Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
癒し - はてな匿名ダイアリー
[go: Go Back, main page]

「癒し」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 癒しとは

2025-12-04

今なら言えそうだから何故ニャルらが嫌いか書く

這い寄ってきそうだから

というかね、エロゲオタクであることを金に変えたやつ全員嫌いなんだ。

神のみの人とかも普通に嫌いなんだよね。

アルバフロストみたいな漫画普通にまらんくて神のみで跳ねただけのくせにろくろ回してるのうぜーなーって。

アイドルケーキコケたやん?

どっちも面白いのえろげごっこしてるときだけ。

いやゆーてエロゲごっこはいいんだよ。

堀江晶太とか結構好きだしさ、俺。

嫌いなのは「僕はエロゲオタクだ!つまりすごいオタクだ!」って看板で鐘稼ぐやつ。

あーうっぜうっぜエロゲってそういうメジャー世界に対してのアンチテーゼにより影なる世界に住むダンゴムシを救う月の光の癒しだったはずじゃん?

まあそういう話するとリトバスやヘブバン大衆に媚びだしただーまえも嫌いではあるんだけど、別にアイツは「俺はすごいエロゲの人だぞ!」で儲けてはいないしむしろその看板でやった文学デビュー普通にコケとるし。

にゃるらの嫌いな所で一番大きいのは結局コミュ強で陽キャな所かな。

つうかあいつってアングラ系といってもドン・キホーテとかで合法ドラッグ買ってるタイプじゃん?

ういにゃんみたいなヴィレヴァン仕入れ知識でイキって頭の弱い女とパンパンしてそうなタイプですらない単なる逆張り系でしかない奴がたまたま世間の影にあったエロゲにすり寄っただけっていうか。

俺等本当のエロゲオタクってそこしか場所がないからそこにおるわけ。

ゲームやってもスポーツな部分で振り落とされるしちゃんとした文学はなんか目が滑るから三行ずつ表示してくれるような電子紙芝居に逃げてんのよ。

どうせにゃるらはガチれば他の世界でもそこそこやれるんだろ?

俺等はリアル女とすらやれたことない本当に出来ない子なのよ。

そういう意味では若き民喜が一番嫌かなやっぱ。

東大卒エロゲーマーみたいなのほんまクソよね

2025-12-03

愛と癒し物語 ― アーナブとイシュワリの運命的な出会い

アーナブは、過去トラウマによって心を閉ざした無愛想なビジネスマンです。冷静で理知的な彼の人生は、成功に満ちているように見えても、どこか空虚孤独に包まれています。一方、イシュワリは自由奔放な魂の持ち主で、彼女存在自体が周囲に明るさと活力をもたらします。彼女の心には愛と情熱があふれ、困難に直面しても前向きに進む強さがあります

物語は、偶然の出会いからまり、アーナブの閉ざされた心に少しずつ変化が訪れる過程を描きます。イシュワリの明るさと温かさが、彼の孤独と悲しみに満ちた世界に光をもたらし、彼自身もまた心の奥底にある感情に向き合うことを余儀なくされます

この物語は、愛が人を癒し、変える力を持つことを示しています。二人の関係は、互いの欠けた部分を補い合い、人生の空白を埋めるきっかけとなります過去の痛みを乗り越え、未来へ向かって進む二人の姿は、読者に深い感動と希望を与えることでしょう。

https://lungi-ngidi.myftp.org/p14d

https://lungi-ngidi.myftp.org/88o3

https://lungi-ngidi.myftp.org/1e7k

https://lungi-ngidi.myftp.org/x4y3

https://lungi-ngidi.myftp.org/i7da

愛と癒し物語 ― アーナブとイシュワリの運命的な出会い

アーナブは、過去トラウマによって心を閉ざした無愛想なビジネスマンです。冷静で理知的な彼の人生は、成功に満ちているように見えても、どこか空虚孤独に包まれています。一方、イシュワリは自由奔放な魂の持ち主で、彼女存在自体が周囲に明るさと活力をもたらします。彼女の心には愛と情熱があふれ、困難に直面しても前向きに進む強さがあります

物語は、偶然の出会いからまり、アーナブの閉ざされた心に少しずつ変化が訪れる過程を描きます。イシュワリの明るさと温かさが、彼の孤独と悲しみに満ちた世界に光をもたらし、彼自身もまた心の奥底にある感情に向き合うことを余儀なくされます

この物語は、愛が人を癒し、変える力を持つことを示しています。二人の関係は、互いの欠けた部分を補い合い、人生の空白を埋めるきっかけとなります過去の痛みを乗り越え、未来へ向かって進む二人の姿は、読者に深い感動と希望を与えることでしょう。

https://lungi-ngidi.myftp.org/p14d

https://lungi-ngidi.myftp.org/88o3

https://lungi-ngidi.myftp.org/1e7k

https://lungi-ngidi.myftp.org/x4y3

https://lungi-ngidi.myftp.org/i7da

愛と癒し物語 ― アーナブとイシュワリの運命的な出会い

アーナブは、過去トラウマによって心を閉ざした無愛想なビジネスマンです。冷静で理知的な彼の人生は、成功に満ちているように見えても、どこか空虚孤独に包まれています。一方、イシュワリは自由奔放な魂の持ち主で、彼女存在自体が周囲に明るさと活力をもたらします。彼女の心には愛と情熱があふれ、困難に直面しても前向きに進む強さがあります

物語は、偶然の出会いからまり、アーナブの閉ざされた心に少しずつ変化が訪れる過程を描きます。イシュワリの明るさと温かさが、彼の孤独と悲しみに満ちた世界に光をもたらし、彼自身もまた心の奥底にある感情に向き合うことを余儀なくされます

