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新内閣発足
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「読書にも戦略が必要だ」。そう語るのは『経営戦略全史〔完全版〕』『ビジネスモデル全史〔完全版〕』『戦略読書 増補版』(いずれも日経ビジネス人文庫)の著者で、ボストン コンサルティング グループ(BCG)やアクセンチュアで活躍し、現在はKIT(金沢工業大学)虎ノ門大学院教授を務める三谷宏治さん。幼少期から本好きで、「読書は楽しむもの」と考えていた三谷氏が、なぜ「読書にはいつ、どの本を読むべきかという戦略が必要だ」と考えるようになったのか。そのきっかけや背景について、そしてビジネスパーソンが、キャリアのステージごとにどのような本を選び、どのように読書を活用すべきかを聞いた。 科学書とSFに夢中だった少年時代 人の体が食べるものからできているように、私たちの中身は、読んだものでできています。私がそのことに気づいたのは社会人2年目のころでした。それまでの私にとって、「読書は楽しむためのもの」でした
日経BOOKプラスに掲載されている記事、本、著者を任意のキーワードで検索することができます。 ※ISBNも検索にご利用いただけます。ISBNとは出版物固有の13桁の番号で、裏表紙に記載されています。本サイトでISBNを使って書籍を検索する際は、ハイフン(-)を省略し、13桁の数字のみを半角文字で入力してください。
内容紹介 ITエンジニア必読の名著、21年ぶり待望の日本語版! MINIXの開発者であり、コンピュータ・サイエンスの分野で世界的な定番となっている数々の教科書の著者であるアンドリュー・S・タネンバウム教授による、オペレーティングシステム技術の解説書『モダンオペレーティングシステム』。時代を超えて名著として親しまれている同書の21年ぶり待望の日本語版が登場です。最新の第5版では、Windows 11やSSDなど、最新のトピックまで詳しく解説しています。セキュリティの章は大部分を書き直し、その他の章も最新技術に対応して追加や変更を行っています。 ◆多数の専門技術者が協力 VMware社の創設者の一人でありスイス連邦工科大学ローザンヌ校のEdouard Bugnion、Linux内部の専門家であるジョージア工科大学のAda Gavrilovska、Androidの主要な開発者の一人であるグーグル
トランプ政権は「アメリカ・ファースト」を掲げている。このような中、果たしてアメリカは日本にとって「核の傘」であり続けるだろうか。日本の政治も急速に変化しており、従来の安全保障体制は限界を迎えつつある。成毛眞、小泉悠、多田将の3氏がアメリカの安全保障について議論する。『文庫版 2040年の未来予測』発売を記念しての座談会第2回。(構成:栗下直也、写真:鈴木愛子) 破れゆく「核の傘」への懸念 成毛眞(以下、成毛):7月の参議院選挙の結果を見ていると、興味深い傾向が見えてきます。票を落としたのは共産党、公明党といった従来の左派・リベラル系政党で、一方、右寄りの政党や保守系の新興政党がごっそりと議席を増やしました。重要なのは、これがまだ「1回目の変化」に過ぎないということです。 2040年まであと15年ありますが、その間に衆議院選挙は平均2年半ごとに実施されますから、少なくともあと5回は選挙があり
2040年まであと15年。世界情勢が激変する中、日本の核武装論が再び浮上している。しかし、そもそも日本は核兵器を作れるのだろうか? また、作れたとして、その他にはどんな問題が起こるのだろうか。成毛眞、小泉悠、多田将の3氏が核武装の現実を技術面から徹底検証する。文庫版『2040年の未来予測』発売を記念しての座談会第1回。(構成:栗下直也、写真:鈴木愛子) 核兵器はそもそも作れるのか 成毛眞(以下、成毛):2040年まで、あと15年です。ここ数年の世界情勢の変化はめまぐるしいですよね。世界中でのポピュリストの台頭、気候変動による食糧問題、AIの発達による雇用不安…。そうした不満がたまってくると「戦争」をあおる声も高まるはずです。そして、「核兵器を作りましょう」と言い出す声もチラホラ聞こえますね。 核が良いのか悪いのかは別にして、そもそも作れるのか、運用できるのかをここらで真面目に検討した方がい
