性向けのサービスコンテンツなんて嘘まみれでしょ。

夜職女性名前も年齢も偽ってるし、アイドル彼氏がいてもいないって言うのは当たり前、AV演出も演技と仕込みだらけだし、Xはネカマ業者垢だらけ。

でも男はファンタジーの中の女が好きだから仕方ないよね。

本当のことしか言わない女なんて男は求めてないでしょ。みんな、嘘偽りなく男の悪口書いてるツイフェミや、クソ客の悪口言ってる風俗嬢の裏垢とか嫌いじゃん。

旦那いること隠して、弱者男性ヨチヨチコンテンツを発信し続けたたぬかなは彼女なりの思いやりがあったと思うけどね?

2025-11-29

進撃の巨人ポリコレかぶれたせいで100万人以上の読者が逃げた

進撃の巨人一般には商業的に成功した作品であるが、売上が激減して大失速した作品でもある

全盛期には全巻売上が年間1000万部だったのに、終盤は180万部にまで激減

その頃にはもう既に大体の人が既刊を持っているからだ、と思うかもしれないが、新刊売上も減った

全盛期には新刊の売上が発売日から5週で200万部ほどだった

ところが終盤には95万部にまで下がった

100万人以上の読者が読むのをやめてしまった

理由は明白である

作者がポリコレかぶたからだ

少年時代の作者がネトウヨで、第二の父たる町山智浩ラジオによってネトウヨ卒業したというのは有名な話だ

進撃に登場する眼鏡キャラ指導者役はほとんどが町山をモチーフにしている

外見や誕生日まで町山をなぞり事前に町山に許可を取ったキャラはクサヴァーだけだが、ハンジやシャーディスやジークなどメインキャラに何人も町山がいる

ハッキリ言えば、進撃の売れたところはネトウヨ時代に由来し、失速したところは町山に由来する

閉鎖された環境鬱屈としている少年が外の世界から来た大敵と戦い活躍という序盤の売れた部分はネトウヨファンタジー

作者自身が山に囲まれ田舎町でそうありたいと願った夢だ

強大な敵と卑小な人間という対比は視覚的にもわかりやす大人気になった

しかし、徐々に町山の影が迫る

主人公らの住む島は、被差別民族「ユミルの民」の流刑地であり、「外の世界」に取り残された同胞らは差別迫害され苦しんでいるという高度に政治的真相が語られだす

かつて巨人に変身できる能力を持つ民族として他民族を踏み潰しまわり栄華を誇ったユミルの民は、近代化が進む中で巨人に対抗できる兵器を開発できるようになった他民族管理抑圧される側となった

外の世界の人々は軍備を整え次第、島を丸ごと潰すつもりであり、そうなる前に主人公は外の世界の数十億人の他民族全てを踏み潰し滅ぼす決意を固める

巨人と戦うシンプル漫画として始まったのに、ややこしく多くの読者がついていけない内容になった

そしてヒロインミカサは髪をショートカットにして男にしか見えないポリコレブスになり、島にはほぼ同一民族しかいないため白人だけだったが外の世界ポリコレ黒人がメインキャラに食い込み、更にはゲイであることを示唆するグリースも登場する

大人しく男に従うだけの都合のいい女になってはいけないとか、産む機械にさせるぐらいなら処刑されたほうが救いであるとか、フェミ要素も随所に盛り込まれ

ポリコレよくばりセット漫画と化していった

民族差別ジェノサイド政治ジェンダー、町山による災禍が進撃を蝕んでいった

ヒット作品政治を混ぜるとどうなるか、その最たる例が進撃だろう

やっぱアイドル声優だな

ちゃんファンタジー守ってる

今どきファンタジー守ってるのなんて声優AV女優くらいだよ

アイドルはもうだめだ

2025-11-28

anond:20251126212232

映画公式サイトに載ってる

1997年ルーマニアブカレストまれ映画撮影時は5歳だった。数百人もの候補の中からターセム監督に見出された。カティンカが現実ファンタジーの間を自然に行き来するのに感銘を受けた監督が、その瑞々しい感性が失われぬうちに、ただちに撮影に入ることを希望撮影が楽しかったと語るカティンカが、最も嬉しかったのが、『ドラキュラ』でアカデミー賞受賞した石岡瑛子デザインした衣装を着ることだった。現在イギリス在住。演劇学士号を取得し、出版に関する大学院学位も持つ才女へと成長。演技の道は再開の可能性を残しつつも「いつか再び演じたい」と語り、ファンにとっては再びスクリーンで観られる日を心待ちにさせている。