この物語は、愛が人を癒し、変える力を持つことを示しています。二人の関係は、互いの欠けた部分を補い合い、人生の空白を埋めるきっかけとなります過去の痛みを乗り越え、未来へ向かって進む二人の姿は、読者に深い感動と希望を与えることでしょう。

https://lungi-ngidi.myftp.org/p14d

https://lungi-ngidi.myftp.org/88o3

https://lungi-ngidi.myftp.org/1e7k

https://lungi-ngidi.myftp.org/x4y3

https://lungi-ngidi.myftp.org/i7da

愛と癒し物語 ― アーナブとイシュワリの運命的な出会い

アーナブは、過去トラウマによって心を閉ざした無愛想なビジネスマンです。冷静で理知的な彼の人生は、成功に満ちているように見えても、どこか空虚孤独に包まれています。一方、イシュワリは自由奔放な魂の持ち主で、彼女存在自体が周囲に明るさと活力をもたらします。彼女の心には愛と情熱があふれ、困難に直面しても前向きに進む強さがあります

物語は、偶然の出会いからまり、アーナブの閉ざされた心に少しずつ変化が訪れる過程を描きます。イシュワリの明るさと温かさが、彼の孤独と悲しみに満ちた世界に光をもたらし、彼自身もまた心の奥底にある感情に向き合うことを余儀なくされます

この物語は、愛が人を癒し、変える力を持つことを示しています。二人の関係は、互いの欠けた部分を補い合い、人生の空白を埋めるきっかけとなります過去の痛みを乗り越え、未来へ向かって進む二人の姿は、読者に深い感動と希望を与えることでしょう。

https://lungi-ngidi.myftp.org/p14d

https://lungi-ngidi.myftp.org/88o3

https://lungi-ngidi.myftp.org/1e7k

https://lungi-ngidi.myftp.org/x4y3

https://lungi-ngidi.myftp.org/i7da

愛と癒し物語 ― アーナブとイシュワリの運命的な出会い

アーナブは、過去トラウマによって心を閉ざした無愛想なビジネスマンです。冷静で理知的な彼の人生は、成功に満ちているように見えても、どこか空虚孤独に包まれています。一方、イシュワリは自由奔放な魂の持ち主で、彼女存在自体が周囲に明るさと活力をもたらします。彼女の心には愛と情熱があふれ、困難に直面しても前向きに進む強さがあります

物語は、偶然の出会いからまり、アーナブの閉ざされた心に少しずつ変化が訪れる過程を描きます。イシュワリの明るさと温かさが、彼の孤独と悲しみに満ちた世界に光をもたらし、彼自身もまた心の奥底にある感情に向き合うことを余儀なくされます

この物語は、愛が人を癒し、変える力を持つことを示しています。二人の関係は、互いの欠けた部分を補い合い、人生の空白を埋めるきっかけとなります過去の痛みを乗り越え、未来へ向かって進む二人の姿は、読者に深い感動と希望を与えることでしょう。

https://lungi-ngidi.myftp.org/p14d

https://lungi-ngidi.myftp.org/88o3

https://lungi-ngidi.myftp.org/1e7k

https://lungi-ngidi.myftp.org/x4y3

https://lungi-ngidi.myftp.org/i7da

愛と癒し物語 ― アーナブとイシュワリの運命的な出会い

アーナブは、過去トラウマによって心を閉ざした無愛想なビジネスマンです。冷静で理知的な彼の人生は、成功に満ちているように見えても、どこか空虚孤独に包まれています。一方、イシュワリは自由奔放な魂の持ち主で、彼女存在自体が周囲に明るさと活力をもたらします。彼女の心には愛と情熱があふれ、困難に直面しても前向きに進む強さがあります

物語は、偶然の出会いからまり、アーナブの閉ざされた心に少しずつ変化が訪れる過程を描きます。イシュワリの明るさと温かさが、彼の孤独と悲しみに満ちた世界に光をもたらし、彼自身もまた心の奥底にある感情に向き合うことを余儀なくされます

この物語は、愛が人を癒し、変える力を持つことを示しています。二人の関係は、互いの欠けた部分を補い合い、人生の空白を埋めるきっかけとなります過去の痛みを乗り越え、未来へ向かって進む二人の姿は、読者に深い感動と希望を与えることでしょう。

https://lungi-ngidi.myftp.org/p14d

https://lungi-ngidi.myftp.org/88o3

https://lungi-ngidi.myftp.org/1e7k

https://lungi-ngidi.myftp.org/x4y3

https://lungi-ngidi.myftp.org/i7da

愛と癒し物語 ― アーナブとイシュワリの運命的な出会い

アーナブは、過去トラウマによって心を閉ざした無愛想なビジネスマンです。冷静で理知的な彼の人生は、成功に満ちているように見えても、どこか空虚孤独に包まれています。一方、イシュワリは自由奔放な魂の持ち主で、彼女存在自体が周囲に明るさと活力をもたらします。彼女の心には愛と情熱があふれ、困難に直面しても前向きに進む強さがあります

物語は、偶然の出会いからまり、アーナブの閉ざされた心に少しずつ変化が訪れる過程を描きます。イシュワリの明るさと温かさが、彼の孤独と悲しみに満ちた世界に光をもたらし、彼自身もまた心の奥底にある感情に向き合うことを余儀なくされます

この物語は、愛が人を癒し、変える力を持つことを示しています。二人の関係は、互いの欠けた部分を補い合い、人生の空白を埋めるきっかけとなります過去の痛みを乗り越え、未来へ向かって進む二人の姿は、読者に深い感動と希望を与えることでしょう。

https://lungi-ngidi.myftp.org/p14d

https://lungi-ngidi.myftp.org/88o3

https://lungi-ngidi.myftp.org/1e7k

https://lungi-ngidi.myftp.org/x4y3

https://lungi-ngidi.myftp.org/i7da

愛と癒し物語 ― アーナブとイシュワリの運命的な出会い

アーナブは、過去トラウマによって心を閉ざした無愛想なビジネスマンです。冷静で理知的な彼の人生は、成功に満ちているように見えても、どこか空虚孤独に包まれています。一方、イシュワリは自由奔放な魂の持ち主で、彼女存在自体が周囲に明るさと活力をもたらします。彼女の心には愛と情熱があふれ、困難に直面しても前向きに進む強さがあります

