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新内閣発足
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はじめに レポートを作成するということは,大学で身につけなければいけないアカデミック・スキルの中でも,最も重要なものの一つです。それは,単に大学を卒業するために必要というだけではなく,社会に出てからも役に立つスキルだからです。 レポートを作成するということは,単に文章を書くということではありません。レポートでは,自分で情報や資料を収集したりそれらを評価して取捨選択したりしたうえで,要点を適切にまとめ読者にわかりやすく伝えることが求められています。また,形式的なルールや指示を正しく理解して作成することも求められています。 本来は,大学に入学してすぐにレポートの作成を含むアカデミック・スキルに関するトレーニングを行うべきなのですが,残念ながらそのような体制が十分には整っていないのが現状です。もちろんこれは大学側の責任でもあるのですが,「教わっていないからできない」というのは社会では通用しません
はじめに 卒業論文も基本的にはレポートと同様の注意が当てはまります。レポートに関する注意を先に読んでください。 レポートと卒業論文の違いは,テーマが与えられているかどうかという点です。レポートにもさまざまな形式があるとは思いますが,基本的にはテーマや分量などが指示されていることがほとんどです。与えられたテーマについて調べてそれをまとめて報告(report)するのがレポートといえます。それに対して,論文は自分でテーマを決定し,それについて論じます。仕事にたとえれば,指示されたことを調査・報告するのがレポート,プロジェクトの企画・立案から実行までのすべてを行うのが論文です。 卒業論文は学術論文であるため,何らかの学術的な貢献が必要です。貢献とは,これまでの研究では明らかにされていないことを探し出し,それを明らかにするということです。白書やインターネット上の記事をまとめただけでは新たな貢献は何も
カーネル密度推定 –アイデアと計算方法– 野村 友和 ヒストグラムの問題点 i yi 1 20 2 20 3 21 4 23 5 23 6 36 7 36 8 37 9 38 10 39 左のようなデータが与えられているとき,2種類の階級の分け方 でヒストグラムを描く(階級幅はどちらも10とする)。 1. 最初の階級の下限を5する。 2. 最初の階級の下限を7.5とする。 012345 0 10 20 30 40 012345 10 20 30 40 50 1. のヒストグラム 2. のヒストグラム 階級の境界の設定によって,同じデータから同じ階級幅で描いた ヒストグラムの見た目の形状が全く異なってくる。 1 カーネル密度推定のアイデア 20 23 23 21 20 39 38 37 36 36 i=1 5 まで積み上げたところ 階級の境界に依存せず,母集団の分布 を推定できないか? ヒ
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