敵の定義というものについて

なにかしらのプロジェクトチームがあったとする。そこそこの難易度プロジェクトだとしよう。

そのプロジェクトを進めるために段階的には目的をすり合わせたり、課題を出し合ったり、成果物について議論したりと、そういうことをする。

途中どうしてもボス意見が通りやす局面ってのはある。経験の厚みとか知識の深さや量が多いのだから、そうなりがちなのは想像できるだろう。しかしだ、ここでボス配下プロジェクトメンバーが、自分意見成果物について意見されたことを、あたか個人が貶められたと認識してしまうことがある。

ボス意見の表明の仕方によってはガチでそういうこともあるだろうが、ここではそのようなボスではないと考えてくれ

この認識ちょっと問題で、このメンバーは徐々に自信を失ってしまいがちだ。発言もせず成果物自分WILLを盛り込まなくなってしまう。

プロジェクトメンバーたちはボスも含めて、そこそこ難易度の高いプロジェクト問題を敵と認識して、RPGみたいなパーティーを組んでその敵を倒すイメージを持つべきなのに、あたかパーティーで最も高ランクボスが他メンバーを敵とみなして攻撃しているような錯覚にとらわれると、これは大変不幸な話だ。避けなくてはならない。

お仕事に限らず、国際問題とか社会問題とか、もっとさな系でも家庭問題とか、本来の敵を見失って「あいつのせいでこうなっている」とか「あいつさえいなくなればうまくいくのに」とか、そんな風に敵を見誤っているケースが世の中には溢れている。

レッテル張りの横行なんてのは特にこのような事象が潜在していることを示す予兆なので、ひとつの目印にしてみてほしい。(男は、女は、おじさんは、おばさんは、できないやつは、○○な属性のやつは、○○部のやつは、○○は、そんな主語目的語を見かけたら『臭い』ってこと)

ちゃん問題のものを見抜いてやっていこう。世の中は複雑だし、実際問題みんながみんな味方であるなんてファンタジーだし、本当に特定の人・クラスターが敵であることもあるけれど、だからと言って短絡的に敵を見誤ってはいけないんだ。

2025-11-27

パワーカップルになりたい」は、日本ではほぼファンタジーです。

日本パワーカップルを目指すのは、構造的に難しすぎる。

データで見る現実:

女性年収中央値は約300万円

年収400万円以下が7割

年収1000万円以上の女性1%未満

男女賃金格差OECD加盟国ワースト

なぜ日本特に難しいのか:

雇用慣行問題

総合職一般職区分

昇進・昇給での男女差

管理職女性比率が極端に低い(約13%)

育児との両立が困難

長時間労働文化

保育園不足

母親育児すべき」という社会的圧力

キャリア断絶のリスク

出産育児退職→復帰しても非正規が多い

正社員を続けても昇進は遅れる

結論:

日本で「夫婦ともに高収入」を実現できるのは、

医師×医師

外資金融×外資金融

起業家×起業家

みたいな超レアケースだけ。

あなたの言う通り、難しすぎるんですよ。

パワーカップルになりたい」は、日本ではほぼファンタジーです。

2025-11-26

細田守はもう日本マーケットを見ていない

レビューサイトRotten Tomatoesを見ると、細田作品評価日本でのそれと大きくかけ離れているのがわかる。

https://www.rottentomatoes.com/search?search=mamoru%20hosoda

日本で好まれ時かけサマーウォーズより後の作品の方が評価が高い。特に日本興行がガタ落ちした未来のミライ評価は明らかに日本真逆だ。

なおスカーレットが既に低評価だが、現時点で日本しか公開されていないことを鑑みれなければならない評価だ。

我々はデジモン時かけといったドメスティック作品から細田作品に触れているわけだが、海外視聴者はそうではない。

結果として前情報が少ない状態で近年の長編作品を視聴できている。

新海誠で言うと君の名は以前/以後のファン層が明確に分かれているように、細田作品でもおおかみこどもあたりで国内/海外ファン分水嶺があるのだろう。

海外映画祭ノミネートでもバケモノの子アニー賞ノミネートされて以来かなり増えているが、一方で日本での受賞歴は落ち着いてきている。

さら妄想を続ける。日テレが仕掛けてきた細田守ハヤオ後継者作戦は完全に失敗した。

パクさんの死去、風立ちぬ以降のハヤオ内省化、依然として進まない国内オンデマンド配信などビジネス面での窮地に陥りつつある日テレ長編アニメ事情細田作品では補填しきれていない。