物語は、偶然の出会いからまり、アーナブの閉ざされた心に少しずつ変化が訪れる過程を描きます。イシュワリの明るさと温かさが、彼の孤独と悲しみに満ちた世界に光をもたらし、彼自身もまた心の奥底にある感情に向き合うことを余儀なくされます

この物語は、愛が人を癒し、変える力を持つことを示しています。二人の関係は、互いの欠けた部分を補い合い、人生の空白を埋めるきっかけとなります過去の痛みを乗り越え、未来へ向かって進む二人の姿は、読者に深い感動と希望を与えることでしょう。

https://lungi-ngidi.myftp.org/p14d

https://lungi-ngidi.myftp.org/88o3

https://lungi-ngidi.myftp.org/1e7k

https://lungi-ngidi.myftp.org/x4y3

https://lungi-ngidi.myftp.org/i7da

愛と癒し物語 ― アーナブとイシュワリの運命的な出会い

アーナブは、過去トラウマによって心を閉ざした無愛想なビジネスマンです。冷静で理知的な彼の人生は、成功に満ちているように見えても、どこか空虚孤独に包まれています。一方、イシュワリは自由奔放な魂の持ち主で、彼女存在自体が周囲に明るさと活力をもたらします。彼女の心には愛と情熱があふれ、困難に直面しても前向きに進む強さがあります

物語は、偶然の出会いからまり、アーナブの閉ざされた心に少しずつ変化が訪れる過程を描きます。イシュワリの明るさと温かさが、彼の孤独と悲しみに満ちた世界に光をもたらし、彼自身もまた心の奥底にある感情に向き合うことを余儀なくされます

この物語は、愛が人を癒し、変える力を持つことを示しています。二人の関係は、互いの欠けた部分を補い合い、人生の空白を埋めるきっかけとなります過去の痛みを乗り越え、未来へ向かって進む二人の姿は、読者に深い感動と希望を与えることでしょう。

https://lungi-ngidi.myftp.org/p14d

https://lungi-ngidi.myftp.org/88o3

https://lungi-ngidi.myftp.org/1e7k

https://lungi-ngidi.myftp.org/x4y3

https://lungi-ngidi.myftp.org/i7da

愛と癒し物語 ― アーナブとイシュワリの運命的な出会い

アーナブは、過去トラウマによって心を閉ざした無愛想なビジネスマンです。冷静で理知的な彼の人生は、成功に満ちているように見えても、どこか空虚孤独に包まれています。一方、イシュワリは自由奔放な魂の持ち主で、彼女存在自体が周囲に明るさと活力をもたらします。彼女の心には愛と情熱があふれ、困難に直面しても前向きに進む強さがあります

物語は、偶然の出会いからまり、アーナブの閉ざされた心に少しずつ変化が訪れる過程を描きます。イシュワリの明るさと温かさが、彼の孤独と悲しみに満ちた世界に光をもたらし、彼自身もまた心の奥底にある感情に向き合うことを余儀なくされます

この物語は、愛が人を癒し、変える力を持つことを示しています。二人の関係は、互いの欠けた部分を補い合い、人生の空白を埋めるきっかけとなります過去の痛みを乗り越え、未来へ向かって進む二人の姿は、読者に深い感動と希望を与えることでしょう。

https://lungi-ngidi.myftp.org/p14d

https://lungi-ngidi.myftp.org/88o3

https://lungi-ngidi.myftp.org/1e7k

https://lungi-ngidi.myftp.org/x4y3

https://lungi-ngidi.myftp.org/i7da

愛と癒し物語 ― アーナブとイシュワリの運命的な出会い

アーナブは、過去トラウマによって心を閉ざした無愛想なビジネスマンです。冷静で理知的な彼の人生は、成功に満ちているように見えても、どこか空虚孤独に包まれています。一方、イシュワリは自由奔放な魂の持ち主で、彼女存在自体が周囲に明るさと活力をもたらします。彼女の心には愛と情熱があふれ、困難に直面しても前向きに進む強さがあります

物語は、偶然の出会いからまり、アーナブの閉ざされた心に少しずつ変化が訪れる過程を描きます。イシュワリの明るさと温かさが、彼の孤独と悲しみに満ちた世界に光をもたらし、彼自身もまた心の奥底にある感情に向き合うことを余儀なくされます

この物語は、愛が人を癒し、変える力を持つことを示しています。二人の関係は、互いの欠けた部分を補い合い、人生の空白を埋めるきっかけとなります過去の痛みを乗り越え、未来へ向かって進む二人の姿は、読者に深い感動と希望を与えることでしょう。

https://lungi-ngidi.myftp.org/p14d

https://lungi-ngidi.myftp.org/88o3

https://lungi-ngidi.myftp.org/1e7k

https://lungi-ngidi.myftp.org/x4y3

https://lungi-ngidi.myftp.org/i7da

2025-12-02

”ルサンマン

約 2 件 (0.25 秒)

故郷」の射程 - 愛媛大学機関リポジトリ

愛媛大学機関リポジトリ

https://ehime-u.repo.nii.ac.jp › record › files › A...

PDF

宇和川耕一 著 · 2007 — 降の近代社会特有の諸問題のもたらすルサンマンから癒しイメージをも. はや提供できない。だからこそ,それは<故郷〉という概念に託され,田園詩. ラ ン ト. の ...

