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新内閣発足
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25.1 Emacsウィンドウの基本概念 Emacsにおけるウィンドウ(window)とは、バッファが表示される、画面上 の物理的な領域です。この用語はまた、Emacs Lispにおいて、画面領域を表現す るLispオブジェクトを参照するためにも使用されます。どちらを意味しているの かは前後関係により明らかなはずです。 Emacsは、ウィンドウをフレームへとグループ分けします。フレームは、Emacsが 使用可能な画面の領域を表現します。各フレームは、常に少なくとも一つのウィ ンドウを含みますが、それらをさらに複数のオーバーラップしないEmacsウィン ドウへと垂直、あるいは水平に分割することができます。 各フレームにおいては、常に唯一一つのウィンドウが、そのフレーム内で 選択された(selected within the frame)ものとして指示されています。そのウィ ンドウ内にフレーム
22.1 メジャーモード メジャーモードは, 特定種類のテキストの編集向けにEmacsを特化します. 各バッファには, ある時点では1つのメジャーモードしかありません. もっとも特化されていないメジャーモードは, 基本(fundamental)モードです. このモードには, モードに固有な定義や変数の設定がありません. そのため, Emacsの各コマンドはデフォルトのふるまいをし, 各オプションもデフォルトの状態です. 他のすべてのメジャーモードでは, さまざまなキーやオプションを再定義します. たとえば, lisp対話モードでは, C-j(eval-print-last-sexp)や TAB(lisp-indent-line)など他のキーに対しても 特別なキーバインディングがあります. 読者の特別な編集作業を補佐するために一群の編集コマンドを書く必要がある場合, 新たなメジャーモードを作
28. フレーム フレーム(frame)とは, 1つかそれ以上のEmacsのウィンドウを 収めているスクリーン上の矩形です. フレームには最初は1つのウィンドウ(およびミニバッファ用ウィンドウ)が ありますが, それを上下や左右に小さなウィンドウに分割できます. Emacsを文字端末で実行すると, 1つの端末フレーム(terminal frame)を使います. 別のフレームを作成すると, もちろん端末画面上では, Emacsは一度に1つのフレームしか表示しません. EmacsがXウィンドウのような対応しているウィンドウシステムと 直接通信しているときには, 端末フレームは使いません. そのかわりに, 1つのウィンドウフレーム(window frame)で始まりますが, いくつでもフレームを作れますし, ウィンドウシステムでは普通のことですが, Emacsはそのようなフレームを同時に複数表示
Texinfo This manual is for GNU Texinfo (version 4.3, 14 November 2002), a documentation system that can produce both online information and a printed manual from a single source. Copyright (C) 1988, 1990, 1991, 1992, 1993, 1995, 1996, 1997, 1998, 1999, 2000, 2001, 2002 Free Software Foundation, Inc. Permission is granted to copy, distribute and/or modify this document under the terms of the GNU Fr
8. 評価 Emacs Lispにおける式の評価(evaluation)は, Lispインタープリタ(Lisp interpreter)が行います. これは, 入力としてLispオブジェクトを受け取り, 式としての値を計算するプログラムです. 計算方法は, 本章で述べる規則に従ってオブジェクトのデータ型に依存します. インタープリタは, 読者のプログラムのある部分を評価するために 自動的に動作しますが, Lisp基本関数evalを介して インタープリタを明示的に呼ぶ出すこともできます. 評価することを意図したLispオブジェクトを 式(expression)とかフォーム(form)と呼びます. 式はデータオブジェクトであり単なるテキストではないという事実は, Lisp様言語と典型的なプログラム言語との基本的な違いの1つです. どんなオブジェクトでも評価できますが, 実用上は, 数, シンボ
16. Emacs Lisp関数のアドバイス アドバイス(advice)機能により, 関数の既存の定義に追加できます. これは, Emacsの他の部分で定義された関数を ライブラリにおいてカスタマイズする見通しのよい方法です. 関数全体を再定義するよりも見通しがよいのです. 各関数は, 個別に定義した複数のアドバイス断片を持てます. それぞれのアドバイス断片は, 明示的に有効にしたり無効にできます. 任意の関数の有効にしたアドバイス断片が実際にその効果を発揮するのは, 当該関数のアドバイスを活性にしたときか 当該関数をのちに定義したり再定義したときです. 使用上の注意: アドバイスは, 既存関数の既存の呼び出しのふるまいを変更するのに有用である. 新たな呼び出しやキーバインドの新たなふるまいが必要な場合には, 既存関数を使う新たな関数(や新たなコマンド)を定義するほうが 見通しがよい.