テレビの報道記者を辞めて、ひとり出版社「小さい書房」を立ち上げた安永則子さん。安永さんの本作りは、作家を待つのではなく、自ら物語の種を見つけて企画を立ち上げるスタイルです。社会を変えるといった大きな理想を掲げるのではなく、読む人の心に小さな「考えるきっかけ」を残すような本作りを大切にしていると言います。「小さい書房編」第2回は、安永さんの本作りの舞台裏と、ゆっくりと熟成させていく企画の育て方を伺いました。 1回目「 小さい書房 安永則子 異業種からの挑戦『絵本作りはテレビに似ている』 」から読む 現役で働いている人の声を聞きたかった 『 大人のOB訪問 』(小さい書房編)は絵のないインタビュー集で、絵本が中心の小さい書房としては珍しい書籍ですね。 この本で私がこだわったのは、現役で働いている人に話を聞くことです。仕事が好きで追求し続けている人たちが、その職業に就いたからこそ見えている社会の
内容紹介 ●ランサムウエア攻撃対策の決定版 ●現状・手口・事例・対応・対策・歴史を網羅 ●「知識」で被害を最小限に抑える 本書は、ランサムウエア攻撃と戦うための技術書です。ランサムウエア攻撃が世界中を震撼させています。国内外で大きな被害をもたらし、組織の事業継続に深刻な影響を与えています。どのような組織も攻撃対象になります。セキュリティー担当者はランサムウエア攻撃を受けることを前提に備える必要があります。そこで本書では、攻撃の現状や手口、国内事例、対応方法、対策、歴史を徹底解説。本書を読めばランサムウエア攻撃を深く理解できるとともに、攻撃を受けた場合の被害を最小限に抑えられます。 <目次> 第1章●現状 ランサムウエアはこれだけ恐ろしい 数字で見る危険な現状 1-1 ランサムウエアとは何か 1-1-1 ファイルを暗号化して「身代金」を要求 1-2 脅威のランサムウエア攻撃 1-2-1 被害
デジタルそしてコンピューターを基盤とする情報技術(IT)は、得てして「魔法」に例えられます。それは、多くの人にとってITを活用したシステムや情報機器(デバイス)が「不思議に思えるほどすごいことをしてくれるモノ」と感じられるからではないでしょうか。 このように感じられるのは、ITシステム/デバイスがブラックボックス化され、中身が見えないためでしょう。中身が見えない、言い換えれば仕組みが分からないことから、「すごい」という前向きな感情に加えて、なんだか「怖い」という苦手意識も芽生えがちです。 デジタル社会では、公私ともにITに関与する機会は増える一方です。例えば、会社でDX推進やAI活用に取り組んだり、日常生活で各種支払いをスマホで手軽に済ませたり、といったIT化は今後も進むでしょう。そうしたときに苦手意識を持ったままだと、前向きに進めることが難しかったり、他人任せになってしまったりすることで
管理職に就いたけれど、自信が持てない、悩みが尽きない…何かヒントはないか──そんなときぜひお薦めしたいのが、市原義文さんの著書『いつも結果を出す管理職が必ずやっている80のこと』です。本書に一貫している、簡潔で分かりやすく、真っすぐに届く言葉は、どのような経験から導き出されたのでしょうか。市原さんご自身に語っていただきます。今回は2回目。(聞き手は、「日経の本ラジオ」パーソナリティの尾上真也) 管理職が最低限すべき3つのこと 尾上真也・「日経の本ラジオ」パーソナリティ(以下、尾上) 『 いつも結果を出す管理職が必ずやっている80のこと 』の2回目です。今回も、本書の著者である市原義文さんと、編集を担当された小田舞子さんをゲストにお迎えしています。 さて、本書を読む前に『いつも結果を出す管理職が必ずやっている80のこと』というタイトルを見て、正直、「80も!」と思ってしまいました。 市原義文
かつては、科学的な偉大な発見によって、世界の謎はすべて説明できるようになると思われてきました。しかし、20世紀ごろから相次いだビッグ・バンや人間原理をはじめとする発見によって、今度は「科学+偶然だけでは説明できない何か」が見えてきたとITエンジニアのミシェル=イヴ・ボロレ氏と起業家のオリヴィエ・ボナシー氏は指摘します。その、科学と神に関する価値観の変遷の歴史を、フランスで刊行され25万部の大ベストセラーとなった書籍の翻訳書『神と科学 世界は「何」を信じてきたのか』(鳥取絹子訳、日経BP)から抜粋してお届けします。 なぜ20世紀からの科学的発見によって、今、「神」が存在感を増しているのか いまだかつてこれほどの科学的発見が、これほどめざましく、しかもこれほど短期間に発表されたことはなかった。これらの発見は、私たちの宇宙に対する見方をひっくり返し、その勢いで、創造者の存在の問題が議論のテーマと