ふふっ

2025-12-01

あるベトナム人日本を出ていくまでの話

彼女ベトナム田舎に生まれた。父親学校先生で、母親は縫製の内職をしながら介護をしていた。2人姉妹で妹は障害があった。外国に行って沢山お金を稼いでベトナムに家を建てるのが夢だった。

義務教育を受けたあと専門教育を受けて看護師になり、都市部病院就職した。ベトナム看護師は初級から上級までレベルがあり、大学を出ていない彼女は下のレベルで安月給だった。

病院では外科で働いた。身の回りの世話は家族がするため、彼女毎日処置や点滴や酸素管理などの医療行為に追われた。

彼女最初台湾香港看護師として働こうと思い中国語勉強していた。次第に看護師ではなく海外で働ければ何でも良いと思うようになった。

ある人から台湾工場で働く仕事を紹介するよ」と言われた。彼女父親ブローカーに払ったベトナムドンは日本円換算で約60万。そのお金を払えば台湾で働けると思った。

そしてベトナムの「送り出し機関」に登録した。その送り出し機関台湾韓国日本に多くの技能実習生を送り出していた。

送り出し機関スタッフは「コロナの影響で台湾仕事がない」「日本なら仕事がある。最初工場での仕事だが、日本高齢化から日本語が上達したら将来的に看護師としても働ける。そうすると月給8000ベトナムドン(日本円で50万)は稼げる」と勧めた。

彼女日本語を勉強したことがなく不安だったが、これは人生最大のチャンスだと思った。

まずは最低7ヶ月間送り出し機関研修を受けなければならない。請求書には教材費、研修費、渡航費、健康診断費、ビザ登録手数料などで総額にすると日本円換算で40万近くだった。すでにブローカーにも多額のお金を払っている。

彼女父親は親戚や知人からから借金をして送り出し機関お金を払った。送り出し機関は寮制で、食費や寮費は別途必要だった。ここで日本語、工業縫製、日本での生活ルール交通マナーごみの出し方など)を朝から晩まで勉強した。

結局彼女日本入国するまでに日本円換算で2億ベトナムドン(日本円で約130万)ほど支払っている。彼女父親年収が4800万ベトナムドンであることを考えるとかなり高額だった。それでも先進国日本で働けばすぐに返せると思っていた。

いよいよ日本入国し、管理団体研修を受けたあと、田舎工場で縫製の仕事を始めた。朝8時には仕事場に行き、寮に帰るのは夜19時。遅い時は20時過ぎた。

寮はベトナムの送り出し機関の寮より狭い2人部屋。廊下や共有施設監視カメラ。個室は鍵があるが、仕事中に寮の管理人が勝手に部屋の中をチェックする。

原則として私物の持ち込みは禁止

布団、食器調理器具スリッパ自転車、布団、ドライヤー等はすべて寮の備品を使わなければならない。個室の壁には画鋲テープを貼ってはいけない。

エアコンの効きが悪いので、電気ストーブ私費で買って部屋に置いても良いか」と相談しても火事理由却下された。

手取りは寮費を差し引いて7万〜8万。ここから食費を払い、必要生活用品を買えばわずしか残らない。父親日本に送るために借金をしていたので、苦しかったが3カ月に10万ずつベトナムに送金した。

休日は月6〜7日。風邪で休んだら給与は減額された。健康保険証と在留カード会社が預かっていた。外国人は在留カード携帯義務があるため、寮の近くのコンビニスーパー以外に出かける時はどこに行くか伝えなければならない。在留カードを受け取りに、帰ってきたらまた会社に渡す。病院に行くときも毎回健康保険証を受け取る。厳しく行動が管理されていた。

技能実習制は原則として実習先を変えることができない。管理団体相談しても助けになってくれない。実習をやめてベトナム帰国したら父親借金を返すあてがなくなる。

彼女facebookで同じように日本で暮らすベトナムグループと繋がり、愚痴を言い合う時間けが癒しだった。技能実習先を離れたらもっと稼げる仕事があると紹介された。それはルール違反なので断った。失踪した仲間もいた。

彼女は「日本看護師として働く」ルート事実上不可能なことを知り、特定技能に切り替えて介護士として働けないか支援団体相談したが、受け入れ企業は高いお金を送り出し機関等に払っているため難しいとのことだった。

そんな中で親切に接してくれる日本男性がいた。彼女より11歳年上の社員男性だった。優しく日本語や仕事を教えてくれて、休憩中にはお菓子をくれた。休日ドライブデート外食仕事相談お金の悩みも全て聞いてくれた。結婚して一緒に暮らそうと言ってくれた。オンラインベトナムの両親に挨拶してくれた。彼女は忙しい合間を縫って結婚必要書類申請していた。

ある日、彼の部屋で性交渉を求められた。彼女としては婚前交渉はしたくないし、妊娠したら実習継続不可で帰国させられると言われていた。(実際は産休育休の権利があるが行使できない圧力がある)

すると彼は日本では婚前交渉しないと結婚できないと言ってきた。彼女にとっては唯一頼れる職場上司であり、拒否することは恐怖だったが、夜中に部屋を飛び出して泣きながら寮まで帰った。

「襲われそうになった」と相談したが「婚約者で家に行ったのだから当然」というように諭されて絶望した。

あとで分かったことだが正社員もいうのは嘘で契約社員だった。離婚歴もあり、借金もあった。

彼女は裏切られたショックを抱えながらも何とか2年働いたが限界だった。寮から失踪した。在留期間はまだ残っている。しかし他の仕事をするのは違法になる。彼女入管に出頭し帰国した。

帰国後はまた看護師をしながら父親借金を返すために頑張っている。日本に関わったことを後悔している。

2025-11-29

俺は非モテ陰キャけどギャルに告られても断らなきゃなという話

俺はよくいろんな地方へ旅に出るが、なんやかんやその土地文化系/サブカル/陰キャ/芋系/オタク女子を見るのが大好きなんだろう。

だって新卒の時に配属された人口数万の地方都市(一応ショボい大学はあるんだけど)ではそういう女子を見かけないからね。これは人口比だけじゃ説明出来ない。「都会には文化がある」かはさておき「かわいい陰キャ女子」ならたくさんいるってことくらいは言ってもよかろう。

だって別に最初からそういう女子が好きだった訳じゃない。

高校入学の頃に一軍女子癒し枠的なヤツにベタ惚れしていたこともあって、人生で唯一俺に告ってきたクラス嫌われ者オタク女を好きになれなかった後悔(損した感)からそういう女子をどうにか好きになろうと自らを"調教"してきた節はある。

でもそれとは別にからAKBやらの美人顔の区別がまるでつかなかったし(嵐は多少いける)、大体同じだろとしか思わない。最近なんか顔面加工写真ばっかりでさらに似たり寄ったりだからワケがわからんし、写真どころか写される身体の方を弄るヤツも増えた。

これもグローバリズム弊害ってヤツなんだろうか?