36. プロセス オペレーティングシステムの用語では, プロセス(process)とは, プログラムを実行する空間のことです. Emacsはプロセスとして動いています. Emacs Lispのプログラムでは, 独自のプロセスとして他のプログラムを起動できます. それらは, Emacsプロセスのサブプロセス(subprocess)とか 子プロセス(child process)と呼ばれ, Emacsプロセスはそれらの親プロセス(parent process)です. Emacsのサブプロセスは, それを作成する方法に依存して, 同期(synchronous)であるか非同期(asynchronous)です. 同期サブプロセスを作成すると, Lispプログラムは実行を継続するまえにそのサブプロセスの終了を待ちます. 非同期サブプロセスを作成すると, それはLispプログラムと並行して動作します. こ
GNU Coreutils This manual documents version 5.2.1 of the GNU core utilities, including the standard programs for text and file manipulation. Copyright © 1994, 1995, 1996, 2000, 2001, 2002, 2003, 2004 Free Software Foundation, Inc. Permission is granted to copy, distribute and/or modify this document under the terms of the GNU Free Documentation License, Version 1.1 or any later version published b
--- 詳細 Node リスト --- 上記の node 内にある node。 ここから直接たどることができます。 序文
13.1 プログラムでロードする方法 Emacs Lispにはロードのためのインタフェースがいくつかあります。 たとえば、autoloadはあるファイル中の関数のために、名札オブジェクトを 作成します。自動ロード関数を呼び出そうとすると、その関数の実際の定義を 得るために、そのファイルがロードされます(see section 自動ロード)。requireは そのファイルがまだロードされてないならば、ロードします (see section 機能)。 結局、これらの機能全てはload関数を呼び出してその作業を行ないます。 Function: load filename &optional missing-ok nomessage nosuffix この関数は、Lispコード・ファイルを見つけて開き、ファイル中の全ての形式を 評価し、ファイルを閉じます。 ファイルを見つけるのに、loadは最初に
GNU Emacs の便利な機能として yank, yank-pop があります。 この yank-pop は便利である反面ちょっと使い難いところもあるのですが、 browse-kill-ring を導入すればその不満を解消できることでしょう。 ※ この page は ver.1.1 の browse-kill-ring.el を対象にしたものです。 目次 browse-kill-ring.el って何? browse-kill-ring.el の導入 browse-kill-ring.el の使い方 browse-kill-ring.el の便利な使い方 browse-kill-ring.el の私的設定 browse-kill-ring.el って何? browse-kill-ring.el を使えば、視覚的に kill-ring の履歴を確認でき、 更にその中を行き来したり I-se
日本語ファイル名 (MIME/ISO-2022-JP) のファイルを扱いたい FLIM の代わりに LIMIT (最新開発版) を使いましょう。 LIMIT を導入すると、以下のおまけも付いてきます。 :-) " " で囲まれた MIME ヘッダを decode EUC-JP, SHIFT-JIS で送られてきたメッセージを自動判別 LIMIT を導入せずに " " で囲まれた MIME ヘッダを読みたい 以下を ~/.wl に書き加えましょう。 (setq mime-header-lexical-analyzer '(;;eword-analyze-quoted-string eword-analyze-domain-literal eword-analyze-comment eword-analyze-spaces eword-analyze-special eword-analyze
このページでは、僕が得た LaTeX に関するちょっとした情報を掲載しています。 基本的には LaTeX2e で文書を作成することだけを考えていますので、 各種パッケージのインストールなどは既に済んでいるものとして話を進めます。 目次 amsart.cls を使おう txfonts.sty を使おう PDF ファイルを作ろう 綺麗な References を用意しよう amsart.cls を使おう AMS-LaTeX パッケージに付属している amsart.cls は、(当然ですが) 数学のレポート・論文を書くのに非常に向いています。 特に論文誌に投稿する前のプレプリント作成などに最適です。 ここでは基本的な命令だけチェックしておきましょう。 \title, \author 通常の論文タイトル・著者名を指定できるだけでなく、 各ページ上部に書かれるそれらをオプション引数で指定することも可
以下は僕が個人的に作成した文書や利用している文書です。 お品書き Computer Julius ソース・コード・ドキュメント (Thursday, 5 April 2007) GNU Coreutils 5.2.1 ドキュメント (Saturday, 24 February 2007) GNU find 4.2.23 ドキュメント (Saturday, 24 February 2007) GNU grep 2.5 ドキュメント (Saturday, 24 February 2007) GNU Texinfo 4.3 ドキュメント (Sunday, 1 October 2006) GNU sed 4.1.2 ドキュメント (Sunday, 1 October 2006) GNU Emacs Lisp リファレンス・マニュアル (GNU Emacs 20.3 対応) (Friday, 29