ただここで前述したように海外への活路が見えてきた。これは作品公開のサイクルが長すぎるジブリでは不可能なことだった。

日本ではボロクソだった未来のミライ海外では高評価で受け入れられている実情がある。あのふわっとした展開が逆にファンタジー的で好感触なのかもしれない。

ならば海外受けをある程度意識した作品作りになっていくのは自明だ。

アナ雪のキャラデザを手掛けたJin Kimが2作連続メインキャラクターデザインを手掛けているのも、海外マーケット意識したものと捉えていいだろう。

しかも前作ではメインキャラのみのデザインだったが、今回は主担当格上げされている。

細田本人の心情へとさら妄想を深めてみる。

おおかみこども以降、書きたいことを書くようになり偏ったキャラクター描写が増え、それについていけない日本視聴者が続出。インターネット作品公開ごとに大荒れ。

その一方で海外では高評価を受けカンヌにも呼ばれるまでになった。日テレもそんな細田守を抱えられればハクがつく。2020年決算資料にも竜姫について海外展開を重視するとある

クリエイターとしてどちらを向いて作品作りをしたくなるか、心象を慮る必要もないだろう。

今の細田守(と日テレ)は日本マーケットのためにアニメを作っていない。

そう思えばスカーレットへの見方もまた変わってくるはずである

ああ、「はてスカ」って

今までの映画リアルベースにしてたから「児童相談所を悪役にするな」「子供虐待してる親の所に女子高生だけで行かせるな」という現実的おかしいという指摘を受けてた

から今回完全なファンタジーにしたのかな?

でもリアルベースしか話が描けないからああなった?(ファンタジーと言いつつ現実デンマークってのはその制約のため?)

2025-11-25

「30までに独身だったら結婚しようぜ」、って言ってた友達が29歳と11ヶ月で結婚しやがった

結婚式から帰ってきたので感想

友達、そっか、本当にやっちゃったんだ……なんか複雑だ……

という感じになりました。期待と現実のズレ。

しかに「また30ネタかよwwwwww」と私たちは好き放題あの約束ネタにしてきたし、20代前半のころも「あと10年あるなwww」とか言って笑ってたし、20代半ばのときも「そろそろやばくね?」って冗談で言い合ってたし、25歳のときに「よし、あと5年だ」と思ったら本当に29歳11ヶ月で結婚したので笑っちゃったし、しか相手が私の別の友達だったので「あーはいはいこの二人が結婚するんでしょ?」と思ったら本当に結婚したので笑っちゃったし、招待状が来たときは「本気だったんだwwwwww」などと思ったわけだが、「よっしゃ、じゃあその約束冗談から私たちはずっと自由でいようね」という前提のもと歩んできた私の人生を振り返ったとき感想は「あ、私、あの約束無意識に本気にしてたんだ」という感じになってしまった。

そもそも私はあの友達に本気で結婚してほしいわけではなかったのだ。むしろ個人的には彼とのあの約束ネタにする関係性はすごく好きだ。友達を「また30ネタw」と弄るというのは、信頼関係表現のようなものであって本気で結婚してほしいと思っていたわけではない。彼に対してアンケートなどを取ったわけではないので実際に「私たち」がどう思っていたかはわからないのだが、少なくとも増田としては「友達くん! あの約束をずっとネタにし続けよう! 30歳までのカウントダウンを本気にするのはあきらめて、人生設計を共有するのも封印して、あの約束ネタに好きなだけ笑い合おう! 飲み会や軽いデート冗談のような約束可愛いけど軽い関係性のままでいよう!」というつもりだった。

要するに、「あの約束で本気になってんじゃねえよ」というのは「結婚してんじゃねえよ」という意味ではなく「あの約束冗談のままにしておこうよ」という意味だったのだ。しか友達は前者の意味解釈したようで、今回は完全に本気で結婚をお出ししてきた。友達関係にありながら『29歳11ヶ月』で本気の人生決定をぶち込んできたあいつとは逆の流れへの進み方だが、そういうことじゃねえんだよな~~~~~~~!!!1!!