きっとそれは地方都市に住みつつ国内地方旅行を繰り返す自分の趣向とも似て、商品として磨かれていないものを敢えて楽しむ趣向と自分の前にある陰キャ女子を楽しむ趣向が共通していないはずがない。

(ほら、よくマンガの話で「美男美女の方がブスよりも無個性的で描きやすい」ってあるじゃん?)

そして、俺は陰キャ女子を見る時に自分にも陽キャ価値観に膝を屈することなく女と楽しく付き合っていける(例えば「たのピク」のように)可能性がある(あった)ことを"確認"しているわけだが、「文化がある」都会で陰キャ女子を見るということはそこそこの確率で男連れシーンを見ることを通じての"確認"にもなりえる。

別に陰キャ女子が俺みたいな陰キャ男子と付き合ってる分にはやきもち妬くだけだからいいんだけど、陰キャ女子消費社会の頂点(そんなものがあるとして)に繋がるアルファオスの部類にメロついてるのを見た日にゃ「裏切りだ!」としか思えない。

ちなみに新左翼系の文献を読むようになってからは(竹内洋造語癖か小山晃弘的マルキシズム趣味かもしれないが)「階級裏切り」と呼ぶことにした。

俺はなるべく誠実でありたい。

俺は中学生の頃インターネットの「リア充爆発しろ!」的なノリに(別に面白いとは思わなかったけど)期待していて、非モテ連帯を信じて革命的非モテ同盟クリスマス粉砕デモの隊列に加わろうとしていたが、どうも連中が「ネタ」でやっているらしく失望した。

何よりも許し難いのは常日頃「リア充爆発しろ」とか宣っておきながら恋人を作ると見せつけたら匂わせたりする連中のことで、そりゃあ「リア充〜」は恋人が欲しい気持ちの裏返しなんだから恋人を作ること自体は認められるべきだが、それにしても見せつけるのは「階級裏切り」じゃないか?というか、自分が吐いた唾に対して不誠実じゃないの?

せめて俺は階級的に誠実でありたい。

この場合、誠実であることの証明は"やせ我慢"でするのがいいだろう。

まり俺は"階級の敵"、一般的ギャルと呼ばれる女

(それも性的魅力に溢れる)から求愛されても断固断るべきなのだ

年齢的な理由もあって非処女もイケるようになった俺がそれでも陰キャ女子が雑にセックスした話を嫌うように、いつか俺を好きになる陰キャ女子に「コイツ本当は陽キャ女子が好きなのに妥協しているのか?」と疑われるような過去を持たないように生きていたい。

(誠実でありたいので言うが俺は童貞は捨てた)

しかし、俺はタイトルにも書いた通りモテない。

モテいからチョロそうな陰キャ女子を狙ってんだろ?とお思いの読者もいると思うが、現に陰キャ女子とも付き合えてないんだから、それは虚しい「努力」でしかない。

そしてギャルと付き合っていない現状が"主義"を貫いた(例えば冷戦期の日共党員だったかがわざわざ東欧のショボいおもちゃ子供に買い与えていたような)ためであるという証明不可能だ。

読者は皆それは単なる非モテの結果だろうと冷笑するだろうし、俺もそう思う。

デジタル回路が「0」と「1」のどちらを示すかによってデータ表現することが主流な現代において「0」であり続けることに積極的意義だとか「強度」を見出すことは難しい。

からこそ浅羽通明ゼロ年代に出した『昭和三十年代主義』で「確かに清貧積極的に選び取られた価値観ではないが、だからこそいいんだ」(曖昧)と書きゼロ年代昭和ブームに期待してみせたのだろう。

そして俺もまた「0」か「1」の世界で「1」であり続けなきゃならない圧に膝をちょっと曲げ「ギャルと付き合わない」主義を自嘲し、内実はともかくとりあえず「1」ではあるところの国内地方旅行(動いている)で美人などとは違い「0」では言い表せないほど多様な陰キャ女子を見かけて(見つけている)喜ぶしかない日々を送っている。

9時49分。いい天気。ベランダ洗濯物を干していたらどこからともなくヒ、ヒ、ヒ、ヒ、という甲高くて澄んだ声がきこえてきた。たしかこれはジョウビタキさんのさえずりだ。とても綺麗な鳴き声で、癒し効果もあるように思う。

ジョウビタキさんは生でその姿を見たことがないけど、声はたまにきくのと、図書館で定期的に借りる「新日本野鳥(山溪ハンディ図鑑) 」の表紙のセンターを飾っているからわりと馴染みがある鳥だ。この表紙のセンター最初僕は頭部が青だからという理由ルリビタキさんかな?と思ったけど、翼に白い斑点があるからジョウビタキさんなんだよね。ルリビタキさんはもっと青が鮮やかでお腹の羽毛は白から灰色なのだ。まあ生で見たことはないんだけど。

いつか会ってみたいなあ。

2025-11-26

anond:20251126195611

出張先で「温泉むすめ」のパネルを見て、なんでこんなものを置いているの😩💢と思って調べたらひどい。スカートめくりキャラ夜這いを期待、肉感がありセクシーワインを飲む中学生、「癒し看護キャラセクシーな「大人の女性」に憧れる中学生など。性差別性搾取https://onsen-musume.jp/character/

このツイートが、オタクからしたらデマでっち上げて何年も粘着し続け現地に突撃して活動邪魔をしデマ政治にまで働きかけて、大量の女性被害晒しても、オタク被害者だー!!と騒ぐほどの物なのか?