メール・チャット・電話・オンライン会議・対面…職場でのコミュニケーション法一つとっても、ここ十数年で選択肢が圧倒的に増えました。こうした選択肢の増加は、働く個人に利便性を生み出す一方で、気ぜわしさや疲労の原因にもなっています。では、増加し続ける選択肢に対して、働く個人はどのような戦略をとればいいのでしょうか。今回のテーマは「多動力」。多くの選択肢を軽快に渡り歩くことを可能にし、人生のリスクヘッジにもなるものですが、多くの場面で多動力は誤解され、有効活用されていないと指摘します。無限のように増えていく選択肢を前に、快適に働き、つながる方法について考えます。 「多動」の価値の上昇 前回 、ITの発展によって選択環境を圧倒的に拡張できることになったが(無限性)、我々自身が人間であるという制約(有限性)から解放されているわけではないので、無限性と有限性の板挟みになって職場も頭の中も「騒がしく」なっ
MBA(経営学修士)は、体系的な知識だけでなく実務に役立つスキル、また少人数によるゼミナール活動を通じた幅広い人脈などが得られる場として、ビジネスパーソンの注目度も高い。MBA取得を志し、学ぶ人たちは入学前にどんな本を読んでいるのか。一橋大学大学院経営管理研究科教授・藤原雅俊さんと、同教授・熊本方雄さんに一橋ビジネススクール(経営分析プログラム)の入学前推奨図書について聞いた。 全日制のプログラムに集まる多様な人材のための推奨図書 一橋大学は、ビジネス教育・研究の中心として、企業・社会の中核を担う人材を数多く輩出してきた。一橋ビジネススクールは、その建学の精神に基づき、高度経営人材を育成するために4つの異なるMBAプログラムが展開している。英語で行われる全日制の国際企業戦略専攻(ICS)プログラム、金融に特化した金融戦略・経営財務(FS)プログラム、社会人経験を有していることが出願要件で平
読むべき本をどうやって探す? エンジニアって、決してコミュニケーションが得意な人ばかりではないので、ステップアップするときに「チームで仕事するより、自分1人でコードを書きたい」という人が一定数いるんです。そういうときには「そもそも1人で作れるシステムはそれほど大きくはないので、まず誰かと会話できないと大きなものは作れませんよ」と説得します。 エンジニアって、みんな、いいものを作りたいんです。でも「いいもの」って目の前にあるコードじゃないんですよ。 エンジニアはいいコードを書きたいものだから、コードの美しさにこだわってしまったりする。でも、お客様が困っていて、それを解決して幸せにできる。それがいいコードだと思うんですよ。お客様の課題を解決しようと思ったら、誰かとコミュニケーションして、チームと連携しなければいけない。だから一匹狼的な人に「そのままでいいよ」とは言いません。 そもそも、今の若い
東京一極集中を是正すれば、出生率を大幅に引き上げることができるという「東京ブラックホール論」が注目されている。しかし、合計特殊出生率の計算方法を詳しく検討すると、東京が人口を吸収しているとは言い切れない理由が見えてくる。東京の合計特殊出生率の値が低くなる仕組みを解説する。『人口半減ショック 地域の新戦略 賢く縮み乗り越える』(田中秀明編著)から抜粋・再構成してお届けする。 平均出生率を見ると東京都心は2位に 「ブラックホール型自治体」の象徴は東京だが、急速な人口減少を所与とした効率的な国土空間マネージメントに関する議論が本格的に進まない理由のひとつとして、日本全体の出生率が低い原因が東京にあるという仮説(いわゆる「東京ブラックホール論」)も関係している。 すなわち、仮に低出生率の原因が東京にあり、この理論が正しいなら、東京一極集中の是正を強化すれば、日本全体の出生率が上昇する可能性があり、
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