ただ、「冗談だと思ってその約束を弄ってたら、相手が真に受けてほんとにやりやがったw」というのは確かにそういう状況であり、友達がどれだけあの約束を本気にしていたかはわからないが、彼とのあの約束ネタにしてきた者の一人としては真剣に複雑さに襲われざるを得ない。無神経にネタにしてて、そっかなってなりました、友達

で、式の感想なんですが。

「私からあの約束ネタにされ続けたから、別の人生に舵を切ったのか?」という感想になりました。わかりやす恋愛の導入(でも私との約束を踏まえといてあの扱いは何なの!? 友として待つという選択肢はなかったんですか!)、しか結婚相手は私の別の友達で、二人がいつから付き合ってたのかは謎のまま、途中でいつの間にか二人が接近していることに気づいて(おお、私の友達に新しい人生あれ!)(ちゃんと二人の関係の経緯は後から聞かされたけど、でも友達と話すことな秘密にしてた必然性は、まあ、気にしないでおく)、気づいたら二人でデートしてるのを見かけて、彼とのあの約束価値が急速に下がっていくのを感じ、コミカル蚊帳の外存在(=私とのあの約束)が配置され(このあたりはマジで私が世界から取り残された感があった)、ドラマティックな「実は好きでした」という告白もなく突然結婚式に力を入れる、というのは、従来の「あの約束ネタにする」関係性だった私たちから脱却しようともがいているように思われた。それが良いかいか価値観次第だが、「あの約束ネタ化」を期待していた者としては奇妙な喪失感があるというか、私はあの約束の軽さと温かさが好きだったんだな……という複雑さに襲われてしまった。

問題は別の女性との結婚だと割り切って見たところで私の感情の整理などが色々と難しいというところで、ちょっと思ってた以上に人生は進んでしまうんだな、という感じで、「これはきっと私の想像力が低くて人生の筋を追えてないんだろうな」と思いながら式に参加してたけどでも「29歳11ヶ月で結婚するのはズルい」。『あの約束ネタ化』は今改めて思い返してもよく出来てたよ。やはり二人の関係性……その約束の持つ重さとネタとしての軽さは、私たち友情の全てだったんだな……!

友達があれだけ独身を貫いてきた理由に何の説明もないのってどういうことかしら? あれだけ私たち約束を弄んでたのに、その約束を破った瞬間の決意がいっちょんわからんので「???」ってなってしまう。彼はどういう想いで、あの女性結婚しようと思い至ったのか。そして結婚してからは、あの約束をどう思ってるのか。いや、「お前そういうのはいちいち言葉にするもんじゃなくて表情や動作から読み取るものなんだよ。それが人間関係を見るうえでの読解力だろ」ってのはそれはそうなんだけど、上述のように「でも私たちはこれまでいちいち言葉であの約束ネタにしてたじゃん」っていうのと、「すみません! 私には読み取れませんでした!」っていうのが両方ある。マジでわからんかったので。

最後のほうは「私の人生の転換点の物語?」って感じでした。式でのスピーチはもうしょーもない。あれだけ私と「30までに独身だったら結婚しようぜ」って約束を弄んでおいて別の女性結婚するなら、最初からそんなに本気で約束するなよとしか言えない人間関係ってままあるよね(昔見たドラマの「私たちはずっと友達だよね」っていうセリフは今でも印象に残ってる)(ちゃん登場人物自分選択責任を持つ作品はみんな好きだよね)(全然関係ないけど最近ドラマって登場人物真摯なことを言わせる割に「約束」とか「期待」とか「未来設計」とか出てきて彼らが(象徴的な友情ではなく)実際の人生選択を保持してる描写もあるので何でそこだけ曖昧なんだよって言いたくなりません?)。

あと、式場のセットがちょっとファンタジー風だったので「なるほど異世界ウェディング的なやつなんだな」と思ったけど、実は普通日本教会での式だったのでビックリ仰天。私の友達たちって普通日本人なのに、なんでファンタジー風の演出にしたんです……? そもそも論で言うとさぁ、私たち約束冗談だったのか本気だったのか、本気だとしたらなぜ友達は別の女性結婚したのか、冗談だとしたら私の期待と喪失感は何だったのか、そのへん全部曖昧なまま式を迎えて、何で私はここにいるんだよ!