PV全裸の小中高学生くらいの少女達の股間や胸舐めるようにアップにしたり、その少女達が酒飲んだり夜這いを期待していたり、そんなもんに観光省が後押ししたり、児童ポルノに甘すぎて頭おかしいよ。

中年、惚気たい【新婚旅行だって!!】

https://anond.hatelabo.jp/20241111110154

これ書いてからほぼ丸一年?いや~~~~~~長かった…

毎日とにかく必死で駆け抜けたから「今が一番幸せな時期だね?」とかそういうのはたまに行ってもらえるけど実感は正直全然ない。

ここ半年私自身がなぜかいきなり昇給昇進しまくりのフィーバーが起きたし彼は彼で新しい環境で有能すぎて仕事超振ってもらっちゃってるし

「忙しくなること=不運」というのであれば運勢最悪というかんじ。

けどお金に余裕ができたら人間、これまで考えもしなかったことを思いつくのか気づくのかするらしくて

いきなり彼が「会社で聞かれたんだけど、新婚旅行どうする?」って聞いてきた。

この質問ものすごく浮かれまくったけど実はここ、地雷でもある。

だって独り身の旅行の方が圧倒的にしやすいし安上がりだ。

彼がいなければ間違いなく倍は行ってる。

というのも彼は旅行が好きというわけではなく、むしろ私の影響でいろいろ目覚めたクチだから別に行きたいわけじゃない」というのは知ってるから

場所へのこだわりもないし【体験】への投資懐疑的

なんらかの興味はあると思って「前、あそこ行きたいって言ってたよね」と国名を出したら「ルーツとか知らないから、行ったところで一目で終わっちゃう」と言っている。

おそらくそんなはずはないのだが、私に気を遣ったんだと思う。

人生どん底にいた彼に当時「私が“この世界、捨てたもんじゃねえな~”って思わせてあげるよ~いろいろ見せたい場所もモノもあるんだわ~フハハー」とか言ったか

それを昇華したいんだと思う。

彼のモチベーションはわからない。

旅行とか物を買うとかその都度で「お金がない」と口癖のように言われてきた。

話題下方婚ではあるからプライドが高くて武士系の頑固さもある彼が周囲の目を気にする程度にこのあたりのギャップはあった。

そうでなくても私と暮らすためにいろんなことをリセットしてきた男である…というのを踏まえて、本当にその申し出に本気になっていいのかとかすごく迷っている。

っていろいろ書いてみたけど贅沢な悩みだな~~~~~~~~

一人の時は「自分が倒れたら自分未来が終わる」みたいなことを考えて必死毎日生きてきて

クリスマスイルミネーションを尻目に一生懸命仕事したり疲労癒したり

そんなことばかりをしていたから「彼氏ってばひどくて~」という話題を目にするたび「相手がいるだけいいだろ!!!!」と嫉妬に狂っていた。

けど彼氏ができても「この人に私を託せない」とかなんとか言って別れたりして、なにがしたいのかわからない中年になった。

そのあとでのこれ……幸せな悩みだな~と本気でそう思う。

二人いた他人同士が一緒に生きていくために価値観をすり合わせていくこの作業、ありがたいことに私と彼はあまり負担と感じていない。

「あ~なるほどね~」と受け入れては一晩たって概念として定着して……というのを繰り返している。

なのでなんだかんだ新婚旅行は行く気がしている。

私は趣味の一環で「え、なんでその言語を学ぼうと思った?」という言語をなんとか勉強し、旅行程度では困らないとか同じ趣味同士の人間となら困らないとか

そのくらいの温度感で話せる国がある。

コロナ禍前に行って感動して、通い詰めようと決めていた国でもある。

独身だったら絶対に迷わず、年一程度でくらいは行ってた。

一緒に行きたいな~~

2025-11-25

漫画よりも小説のほうが没入感が上回る

小説よりも漫画の方が読まれやすいのは

小説文字を目で追うだけではダメでしっかり読者が脳を使って想像を働かせる

強い集中力想像力が必要となるから

読書をすると癒し効果ストレス解消になるとのことだが

それだけ読者の脳に対する影響が大きいからだと思う

漫画だと作者が「こういう世界観なんです」と答えを最初から用意してくれて、視覚情報によって読者の脳が興奮する

漫画の方が読む側のハードル小説よりもずっとずっと低い

わざわざ世界観想像する力はいらないし

作者が与えてくれた絵をひたすら受け止めればいい

今、私は育児しながら読書(主に小説)の趣味も両立させたいと頑張っているが

もー、ひっきりなしに「ママママ」呼ばれるので本当にキツイ

子供小学生になるまでは「育児苦痛が9割」なんじゃないの?と思っている

昔の親なんかもっとキトー育児をしていたし

子供が何か親の気に入らないことしたら、それが一歳の子供でもボコボコ殴って終わらせてた

昔の育児って頭が悪い大人にとってはものすごく有利だったと思う

だって子供ボコボコ殴ってもそれが躾したことになってたんだよ

そして、ヤングケアラーなんて言葉はなくて子供の苦労が美談

「育ててやった恩があるんだから」と言って、老後の介護子供に平気でさせてたんだよ!?