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Tera Term Pro は MS-Windows 上で動く安定性豊かな telnet client です。 (接続先が SSH に対応していれば) これに TTSSH を追加することによって、 高度な暗号化による非常に安全な通信が可能となります。 この web page では、これらの導入方法、日本語化、使用方法を紹介します。 目次 SSH に関する簡単な説明 Tera Term Pro、TTSSH の導入と日本語化 必要な file の入手 Tera Term Pro の導入と日本語化 TTSSH の導入と日本語化 TTSSH の簡単な使い方 RSA key を用いた TTSSH の高度な使い方 鍵の作成 Tera Term の設定と接続方法 TTSSH による pop server などとの安全なやりとり SSH に関する有用な情報源 SSH に関する簡単な説明 一般の telne
Meadow TIPS と書いてありますが、どちらかというと“Emacs TIPS”です。 「より快適に Emacs を利用したい」という方向きの情報を掲載していく予定です。 お知らせ Emacs ユーザー向けに Friend Chat IRC で “#いーまくせん”という channel を開いています。 IRChat-PJ や Liece、 CHOCOA 等を使って参加してみませんか? 皆様の御参加を楽しみにしております。 :-) メニュー Meadow TIPS では、各種 tool の install など、基本的な情報は掲載しません。 そのような情報は、リンク集にある web site の方で入手してください。 自家製お品書き Emacs / Meadow の覚え書き Wanderlust の覚え書き Antenna リンク集 Meadow に関する情報 YaTeX, yahtm
このページでは、GCC における最適化オプションに関する情報をまとめています。 対象としているのは x86 系 CPU, GCC 3.0 系以降です。 目次 各 CPU 向け最適化オプション 拡張命令向け最適化オプション リンク 各 CPU 向け最適化オプション GCC には以下の 3 つの各 CPU 向け最適化オプションがあります。 -march 指定した CPU だけで動作するようなコードを生成します。後述の -mcpu より速いコードを生成可能。 -mcpu -march と違い、同系列の CPU でも動作するようなコードを生成します。 -mtune GCC 3.4 系で導入された -mcpu の別名。 これらは、以下の表にある“CPU タイプ”と組み合わせて、-march=pentium2 の様に使います。
LaTeX で論文を作成するときに参考文献をどう書いていますか? 毎回毎回 thebibliography 環境を利用して一所懸命に全てを書いていますか? ……そんなの効率悪すぎです。 そう、……もしあなたが Emacs を使っているのであれば、本当に効率悪すぎなのです。 どうせなら BibTeX を利用して快適に作業しましょう。 :-) 目次 BibTeX って何?便利なの? bibtex-mode を利用したデータベースの作成 文献の種類とその識別子 必須項目とオプション項目 サンプル reftex-mode を利用したデータベースの活用 bibliographystyle について reftex-mode を自動的に有効にする BibTeX の変わった利用法 リンク BibTeX って何?便利なの? 参考文献となる論文・書籍群を専用のデータベースに登録しておけば、 LaTeX で論文
2004 年の七夕、GNU Emacs 21 系をベースにした Meadow2 が正式公開されました。 Meadow2 以降 (ver.1.99 以降と同義) では、Meadow-1.15 以前と BDF フォントを利用する際の設定方法が異なるため、 新しくフォント設定のためにコードを書く必要が出てきてしまう人もいるかと思います。 そんな人向けに、16 ドットの BDF フォントと 12 ポイントの和文 TrueType フォントを組み合わせて 多言語を表示させるための elisp ファイルなどを、このページでこっそり公開しています。 大したものではありませんが、もしよろしければ御利用下さい (でも、あまり期待しないで下さいね ;-)。 目次 font-setup.el font-setup.el の導入 MS ゴシック以外の和文 TrueType フォントも使いたい Latin 8, 9
Emacs / Meadow の基本機能の拡張などに関する情報を、この page では掲載しています。 お品書き i-search で日本語を使いたい テキストに色をつけて見易くしたい foreground-color と background-color を入れ換えたい redo を使いたい メニューを日本語化したい (Meadow のみ?) タイトルバーをカスタマイズしたい C-h を backspace として使いたい mini buffer や kill-ring 等の履歴を次回起動時に持ち越したい kill-ring の内容を視覚的に確認しながら yank したい window 分割時、画面外に出る文章を折り返したい 起動時に出てくる message を消したい 置換をリージョン指定可能にしたい autosave file の生成場所を指定したい C-z で scroll-dow
Lists, strings and vectors are called sequences. Certain functions act on any kind of sequence. The description of vectors is here as well.
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