あ、式での友達くん素敵だったね。タキシード姿のラインが綺麗で、『あの時のあの約束をした居酒屋でのはしゃいだ彼』の面影も残してて何か良き。友達笑顔で誓いを立てる姿が本気で良かった。あと式の演出はすごいよ。『あの時の居酒屋』とか『あの時のカラオケ』とか『あの時のドライブ』とかで見た彼と私の距離感が、彼と別の友達距離感に変わっていく過程が蘇ってきた。あれは式で見る価値があった。仕事を休んで何も考えずに参加して正解だったわ。『あの時の約束の場面』を式で見た……みたいな感慨に襲われる演出もあったし「お前、あの約束タイムリープしてたんでしょ?」みたいな気分だったからもうなんか実質『あの日に戻りたかった』ってことで良くない? 良くないですかそうですか。

結論としては、まあ、友達なので、式に参加して、そして式後に友達たちと語り合っても、まあ、うん、ご祝儀ぶんの複雑さと喪失感しか残らないと思う。参加したあとに友達と語らいたくなるという意味では非常に優れた結婚式だと感じた。友達はそろそろ懲りろよというか、約束人生設計と友人関係の扱いについて一度話し合いをしよう? な?

いや、別に本気で結婚してほしいとか思ってたわけじゃないけどさ。

でも、あの約束ネタにしながら共に過ごした時間が、こんなにあっさり終わるとは思わなかったんだ。

29歳11ヶ月で、別の女性結婚するなんて。

何か言葉にならない複雑さと、失ったものの大きさが、残った。

映画インビジブルスパイを見た

イマドキの倫理観ゼロシリアス香港バカアクション映画

まぁ普通だったかな。50点。

 

タイトルで突然、「Line Walker 2」と出てきて「エッ、2なの!?」と思ってちょっと調べたら、ドラマと同じタイトル全然関係ない映画Line Walker」と役者共通なだけの別映画だった。ナニソレ珍百景すぎる。まぁいちおうCIB(犯罪捜査局)を舞台としている点だけは共通しているらしい。

 

孤児院で育てられた2人の少年、アンとディー。しかしある日、謎の男たちによってディーが誘拐されかけ、それを助けたアンは逆に誘拐されてしまう。それから30年後、香港で大規模ひき逃げ事件が発生。裏にテロ組織が絡んでいることがわかり、情報部のイップとチェン、保安部のジェンは互いに縄張り争いに精を出しながら解決へと協力する。しか警察内部にテロ組織スパイが潜んでいることが分かり……

 

という、インファナル・アフェア以来、香港永遠に流行ってる潜入スパイもの

ジャッキージェット、ドニーらがハリウッド進出した2000年代以降、日本ではすっかり影の薄い香港映画業界だけど今でも普通に大作映画を連発していて予算たっぷりかけた武侠ファンタジーやド派手な銃撃カーアクション映画が作られている。今作は後者レイジングファイヤコールドウォーシリーズなんかの系譜になる。

U-NEXTとかで吹き替えありで見られるのでオススメ

 

最初に出てきたアンとディーがそれぞれの陣営にいるんだろうなってことはすぐわかるんだけど、そもそもどいつがアンでどいつがディーかはさっぱりわからない作りになっている。中盤まではあいつがこいつでこいつがあいつでどいつがどいつだ?みたいな潜入スパイもの特有サスペンスが繰り広げられるが、ここの出来があんまよくないので話にのめりこめない。気取られたくない意識が強すぎて無意味ガチャガチャしすぎ。本筋はバカアクションなんだからこんなのは「やっぱりか~!!」ってなるくらいでいいんよ。

 

本筋のアクションはここ最近香港大作は特にその傾向が強いんだけど市街地で銃をぶっ放しまくる。ハリウッドでも最近それ系の映画少ないのに、香港香港市街サブマシンガン警官テロリストもぶっ放しまくって後ろで市民がキャー!とか言ってる。いや香港中国領土になってから倫理感なくなったんか。

しかも今回は合同捜査だ!とか言ってミャンマーに行って現地の高速道路香港警察がやっぱりサブマシンガンをぶっ放しまくる。お前ら国際問題とか怖くないんか。大中思想すぎるだろ。韓国映画犯罪都市シリーズでは合同捜査中に暴れすぎるなって散々釘刺されてたぞ。