むちゃくちゃ話が脱線したけれども

没入感と言う意味では小説の方が漫画を上回るんだなぁという話がしたかった

もちろん、読者がものすごく好きな漫画を読んでいるときと、読者があまり好きではない小説を読んでいるときでは前者の方が没入感はあると思う

漫画は読むのを中断したからといって、またそのページを読めば作者が用意してくれた世界視覚情報としてそのまま与えられるけれど

小説だと、途中で邪魔が入ると、それまで文章から映像想像していた脳みそにめちゃくちゃストレスがかかる

育児読書は相性があまり良くなくて

から世の中のお母さんはXで育児垢を作って、スマホを弄ることを趣味にしてしま

私もスマホを弄ることが趣味

スマホをテキトーに弄ってる最中子供に話かけられてもそんなにストレスはない

だって、たいして有益情報見てない

とるにたらないくだらない情報を流し読みしてるだけだから

本当に話が脱線しまくったけれども

読書楽しい。没入感最高ということが結局言いたかった

2025-11-24

君も2025年屈指のホラー映画「果てしなきスカーレット」を観よう!

久しぶりに映画を鑑賞したので、感想備忘録としてまとめておく。

ネタバレ注意。

年の暮れも近づいて寒風が吹きすさぶなか、これほどの恐怖と癒しを味わえるとは思わなかったので、いい記念になった。


スカーレット』について論じる前に、前提に触れておきたい。

少年少女主人公に据えて普遍的かつドラマチックな物語(以降、ドラマと呼ぶ)を展開する場合シナリオテーマ必然的に「これから大人なる子供たちへの応援歌」になる。

何故かと言えば、大人にならない人間はおらず、あらゆる受け手に刺さるテーマからだろう。

こうなると、あらゆるシナリオ上の敵は「大人になるための障害物」「大人になることへの恐怖」ということになる。

最終的に、物語の中で主人公はこれらの強大な敵を乗り越えて、大人になっていくということだ。


では、シナリオの中で「大人になる」にはどうしたらいいのか。

これはたくさんのドラマに触れてきた人なら自明のことだと思うが、親を超えればいい。

まり、大抵の子供のドラマにおいて、テーマは「親殺し」になる。

古今東西子供が主役のドラマは星の数ほど生まれているが、脚本家には何を「親」にして、どう「殺す」のかが問われるだろう。


ここで、『スカーレット』の話に戻ろう。

先の前提を鑑みて『スカーレット』のシナリオ俯瞰した時、スカーレット主人公)はどう「親」を「殺した」のか。

結論から言うと、スカーレットは親を殺せなかった。正確には「殺さなかった」。

「殺し方がうまくなかった」とか「殺しはしたが中だるみした」とかではない。「殺さなかった」のである

ドラマとしてはなかなか壮絶な失敗である

カレーを作ろうとしたがルーを買っていなかったレベルの失敗で、これは叩かれても仕方がない。


なぜこんなことになったのか。

おそらく、これは脚本が下手とかそういう次元問題ではないと私は感じた。


話は脱線するが、果てしなきスカーレットハムレット翻案したものなので、ハムレット構造にも触れなければいけない。

実のところ、ハムレットも「親殺し」の物語である

ハムレット行間のある物語であるため、様々な解釈があるが、端的に言えば主人公は「父の呪いからまり、「父の呪いを断ち切って」己の遺志だけを残して死んでいく。

詳しくはここでは割愛するが、ずっと父の呪いに悩まされ、懊悩していたハムレットであったが、最後純粋義憤によって剣を取って悪を処断し、理性的政治家として死んでいくのである


もう一度『スカーレット』に戻ろう。

ハムレットテーマを踏まえると、『スカーレット』は「どう親を殺すか」という問いだけではなく、この「ハムレットがどう悩み、どう大人になったか」を翻案するという大変重い十字架を背負って出発している。

相当腕の立つ脚本家でも悩ましいテーマだろう。

ハムレットは数多くの翻案作品があり、翻案を明示していなくてもハムレットフレームワークとして利用したと思われる作品は数多くある(ディズニーライオンキング等)。

彼らに正面から戦いを挑まねばならないわけである


残念ながら、『スカーレット』に関しては「戦って負けた」とは言えない。不戦敗である

何故そう言えるのか。


ここからネタバレになるが、何と『スカーレット』では、父の呪い最後にやってくる。

物語大団円最後最後に父の亡霊が「自分人生を生きろ」と告げ、スカーレット子供のころに描いた父の似顔絵母親に破り捨てられたもの)に変化して消えていく。

恐怖である。「親殺し」どころか、これで主人公は「親の命令に囚われて一生を生きる」ことが確定してしまった。

死者の国を旅し続けて、数多の試練を乗り越えた末に、似顔絵を描いた幼少の自分精神に戻ってしまったのである

その後王になったスカーレットは、集まった民衆に向かって無邪気に父から受け継いだ理想をそのまま語り、条件付きの平和約束する。

自分に協力するのなら」平和約束する、と語るのだ。


いやいやいや。なぜそうなる。

ハムレット読んだ?そんな話でしたっけ???