そして挙句の果てにはスペインの牛祭りに行って牛を暴走させまだ何の準備もできてない闘牛士コスプレマンや赤いユニフォームを着てただけのお兄ちゃんらが牛にボッコボコにされたりする。まぁ闘牛は野蛮な動物虐待行為からね。牛による天誅だね。

ちなみにスペインでも銃を撃ちまくる。国際問題とか以下略

 

後は最後の展開だよなぁ。これはすごかった。

牛追い祭り会場での銃撃戦から這う這うの体で逃げ出したジェンにチェンの車が迫る!ひき殺される!と思ったら車はジェンの前に横づけされ「乗れよ」の展開かと思いきや、車の向こうから闘牛が!(???) そのまま車に突撃しドアを角で突き破りチェンの腹にぶっ刺し、車ごとジェンを吹き飛ばす闘牛

何を見せられとるんや。

そこに迫る韓ドラのイケメン悪役を煮詰めたようなテロ組織殺し屋!強すぎる!ダメだ勝てない!しか最後の力を振り絞って殺し屋を抑え込む2人。その向こうには……闘牛だ~~~~!!!!!猛突進してくる闘牛にぶつかった殺し屋は息絶え、それまでの傷により施設兄弟のように育った二人は仲良く息絶えるのであった。

何を見せられとるんや。

これ間違いなく制作に牛資本、カウマネーが入ってるだろ。そうじゃないとこんな無茶苦茶な展開にならんだろ。あんな激しい市街戦を3回もやっておいて最後闘牛一人勝ち。そんな脚本あるかい、あったやろがい。

 

という感じで、なんか硬派なスパイアクション映画っぽい感じで始まって最後闘牛映画で終わるという謎映画だった。

とはいえアクション映画特に大規模アクション映画はやっぱ予算かけてなんぼなんよっていう日本にはとても期待できないバカ銃撃戦をたっぷり味わえるので1990年代ハリウッド映画みたいな雑アクション映画を見たい人と、あとやっぱ映画は牛が活躍してなんぼなんよっていう牛の人にはオススメ映画

そろそろ敗北者どもがまぶたをこすりながら「今日はまだ始まらなくていいよなぁ」なんて甘えを頭の中で撒き散らし始める時間帯だ。

そこで俺様が、お前らの脳味噌冷水ぶっかけ現実を思い出させてやる。

まず起きろ。布団の中でスマホ握りしめて「あと5分」なんて言ってる時点で、昨日の自分にすら勝ててない。冷水浴びて心拍数を一段上げろ。身体が震えるくらいでちょうどいい。それが今日スタートラインだ。

外に出ろ。ランニングくらいしろ酸素を吸って肺を殴りつけろ。惰性で歩いてるだけの人生に、せめて10分くらいは主体性を取り戻せ。走る脚が重い?当たり前だ。今まで重力に甘えてきたんだからな。

飯を食え。菓子パン缶コーヒーで誤魔化すな。脳に燃料も入れず集中できるわけがない。エンジンに泥水突っ込んで走ろうとしてるようなもんだ。

そして仕事に集中しろ。集中できないんじゃなくて、集中しない理由を探すのが上手くなってるだけだ。余計な通知は切れ。SNSは閉じろ。俺が後ろで腕組んで見てると思ってタスクを潰せ。

お前らの未来は、誰かが勝手に良くしてくれるファンタジーじゃない。今日の数時間の積み上げ以外に存在しない。だからさっさと動け。今やるやつだけが、夜に堂々と胸を張って眠れるんだ。動け。今すぐだ。

2025-11-24

anond:20251124192857

人間戦争をやめる日は来ないよ。

理由は単純で、こういう「弱者男性トンガリマンにして戦わせれば平和」みたいな発想そのものが、戦争を生む構造自己放尿だからだ。

自分の幼稚な残酷ファンタジー社会制度の代案だと錯覚してニヤついてる時点で、貴様はすでに思考自己放尿をしているに過ぎない。

弱者男性をどうこう言って悦に入る前に、自分の頭がどれだけ現実因果構造を扱えないか直視しろ

暴力対象国家から個人へ縮小しただけで、暴力代替案を気取っているその浅薄さこそが、戦争がなくならない根因なんだよ。

戦争は愚かだと言いながら、愚かさを別の形に加工して喜んでいる時点で、貴様提案平和議論じゃなくてただの趣味の悪い残虐ショーの自己放尿なんだよ。

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