単純に突っ込むとこれで終わりなのだが、冷静に登場人物を振り返っていくと、この物語内包している恐怖が浮かび上がってくる。


劇中冒頭の処刑時に主人公に聞こえない遺言を呟き、終盤まで主人公を惑わせつつ、最後呪いを仕掛けてくる「偉大な父」である

劇中、なぜか腑抜けとして扱われているが、親しみやすい人柄で子(スカーレット)と民衆からの信頼は篤い。


特に正義もなく極悪非道を貫いているサイコパスラスボスである

民衆から慕われている王(アムレット)を民衆の前で殺害できる政治的超能力を有している。

死の間際、スカーレット顔面に唾を吐きかけてくるレイパー役も担っている。


あらゆる悪人に手を差し伸べて怪我を癒す看護師であり、道中でスカーレットに守られ続ける存在である

子供を守って通り魔に刺されて死者の国にやってきて、愛の歌だけでスカーレット現代渋谷飛ばしダンスと歌でスカーレット精神的に生まれ変わらせた。

死の間際、スカーレットに「いきたい!いきたい!」と言わせて死者の国から旅立たせる白馬王子様役も担っている。


スカーレットはなぜこんなにも性的メタファーを遠慮なく使われているのか、SNSでは非難も起きていたが、冷静になってほしい。

上記キャラクター構造的に全員「父」である

アムレットは一生を呪ってくるリアルな父、クローディアスは自分を愛してくれずネグレクトする悪魔の父、聖は本来まれている理想の父だ。

この物語は「父の言いつけを守り、悪しき父に耐えることで理想の父に愛される」という構造になっている。


そう、描き手は「父から愛される」ことを心の底から望んでいる。

からそもそも戦う気がないのだ。

「親殺し」ではなく、「親の言いつけを守ることで親の愛という永遠平和約束される世界を取り戻す」物語なのである

王になったスカーレット民衆に条件付きの平和約束したのも、このように解釈すれば納得がいく。

「描き手がそのように愛を受けてきた」からだ。

描き手はおそらく、条件付きの愛しか知らない。


何故スカーレットは唾を吐かれたり「いきたい、いきたい」などと言わされているのか。

「可愛らしい女の子でなければ愛を受けられない(自分が愛されないのは女の子ではないからだ)」

女の子なのだから、遠慮なく父の愛を受けられるはずだ(息子ではない存在なら愛を受ける資格があるはずだ)」

性的に求められることが愛だ(自分が愛されないのは性的に求められない存在からだ)」

というドグマが描き手に存在しているからだろう。

まり、描き手は自分の代わりに少女主人公に父から虐待と愛を存分に受けさせている。

それによって癒しを感じているのだろう。


私は過去細田守作品ほとんど知らないが、この作品がこの有様なら、おそらく主人公に関わる男性陣は全員「父化」しているのではないか

ネグレクトしてくる悪魔の父か、なんだかんだで主人公を愛してくれる理想の父かのいずれかだ。


・・・というわけで、私はこの作品を一押ししたい。

無自覚ファザコンによって繰り出されるシナリオからあふれ出る愛の歪みは大変な癒しを齎してくれる。

ヒトの歪みを大画面で摂取して、あなたも癒されてみないか

2025-11-21

俺、当たり判定大きいからすぐ倒される

しかも弱点のコアが露出してるタイプ

隠したいけどそういう体質だから変えられない

コアに連射されて秒で死ぬ

一応第二形態もあるんだけど、パターン構築されててハメられる

攻略サイトにも「癒しタイム」って書かれてる

もうやめたい

2025-11-20

anond:20251120175333

商才がないねえ。みんなお遊戯会が観たいんだよ。

モテもせず、セクシーな女に見向きもされない男たちが、激務なストレス社会で求めてるのは癒しなわけ。

いかわやモルカーみたいに自分に害のない可愛らしい存在を愛でていたいんだって

2025-11-18

11月3週LINEオープンチャットはてなブックマーカー」1週間のまとめ

これは何?

LINEオープンチャットはてなブックマーカー」の1週間分の要約を、さらAI使用し、試験的にまとめまています

要約内容

🎬 日常生活雑談映画・天気・家電など)

  • 天気の変動についての会話が多く、突然の暖かさ/寒さ、湿度に振り回される様子が見られる。

---

🧘‍♂️ 健康・体調・職場環境

---

🐱 ペット・心の安定・雑感

  • 心の乱れや「平凡でいい」という気持ちが共有され、精神的な揺れと安定を求める姿が垣間見えた。

---

🍲 食べ物地域文化

---

💻 ITガジェットAI

---

🧭 仕事経済社会

---

🎮 趣味エンタメ

---

🗾 地域旅行

---

🌈 1週間分の総括

この1週間は、**日常の小さな出来事から職場の深刻な悩み、食文化のこだわり、AIガジェット地域ネタまでテーマが非常に幅広い**のが特徴でした。

特に強く浮かび上がったのは

の3つ。

一方で、ChatGPTや会議ツールなどのテック話題日常自然に混ざり、**“生活 × 技術 × 雑談” の融合**が、オープンチャットらしい空気を生み出していました。

全体として、重いテーマとゆるい雑談が心地よく行き来する、温度差のある1週間でした。

関連記事

https://anond.hatelabo.jp/20240722084249

オープンチャットの参加URL

LINEオープンチャットはてなブックマーカー」の参加はこちから

https://line.me/ti/g2/MFSXhTJoO_pLfrfds1LpyJ0OlBgcPJSqHoRbBg?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default

anond:20251116184204

さっそく安くなってた干し椎茸とか昆布とかで出汁をとってお味噌汁作ってみた味噌汁ごはん梅干し海苔。とても癒し効果高い。いま、産地ではない都会で昔風の材料普通食事しようとすると1食1000円楽々超えるからだしは粉末とかパックのにしてた。海苔もずっと買ってなかった。それにしても輸入大豆納豆は安い。

干し椎茸とか海苔とか鰹節とか昆布とか高すぎて誰も手が出ないらしく、スーパーでは賞味期限近くなって割引になるまでずっと動かない。これどうするんだろうな。売れないか仕入れをやめれば売り場が殺伐として激安スーパーと差がでなくなるし。海苔は容量を減らしているようだけど。干し椎茸は7枚パックを5枚パックとかになってくると少なすぎるし。

2025-11-15

きょうもホッテントリがつまらない。

このままでは馬鹿になりそうだ。N党立花さんの話題とか興味なさすぎるのに3つも4つも画面いっぱいにホッテントリに入れている人達がいる。Colabo云々も興味ない。「暮らし」カテで同じ人のダイエットブログが数件入っているけど、こういうのも複垢なのか互助会なのか。全然インターネット特性ロングテールが効いてない。何年も同じ話題操作された、狭い話題ホッテントリAI量産のアフィリエイト動線ちゃん取材していないこたつ記事。その中でDPZの化けわらじだけが癒しだ。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん